■99年12月■

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12/31
年賀状書いたり、しめくくりの雑用をこまごまとしたり。
いま、DKではお友達の鯱くんが掃除機をかけてくれてます。
鯱くん:もと防大生。いま警察学校に在籍中の警察官の卵。法の守護者。稀に見る好青年。ただし袴っ娘好き。
宴会後、ちょっとちらかっていた部屋を掃除してくれているのです。
うあああ、ありがとう(あたふた)。

ええと、あと洗濯して、京都に持って帰るもの整理して、5時か6時には出なきゃあ。
あ、池袋で攻殻機動隊のBOX予約しなきゃ。
つーか、リアルタイムな日記ですね(笑)。

今年も大変お世話になりました。
仕事に、遊びに、大変充実した99年でありましたよ。
お馴染みの皆さま、このHPやまんがなど速水の作品を観てくださる皆さま、これから会う皆さま、
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えください。

「わたしども影ぼうしのこの舞台、
お気にさわりましたなら、どうぞおぼしめせ、
しばらくここでまどろみながら、つまらぬ夢を見たものだと。
さすればきっとお怒りもおとがめもなくすみましょう。
夢のようにたわいもない、
お粗末きわまるこの芝居を
笑いとばしてお許しください。
わたしも正直者で通ったパック、
お見のがしいただけますなら、
思いもかけぬこの身のしあわせ、
ほどなくきっと目ざましい舞台を
ご覧にいれましょう。
パックは嘘は申しません。
皆さまどうぞ、ご機嫌よろしゅう。
ごひいきいただけますなら、お手をどうぞ。
お礼はたっぷりこの舞台からパックがさせていただきます。」
シェイクスピア『真夏の夜の夢

12/30
宴会後ということもあって、のたのた起き出したのは5時ぐらい。
やけに鼻づまりで、風邪でもひいたのかと思ったら窓が開いてました。
いや、窓は据えつけ式クーラーのところでさらに盛大に開いてるのですが。

ごろごろしつつ、先日ようやく購入した『日独最終戦争1948 死闘編B1』を読んだり。
原案はタイ・ボンバ。著者は桂令夫という破壊力あふれる組み合わせ。
タイ・ボンバ:アメリカのゲームデザイナー。
Tomorrow the Worldというシリーズの、架空戦史ウォーゲームをつくっている。
このシリーズはその小説化。

面白かったですよ。
特にセントルイスの対独レジスタンスの連中のくだりとか。
ただ、『ミシシッピ・バンザイ』小説じゃないですよねこれは(笑)。
いやまあ、ゲームそのまんま小説化するとエライことになっちゃいますが。
『ミシシッピ・バンザイ』:アメリカを舞台に日本軍とドイツ軍が激突するゲーム。
ヘルマン・ゲーリング空挺装甲師団という、とんでもないモノなどが登場。
ゲームのもとネタどおり、スターリングラード戦パロディ小説として読むべきでしょう。

あと、速水はちょろっとだけ登場するスターリンに萌えていたり(笑)。

その後、あわてて年賀状や年賀用HPトップ絵を描いたりしてましたとさ。

「いま一つ、ここにセントルイスに関わる物語がある。
十月の末ごろから、町には珍事が起こりはじめた。
下水道から這いだす鼠が増えた。
影が墓場を徘徊した。
マンホールの蓋が宙に舞った。」
桂令夫『日独最終戦争1948 死闘編B1』

12/29
今日は昼から大掃除。
夢の島が練馬に引っ越してきたような、マニラのスラムのような監獄舎だったのです。
監獄舎というのは同居人かわしまとのユニット名にして家の通称

なんと、お友達がたくさんやってきてお掃除を手伝ってくれました。
というか、こちらが手伝っていました(苦笑)。
ホントにありがとう。みんな愛してるよう。

半日後、わが家を知っている方ならみんな目を疑うほどにまでピカピカに。
ああ、これで新年をくつろいで迎えられるよ。
とゆーか、それまで「最適化」されていたと思っていたわが家が
いかにくつろげない場所だったか痛感したですよ(バカ)。

大掃除のあと、監獄舎忘年会で鍋りました。
どんどんお客様も増えてきて、実にニギヤカ。
なんつーか、会社勤めもしていないクセに、この年末は多々宴会をしたような(笑)。

その後、6ニムトしたりエルフェンラントしたり。
6ニムト:カードゲーム。凶悪な七ならべもどき。速水はかなり調子がよかった。ばんじゃーい。
エルフェンラント:ドイツの傑作マルチゲーム。ドイツゲーの中ではマイベストかも。これも勝ちました。ひひひ。

さらに、恒例の「スピリタス賭けトランプ」などしたり。
速水も一杯やりましたともさ。ええ。

皆さまお疲れさまでした。来年も遊ぼうね。

「野次馬がざわめいた。ビルの入り口を見ると、ストレッチャーが二つ、続いて出て来た。
どっちが沙織の死体かはすぐにわかった。死体は白い布できちんとくるまれていたが、
片方の布からは、純白のウェディング・ドレスの裾が見えていたのだ。」
東直己『バーにかかってきた電話』

12/27
ホームページの更新や年賀状の作業などに取りかからなければいけないのに、パンツァーフロント三昧。
10月農場はクリアしました。
とにかく突撃。虎の横腹めがけて撃つ!
砲塔がこっち向いてる光景ほど恐ろしいものはないです。がたがた。
つーか、ハチハチって、なんであんな無茶な距離から当たるんだ(涙)。

で、夕方から渋谷に。
映画『ペルディータ』と『ドニー・イェンのCOOL』をおともだちと観に行ったのです。
いやあ、『ペルディータ』は面白いですよ。
99年でもっとも面白かった映画かもしれません(いや、『ハムナプトラ』もなかなかでしたが)。
すくなくとも刺激的という意味では間違いなく一番。
まあなんだ、悪趣味な映画だし、これが好きというと人格を疑われる可能性はありますが、
チョーオススメですよ。みんな観れ。
監督は『ビースト 獣の日』とおなじ人です。

『COOL』はまあ、なんだ。うん。
安っぽいドラマだったなあ(苦笑)。
カッチョイイと思って撮ってたんだろうなあ。あーうー。

「彼はさらに、艦橋から諧謔たっぷりに手をふるターナーと、はやくもへりはぼろぼろに破れ、
ばたばたと後方にひるがえる巨大な戦闘旗のおぼろな映像を、脳裏にきざんでいた。
だが、彼が決して忘れることができないもの、命あるかぎり頭にきき、胸にきくであろうもの、
それは、ボイラー室の巨大な送風機が、飢えた機関に送るため、
力づよい大量の空気を吸い込む恐ろしいまでの咆哮であった。」
アリステア・マクリーン『女王陛下のユリシーズ号』


12/26
さて、冬コミも三日目。今日が速水の本番。
夜ごそごそ作業していたら、気がつくと寝ていてまたあやうく遅刻しそうに(苦笑)。

速水のサークル、ボストーク通信社が落選してしまったので、
「ART-VOX graphic studio」というところにお邪魔して本を売ることになったのです。
委託させていただいたちまちよさん、RAITAさん、
そして速水の本を観てくださった皆さま、大変ありがとうございました(礼)。
差し入れなどもいろいろ頂けて大変嬉しかったです。

日中ずっと忙しくて、ブースを出たのも1時間足らず。
同人誌を一冊も買わなかったのははじめてかも(笑)。

コミケ後はこれまた身内で集って焼き肉の食い放題に行ったり。
シャーベットをやや食べすぎたかもしれません。うう。

帰宅後はパンツァーフロント三昧。
10月農場、敵は虎4台。こちらはT-34。ひいいッ。

「おい、もうひとつおまけしろ」
小林源文『狼の砲声』


12/24
クリスマスイブ。
でも、我々はコミケに詣でる。
冬コミ初日は監獄舎で『サタスペ』を売るのです。

ああそれなのにそれなのに。
ギリギリまでシナリオやシート類のコピーをしていた結果、ミゴト遅刻。
10時過ぎにひーこらブースにたどり着くと、今度はシートを折って袋詰め。
えんえんえんえんそんな作業をしていました。
発売開始はお昼頃。うああ。申し訳ありません(涙)。

それでも、売りはじめるとひっきりなしに来ていただいて、ゲーム系ではあまりない光景でした。
どうもありがとうございました(ぺこり)

コミケ後、サタスペスタッフ(全員じゃないけど)で打ち上げ。
いやあ、こういうときに呑むお酒はホントおいしいですね。
んで、カラオケ行ったり。最近の歌に疎くなってしまって結構困りモンです。
東京に来てからFM聴かなくなったしなあ。
関西弁聴こえてこないのが寂しくて(保守的)。
ああ、谷口キヨ子が懐かしい(涙)。

家に帰ると、おいらはばたんキュー。
他の人達は、早速サタスペで遊んでいたみたいです。ぬ。ちょっとうらやましいぞ。

「浮かび上がったその瞬間、機はいきなり、異様な静けさの世界に入り込んでいた。
機を傾斜させるうねりなぞ一つもなかった。堰を乗越えた舟のように、機はいま静かな海に浮んでいた。
機はいま、見慣れぬ空の一部分、幸福な島影に抱かれた入江の水のような、隠れた部分へ入っていった。
嵐は、機体の下方で、狂風、竜巻、雷電の荒れ狂う三千メートルの厚さのある
別の世界を形成しているのだが、星の方へ向っては、水晶と雪でつくられているかと思える顔を向けていた。」
サン=テグジュペリ『夜間飛行』

12/22
気が抜けちゃって、残りの作業が遅々として進まず(苦笑)。
そのくせ、突発的に自己紹介写真を更新したり。

富士見書房のパーティーにお呼ばれしたのでお邪魔してきたり。
はじめての経験なのでいろいろ楽しかったです。
嬉しかったことも多々あったし。なんつーか、創作意欲も湧いてくるし(笑)。

二次会は歌舞伎町で。
混雑する夜の歌舞伎町、おいらはカバンの中のトカレフをむずりと取り出し、
Over the rainbowをBGMにスローモーションで走りたくなる衝動を必死にこらえておりました。
そんなモンカバンに入れてやがるんですよこいつは。もちろんモデルガンですよ(笑)。

てぇか、歌舞伎町でトカレフ抜いたら本気で撃たれたり青龍刀で斬られそうでタマラヌのですが。

二次会のお店で、『タイタニック』のビデオが流れていて思わず目がそちらに行く速水。
ああ、また観たくなってきたじゃないか。
副長が好きでした。うん。
あと、新宿駅の切符売り場がコミケ並みの混雑だったり。

そうそう、念願の『パンツァーフロント』ゲットしたですよ!
戦車戦線ページは作るつもりなので、感想などはそこに。
ゲルマンスキーどもを皆殺しにしてやる。ひひひひ。

『人は、首を切られた者の頭に髪がないといって、嘆いたりしない』
スターリン


12/21
みかん美味美味。

昨日からNHKで『映像の世紀』を再放送してますね。
全話ビデオ撮ってあるので一生懸命観なくても良いんだけど、やっぱり観ちゃう。
あのオープニングは、いままで観たTV番組の中では一番好きかもしれません。

横山ノックが知事辞任。
もちっと意地汚くねばってくれるのかと思ったのに。
ニュースでインタビュー受けてる大阪人のコメントも模範的で面白くないぞ。
いつも、大阪人の感想はひとひねりあって、それがイイのに。

お友達からこんなニュースを教えてもらったり。
おお、ドウエル教授(感涙)!
でも、これ読んで思い出したのが弓月光の『ボクの初体験』だったりするところが。
結構好きだったんですよアレ(笑)。
古本屋探してゲットしようかしらん。

『PANZERFRONT』発売、いよいよ明日です。
戦車前線日記でも書こうかと妄想中。

発作的にトップ絵をクリスマスバージョンにしてみました。
って、25日になったら仕舞っちゃうわけで、寿命の短いトップだなあ(苦笑)。

『「きみは、おれとは違ったタイプの人間だ」大隊長が言った。
「あるいは、もっとましな種類の人間かもしれん。だが、いまはこの橋がある。
運がよければ、二本の橋だ。きみにわかってほしいのだ……われわれは前進しなければならない。
哲学はそれだけで充分だ。」』
ラルフ・ピーターズ『レッド・アーミー侵攻作戦』

12/20
部屋の中なのに、吐く息が白いです。
いやまあ、暖房入れてないわ、窓にでっかいすき間があいてるわしてるせいなんですが。

どこまでガマンできるかな?
包囲下のレニングラードでは、インクも凍るなか博物館の学芸員は仕事をしてたそうですし。けけ。
こういう部屋で『スターリングラード』『ウィンター・ウォー』『八甲田山』
辺りを観たら楽しいでしょうねえ。ひひひひ。

ロシアでは下院選の投票が進んでたり。
プチン首相肝いりの「統一」があそこまで進出したのはすごいなあ。
ロシアの首相は、なんかエリツィンに使い捨てられてきた感があるけど奴は違うかもしれぬ。
世界最強の政治家、カレリンが誕生したので、彼には西側産軍複合体やチェチェンのならず者どもと戦ってほしいです。

「ピーナッツ」のシュルツさんがガンのため引退だそうで。
かの偉大なる一次大戦のエース、スヌーピーともお別れなのね。
日常的にある、と思ってたものがなくなるのは感慨深いですね。
ベルリンの壁やソ連崩壊はそんな感じでした。

JOJOが相変わらず面白い。
ほどよく小学生に有害そうなのがイイ(笑)。
あと、ジオブリの梅崎さん目当てでアワーズ2000買ったら、
犬上すくねとおがきちかのまんがが結構面白くてうれしかったり。

「わたしはあの金が欲しかったのだ」
マイクル・クライトン『大列車強盗』

12/19
入稿!!

でも、このあと仕事の構想やコピー誌や年賀状やモロモロのなんやかやでそれなりに忙しかったり。
更新の準備にも取りかかりますねん。

「胎児よ
胎児よ
何故躍る
母親の心がわかって
おそろしいのか」
夢野久作『ドグラ・マグラ』

12/16
同人誌の編集真っ最中です。
有り体に言って、遅れ気味です(ひゃあ)。
1日目に持って行けるかどうかはヒジョーにキビシイなあ。
3日目は大丈夫。多分(弱気)。

しかし、冬−夏と比べて夏−冬はカットの溜まりが悪いなあ。

「『雨の日は星はみえんワイ。
昼間はなおさらみえんワイ。』
『みえなくとも心でみるようつとめるのがプロフェッショナルだ!!』」
松本零士『断層回路』

12/14
今日はノストラダムスの誕生日:1503。
赤穂浪士討ち入りでもありますな:1702。ただ、これは旧暦ですが。
おおお、ライト兄弟初飛行(感涙):1903。
クリスマスちょい前に飛んだんだねえ。
1911年にはアムンゼンが南極点に到達!
1948年ににしきのあきらが生まれたってコトでオチがつきますが。

先日、忙しさのあまりアタマのネジがゆるんでいたのか、BOMBを買ってしまいました。
何年ぶりであろうか。BOMBなんてちゃんと読むの(笑)。
だってだって、広末特集だったんですもの。仕方ないじゃないですか。

……なにやら「200分めいっぱい広末涼子にQ&A!」ってインタビューもあるし。
あーうー(イーッ)。

Q113 最近好きなアーティスト、愛聴盤は!?
「林檎ちゃん大好き。(後略)」

涼子とオレは前から気が合うって思ってたんだ(妄想)。

「Oh no, They've gone and named my home. St.Petersburg.
What's going on? Where are all the friends I had.
It's all wrong, I'm feeling lost like I just don't belong.
Give me back,give me back my Leningrad.」
レニングラード・カウボーイズ『LENINGRAD』

12/13
こりこりと絵など描いております。
いろんな作業のついでに、ちょい前の自分の絵など眺めてみたり。
いやあ、やっぱ変わってきてますねえ。
ことにここひとつきふたつきあたりでラインがまた変化してきた予感。
良きかな良きかな。

部屋がもう、ぐっちゃんぐっちゃん。
コトに、CDがもうなにがなんだか。
大掃除、きちんとするぞ今年は(汗々)。

いま読んでるのは吉村昭『関東大震災』。
どこか出かけたときの電車の中とか、メシ屋の待ち時間ぐらいしか読むヒマないけど。
被服廠跡の火災のくだりなど、身震い無しでは読めません。
大地震はイヤだなあ。
東京というと、イコール大地震というイメージがあって、毎日怯えながら暮らしているのです(やや嘘)。
神戸の地震があってから、日本はどこでも一緒というわけで多少あきらめもつきましたが。

京都なんで被害はなかったんですが、それでもあのときは起きあがれないほど揺れたですからね。
ドーン、とまず縦揺れが来たのが良く分かったし。部屋の中はいろんなもの崩れるし。

それはそうとJOJO面白いなあ。

「風は一段と激しくなり、集団の先頭にいた者たちが
被服廠時代に立てられたトタン塀に吹き寄せられてゆきましたが、
そのトタン塀が炎で赤熱していて、そこに人の体がはりつきますと、
キリストが十字架にかけられたように例外なく両腕をひろげます」
吉村昭『関東大震災』

12/12
イロイロ忙しくて日記もさぼりがちで掲示板のレスも滞り、
オレ宙に至ってはほったらかしの今日この頃ですが皆さまいかがお過ごしでしょうか。

とりあえず山ひとつ越して、もひとつ山を越えねばなりません。
ふー。
いや、これはこれで楽しいんだけど。

デリータの原稿用紙、最近愛用してまして。
かなり使い勝手が良いし、なによりA4135キロ300円という社会主義的な価格なのが気に入ってます。
ところが、最近どうもリニュアルしたらしく、こないだ買ってきた分はどうも調子が良くありません。
ペン先はもったり引っかかる気がするし、紙を比べてみたら色も変わってるし。
ぬぬう。ボリショイ残念ですぞ。

忙しくなると、速水はメシの量が増えたりします。
いかんなあ。

「『凍らせてはいけない。凍らせるとたいがいのものは一応うまく見せかけることができる。
ついでだが、それがアメリカを治める秘訣なんだよ、ケイン。
本当はくだらないオリーブやオニオンは入れない。ただ夏の香りだけなんだ』」
ギャビン・ライアル『深夜プラス1』


12/9
うあああッ。クヤシイッ。ううんッ(見悶え)。
お前だ。小牧に住むお前だ。
きいいッ、好き勝手やりあがって、もうッ(誉め言葉)。
ライバル認定赤丸。
おれあガンバルよ。もっとガンバルよ。うん。

ちょっと板橋は十条に用事がありまして、てこてこ行って来ました。
駅前の商店街が相当ステキですね。
こちゃこちゃしてて、しっかり現役で。
速水はもう嬉しくなってしまいました。
忙しくなかったらカメラでも持ってフラフラするのですが。

ぎゅわわわわわわわわわ! がんばれ! 負けるな、あんなスゴイ奴に!

「あなたのくだらないお話しは
あたしの胸しか打たないの
でもあたしの胸を打つんだもん
誰の胸にも届くのよ」
大槻ケンヂ『ベティー・ブルーって呼んでよね』

12/8
ふんがー!
むんがー!
お仕事、やや遅れ気味ながらもひとつ済ませてめでたしめでたし。
次だ! さあ来いやオラ!

最近パワートーンを使いはじめまして。
フォトショップのプラグインで、デジタル上でトーンを貼れるんです
トーン貼りが大嫌いだった速水にとってはまさに夢のソフトかもしれません。トーン買わなくても済むし(笑)。
いやー、こうまで能率が上がるとは思ってなかったばいよ。
たくさん貼っちゃうと、速水の絵らしくなくなるから要注意だ。びびびび。

原稿の受け渡しついでに本屋に行くと、いろいろ新しい本が出ています。当たり前です。
平野耕太『ヘルシング』2巻
上遠野浩平『ブギーポップ・カウントダウン エンブリオ浸蝕』
あと、ならやたかし『ケンペーくん』が文庫落ちしていたので思わず買ってしまったり。

かてて加えて、アパートと大泉中心街との通り道に古本屋があるのがいけません。
ジョン・ピアースン『ジェイムズ・ボンド伝』
ダグラス・リーマン『黒海奇襲作戦』
E・トーポリ F・ニェズナンスキイ『ブレジネフ最後の賭け 赤の広場』

いつ読むんだ速水? ん?

今頃はモスクワ前面で赤軍大反攻ですよ。
とゆーより、真珠湾58周年なのですね。
再来年になれば前世紀の出来事になるんだもんなあ。

忙しいながらも充実した日々を送っております。
とっても嬉しいことや、創作意欲をばしばし刺激してくれる出来事があったりして。
ああそれなのにそれなのに。
『王道の狗』、歴史ファン以外はつまらないんじゃないか、いま(苦笑)。

「禁じられていたコックが、シリンダーの中の圧搾空気を通したのだ。
咽喉を通る際に空気が声帯を震わせるので、首は口をきくことができるようになったのだった。
咽喉の筋や声帯はもう正常な働きをすることができなくなっており、首が口をきかぬ時でも、
空気はしゅうしゅうと音を立てながら咽喉を通っていた。」
A・ベリャーエフ『ドウエル教授の首』


12/6
ふひゃふひゃ(怪音)。

ジョジョの第6部が始まりました。
きっちり魅せてくれますねえ。荒木。
第一話、ちゃんとドキドキわくわくしましたですよ。
この後の展開が非常に楽しみです。
スタンドネタが続きそうな気配なのが、ちょっと残念でしたけど。
いや、新しいネタが見たかったモンで。
それにしても、少年まんがらしくない話だなあ(笑)。
世の中はサタスペ度が上がっているのかしらん。

で、『サタスペ』です。
同居人河嶋がメインデザイナーをやっている同人RPGです。
ASIANPUNKです。
「えいじあんぱんく」と読んでいただきたい
『スワロウテイル』や『レザボアドッグス』や『仁義なき戦い』や『男達の挽歌』。ばんばーん。

その最新版ルールブックの製作がいままさに山場を迎えておりまして、
依頼していたゲスト絵描きさん達のイラストが続々と届いています。
いやあ、人にお願いしていた絵をはじめてみる瞬間ってのはなんともウキウキするモノですね。
ステキな絵をいっぱい頂きました。ありがとうございます。
こちらも負けないようにがりがりがんばらなきゃあ。

「一同は二階に上がった。金色の五角、六角、七角形の星型や一角獣、
さらに、ルーシカがこれまでに見たこともないような紋章つきの、
擦り切れた青い革がはられた両開き扉の脇には、まったくもって奇妙な衛兵が立っていた。
抜き身の剣を手にした鎧の騎士だったのだ。」
アンドレイ・ラザルチューク『ミイラ』

12/5
爆睡。

いそがしやいそがしや(寝ていながら)。
しかもダドリー・ポープの『バレンツ海海戦』を読了してたり。
兄がこの辺のハヤカワNFをたくさんそろえていたので、
読み返したいと思ったら買い直さなくてはイカンのですね(苦笑)。

しかし、ドイツ海軍(水上艦艇)は根性が入ってませんなあ。
なんつーか、陸軍国に共通するのかな、この辺の感覚は。

RPG『ギア・アンティーク・ルネッサンス』が出ているようで。
前作にはなにかとお世話になったので、今度も買おうと思ってます。
ギーアンやってた頃とはだいぶゲームの好みも変わってるんだけれども。

火星探査機「マーズ・ポーラー・ランダー」、着陸失敗の可能性が濃厚だそうで。
外部マイクを搭載してて、火星の音を送ってくる予定だっただけにとても残念。
なんか、火星探査機は失敗の確率高くないかい。
やはり火星人がいて不審な侵入機を撃墜しているとしか思えないが、どうか(妄想)。

フィギュアスケートNHK杯、マリア・ブッテルスカヤ優勝ばんじゃーい。

11月分の日記を切り出したり。
本格的な更新はもうちょっと出来なさそうです(汗々)。
ごめんなさーい。

「ザンバニ船が近づいていくと、花触手をひらひらさせたおびただしい数の
平壁海鼠があわてて柱を這い登り、汚濁水貝がきちきちとヒステリックな警戒音をあげた」
椎名誠『武装島田倉庫』

12/1
あけて12月。
1999年もあとひと月です。
モスクワ前面ではドイツ軍の攻勢が息切れようとしています。
いや、日本人としては北太平洋をひたひたと東進中と言わねばならんのでしょうか。

『On Your Mark』をお借りしたので観ました。
CHAGE&ASKAの、宮崎駿がつくったプロモーションアニメですね。
いまどきって感じはしますが、未見だったので。

ちきしょう、面白いじゃないか。悔しいなあ(ぎりぎり)。
こういうカッチョイイものを作りたいですね。
いや、作らねば。つーか、作る(ぎりぎり)。

風邪をひいたのでメディエードを飲みました(これも頂きもの)。
お湯に溶かして飲む、レモン味のあれです。
甘くておいしいんですよこれが。風邪薬の定義を揺るがす大変な製品ですね(笑)。
薬って思えないもの。普段から飲めますよ。すげー。
いままで一番好きだった薬はビオフェルミンですが、抜かれるかもしれません。

RAITAさんが描いてる「コミックメガストア」も買わなきゃいけないし。
『日独最終戦争1948死闘編B1』も欲しいし。
でもここ数日は都会に出れそうにないですね。
ムキキー。

「法の華」家宅捜索。
宗教は弾圧せよせよ(極端)。

追記:確かにN◎VAですねありゃ(笑)<『On Your Mark』

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シアトルで、WTO反対のデモで町が騒乱状態。
州兵が出動して非常事態宣言で夜間外出禁止令。
ややアメリカとは思えない光景でした(苦笑)。

あと、イギリス機動隊の盾ってラウンドシールドなのね。ほうほう。

「あの少佐 襟を立ててる理由しってるか
首がつながってないのさ」
「なぜ帽子を取らないかわかるか
頭が半分ないんだぜ」
小林源文『カンプグルッペZbv』