YEP-641 特注品 赤ベルラッカー仕上げ そのルーツを探れ!

わたしのユーフォニアム、ヤマハ641特注赤ベルラッカーくんは、わたしが特注したわけではなく、 たまたま銀座ヤマハで委託販売されていたのを見つけて購入したものです。この楽器の履歴については、 購入の際店員さんから聞いたわずかな情報で知るのみでした。ラッカー仕上げのユーフォは、国内では グレードの低いモデル(たとえばこんなの)にしか採用されておらず、コンペ モデルになると、カタログに載っていないのです!欧米ではラッカー仕上げも標準で売っているのに、なぜなのでしょう。 そのため、国内においては、多くのユーフォ吹きの中に「銀メッキ=高級品」というイメージがあるようです。
 さて、そんな希少価値の高いラッカーモデルの中でも、ゴールドブラスベルを持つ楽器は、本当に珍しいものではないでしょうか。 さらに、現在はYEP641というモデルは生産されておらず、この楽器と同じモデルを所有している人を探すのは容易ではないでしょう。 また、国内でこの型の楽器が何台作られたのかすら、謎です。もしかしたらわたしは、国内唯一の赤ベルラッカーユーフォユーザー なのかもしれません!(どうやらそうではないらしかったが・・・)
 そこで、ネット検索でちょっと調べてみました。しかしながら情報が少なすぎます。このページをご覧になった方でなにかお心当たりのあるかたは、 ぜひご連絡ください!

ヤマハ銀座の店員さん情報
2002.03
購入時の情報
全オーナーは、学校の先生。買い替えのため売りに出した。ヤマハ銀座店とは懇意にしている方とのこと。
2003.04
ウォータポット
注文時の情報
ラッカー仕上げの楽器は、何台か特注で作られたみたいですね。
ネット検索結果(Google使用)
むらさんの
過去の日記より
昨日、自分の楽器を楽器屋に改造修理に持って行ったので、今日からは先生の楽器です。
ヤマハの641って機種なんだけど、なにやら先生が開発に携わったそうで、
楽器はラッカーでベルはゴールドブラス、つば抜きは主管一ケ所、三番管は短くなってます。
とりあえず、使ってないようなんで手入れして吹きます。
やっぱり自分の楽器とは全然吹き方が違いそうです。
音程もよく、いい楽器です。
日記の著者が「むらの村」のむらさんであることが判明。勇気を出してメールしてみました。
上記の日記の著者である「むら」さんから、貴重な情報をいただくことができました!ありがとうございます!
2003.06
むらさんより
さて、問題のYEP641に関してですが、かれこれ20年ほど前の話になります。 私の師匠山本訓久氏が大学院をご卒業される前後でYAMAHAが新しいユーフォニアムの開発をということで、 携われたとのことです。僕が借りていたプロトタイプの楽器は製造番号が100100でして、 ご存知のとおり、ラッカーでベルはゴールドブラス。知人の持っているYEP641s(サテン)と比べましたが、 若干ベルが大きめで、ベルトを通す様な支柱がU字管部についてます。 ピストンのボトムキャップの穴は現在流通しているタイプより小さく、かといって、 昔のあのウォーターポットを付けれそうで付けられない、中途半端なタイプとも別でした。 ちなみに、1番管と3番管は同じもので入れ替えもできました。 本人曰く、抵抗の問題とか・・・つば抜きに関しても同様だそうです。 楽器自体は、古いわりにレスポンスがよく息を流せば鳴ってくれる、そんな楽器でした。 逆に力みすぎて突っ込んでしまうと、音が散ってしまい変な癖のつきにくい楽器ですね。 僕自身もとても気に入っている楽器ですよ。
ついに同モデル所有者を発見!
2004.01
竹内広三さんより
赤ベルユーフォ友の会発足にあたり、竹内広三さんにメールしたところ、 氏の主宰する「旭川ユーフォニアムカムパニー」のメンバーに同モデル所有者がいることが発覚!!さっそく「友の会」会員になってもらうとともに お話を聞きました。彼女曰く「わたしも中古です」とのことで、製造番号は101405。私のと16しか違いません。全国にはまだまだこのモデルを愛用している人がいそうですね!
そして、ヤマハ赤ベルユーフォ生みの親に会うことができました!!
2004.02
竹内広三さんの紹介により実現!
竹内さんの調査で陸上自衛隊東部方面隊のユーフォニアム奏者 二瓶日出夫氏がヤマハアトリエに赤ベルユーフォの製作を依頼したということが判明。 竹内さんの紹介により直接お話をうかがうことができました。詳細はこちら

二瓶さんのヤマハ赤ベル第1号機と、わたしの楽器を比べてみましょう。左が二瓶さんの楽器。




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