先日、6台目くらいのタブレットを買いました…。
なぜそんなに買うのか?と問われれば故障だとか、OSとの互換性の問題だとか、出先用の携帯しやすいやつが欲しかったとか理由は色々です。自分はタブレットをイラストのみならず日々のオペレーション全てに使用しておりまして、マウスやトラックボールなどはほとんど使いません。ですので、自分にとってタブレットは完全にデフォルトの操作環境なのです。
そんな調子で何種類も使っているとカタログスペックからは見えてこない違いも見えてきます。古い順に述べてみましょう。
当時のMacとの調和もバッチリ
自分がMacを初めて使ったときから存在しており、グラフィックツールとしては勿論の事、マウスオペレーションに取って変わる事ができる利便性を優れたコントロールパネルによって実現していました。
筆圧感知や解像度、読み取り可能高さも過不足なく、この製品から既にタブレットとして完成されていたなという印象です。
中古で2000円以下のを購入
入力エリアがA6サイズの廉価版。出先で使いたかったので買いました。
入力エリアが狭いけど、個人的にはほぼUD Seriesと同じ感覚で使えると思います。
久しぶりに触ってみるとかなりコンパクトでスリムなボディーなのでほれぼれします。新製品もこんな感じでまたつくって欲しいなあ。
ヘンな色…
この型は話せば長くなります。
UD Seriesで十分満足していたのですけどもMac OS Xに移行した為、ドライバが対応しているUSB仕様のタブレットに買い替えざるを得なくなりました。
スペックを見る分には、解像度、筆圧レベル、読み取り速度など、様々な面で向上しており、おまけに価格も抑えられていてマウスも付いちゃうよって感じで良い事づくしの様にみえるのですが、実際には体感できるほどの変化は無く、逆に欠点が目につくようになりました。
とにかくいただけないのはペンを固定しているにもかかわらず、画面上のポインタがブルブル震えて定まらない部分が入力エリア上に存在する事です。実際絵を描く時には気にならないのですが、普段のオペレーションでスクロールバーをドラッグしている時などにすごく気になります。
メーカーはどうもこの不具合をモニタ(CRT)から発生する電磁波が原因としてごまかしているようですけどもモニタが液晶であろうがこの現象は発生します。
推測ですが、この振動するポイントはグリッド状に存在するので、マトリックス管理された各ブロック毎の読み取り信号が誤って隣のブロックに干渉しているのではないでしょうか。
何はともあれこれを解決する術はなく、Mac OS Xを使用する以上UD Seriesに後戻りする事もできず、変なボディの色でも選択の余地はなし。低価格・多機能化による品質劣化の印象が拭えないのでした。
チープな雰囲気が漂うFAVO Series
入力エリアがA6サイズの廉価版。出先でMac OS Xを使いたかったので買いました。
入力エリアが狭いけど、個人的にはほぼIntuos Seriesと同じ感覚で使えると思います。どうも自分には解像度や筆圧レベルや読み取り速度の違いというのを実感する事ができません。気になるといえば読み取り可能高さの違いくらいでしょうか。
そしてポインタが( ( (゚Д゚) ) )ガクガクブルブル する不具合も健在です。
机上の統一感が増してしあわせ〜
FAVOには入力エリアがA5サイズのものも出ており、特にIntuos Seriesの利点が感じられないようなら安い分こちらの方が良いのじゃないかと思い始めていた頃、いつの間にか店頭にこの新しいFAVO F-630が並んでおり、目に止まりました。
白いボディー+クリアパーツという組み合わせのデザインは間違いなく今自分が使用中のApple Keyboardに合うに違いないと、スペックダウンとなるにもかかわらず、Intuos2からの乗り換えを決意しての購入です。
予想通りApple Keyboardとの組み合わせがイイ感じです。以前のFAVOよりも高級感がありますし、これはなかなかよろしいんじゃないでしょうか。本体上部にペンが収納できるというデザインも好感触です。携帯時に非常に便利ですからね。
所詮はFAVOという事で期待はしていなかったのですが、意外にもデザイン以外に改良点はありました。なんと前述のポインタ振動が起きなくなっています!元々当たり前の事ではあったのですが、ようやくMac OS X上での平穏なペンオペレーションが実現となったというのは感無量です。
調べてみると海外ではGraphire3という名でバージョンアップが明確にされており、デバイスドライバの互換性もなくなっている事からハードウェアに変更があったのだろうと想像できます。
今までMac OS XではWacom Tabletというアプリケーションで設定を行っていましたが、 このFAVO (CTE)では使えなくなっており、替わりにPen TabletというPreferencePaneになっています。PreferencePaneになったのは喜ばしいのですが、残念ながらアプリケーション毎に異なる設定ができなくなっていました。これは困る人はかなり困るでしょう。
もう一つ気になる点は、ただでさえIntuos2に劣る読み取り可能高さがタブレットのクリアパーツの厚みにより、さらにシビアなものとなっているところです。
まあなかなか完璧には到らないわけですが、現時点では一番のお勧めです。