■2005年11月■

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11/30
今日は誕生日でした。ウラー。
34歳です。ううむ33歳は後悔多い一年であった。今度はニューディールでがんばります。
誕生日だからどうだということもなく、むしろメチャ忙しいです。
まぁ自業自得なんですが! 各方面には現在進行形でご迷惑をおかけしています。キリキリやります。

ボヤボヤしてる間に朝青龍は優勝するし(いい涙だったなぁ)、琴欧州は大関になるし、
はやぶさは見事イトカワ着陸と標本採取に成功するし(おめでとう!)、
かと思えば帰ってこれるかどうかわからないですと。

掲示板もひと月以上お返事をサボっていてごめんなさい。
blogにしようかなぁ、と思うこともあるのだけど、そうすると日記に関係ないネタが書き込みづらくなりますよね。
掲示板を残しても、掲示板がさびれるだけなんですよ。周り見てると。
お返事しますので、気長にお待ちください。

ルキヤネンコの『ナイトウォッチ』、翻訳されてるんか! 買わねばー!

今日買った本
『公家侍秘録』5(高瀬理恵 小学館)
『世界の傑作機 Tu-22/-22M“ブラインダー”“バックファイア”』(文林堂)

バックファイアが格好いいのは勿論だけど、ブラインダーも未来感あふれる美しい飛行機だと思うのです。
『ナショナルジオグラフィック』12月号
『ヤングキングアワーズ』1月号

ジオブリがいよいよ盛り上がってまいりました! まだ「タメ」なので、クライマックスではどうなるやら。

11/24

ぼんやりしていたら、プーチンさんが帰ってしまいました。
ンもう、ウチに来てくれても良かったのに!
領土問題は予想通り進展しませんでしたが(もうロシア領でエエじゃろ)、
こまごまと実務的な合意がなされたようですよ。
わざわざプーチンさんが来るこたぁねえじゃねえかという見方もあるようだけど、
経済関係を中心とした随行員が100人ほどいたそうで、それだけ連れてくるには
やはり大統領ぐらいの「格」がないと駄目なんじゃないかな。
なんでルシコフ・モスクワ市長が一緒に来ていたのかはよくわかりませんが。
今回の合意では相互のビザ取得緩和なども決まったようで、大変良いことではないでしょうか。
特に、ロシア人はなかなか日本のビザが取れないんですよ。

耐震基準書類偽造事件が話題になっているけど、やっていたのはあの建築士だけなんですかね。
コストダウンの圧力は相当なものだったようだし。
直接ごまかせと指示されていなかったにせよ、「資材を節約するにはわかってるだろ、アレだよ」
みたいなことは言われてたんじゃないでしょうか。
で、これがもし業界の構造的な問題だったとしたら、他でも同じようなことがされていないとは限りません。
いやまぁ、ウチみたいな老朽安普請アパートはそんな話題に関係なくぺちゃんこだろうけど。

最近は、近所の銭湯に行くのが楽しみです。
や、老朽安普請アパートとはいえ風呂はあるんですが、それでも銭湯はいいものですよ。
日によってお湯が熱かったりぬるかったりするのも愉快です。今日はえらく熱かったな……。

『図解 クトゥルフ神話』(森瀬繚 新紀元社)という本でイラストを描きました。
僕の絵のクトゥルフや、外なる神の従者などなどが見れますよー。
もう出ているようなので、ぜひぜひよろしくお願いしますね。

あと、僕は仕事してませんが『迷宮キングダム』関係の商品をふたつ。
日本より先にドイツで販売されたといういわくつきの、迷宮経営カードゲーム『迷宮コンクエスト』
うっかりさんの絵がべらぼうにキュートな、プレイ用のコマ集『まよコマ』
今まで登場した膨大なモンスターが全部コマになってますよ! 眺めるだけでも楽しいです。
よろしくよろしくー。
11/19
明日、プーチン大統領が来日しますね。
あの難儀な国をとにもかくにも引っ張っているわけで、たいした傑物だと思いますよホント。
ロシアの指導者としても、世界の政治家としても魅力的な人物です。歓迎歓迎!

日本側は例によって北方領土問題を持ってくるようだけど、
実際問題近々のうちに返してもらえると思っている人はいるのかしら。
まぁ、僕はそもそも返ってこなくていいと主張してるわけですが。

公式にはいろいろ言い分もあるだろうけど、
要するに冷戦中に反ソ世論を盛り上げるために持ち出した問題なのですよ。
んでなまじ盛り上げるのに成功してしまったものだから、
冷戦が終わってもなかなか取り下げられないわけで。
四島返還というのは、外交問題に見えて実はすぐれて内政問題なのです。

特にロシアは石油高騰で景気がいいから、いま無理に返還して日本に恩を売る必要もあまり無いのですね。
なまじ返すと、それこそロシアの政権が危うくなってしまうわけだし。
大体、顔を合わせればその都度四島返せと言ってこられてはロシア側だっていい気持ちはしません。
尖閣諸島や竹島で中韓が彼らの意見を主張すると、皆ムッとするでしょ?

そんな中韓ともとりあえず仲良くやっているわけで、なんでロシア相手では「まず四島」となるんでしょうね。
対中シフトを考えると、ロシアと仲良くするのはわりと急務の筈なのに。
単純に主張しているだけで問題が解決しないことは首相も外務省も自民党もよっく認識しているはずですが……。
佐藤優の言によれば、外務省では対ロ重視派が力を失ってしまったそうで、その辺も関係しているのだろうな。

まぁ、政府などアテにせずに仲良くするのがエエでしょう。
規模からいえばまだまだ小さいけど、対ロシア貿易もずっと拡大しているわけで。
つか、ロシア人は日本人に結構好感を持っているのに、日本人はあまりロシアにいいイメージを持たないこの事実。
未だに行列があるとか思ってる奴すらいる始末です。
僕にロシアと仲良くするお手伝いができれば、とは普段からわりと真面目に思ってますよ。

それはそうと、映画『ロード・オブ・ウォー』のサイトができてました。
「私が目指すのは『(銃が)1人1丁の世界』」と葉巻をくわえて言ってのける男、ユーリー・オルロフ。
ウクライナからアメリカに移住し、国際的な銃器売買で巨万の富を得た武器商人の物語です。
オルロフ自身は架空の人物ですが、実際の武器商人数名をモデルにしているそうな。
「星条旗よ永遠なれ」で始まる予告編は実にタチが悪く、主演のニコラス・ケイジも凶悪でステキ。
来月公開かー! これは必見ですぞ。楽しみ楽しみ。
11/17
洞窟修道院の奥野さんが最近ロシアの歴史的小都市めぐりに精を出していて、
すごいペースでアルバムが更新されています。
どこも魅力的な城壁やら塔やら門やらで、実際に旅するときりがなさそうです。
特にキリロフヴォロゴツカヤ塔はすごい! この重量感、どっしりした落ちつき、
シンプルながら飽きの来ないライン……宮崎駿の絵に出てきそうな雰囲気です(まぁ、逆なんだけど)。
しかしはしご状に段があると、跳びついて登りたくなりますのう(ワンダ病)。

そして奥野さんといえば、二次大戦中のソ連戦車兵の手記を紹介したページが!
ロシアで最近出版された、T-34に乗っていた将兵たちの回想録から一部を翻訳したものです。
これが素晴らしいの一言なのですよ! 必読!
ソ連兵の手記なんて日本では手に入りませんからね(ドイツ兵のはよくあるんだけど)。
兵士の視点から見た戦場での暮らしや戦いなどが、
ソ連時代のようなイデオロギー制約にとらわれない率直な筆致で語られています。
もっとも大事な装備は防水シート、功績をあげると与えられる報奨金、意外に豊富な糧食、
長距離走行中は操縦手の両手がふさがっているので、かわりに横から煙草をくわえさせてやる、
知的障害のある装填手、戦車の無線機でラジオを聴く将校たち……。
とにかく興味深い内容なのです。たとえば戦車学校で1年以上も教育を受けていたりして、
ソ連兵といえば速成教育ばかりだと思い込んでいたのでとても新鮮でした。
奥野さんも翻訳したいそうだし、大日本絵画とか出版してくれないかなぁ!

大体、血の通った等身大の人間としてソ連兵をイメージできる人は少ないと思います。
まぁ、僕だってきっちりイメージなんかできてないんですが。
特に二次大戦はドイツ軍ファンが多いですから、その視点から見たソ連軍というのは
物量にまかせて押し寄せてくる無学で野蛮な軍勢といった印象がまだまだ強いのではないでしょうか。
当たり前なんですが、ソ連兵たちも人間であって戦場でなんとか暮らしていたわけですよ。
そんなわけで、奥野さんの前文もきちんと読んでから手記を見るとより良いと思いますです。

先週の週末にやっていたNHKスペシャルが二本とも面白かったです。
土曜日は知床半島先端付近の漁師小屋で、夏の間一人で昆布取りをしているおばあさんの話。
電話も電気も水道も来ておらず、自給自足ですよ。
ヒグマも出るので雑種の犬を2匹飼っているのですが、
当然放し飼いで、のびのびしていて実にステキな犬たちでした。

日曜はイラクに派遣されていた、アーカンソー州兵たちの話。
彼らがイラクに派遣されたときの様子も以前Nスペになっていて、今回は帰還する様を扱っています。
州兵なので、そこらのおっさんやあんちゃんたちです。
なかには成人した息子を持つ50に手が届こうかという兵士もいたりして。
州兵は志願して登録しておくものなので、徴兵の場合などと単純に比較はできませんが
そんな老兵もイラクに送られているのだなと思うとちょっと考えさせられますね。
前回は黒人の牧師さんがいたと思うんだけど、今回の放送では登場しませんでしたね。
彼は無事に帰れたんでしょうか。
ところでイラク派遣中の給与は月給80万円ほどだそうで、さすがに高いものなのね。
人件費だけでもアメリカの予算を圧迫するわけです。アウトソーシング化もしたくなろうというもので。

くわねさんが日記で小松左京の『さよならジュピター』を表して曰く、デスマーチ小説だと。
あーそりゃそうだなぁ(笑)。久しぶりに読み返したくなりましたよ。

買った本。
『ヴィンランド・サガ』2(幸村誠 講談社)
アフタヌーンに移るのはいいんだけど、単行本の体裁はどうなるのかしら。

あと、先日佐々木亮さんからタイ版の『マンションズ&ドラゴンズ』を頂きました。
海賊版ではなく、ちゃんとライセンス取ったものです。
わっはっは、さすがにさっぱりわからん。
もとのセリフと付き合わせるとタイ語の練習ができるかもしれないけども。
僕が描いたゲスト原稿もタイ語になっていて、どう訳されているのかやっぱりさっぱりわかりません。
巻末の広告を見てみると、バスタードや最遊記やワンピースやガンダムのオリジン等々も出てますね。
あ、タイガーマスクなんかもある……。
11/15

先週のNHK『地球 ふしぎ大自然』で『キリング・フィールド』のサントラを使ってた。
なんぼなんでもあんまりだ(ちなみにテーマはスリランカの象)。
『マスター&コマンダー』も使ってたけども。

フンタの新版が出てるんですね。欲しーい。
中米もクーデターと軍事政権の国、というイメージから遠ざかってしまいましたが。
あと、ソ連大使館はまだあるのかな。

紀宮さん結婚式。
それ自体はともかく、パッヘルベルのカノンが流れているのを聴くとエヴァを思い出す(条件反射)。

黒野さんの日記はいつも面白いのだけど、椎名SFとか書いてあると『武装島田倉庫』を読み返したくなったよ。
何度読んだかわからないマイフェイバリットSFのひとつなのだけど、最近ご無沙汰だからな。いかんいかん。

九州場所が始まっている。朝青龍がんばれー。

早く北斎展行きたい。

エディ・ゲレロが死んだ。
11/9
『惑星大怪獣ネガドン』観てきました!
やー、盛況でしたよ。おかげで上映も1週間延長だそうです。
さて感想ですが、まずやっぱり大好きですこういうの。同じく個人製作の『ほしのこえ』よりずっと好みじゃよ。
で、面白いかどうかといえば、いろいろ勘案した上で面白い、と答えましょう。
ドラマ部分はなんとも弱いですね。「そうじゃねえだろう」という点が多々見受けられました。
ああいう作品を一人で作ろうとすれば、ドラマに才能ポイントを割り振るわけにいかないのはわかるんだけど。
好きなものを詰め込みすぎで、特に後半は統一感が無くなって残念。
あと、人物が動かなかったり声優がダメだったりネガドンが歩かなかったりするのはまぁ、
いろいろと大変なんだろうから許容できるけど気にはなるよね。

とはいえ前半10分はめっぽう盛り上がるし、それに音楽は良かったですよ。仕事中士気高揚BGMに最適。
もう一度観てもいいし、DVDも買うんじゃないかしら。

新海誠といい、ネガドンの粟津順といい、ノスタルジックなものが好きなのは興味深いところです。
まぁ、僕もレトロなネタを好んで扱ったりするけどさ。

林家しん平の自主制作映画『深海獣零号』の予告を観ましたよ、こっちは、う〜ん。
舞台が二次大戦中で、大和VS怪獣というネタ自体はたいそう素晴らしいと思うのだけど。
林家しん平曰く怪獣映画でもドラマ部分が重要だと力説していましたが、
肝心のドラマが滑っているようにしか見えませんよ。なんでこう湿っぽくなっちゃうんだろう。
杉浦太陽が海軍軍人に絶対見えないというのはまぁ、ミリオタの繰り言なんだろうけどね。

NHKの「クローズアップ現代」で、琴欧州と欧州力士について解説してました。
いいセンスしていると思ったのが、ゲストがデーモン小暮だったこと。
閣下は大の相撲ファンとして知られているのじゃよ。
NHKの解説番組ということでちょっとだけ居心地悪そうだったけど(笑)。
九州場所は日曜からですよ。楽しみ楽しみ。
11/8

NHKスペシャル「サイボーグ技術が人類を変える」の再放送を観たり。
やー、興味深かったです。録画したので身内に見せびらかしたいぐらい。
脳に配線することによって感情を制御することの倫理性や、人格とはなにかという問題は
SFなどでは以前からネタにされてきたことではあったので
新鮮さは感じなかったのですが(重要な問題であることに違いはないけども)。
でも、純粋に技術的な面では感心することが多かったですよ。
最近こういうネタは追うのをサボっていたのでいやもうびっくりさ。
神経信号で制御される義肢、カメラの映像を視神経に接続した義眼、記憶のチップ化、
思考による機械操作、脳内配線によるパーキンソン病の症状制御エトセトラ。
頭にコネクタが付いている絵というのも、改めて観るとすごいわけで。
特に医療面での進歩はすさまじいものがありますが、しかし高価なんだろうなぁ。

観ていて想像しづらかったのが、使用者の感覚です。
立花隆も同じことを思ったようで、指に至る神経に触覚センサを接続してみるという体験をしていました。
そのセンサを触ると、指はなにも触れていないのに感覚が伝わってくるのですね。
あれは僕もやってみたい。

あと、快楽中枢を刺激することによってネズミの行動を操作するというおっかない実験をしていましたが、
快楽中枢を直接刺激されるというのはどんな気持ちよさなんでしょうね。
五感やその他の意識といった段階を無視して、純粋に快感をねじ込んで来るわけでしょう。
むむむ、体験してはみたいけど、やったら元に戻れそうにないかも。つるかめつるかめ。

米軍がサイボーグ技術にご執心で、最近よく聞くDARPA(防衛高等研究計画局)も登場してました。
なにかのイベントで演説する長官、美人科学者(いやホントに若くて美人なんだわ)、将校が
なんだかどいつもこいつもステキに悪役度高くてですね。007に出てきても違和感無いですよ。

今日はマン研時代の先輩とメシ食ってきました。
面白い話をいろいろ聞いてきたり。先輩がそんな漫画に登場していたとはッ。

帰り道、池袋のとらのあなに寄ったら「『GUNG-HO!』3(三乗)」なるイベントのポスターが。
ぴくせる☆まりたん&ミリタリー少女イベントだそうで、ヘーエ。
来年の5月なのでまだ先だけど、コミティアと重なってはいませんね……ふむう。

ロシアで歴史上の人物に関する世論調査。5割以上がレーニンを肯定的評価。ほうほう。
ニコライ2世が結構高評価なのはやはり悲運の人物という同情票が強いんでしょうね。
聖人にも列せられているし、ニコライ2世と家族を扱ったイコンも見てきましたよ(勿論ソ連崩壊後の物)。
興味深いのはジェルジンスキー人気がレーニンに次いで2位のこと。
まぁ、我々のイメージと相反してKGBは国民に人気があったそうだし。
よくわからないのは、2割もの人がラスプーチンを肯定的に評価していることで。摩訶不思議よのう。

買った本
『野蛮の園』3(西川魯介 白泉社)

ようやっと買いました。
11/7

今日は10月革命記念日ですよ。
最近は「和解と合意の日」とフヌケタ名前になっていたようですが、
今年でとうとう晴れて(?)祝日ですらなくなってしまったようで。
その一方、1941年の革命記念日に行われた軍事パレードを記念したイベントがあったそうで、ややこしいのう。
41年に、モスクワの本当に寸前まで(東京から川崎ぐらいまで)ドイツ軍が迫るなか、
雪の降る赤の広場で革命記念日のパレードが敢行されたのです。
行進した兵士達はそのまま前線へ直行。ロシアファン涙ものの出来事なのですよ。

2月革命はまごうことなき革命だったのですが、10月革命はボリシェビキによる軍事蜂起で
むしろクーデターと言った方がいいかもしれません。
そんな事件をしでかして、ソビエトという国家を相当無茶やって旗揚げしたレーニンという人物は
ソ連崩壊後、むしろどんどん興味深く思えてきました。プレジデントあたりで特集組んでもいい人じゃなかろうか。
彼の事跡を見るにつけ、かなりイヤな奴だったんじゃないかとは思うんですが(ひどい悪口言うし)、
一方でイヤな奴というだけでは指導者になれないわけでして。
まぁ、一定イヤな奴でないと政治家、ましてや革命家なんて出来ないのも確かだのう。

フランスの暴動が、気がつけば10日を越えたそうで。
パリ中心部でも車が焼かれたり、地方で騒乱が増えたりしているようでえらい状況のようです。
こういう事件で焼かれた車というのは、保険出るのかしら?
移民問題とかあるようだけど、暴れる動機というのは根本では貧困なんじゃろうね。
そしてペリ公さんと同じく「内務省部隊は出てこないのかしら」と思った僕はもう駄目だ。
まぁでも、内務省の強い国じゃよねフランスは。それに憲兵隊が主要な治安機関のひとつだったりして。

キロキロと ヘクト デカけた メートルは
デシに追われて センチ ミリミリ

ああッ、これ、ウチの母が口ずさんでいたことがあるッ。
有名なフレーズなのかもしれませんぞ。

買った本
『中世都市と暴力』(ニコル・ゴンティエ 白水社)
『歴史群像 12月号』

戦国時代など、古墳を城に改造することもあったんですね、知りませんでした。面白い。
次号では文禄の役の記事が載るようです。これは楽しみ。

あ、冬コミ受かりました。
12/30の2日目、東地区ミ-14b「ボストーク通信社」です。
ヨロシクヨロシク。
11/6

てなわけで、今日はコミティアです。
値札とポップをネットプリントを使ってセブンイレブンで出力しようとしたところ、
コピー機の調子がえらく悪くて結局出力できず。
ううむ、昔のコピー機の方が単純明快でいいと思うときってのはありませんか。

今回お手伝いをお願いしたのは、腰痛なのに来てもらった魚蹴さん(ごめんね)に菊地さん
菊地さんの生原稿が詰まったファイルが観れたのは眼福でしたよ。

そして新刊はサボってしまいました。すみません。
でも、コミティアはのんびり参加できるのがいいですね。サークルもボチボチ見てまわれるほどだし。
知り合いや、お客さんとお話しできるのも良いものです。
なかには濃い人がいまして、マケドニア経由でアルバニア旅行されてきた方とか……
ううむ、対抗するにはトルクメニスタンぐらい行かねばなりませんかのう。

さて、今回も素敵な本を頂いたり買ったりしましたが、なかでも印象的だったものを挙げてみましょう。

『FLEX』(器械 秋田モルグ)
一番楽しみにしていた一冊。
器械さんは最近特に注目している絵描きで、おそらくトゥルー変態か頭がおかしいかのどちらかだと思いますが、
しかしとても魅力的なセンスをしている人なのですよ。その器械さんの初オフセ本です。わーい。
機械娘に尋常ではない情熱を注いでいて、凡百のメカ娘描きなどその足元にも及びません。
容赦ない改造娘のオンパレードですが、しかし漫画は純愛もの……だと思います。いいねいいね!
いやー、今後人気出ますよ絶対。でも、ずっともっとおかしなキャラを描いて欲しいのう。
魚蹴さんと菊地さんに見せたら気に入ってくれたようで、早速買ってましたよ。

『2006 CALENDER』(暁 練豊灯道、子矢あい へぽにち2号店)
こちらの本は以前コミティアで買ってとても気に入ってたんですが、
サイトも閉じられてその後見かけなくなっていたところ、今回偶然発見。
空間の切り取り方がステキというか、背景込みでとても魅力的な絵を描く方なのです。
思わずファンですとご挨拶してしまいました。
すると、ご自身もカードゲームなど作っているゲーマーさんであることが判明。
イエサブにもよく行かれているようで、世界は狭いのう……。

あと、差し入れで頂いたので微妙にコミティア収穫本ではないのですが
『爆裂弾交差点』
『宇宙圏気流』
『エルメスの蛍火』(梅本十二時 ピグマリオン&ぴろ〜ん

そのスジでは有名らしい、松本零士の戦場まんがシリーズ(ザ・コクピットではない!)+ガンダム本。
好きな人にはタイトルだけでピンとくると思いますが、わははは、まんまや。つか、達者ですよ!
戦場まんが+ガンダムといえば、昔スタジオとりあたまの本で栗橋伸祐が描いていた、
「衝撃降下90度」パロディがえらく好きでした。
アッガイでガンダムを倒そうとする話で「衝撃波ですよ、ガンダムを倒したときにだけ起こる衝撃波ですよ」
という妄言がとんでもなく面白かったんですが、いやいやそれに匹敵する力作です。
今までに17冊も出てるんだなぁ。次からちゃんとチェックしようっと。

ティア後は『惑星大怪獣ネガドン』を観に行くつもりだったのだけど、
レイトショーの時間まで結構間があるわ、日曜なので人も多そうだわで断念しました。
でも1週間だけなので、早く行かないと!

11/5

今日はサタスペREmix+のセッションでした。
DDはイケダさん、黒野さん吉井くん、RPGでははじめましてのRebisさん、んでもって速水です。
当初はシリアスなシナリオも準備されていたそうだけど、
流行に則って突如「ワン太と巨像」なる適当シナリオが登場。

吉井くんの「アメリカから来た腐女子」とか、ウチの「ニヤゾフ大統領の息子」
というのも大概だと思うのだけど、Rebisさんのキャラが強烈でしたよ。
38式歩兵銃を担いだマタギじいさんでヒスパニックとのハーフ、
服装表を振った結果「超級英雄」というスーパーヒーロー系の格好になり、
しかも絵を見ると熊の毛皮を背負ったバーバリアンにしか見えません。
赤ヘルムなる巨熊を追っており、本人には犬に見えているらしい虎を連れています。

いやもう、なにがなんだか。

太陽の塔によじ登ったり、「腕の疲れ」とケチャップしたり、
ビリケンさんが熊であることが判明したり、久々に恐るべきセッションを体験いたしました。
あと、黒野さんキャラのきっちりかっこいい銃撃戦演出をかました直後の一投目がファンブル
というのは、あれは実に美しかった……。

その後海峡に行って呑んだり食べたり。
Rebisさんも今度ウォーハンマーFRPなどのGMしてくれるそうなので、ワーイ是非是非。
当然ながらプレイスタイルが全然違うようなので、楽しみですよう。
11/4

6日の日曜はコミティアに参加します。
会場は東京ビッグサイト、C22b「ボストーク通信社」ですのでヨロシクー。

今日、打ち合わせで池袋に向かっている最中、江古田駅前になにやらテンションの高い変ちくりんな集団が。
日大芸術学部の学祭だったようです。
打ち合わせでは、「ソ連/ロシア軍好きを公言していてなおかつネタで実践している作家」は
日本で4人ぐらいではないか、という話をしたり。多いのか少ないのかよくわかりません。

今日買った本
『津山三十人殺し』(筑波昭 新潮文庫)

11/3

昨夜23時過ぎ、呑み会に誘われたり。場所は新宿。
ウチは練馬最深部なので、勿論朝帰りは確定。
誘う方も誘う方だけど、行く奴も行く奴だね。
いや、夜からの突発的呑み会というのは筒井康隆や東直己であこがれてたんですよ。
前からご挨拶したかった人にも会えたし興味深い話もできたし、満足満足。

あと、昨日メールゲーム「ブラッドオペラ」のリアクションが届いてました。
ウチのキャラが美少年NPCを押し倒しております。

ふとアパートの狭い風呂に我慢ならなくなったので、近所の銭湯に行ってきました。
狭い湯船自体は僕の好きなアイテムなのだけど、たまにはいいよね。
くつろぐー。
11/1

11月は監獄舎月間。
今日は盟友河嶋の誕生日&結婚記念日で(おめでとうー!)、30日が僕の誕生日なのです。
んでもって20日は魚蹴さんの誕生日ですよ。覚えやすい!
今月も良いことがありますように。そのためにもガンバラネバー。

先日アメリカ牛肉輸入再開が決まりましたが、わかりやすく政治的決定な臭いが。
まぁ、報復関税とかちらつかされれば仕方ないですかのう。
むしろ吉野家のはしゃぎっぷりの方がカンに触りますが。
吉野家の牛丼限定復活騒ぎの時も思ったけど、吉野家牛丼のファンって意外に多いんですね。
たかが牛丼じゃねえかと思うのだけど、違和感のある光景でした。

しかし、アメリカの牛肉が安全かどうかわからないといっても、中国製食品だってわからないわけですよ。
大隊が僕自身食の安全性を云々出来るほど健康的な食生活送っているわけでもなく。
あーあ。

内閣改造がありましたが、小泉後継の双璧が安倍さんに麻生さんですか。
この二人なら麻生さんの方が好きだなぁ。ユーモア感覚があるし(大事だと思いますよ)。
その上で、政治家としては別に支持もしちょらんです。
「一文化、一文明、一民族、一言語の国は日本以外にはない」なんてことを言ってるようでは。
ユーモアを解するといえば福田さんなんですが、一歩出遅れている感はありますね。
麻生さんよりは福田さんの方が好きかしらん。でも人望はなさそうね。

アル・パチーノがシャイロックやるんだ。へえ楽しみ楽しみ。

今日買った本
『プリンセス・ベルクチカ』(富永浩史 ファミ通文庫)

中央アジアの某独裁国家に祖国奪還めざして乗り込む金髪碧眼の女子中学生!
まだ読んでませんが、ソ連兵器てんこ盛りのようです。おお楽しみ。
タイトルから「スホーイSu47に乗るのかな」と思ってたら、あとがきで見透かされてました。ギャフン。