とよ"Tex" の ニュー・ユーフォニアム!
Toyo"Tex" has been playing the"Brian Bowman selected" euphonium since 27 February, 2005.
| このページでは、 とよ の新しい楽器 ウィルソン TA2900BS/GP ブライアン・ボーマン選定品 について紹介します。 |
|---|
Tex's brand new Willson 2900 euphonium tested by Dr.Brian.L.Bowman.
| も く じ |
|---|
|
Willson TA2900 BS/GP Brian.L.Bowman 選定品 写真集 …わが新しい相棒と、敬愛するブライアン・ボーマン先生と… |
|
ウィルソンユーフォニアムの謎が解き明かされた!? …スイスの Willson本社にメールで質問!… |
|
ウィルソン TA2900BSを買うなら…
…管楽器のご購入は、酒々井の管楽器屋さん「マール・ミュージック」でどうぞ… |
|
ウィルソン TA2900BS/GP を買うなら…
…後藤文夫さんの選定品です… |
|
ヤマハカスタム YEP−842S 外囿 祥一郎氏選定品
日本が世界に誇る素晴らしい楽器、ヤマハカスタムユーフォニアム!外囿さんの選定品! |
| は じ め に |
14歳のトロンボーン吹きの少年は、東京吹奏楽団をバックに奏でられるボッカラーリ「幻想協奏曲」の華麗なテクニック、 そして何よりもホール中に響き渡る今までに聴いたこともない音色に、ただ心を奪われていたに違いない。 彼の中で、ユーフォニアムと言う楽器の美しさが、その太く優しくリッチな「ヴェルヴェット・サウンド」とともに心の奥に刻まれた瞬間だった。 その記憶は遠いかなたにしまわれてしまっていたが、やがて、その遠い記憶が、彼にユーフォニアムを手にとらせることになるのだ。 ただ、そのときは、彼自身がその運命を知るよしもなかった。 少年は18歳になり、従姉の結婚式の2次会で大阪へ行った。 大阪と言えば三木楽器。 吹奏楽マニアとなっていた彼は、そこで迷わず「The Sacred Euphonium」を手に取ったのだ。 その時、彼の脳裏には、15の時聴いたボッカラーリの音色が掠めたのかもしれない。 ブライアン・ボーマン。 その名は、彼の心に深く刻まれていたのである。 そして、月日は過ぎて、少年は大人になった。 吹奏楽の世界から離れられず市民楽団でトロンボーンを吹いていた彼は、ふとしたきっかけでユーフォニアムへ転向する。 もしかしたら、意識下で、ボーマンの音楽が、彼をユーフォニアムへ向かわせたのかもしれない。 そして、2004年5月。 ボーマンとの再会の機会がやってきた。 ダクで行われた「マスタークラス&ミニリサイタル」である。 最前列で聴いた彼は、ボーマンのサウンドに間近に触れ、大いに感銘を受ける。 さらに、マスタークラスの聴講により、ボーマンサウンドの生まれる仕組みを、ほんの少し垣間見ることができたのだ。 それからの彼は、ますますユーフォニアムにのめりこんだ。 自分の音楽を、少しでもボーマンに近づけたい。 ボーマンのように、ユーフォニアムで歌いたい。 そんな思いで、ユーフォを吹き続けたし、ボーマンのCDもあきれるほど繰り返し聴いた。 もちろん、ミード、外囿、三浦、チャイルズ、マクダネル…。数多くの素晴らしいユーフォニアムのCDを買ったし、聴いた。 いろいろな奏者のコンサートにも足を運んだ。 しかし、彼はいつもどこかにボーマンの音を探してしまうのだった。 2002年、自分の楽器を手に入れてからというもの、彼のユーフォニアムへの情熱は年々高まり、 2005年初頭には「ラフィネ」のレッスンキャンプに参加した。 彼は、ソロ課題曲にボーマンが「ミッドウエスト」で東京佼成ウインドオーケストラとともに演奏した「幻想的変奏曲」を選んだ。 そして、そのキャンプで、更なる運命の出会いがあった。 あのボーマンクリニック主催のダクに、その日に選んでもらったと言うボーマン選定の楽器があり、キャンプに持参してくれていたのだ。 その時には楽器の買い替え予定はなく、調子も万全ではなかったため、ただ吹いてみただけだったのだが、どこか心に残る何かがあった。 そして、2月の終わりに突然ある思いが彼の中に響いた。 新しい楽器を買おう。 ボーマン選定品は、まだあるだろうか! その響きに導かれるまま、彼はダクにメールを打った。 翌日の返信には、こうあった。 「ボーマン氏の選定品は、実は別件で取り置きをしておりますのでまだございます。 そちらのお客さまには特にその楽器がある事をお伝えしておらず、切り札的にキープしているだけですので是非吹いてください。」 …これを運命と言うのだろうか。 そのとき彼には、楽器が彼を呼んでいるのではないか、と感じられた。 そして2005年2月26日、試奏の日がやってきた。 吹いた瞬間から分かった。これは彼のものになると。 低音から高音まで、実に気持ちよく響いた。 息を吹き込めば、そのまま響きへと変わる。 そして、息を入れれば入れるほどに、音は厚みを増し、響きが深くなる。 その翌日、その楽器は彼のものとなった。 思えば、彼のボーマンとの出会いは、そのまま彼とユーフォニアムとの出会いとなっていたのだ。 そして、その出会いは、その時点で彼とユーフォニアムを強く結び付けていたのだ。 そして今、彼は生きていることのすべての思いを新しいユーフォニアムにのせ、音楽を奏ではじめる。 |