私が同製品を購入した目的はインターネット接続の入り口となる電話のモジュラージャックの位置が現在メインで使用しているデスクトップパソコンPower Mac G5を設置している場所から離れていて都合が悪い為、ワイヤレスで接続したいと考えたからであります。
ちょっと長いモジュラーケーブルかLANケーブルを引っ張れば済む事ではあるのですが、ただでさえごちゃごちゃしがちな狭い借家部屋にモールやらを貼りたくないという我がままを通したかったのです。それ故に廉価なAirMac Expressの登場はちょうど良いタイミングでした。
Extremeカードは別売りですよ。
電源アダプタと一体化したAirMac Expressのコンパクトな本体は、そんな用途目的を見事に満たす優れたデザインで今後のスタンダードとなる予感がします。個人的にはこれだけでも十分なヒットですが、他にも流行のiTunesからのサウンド出力、USBプリンタの共有などの機能を備えているというのもありがたい事です。
実際に接続してSPEED TESTにて測ってみたところ、4Mbps半ばから5Mbps強の値が出ました。
これは今までLANケーブルで直接ADSLモデムに接続していた際の値とほとんど変わっておらず、心配していたボトルネックは無いようです。もっとも802.11g規格の最高通信速度は54Mbpsとの事なのでこの程度の速度が出せないのでは逆に困ってしまうわけですが。ただ、この最高通信速度というのは実効速度と大きく異なるという事を認識していた方が良いようです。
ちなみに当方の通信環境はフレッツADSL(8Mタイプ)、PPPoEによる接続、802.11b/g互換モード、128bit WEP暗号化を使用です。
参考リンク: 無線LAN●無線LANの規格について
気になったのは802.11b規格のAirMacカードを装備しているPower Book G4 (Titanim)から接続して計測してみると3Mbps程度、802.11b専用モードにしても3.5Mbps程度で頭打ちになってしまった事です。これは実効速度としては平均的なものかもしれないのですが、先日泊まったホテルで5Mbps出ていた事を考えるとちょっと悔しいところです。
Power Mac G5とのファイル共有の際もこの程度の速度でしか転送できないので、予想外にじれったい感じです。これはやはり将来的には802.11g規格で統一すべきだなと思いました。
ですがADSL(8Mタイプ)程度の接続ならばほぼ問題ない範囲ですし、何よりワイヤレスによる身軽さは捨てがたいものであり、それなりに満足しております。
G5用のアンテナをお忘れなく。
私の場合、一つの部屋の別の場所のスピーカからiTunesの音だけを出しても意味が無いという事でケーブルも買ってませんので試しておりません。
ただもし、iTunesの音だけでなくMacからの音を全て出力する事ができればサウンドケーブルも接続不要という事になり、Power Bookをデスクトップパソコンとしても併用するようなケースにおいて非常にスマートで便利な環境が実現できるのではないかと期待しております。
802.11g規格による通信であれば、常時音声によるデータ通信で多少負荷があるにしても十分にマージンは残りそうなので現実的だと思うのですが、果たして将来的に実現してくれるのでしょうか。
後日AirMac Express用のサウンドケーブルを購入して試してみたところ、音がでるまでのタイムラグがかなりあるので全ての音をこちらから出力するのは問題がある事が分かりました。