まだMacのCPUとしてPowerPCが登場したばかりの頃、Bungieという会社が68040のMacでも驚くほど軽快に遊べるMarathonというFPS(First Person Shooter:プレイヤーの視点で展開するシューティング)のゲームを開発して注目を浴びました。
このゲームを経験済みの方はご存知の通りHaloはMarathonの進化型であり、グラフィックやサウンドがグレードアップし雰囲気は豪華に変わってはいるものの、ゲームとしてはMarathonそのものといってもよいでしょう。
このタイプのシューティングの面白い所は、アナログコントロールで自由に画面の好きな所が撃てるというだけでなく、同時にプレイヤー自身が前後左右の移動も行う事で得られる自由度の高さにより、自分主体による実戦さながらの作戦行動がリアルタイムで行えるところではないでしょうか。
しかもネット経由で実際に人が動かすプレイヤーと行動できるとなればますますリアルなコンバットゲームを期待できるというものです。
実はまだCAMPAIGN(シングルプレイ)は半ばくらいまでしか進んでないのですが、Marathonにストーリー性や海兵隊のノリが加わっており楽しく遊べます。ただミッション性に乏しく、基本的にひたすら敵を撃ち殺して進んでいくというのがほとんどというのもこれまでのMarathonシリーズとも同様でありまして、同シリーズをやり尽くして食傷気味な私にはちょっとキツいです。3D酔いがなければまだまだ惰性でいけるのですけど…。
MULTIPLAYER(ネットワーク対戦)に関しては個人的に非常に新鮮で、勝てなくても楽しく遊べております。今までネット対戦というと、何やら設定やら手続きやらで面倒くさそうと敬遠していたのですけどそんな事はなく、MULTIPLAYERを選んで進めていけばサーバ一覧がざっと現れ、そこから選べばすぐにでも遊べてしまうのでした。また自分のパソコンをサーバとするゲームの公開も非常に簡単で、アプリケーション単体でお手軽にここまでできてしまう最近のネットゲームの進化に驚いてしまった今日この頃なのです。
勝てなくても楽しいという理由には新鮮であるという事以外にも、チームプレイの面白さや乗り物の存在によるところがあります。赤と青のチームに分かれて得点を競うルールのゲームでは自然とチームはかばい合い、時には見ず知らずの人と車に同乗し、運転・攻撃の役割分担で敵チームに特攻をかけたり、またそれ以上のおよそゲームとは思えぬほどの緻密な行動が画面に展開されます。そして時には失敗して味方もろとも自滅したり…。殺伐とした戦場で垣間見る人間らしさが何とも微笑ましいのでした。
なめらかな陰影処理やポリゴンのアンチエイリアスなど流行の技術が使われており、グラフィックはとてもきれいです。ただHaloのグラフィックはリアルではなく絵画的な美しさという感じです。ハイスペックのグラフィックカード(RADEON 9800 Proなど)では透明部分に光学迷彩よろしく光の屈折処理がなされるようです。家のMacのRADEON9000では見れないですけど。(T_T)
しかしその為、描画処理に足を引っ張られて動作が重くなる場面が多い様な気がします。主に敵などがいっぱい画面上に現れた時なのですが、これはちょっとCPUのレンダリングが間に合ってないだけとは思いたくないほど重いです。