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 豊中市議会議員団の日々の活動を紹介しております。
 (2017.06.07)

小中一貫校 学校統廃合「ちょっと待って!」−学習会ひらく

 「庄内地域の小・中学校統廃合を考える会」は6月4日、奈良女子大教授の中山徹さんを招き、学習会をひらきました。会場いっぱいの80人が参加。近隣市町からも参加がありました。
◆元公民分館長の出口さん、庄本自治連合会長と松下議員の3人が報告
 学習会に先立ち、「発言」報告が3人よりありました。
 まず、この間の市・市教委や市議会の動きを時系列にした資料をもとに日本共産党の松下三吾議員が発言しました。次に、元公民分館長の出口保幸さんが自分の2年間の経験から「統廃合」反対を表明しました。3番目は、庄本自治連合会会長さん。独自の要望署名に取り組んできたことや、この問題で地元議員さんの動きが松下議員除いて鈍く、対応した市教委も冷たい態度だと報告しました。
◆中山教授の講演から
 これらの発言を受けて、中山徹さん(奈良女子大教授)は、1時間にわたり6つの観点でお話をされました。
▼1000人規模の一貫校は生活面学習面ともに失敗する
 概要ですが、小学校はコミュニティの基礎であり、今の校区を変えることは最も慎重にすべきで、子どもの数が減ったから即統廃合とはならない。ましてや豊中市が計画している施設一体型の1000人規模の小中一貫校は、時期尚早であり、生活面学習面学力アップのどの面からみても失敗が目に見えているとズバリ指摘されました。
 では、どうすればよいか。クラス数は1クラスあたりの人数をヨーロッパ並みの20〜30人にすれば2クラス以上(文科省基準をクリア)になり、クラス替えが可能になります。
 学校の在り方は、まちづくりの中で考えるべきで、今回の豊中市の計画は、コミュニティ破壊であり、時代逆行であり、子育てしやすい地域をなくすものであると力説。庄内の魅力を活かしていくうえで取り返しがつかないことになると指摘しました。
▼コミュニティ分断で人口が減る悪循環になる
 教室が足らずにプレハブにという大阪市の今の事例を紹介し、住宅地と商業地が一体、道路が密に通っているので、コミュニティが強いなど庄内のええとこを強調。また、地域全体が平坦で、これは、移動がしやすく高齢者にも優しい街であるとのべました。
 結論をいうと、身近に学校がないとコミュニティが分断され、住みにくい街になり、引っ越しが増え、ますます人口が減るという悪循環になってしまう恐れがあり、だから、過大小中一貫校はだめと強調しました。
 最後に、豊中市は人口約39万人、面積37kuで41小学校。歩いて10分で通える。よい規模の学校になっている。これを変更するのは、万策尽きてのこと。この計画通り進み、建設されたら、弊害は子どもたちと将来の市民につけが行くことになることを考えて、いまこそ、ちょっと待ってという運動が大切とエールをいただきました。

【参加者の感想から】
◆池田市では断念
 大変平易な語り口でよく問題点が分かりました。1000人規模の9学年の学校―これだけで無理です。池田で石橋中学と石橋小、石橋南小の一体型計画がありましたが、1000人以上になるということで池田市教委は断念しました。(Aさん)
◆子どもが通うので心配
 元々、統廃合には反対でしたが、お話を聞いて自分が想像していた以上の損害があると感じ、是非統廃合は中止していただきたいと思います。庄内地域に住んでおり、子どもがこの地域の小学校に通うことになる予定なので、先行きが心配です。話はおもしろい部分も多く、分かりやすく話していただけて良かったです。(Sさん)
◆全豊中の問題だ
 今回は庄内地域の小中一貫校問題で、地域ぐるみでの学習会でしたが、これは、全豊中の問題であり、とても有意義な取り組みと思いました。
 小学校のあり方、地域、公民館の役割など改めて学習する場となりました。子どもが少なくなる、自治会組織が弱いとの宣伝先行しているため、地域活動もそれにとらわれた活動にさせられている。
 地域住民の力で住みよい地域づくりを考える地域活動を取り組むべきと思いました。地域の公民館、防犯などやっていますが、とっても保守的。これを変えるためにも一層努力したいです。(Aさん)
◆庄内の良さを守りたい
 子育て、教育はまさに地域と共に地域のコミュニティの拠点でなくてはならない。地域性、地域の特色を生かして存続していくことが大切である。単純に人数減で、統廃合することの危険性について、改めて認識することができました。住宅ピラミッドの話など、具体的事例も含め、分かりやすかったです。豊中南、この庄内地域の良さを守っていかなくてはいけないと思います。
 中山先生のお話は、かつて現役で保育の仕事に携わっていた頃にもお聞きしていて、身近に感じることが出来て良かったです。現在、孫が一歳六か月で、統廃合の時期に差し迫ることでは他人事とは思えず、市民の声を大にしてあげていきたいと思っているところです。(Oさん)
(「こんにちは松下三吾です」2017・6)



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