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議会での質問・見解

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 (2018.06.13)

なぜ増える夜9時門限やぶり-大阪国際空港-直下住民を無視し無茶なダイヤ編成

 共産党議員団「豊中市議会だより」2月号の「午後9時以降の遅延便急増」という記事で、2015年度は22回だった「門限破り」が、民間運営になってから2016年度では76回(3.5倍)になったことを取り上げました。その後の調査で最大の原因は「無茶なダイヤ編成」にあることが分かりました。
 例えば、今年5月のダイヤを調べますと、夕方から着陸便がドンドン増えています。18時台の着陸便は17回、19時台は20回、20時台も20回です。20回は制限枠いっぱいです。ダイヤは5分刻みで組んであります。
 管制官の誘導による着陸の実態は、過密の時でほぼ2分に1機着陸という状態です。上の表では、20時25分で7機の着陸というダイヤが組まれていますが、これは実態とは全くかけ離れたものであり、無茶です。20時台は「9時門限」を守るために40分以降の着陸ダイヤは組めません。にもかかわらず航空機会社の強い要望で、制限枠一杯の20機の着陸ダイヤを組んでいるのが実態ではないでしょうか。
その結果毎晩の実態は、20時30分の時でもまだ着陸出来ていない飛行機が10機を超えるということがしばしばです。
◆民営化以前はこんな極端なダイヤ編成は出来なかったはず
運営権者が「関西エアポート株式会社」に移管されたのは2016年です。その前年(2015年)大阪空港のAIP(空港路誌=航空機の運航情報)の変更がありました。大阪空港の「着陸回数の制限」が新しく設定されました。「到着の上限を1時間20回とする。連続3時間上限を60回とする。」というものです。従来は「到着・出発合わせて1時間36回とする。1日の上限は370回とする。」というものでした。
大阪空港は夜に向かってどんどん到着便が入って来ます。その飛行機が夜は大阪空港に滞在し、翌朝8時台〜10時台にどんどんと出発していきます。だから上記の新しい設定は、航空機会社の要望に答えて、18時台〜20時台で60回着陸を認めるように「制限枠(実際は緩和枠)」を作ったことになります。その結果、一気に2016年から18時以降着陸機が増えました。「関西エアポート」の説明によると、大阪空港上空周辺で着陸機の「輻輳(ふくそう)=物が1か所にこみあうこと=」が発生するようになりました。「9時門限」が守れない状態が発生してしまったのです。これが真実ではないでしょうか?
何故こんなことが行われたのか?文句を言う人がだれもいなかったのでしょうか?
◆航空機の発着は、「守るべき安全・環境」の限度を超えようとしています!
豊中市長 あなたは市長選挙で「国際線の復活」を公約に掲げました。どこにそれを割り込ませる余裕がありますか?「9時門限」を変えてもいいと思っているのですか?
豊中市長の責任は、豊中市民が闘い取ってきた空の「安全と環境」を守ることではないのですか?
(「豊中市議会だより」2018・6)

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