Mac OS 9環境に長い間置き去りにしていたアプリケーションにVirtual Game Stationというエミュレータがあります。
このアプリケーションはMacでPlaystationのソフトが遊べてしまうという素晴らしいものだったのですが、Mac OS Xのクラシック環境では動作させる事が出来ない為、Mac OS 9環境に残した唯一の未練として心の片隅に引っかかっていたのです。
PCSX
ところが最近になってPCSXという、完全にMac OS XネイティブなPlaystationエミュレータが登場。
久しぶりにPlaystationのソフトを引っ張り出したり、わざわざ中古ゲームソフト屋で買ってきたりして楽しんでおります。
PCSXはエミュレーションの互換性が高く、素性の良いシンプルなインターフェイスが魅力です。
OpenGLによる画面伸張*1、フルスクリーンモードにもさりげなく対応しており、テストバージョンでありながらアプリケーションとしての完成度は高いです。
Test3バージョンの時点で特に気になる問題点を以下に挙げておきます。
あと、Virtual Game Stationに比べるとマシンパワーが要求されるというのもあるのですけど、これはMac OS X上で常にフルカラーモードで動作している事を考えると仕方のないところでしょう。
私の現実としてはPower Mac G5上で、一部のケースを除いてほとんどフルフレームで動作しているので、この点は気にならなかったりします。むしろ初めて目にするG5上のPlaystationエミュレータのパワーに感無量です。
PlaystationのオリジナルBIOSファイルが~/Library/Application Support/Pcsx/Bios/に無いと起動時にアラートが出ますが、無くても結構ちゃんと動きます。
ただ、SCPH1000.BIN等、任意のBIOSを使用することにより、正常に動作するソフトも存在するようです。
エミュレーションの再現度はVirtual Game Stationよりも優れている部分もあれば、劣っている部分もあり、ソフトによってまちまちです。
以下に自分が試した範囲での動作状況をご報告します。
ジュリアたんのぱんちらが最高!
壁にぶつからなければ走行可能ですが、他の車もこの有様なのでかなり萎えます…。
ちなみに私は本物のPlaystationを持っていないので、検証結果はそれなりのものだとご了承下さい…。
本体を買わずに我が社のゲームソフトを遊ぶとはけしからん!とメーカーは思うのかもしれませんが、Virtual Game StationやPCSXが無ければこれらのソフトは1本も買ってないし、本体を買おうとも思わないでしょう。私にとってPlaystationはその程度の存在です。
メーカーには、パソコンのエミュレータでやるからこそ楽しみがあると感じる層があり、そこから発生する需要もあるのだという理解を求めたいです。
パソコンというハードに服従する形になるのが嫌なのでしょうけど、お仕着せのハードで需要がなければ折角のソフトは腐ってしまいます。
国内音楽ソフトの現状もまた同じではないでしょうか。
何はともあれ、今後のバージョンアップがかなり期待されるアプリケーションです。