■2005年7月■

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Flying Circus →


7/31
『1984年』の新語法で書かれたINGSOC機関紙ページ(ネタもと BLUE ON BLUE)!!
この新語法が正しいかどうかはサイムに訊いてみないとわかりませんが、いやぁそれっぽい!
ダブルプラスグッドです! 1+1は3です! B-B! B-B!
INGSOCのマークが映画版準拠というのも嬉しいなぁ。

中日が恐ろしくて仕方ありません。11連勝だとぅ(ガクガク)?

先日IRAが武装闘争停止宣言をしました。
シン・フェイン党のアダムズ党首が記者会見を開き、それをCNNが中継してたんですが、
アダムズさんがゲール語で話していたのでCNN側が理解できず、ちょっとあわてたという一幕があったそうな。
そりゃシン・フェイン党なら胸を張ってゲール語で話すでしょうねぇ。
でも、日常的にゲール語を話しているのってアイルランドでももう一部だけじゃなかったっけ。

メールゲーム『ブラッドオペラ』のリアクションが届きましたよ。なんだか久しぶりの感覚。

買ったもの。
『宇宙賃貸サルガッ荘 5』(TAGRO スクウェア・エニックス)
ああ、終わってしまった。
宇宙で口ゲンカと平行して戦闘してると急にガンダムっぽくなるのう。
『ブラックサッド 黒猫の男』(フアン・ディアス・カナレス、ファーノ・ガルニド 早川書房)
評判に違わぬ素晴らしいBD。
登場人物も、そして絵も大変魅力的です。引き延ばしてポスターにしたいぐらい。
普通ならマスト買えと皆に薦めるのだけど、これは何故か自分だけで独占したくなりました。
警察が全員犬ってのに、そこはかとない悪意を感じるなぁ(笑)。
2巻ももうすぐ出ます。楽しみだ!

7/30
第10番目の惑星が発見されたそうです。素晴らしい!
しかし、相当妙ちきりんな軌道らしいですね。
惑星名は現在申請中ということで、気になるのはその日本語名ですよ。
安易にカタカナにはしないで欲しいのう。
しかしこのニュース、今考えている企画にモロに関係するので、今後も目が離せません。

阪神がヤクルトにコテンパンに負けてしまいました。むう。
まぁそれは仕方ないとして、来る! 中日が来る! つうか巨人使えないなオイ!

『裸者と裸者』(打海文三 角川書店)読了。いやぁ面白かった!
舞台は内戦下の日本。大陸から大量の難民が押し寄せ、
経済が破綻してクーデターにカウンタークーデター、もう国内はグジャグジャ。
一応東京に政府はあるけど、それも国内最大の武装勢力程度の存在。
各地に強力な反政府軍が割拠し、さらにその間を埋めるように無数の武装勢力や軍閥が跋扈しています。

戦闘があれば都市では略奪やレイプが繰り返され、
武装勢力間では利権争いと癒着と寝返り工作が日常茶飯事。
精鋭部隊の司令官ですら、部下の忠誠と装備を買うため戦争ビジネスに精を出さざるを得ない有様。
30年戦争やアフガン内戦あたりがイメージとして近いでしょうか。
少年兵狩りなどはアフリカの内戦が元ネタでしょうね。

上巻は孤児の少年が主人公。徴兵年限を15歳に下げた政府軍「常陸軍」に徴兵され、
妹と弟を守るために孤児部隊を率いて転戦します。文盲なので、セリフがひらがなばかりだったりして。
下巻は双子の少女が主人公。こいつらエロいです。
やはり孤児で、東京のスラムで女の子だけの武装勢力を組織してマフィアやナショナリスト民兵と戦います。
上巻の方が荒廃してて容赦なくて好きですが、下巻は下巻できわめてサタスペ度が高くてステキステキ。
治安が崩壊しているので、AKの普及率が高くてなにかあればすぐに暴動が。

どちらの主人公もそれなりに正義感が強いのですが、だからといって手が綺麗なわけではなく、
むしろ目的のためなら戦争ビジネスに積極的に関与している辺りが容赦ないです。
他の登場人物も外人部隊の司令官(こいつちょっとかっこよすぎ)や屈折したエリートの女性士官、
ロシアンマフィア幹部等々薄汚い連中ばっかりでステキです。
『信長の野望』を現代にアレンジして遊びたくなったり。

打海文三、読んだこと無かったんですがこれは不覚でした。
折りよく『ハルビン・カフェ』が文庫になっていたので早速読んでます。
外国人マフィアが支配する福井県の架空の都市で、警官による対マフィア報復結社をめぐる話。
良いですよ良いですよ。

買った本。
『核弾頭ヴォーテックス』上下(ラリー・ボンド 文春文庫)
キューバ軍がかっこいいと聞いたので。

7/27
暑かったですねー。
と言いつつ、昼間はグースカ寝てたのでよくわかってませんが(昼夜逆転中)。

買った本
『ハルビン・カフェ』(打海文三 角川文庫)
もうすぐ読み終える『裸者と裸者』がエラク面白いので、他の打海文三作品にも手を出しました。

『宇宙賃貸サルガッ荘』の最終巻になる5巻が今日発売なのに、近所の書店にありません。
アーマーゾーン!
7/26
なんだこの台風はッ。拍子抜けもいーところじゃないかッ。
被害がなかったことを素直に喜びたまえ。

古い知人が、いまではバリバリ漫画描いててコミケでは壁際だということを知ると、
なんだか複雑な気分になりますね。クソッ、クソッ!
いや、かわいい絵とブラックなネタを同居させてるステキな絵描きさんですよ?

NHKスペシャル『アフリカゼロ年』の第2回の再放送があったので、あわてて録画。
ナイジェリアの石油開発に焦点を当てた話でした。
ナイジェリアはブラックアフリカの大国で、AUの盟主たらんとがんばっています。
しかし150億ドルの外貨収入のうち100億ドルがどこかに消えてしまうという、すさまじい腐敗の国でもありまして。
今のオバサンジョ大統領は腐敗追放のために努力しているようですが。
石油産出地帯で利益還元を求めて抵抗運動を起こしているイジョ族のリーダー、
アサリ・ドクボさんはなんだか微妙に胡散臭そうな人物だったなぁ。有能そうでもありましたが。
イジョ族の集会で、英語で演説しているのがちょっと気になりました。
多数の部族が集まる場所で公用語として英語を使うならわかるんですが、
部族の集会でも英語で話すというのはなぜなんだろう。それとも、そんなに英語が普及してるのかな。
TV映りを意識してるんじゃないか、と勘ぐってしまいます。

スペースシャトル、ディスカバリー打ち上げ。とりあえず善哉善哉。
生中継を観てましたが、たまにはソユーズの打ち上げも中継してくれませんか。
野口さんがカメラに向かってモノポリーのカードをパロッた絵を見せていた事に、急に親近感が沸きました。
「刑務所から釈放される」カードだったかな? やっと宇宙に行けるということなんでしょう。

プロ野球後半戦開始。阪神はシーツの三本塁打などで巨人に快勝。よーしよーし。
中日がビッタリ食いついてきているのが気になりますが。

近鉄百貨店の京都店が来年閉店ですって? あまり行かなかったけど、ヘエー!

最近観た映画の予告編では、一番興味を持ったのが『ステルス』というのは我ながらどうかと思います。

アームズマガジンの新しい号が届きました。
今回も馬車馬はお休みしてしまいましたが、かわりにロシア旅行記を描きましたよ。
ロシアというか、ほぼスネギリ戦車博物館レポートだという偏りっぷりですが。
是非是非ヨロシクー。




7/25

台風が接近中で、明日にも上陸だそうですよ。
ここ練馬でも、ときどき台風っぽい雨が強風に乗って降ってきてます。
とりあえず、買い物に出なくていいように食料は確保しておきました。
会社勤めの方はご苦労様ですー。
天気予報を観ていたら、大阪は明日15日ぶりに真夏日から解放……って、関西は暑いなぁ。さすがだ。
この辺でもそろそろセミが鳴き始めてますが、
ジャンワジャンワうるさいぐらいには程遠く、寂しいことこのうえないです。

昨日観てきた『ヒトラー』だけど、あれって『迷宮キングダム』映画だと気づきました。
ほとんど地下壕の話だしな!
よし、次のまよキンは第三帝国で。
ヒトラーは当然国王、騎士はヴァイトリンク、大臣はシュペーア、
神官はゲッベルス、ニンジャは誰だろう、フェーゲラインあたり? 従者はエヴァ。
人口50人というのも説得力があるよ!
てなわけで、まよキン好きな人は観て損はないぞよ(そうか?)。

午後、打ち合わせ一件。
なんか形が見えました。嬉しいなっと。

ロシアで、クズ鉄業者が解体していたロケット弾が暴発。牛が死んだり村が停電したりえらい騒ぎに。
すかさず電線を盗んでいったクズ鉄ハンターもたくましいのう。
空襲の焼け跡から電線やモーターの銅線を回収していた話を思い出しました。
ヴォルガの沈船ハンターの話とか、『ストーカー』や『墜落世界』を連想しますよ。
まぁ、日本でも富士の演習場から不発弾回収してる違法業者がいるという話ですが。

しかし、ユダヤ人自治区というのも久しぶりに聞きました。
まだあったんですね。ユダヤ人住んでるのかしら。

杉浦向日子さん死去。エエッ!
若いのに……癌だったんですね。『お江戸でござる』を降りたのも、闘病のためだったんでしょうか。
お悔やみ申し上げます。

『サマー/タイム/トラベラー 2』読了。
発作的に新城さんにファンレターを出したくなりました。メールではなく、手紙で!
7/24

映画『ヒトラー 最期の12日間』観てきました。
まず新宿に行ったら、チケット売り切れでびっくり。
仕方ないので渋谷で観てきました。こちらもギッチリ満員でしたよ。なんでそんなに人気なんだ。

や、面白かったです。
映画として意外性はなにもなかったですが、ドイツ人らしく非常に手堅い丁寧な作品でした。
「ヒトラーの描写が人間的なのが新しい」とかいう触れ込みだけど、その辺は別にフツーじゃないかなぁ。
今までヒトラーもののノンフィクションや映画を見慣れちゃってるせいじゃろうか。
エヴァ・ブラウンやマグダ・ゲッベルスが重要な役回りで非常に印象的だったのは特筆すべきところかな?
記録映画や戦争写真で観たことのあるシーンがいろいろあったのはミリオタとして嬉しかったですが。
SSノルトラント師団の装甲車が擱座している場面はオッと思いましたよ。
まぁ意外性がないとはいえ、ベルリン戦というテーマは大好きなのでそれだけで嬉しいのです。
つか、末期のナジブラ政権やクメール・ルージュに包囲されたプノンペンなど、
狭くなってしまった国家で起きるドラマというのはなぜああも心を騒がせるのでしょうか。

ただ、なんだ、フツーの人は面白かったのかなぁ?
なんの説明無くゾフィー・ショルとか言われても誰のことかわからないと思うし……
あとフェーゲラインとかシュペーアとかお馴染みの面子のことも何者かさっぱりだろうし。
まぁ、この映画ではじめて興味を持つというのはそれはそれで良いことではありますね。

以下雑感。
・ゲッベルス、全然似てないけど初登場シーンで「わ、ゲッベルスだ!」と一目で理解。役者がいいんでしょうね。
・ヒムラー、カイテル、シュペーアなどはなかなか似てて嬉しくなったり。
・酒と煙草はブンカーに無尽蔵にあるっぽいなぁ。
・ヒトラーが食卓に一緒にいるだけで、一気に食事がまずそうに見える。
・ルーズベルトが死んで大喜びするヒトラーを観たかったけど、あれはこの映画の1週間前なんじゃよね。残念。
・ドイツ語というのは、あれは大声でヒステリックにわめく事に非常に向いているんじゃないか。
・脱出組の兵士が包囲されて一堂に会するシーン、軍装がマチマチで末期感抜群。
・途中でチラッと登場するティーガーは、あれは『ヨーロッパの解放』の生き残りだそうな。
・マグダが子供たちを殺すシーン、執拗なまでに丁寧に一人一人描写するのはタチが悪いのう。
・88mm砲の陣地にいた少女インゲ、金髪三つ編みでかわいかったぞよ(バリバリのナチだけど)。

お客さんはオタク度低く、つかカップルも多かったんですがそういう映画なのかこれって。
この作品に登場するカップルは皆エライ目に遭ってるわけで、むしろ向いてないと思うのだけど。

観終わったあとは、踵を打ちつけてナチ式敬礼をしたくなる映画でした。
もっぺん観に行きたいな。平日なら新宿でもダイジョブじゃろ。

帰ってきたらNHKスペシャル『アフリカゼロ年』が。いつの間に第3回!

朝青龍優勝おめでとう!
スポーツニュースに出てたけど、やーホントにいい笑顔してますね。

『ジェノサイドの丘』読了。
ルワンダのジェノサイドを描いた『ホテル・ルワンダ』予習のために買いましたが、
現代アフリカの動向を知る上で欠かせない一冊でしょう。
ジェノサイドの一部始終と、先進国が事態の悪化をいかに助長してきたかを解説しています。
これを読み終えると、問題を抱えて前途は多難だろうけどAU(アフリカ連合)を応援したくなりますね。
あと、ジェノサイド後に政権を握ったもと反政府勢力、ルワンダ愛国戦線の部隊は
非常に規律も士気も高かったというのが興味深かったです。
『アフリカゼロ年』で紹介されていた、AUダルフール平和維持軍のルワンダ軍副司令官を思い出しました
とにもかくにも、今更ですが良著です。マスト読むべし!

モブツ政権からコンゴ内戦に至る流れを解説した本はないかな……。

今日買った本。
『サマー/タイム/トラベラー 下』(新城カズマ ハヤカワ文庫)
早速読み中。キャー! キャー!
『コミックマーケット68カタログ』
7/22

来たる28日、秋葉原に武装商店というお店がオープンします。
仕込竹ボウキからRPG-7まで各種武器防具を取り扱うという、「ぶきとぼうぐのみせ」。
実は、お店のマークのデザインなどを速水がやらせてもらいました。
皆様ぜひぜひご贔屓によろしくお願いします!
お店のサイトはこちらですよー。

ヤケに愛に溢れた立体駐車場レビューだなぁ、と思ったら「住宅都市整備公団」の人か!
そして、この人と立体駐車場の好みは大体一致するようだ。やっぱり美的センスに共通性はあるのか。

映画『宇宙戦争』観てきましたよ! や、大変ワクワクできる、素晴らしい作品ではないかと。
ウェルズの原作がそれはそれはもう大好きなので 、冒頭のナレーションで欣喜雀躍。
なにせ、マイフェイバリットSFメカはマーシャンズウォーマシン……トライポッドなのだ!
そして原作に敬意を払いつつ、怪獣映画としてアレンジしたスピルバーグの手腕は素晴らしいです。
お気に入りのシーンは、踏切を猛スピードで通過する列車の場面と
ハドソン川をフェリーで渡ろうとする一連のところでしょうか(川向こうから振り返った情景は鳥肌ものです)。
あの列車は死と破壊が迫り来ることを告げる、実に不吉で、とても魅力的な絵でした。
炎に包まれたウォーマシンが丘の稜線から出現するくだりも良かったなぁ。

ところでウェブの日記を見てると、オチに納得いかない人が多いようですが……
『宇宙戦争』でアレ以外の結末なら、俺は怒り狂うよ!
オタクで『宇宙戦争』を読んだことがない人がこんなにも多いことに、むしろ愕然です。

いま読んでもべらぼうに面白いから、マスト読め!

まぁ、不満な点がないわけではなく。
ウォーマシンのデザインはつまらないですね。
ウチの持ってるイメージは、なんといってもフランク・R・パウルのコレです。
銀色に輝くウォーマシンが、常に一本の足を支点にグルグル回転しつつ近寄ってくる……。ムフー!
というか、残念ながらまだ原作の鮮烈な映像力を越えられてないと思うんですよ。
主人公が嵐の晩に馬車を駆っていると突然ウォーマシンが現れ、
狼狽する主人公を無視するかのように稲光を反射させながらのっしのっしと歩いていくシーン。
なだらかな丘が続くイギリスの田園地帯を、青空をバックにウォーマシンがみるみる迫ってくる非現実感。
夜の場面ばかり見せるのではなく、のどかな快晴のもと殺戮が繰り広げられる情景は観たかったなぁ。
その辺の悪夢のような非現実感を、もそっと。
サンダーチャイルドが出てこないのは我慢するからさ。

とはいえ、そこら辺さっ引いても傑作と呼んで差し支えありますまい!
また行こう、うん。

次は19世紀を舞台にやってほしい、けどね?
7/21

いま出ているテックジャイアンで、一緒にロシアに行ったRAITAさんが旅行記描いてますよ。
わー、モスクワ大学の絵がー。あれ描くのエラクめんどくさそうなんだけど。
来週出るアームズマガジンでは、僕がすごく偏ったロシアレポート描いてるので比べてみると面白いかもです。

夜から打ち合わせが一件あったので、『世界遺産 イタリア縦断1200キロ』は録画準備して出たのですが……
ロンドンの爆弾騒ぎで、時間がずれてたーッ!
すげえ楽しみにしていたサン・ジミニャーノだったのに!
許すまじ! 許すまじテロリストども!

サン・ジミニャーノの写真集とか、出てないかな(がっくり)。
7/20

朝青龍が琴欧州に負けたり黒海に負けたり。
3人とも贔屓の力士なので、どうも落ち着きません。うー。
まぁ、展開が面白くなってきたことは確かだけど、朝青龍に優勝して欲しいぞやっぱり。
露鵬は足を痛めて休場に。今場所、そもそも調子悪かったからのう。養生してください。

NHKで23時15分からやってる「世界遺産 イタリア縦断1200キロ」がめっぽう面白いです。
イタリア行きたいなー。でも、イタリア内で行きたい場所が多すぎてどうにもこうにも。
明日はサン・ジミニャーノを訪れるそうです。イタリアで一番行きたい街のひとつですよ!
トスカーナにある、中世の塔が林立するステキな街なのです。

最近買った本。
『裸者と裸者 孤児部隊の世界永久戦争』上下(打海文三 角川書店)
『増補新版 テロ爆弾の系譜 −バクダン製造者の告白−』(木村哲八 第三書館)
『ジェノサイドの丘 ルワンダ虐殺の隠された真実』上下(フィリップ・ゴーレイヴィッチ WAVE出版)
『TOKYO WAR』(押井守 エンターブレイン)
『ヴィンランド・サガ 1』(幸村誠 講談社)
『ブラック・ラグーン 4』(広江礼威 小学館)
『ワイルダネス 4』(伊藤明弘 小学館)

『ブラック・ラグーン』と『ワイルダネス』、同時に出るとどっちから読むか実に迷いますね!
どっちも先が読めないし(連載では読んでないのです)、
特に『ブラック・ラグーン』は予定調和のカケラもないし、実にもってぞくぞくしますよ。
なんだかこう、テンションが上がってAK持って散歩に出たくなりますが。

mixiで萌えバトンなるものを頂きました。長いけどそのまま載せちゃえ。
しかし、これは結構困ります。いくら考えてもどんどん取りこぼしが見つかりますよ。
なもんで、抜けが結構ありますがまぁそこはそれで。
でも他の方のを読んでみると、もっと手短にまとめてあったり。
あ、箇条書きでどんどん挙げていかなくてもいいのね……。

■Q1.属性を正直に告白せよ

・のっぽ
・スレンダー
・巨乳
・方言
・ツリ目
・グルグル瞳
・髪で隠れている目
・ソバカス
・赤毛
・官僚主義者
・ベリーショート
・ボブカット
・三つ編み
・プレイメイト
・褐色肌
・紫とか黒とかの異色肌
・肌に紋様(入れ墨、彫物含む)
・ロシア人
・オタク文化に理解のない人
・革命家
・適当、おおらか
・上腕二頭筋
・楽天家
・無愛想
・ショタ
・百合
・ロボット
・疑似知能
・縫い目
・角
・獣耳
・フタナリ
・人工生物
・ヴァンパイア
・ライカンスロープ
・人間の形をしているが知能のないなにか
・宇宙人

■Q2.萌え衣装を答えよ

・おおよそ古今東西の軍服
・ヘルメットにゲバ棒にタオル
・和服
・バニースーツ
・帽子
・重たいブーツ
・ロシア-中東-中央アジアに至る甲冑
・スリーピース
・宇宙服
・メイド服
・トゥアレグ族のターバン
・タートルネックのセーター(黒)
・チャイナドレス
・チマ
・重そうなごっついコート
・ブレザー、タータンチェックのスカート
・バンダナ
・タスキ
・ビスチェ
・ガーターベルト
・ストッキング(要シーム)
・マフラー
・ニーソックス
・チョーカー

■Q3.萌え小道具を答えよ

・武器(銃器、白兵戦武器共に)
・書類ファイル
・ハンコ
・犬
・馬
・ハンドスピーカー
・バット
・乗馬鞭
・拍車
・トランジスタラジオ
・24金のアクセサリー
・真鍮のアクセサリー
・ルビー
・翡翠
・トパーズ
・赤旗
・黒旗
・でかいトランク
・金星メダル
・キャンバスのショルダーバッグ
・シーフズ・ツール
・魔力収束具
・楽器
・カバーを取った文庫
・ジーンズの尻ポケットに突っ込んだ文庫
・骰子
・酒
・煙草
・メガネ
・カメラ
・タイプライター
・自転車
・旧車
・スクーター
・戦闘車両
・宇宙船
・軍用機

■Q4.萌え仕草を答えよ

・二人称が「キミ」、もしくは名前に「クン」付けで呼ぶ
・うまそうに食事する
・うまそうに酒を呑む
・まずいものを食べたらまずそうな顔をする
・お互い下手な英語で苦労して会話する
・銃を撃つ
・剣を振るう
・浪人回しする
・勢い良くゴム印を押す
・電話のハンドルを回す
・てきぱき仕事を進める
・打ち合わせを的確に手短に仕切る
・目にも止まらぬキータッチ
・自信たっぷりに道に迷う
・息をするように汚職する
・昼飯時に文庫本を読む
・模擬試験の成績結果表を眺める
・ピオネールの敬礼
・正面から撮影した、姿勢良く歩く姿
・学祭前夜の準備中に、食事を差し入れる
・前線からの攻撃許可をにべもなく断る
・書式が整ってない書類を突っ返す
・人が待っているのに平然と窓口を閉める
・人が待っているのにおしゃべりして窓口を開けない
・インターナショナルを歌う(ワルシャワ労働歌でも可)
・「異議なし!」「ナンセンス!」
・「ノー・パサラン!」
・瀕死のツァーリを抱き「貴方はお父様のところへ旅立つのよ、それはロシア人民のためなのです」

■Q5.萌え場所を答えよ

・窓口
・コクピット
・バリケード、解放区
・くそ狭いユニットバス
・呑み屋
・大衆食堂
・面会室
・名画座
・鉄火場
・ミール
・雑居ビルの屋上
・コミケに向かう電車の中
・大学サークルの部室
・大学の食堂
・縁側
・出征する恋人と別れる駅のホーム
・西欧の街の屋根の上
・柱(回りでは首狩り族が踊っている)
・ナチの実験室/拷問部屋
・奇ッ怪な触手生物が潜む落とし穴
・ダンジョン
・古城
・塔
・要塞
・CIC、管制室
・砲撃で天井から埃が舞い落ちる地下壕の司令部オフィス
・最前線からはるか離れた古城の瀟洒な司令部オフィス
・バトル・オブ・ブリテン中のRAF管制室
・ソユーズ管制室
・アンドロメダ艦橋
・ネルフ管制室

「冷戦中のソ連原潜の発令所」という興奮ものの場所もあるのだけど、
あそこは萌えキャラなんぞが足を踏み入れることは許されん聖域なのだッ。

次のバトンはmixiで回しましたので、ここではパスで。

7/16

SF大会楽しそうだなー。
クソッ、クソッ!

祇園祭も宵山。明日は山鉾巡行。
関西はお水取りで春が来て、祇園さんで梅雨が明けるのです。
大相撲中継観ていたら、名古屋ではセミが元気に鳴いてますね。
練馬はまだなのよー。早く出てこーい。

妹さん、昨日から旅行に出ていて電話してもどうせ出なかった由。なーんだ。
7/15
ステキなロシア製キーボード。
実際便利そうだし、キレイじゃないですか。photoshopモードとかたまりません。
やはりロシア人はセンスあるぜ!
これぞ清く正しく美しい21世紀アイテムですよ。欲しいなぁ。

韓国海軍が独島艦てフネを進水させて、日本の外務省が抗議したそうですが。
アメリカにはイオージマなんて揚陸艦があったりするわけだし、
いちいち目くじら立てることも無いんじゃないかしらん。
ちなみに日露戦争で沈んだロシア海軍の砲艦コレーツは、あれは朝鮮ちう意味だったりして。

今日はマイ妹さんの誕生日でしたが、電話するの忘れてました。あわわ、なに言われるかわからん。
とにもかくにもおめでとーう。
7/14

京都は祇園祭ムードの真っ最中でしょうか。

スペースシャトルが上がったの上がらないのと報道されてますが、
シャトルがお休みの間もしっかりISSへ飛び続けていたソユーズの事もちゃんと紹介してくれんもんかのう。
まぁ、日本人が乗るから仕方ないか。

最近高校生の知り合いさんができまして、彼の日記など見ていると
文化祭だとか期末試験だとか夏期講習だとか普通に書かれてまして。
僕にとってはなんだかもう地平線の向こうの記憶なんですが、彼にとってはまさにそれがライヴなわけで。
歳取ったなぁ、としみじみ感じ入ってしまった次第ですよ。
いや、まだまだ若いぞえいえいおー。

露鵬、今まで全勝の黒海にのっけから変化で勝利。ううーん。
まぁ、負けが先行してたから勝ちが欲しかったんじゃろうなぁ……。

そういや、一昨日河嶋に会ったらざっくり髪を切ってまして、イメージ一新。
正面からはまだなんとか河嶋だとわかりますが、後ろ姿が全然識別できなくてちょっととまどえますよ。
や、でも前よりいいよ、うん。かっこいいかっこいい。
あと、ちょっとSNEの北沢さんに似てて面白いです。

今日届いた本
『東京ゲリラ戦線』(藤本泉 ハヤカワ文庫)
7/13

ウクライナが日本からの観光客ビザを免除すると決めたそうで、素晴らしい。
キエフ自体も魅力的だけど、まずクリミアに行ってみたいです。あとオデッサも外せないな。

今日は『スターウォーズ エピソード3 シスの復讐』を観てきましたよ!
やっぱり、宇宙を背景にあのテーマが流れるとワクワクしますのう。
さてさて、感想ですが……
● mixiで「ジェダイ評議会は特機隊だ」という感想があり、えらい勢いで納得。
● 政治力を行使するのが好きな閉鎖的戦士集団というのはろくなモンでないのう。
大体連中は、誰に責任を負ってるのだ。
● しかしジェダイ、あっけないぞ。クローン兵で奇襲すれば倒せるぞ。帝国がクローン兵重視するわけじゃ。
● あ、政治勢力化した軍事エリートが弱くなるというアレか。
イェニチェリは本気出したスルタンに一瞬で潰滅させられたからのう。
● クリストファー・リー不遇。サルーマンとイメージが重なって仕方ありません。
● パルパティーンは実はかなり愉快な人であることが判明。小者度高し。
大見得切って超人演出かましながら、「もうダメだ死ぬ」なんて弱音吐きますよ。
● グリーバス将軍の戦艦でのアクションや大気圏突入の際は、あれは本気でうろたえてと見たね!
● 皇帝を自称してたった1日で、もう自室にロイヤルガード登場。そんなに嬉しかったんだね。
しかもロイヤルガード、弱い。何もしなかったエピソード6の方がまだ強そうだったよ!
● や、でも陛下好きだよ! かっこいいよ!
● 皇帝が唐突に銀河帝国の成立を宣言しても、万雷の拍手で迎える危機感のない元老院。
議会工作が済んでたのだとしたら、そりゃジェダイ評議会はやっぱり無能なんでないのかのう?
● アナキンはわかりやすくウィズダムが低いぞ。
● 撃たれても斬りかかられてもあっさり対処できるジェダイの危機を演出する方法は、
大抵高いところから落ちそうなシーン。RPGの落下ダメージ最強説はここでも確認された!
● エピソード4への伏線シーンがことごとく茶番に見えてしまう悲しさ。
でも、若いターキンが登場したときはやっぱりグッと来たです。
● ブロッケード・ランナーが登場したのは嬉しかったけど、
内装のデザインがエピソード4製作当時の70年代SFセンス全開で、なんとも他との違和感が。
あ、センス自体は非常にいいと思いますよ。今の目で観ても、他シーンの内装デザインよりかっこいいぐらい。

や、いろいろ書いちゃったけど面白かったですよー。
全編サービス満点で壮快感溢れる映像だし、
惑星ムスターファでの溶岩流をバックにした決闘は血沸き肉踊るし。
突然地形効果を主張し始めるオビ=ワンのプレイヤーはマンチキンだと思いましたが。
脚本がどうもよろしくないので「絵だけ映画」という評価もできるけど、
腐ってもスターウォーズだし、それに絵だけといってもここまで贅沢に見せてもらえれば満足です。
そういや、スタッフロールでキャストが驚くほど少なかったのも印象的だったな。やっぱりCGが多いのね。

今日届いた本。
『星界の断章 1』(森岡浩之 ハヤカワ文庫)
『Warrior Peoples of East Africa 1840-1900』Men-at-Arms 411(OSPREY)

露鵬の負けが先行してるなぁ。ううむ。
朝青龍は今場所も力がみなぎっていて惚れ惚れしますが。

7/12

遅ればせながら、小太刀右京さん三輪清宗さん上京いらっしゃいませ呑み会などしたり。
近所の海鮮居酒屋でカツオやイカや生ガキやクジラをもりもり。
そこそこ美味しくて安くて贔屓の店なのです。これで洋酒があればなぁ。
今度はゲームしましょー。>お二人

呑み会のあと、突発的に『女子高生ロボット戦争』の上映会を敢行してしまいました。
日本での配給元はB級魂の権化アルバトロスフィルムですが、これも実にもってアホな作品でしたよ。
しかし、やけにオタクスプロイテーションなタイトルの作品です。
『女子高生ロボット 戦争』という意味ではなく、かといって『女子高生 ロボット戦争』でもありません。
いやもー、まさにタイトルに偽りありというか「ウソツキー!」と皆で突っ込みながら観てましたよ。
オタクといえばこの作品、監督がなんと『プロジェクトA子』の大ファンだそうで、
スポーツ万能のアリー(A子)と天才少女ブリトニー(B子)が、転校生クリス(C子)を取り合って一大決戦
……ナルホド。ミサイルも撃ってたけど、あれはやっぱり赤城山ミサイルなんやろか。

そう思って観ると、いやーアニメって偉大ですね(笑)。
アクションやスペクタクルや超人演出って、安い映画でやるとそれはもうナニがアレで。
役者は下手だし演出はユルイし格闘シーンは「ああもう止せ」って感じだし、
特に後半1/4のグダグダッぷりはもうそりゃあなた。カタルシスって物をなんと心得ちょるか!
でも、つまらなかったかといえばそうでもなく、結構楽しみましたですよハイ。
期待してなかった分前半は不覚にもドキドキしたし、クリスが透過光しょって登場するだけでゲラゲラ笑えたし。
決してお薦めはしませんが、映画秘宝とか好きな方なら面白がれると思います。
あと、多人数で観賞することが推奨。

あと面白かったのが一緒に収録されていた予告編の数々で、コピーのセンスがそれはそれは秀逸で。
「その殺し、当日消印有効」とか「ストリート系食人ホラー」とか! ちょっと観たくなるでしょ?
『女子高生ロボット戦争』自体、邦題の勝利以外のナニモノでもないわけで、
アルバトロスフィルムおそるべしということを痛感しました。

7/11

ちょっと日記書かない間に大変なことが起きてしまいました。
イギリスの方がここ読んでるとは思えませんが、お悔やみ申し上げます。
しかし、犯人がアルカイダだという事に半分決まっちゃってるみたいで、それはどうなんでしょうか。
まぁ根拠無しに言ってるんじゃなかろうし、アルカイダ以外の線も勿論捜査してるんでしょうけど。

それにしても、ロンドンはテロ対策で至るところ監視カメラだらけだったというのは初めて知りました。
これに関して奥野さんの感想が
「もしもこれがモスクワや北京だったらどう報じられるか。『当局による厳しい監視体制』
『人権侵害』『不安定な社会を力で抑えようとする政府』という感じの色がつけられるのは必定だと思います。
しかしロンドンだとごく当たり前のように、余分なニュアンスはあまり差し挟まずに紹介される」

ということで、成程と思ったり。

今後ですが、スペインは報復できなかったものの、イギリスはまだそれなりの軍事力を持ってるわけで、
ブレアさんはなんかやらかすつもりなんでしょうかねぇ。
ちなみにスペインは鉄道テロにびびって政権交代したわけではなく、
政府がテロの犯人をバスク独立運動だとごまかそうとしたのが国民に嫌われたせいだからだと思うんですが。
その辺勘違いしてる人は多いんじゃないかしらん。

「ロンドン行くつもりだったけどどうしよう」てな意見も聞きましたけど、
テロに遭う確率なんて交通事故より少ないんだから気にしてもしゃあないと思います。

さてプーチンさんが11月20日に来日するのが決まった様子。
ワー、僕の誕生日の前祝いですね、ワー。成田にパンと塩持ってこうかしら。
まぁ当分は領土問題は解決せんでしょうし、それは両国ともわきまえてるとは思いますよ。
いや、小泉さんは微妙かもなぁ……。

X線天文衛星「すざく」軌道投入成功おめでとうございます。

エド・マクベイン死去。お悔やみ申し上げます。
常に活躍している人が亡くなると、ああ世の中に不変のものはないのだと思い知らされますよ。

阪神が滅法調子良くて笑いが止まりません。
投手がいいので安心感漂う試合をしてますが、そんなのなんだか阪神という気がしませんですハイ。

大相撲名古屋場所が始まりました。
露鵬の弟、白露山は二日目で初白星。よしよし。
しかし、23歳にしてなんですかあのハゲ具合は。相当無理して大銀杏結ってますが。
ところで白露山は兄とは部屋が違って元大関北天佑の二十山部屋所属なのです。
北天佑は好きな力士だったし、二十山部屋初の幕内力士だそうだし、ますますがんばれー。
今日の露鵬は朝青龍と対決。つい引いてしまう悪い癖が出てあえなく敗退。
モンゴルVSロシアの対決となれば、そりゃあ分も悪かろうけど。

NHKの金曜時代劇『御宿かわせみ』を観ていると、和風旅館に行きたくなります。
正確には和室でゴロゴロ横になりたいです。
和室って、家具や家電がゴチャゴチャしてると良さが台無しなんですよね。
ウチのアパートも畳敷きなので一応和室なんですが、全然和の気分が感じられません。くつろぎたーい。
安宿でいいので行こうかしらん。でもしばらくそんな暇は無さそうじゃのう……。

NHKスペシャル『アフリカゼロ年』が良かったです。このシリーズは今後もチェックしよう。
第1回はスーダンのダルフール紛争について。
AUの平和維持軍が駐留しているのですが、それについて興味がそそられました。
アフリカというのは自国の軍事力を物理的にもモラルの面でも整備できない貧困国が多く、
そんな彼らが合同して派遣している部隊というのは虎の子の最精鋭部隊なんじゃないでしょうか。
TVで観た限り、将校もエリート揃いの様でしたし。
平和維持軍の副司令を務めるルワンダ軍の将軍が非常に真面目そうな人で、
ダルフールの現状について辛そうな表情を浮かべていたのが印象的でした。
アフリカの軍人というのにロクなイメージがないので(偏見)、とても新鮮に感じてしまいました。失礼!
なかなか思い通りにいかない、報われない任務なのだろうけど、いやはや。

デイリーポータルZ、先週金曜の記事に悶絶。
やっぱりこのセンスはサタスペっぽいなぁ(笑)。甲冑にバットだしなぁ。
とはいえ鎧で車を運転しなかったのは画竜点睛を欠きますよ。
法師丸さんのエッセイ集買うべきなのかなー。ここまでされたら欲しくなるわなー。ズルイッ。
あと、鮭の脂でロウソクを作りたくなる気分はわかりますわかります。
そしてラードで作ったロウソクは、これは要するに獣脂ロウソクなのではありますまいか。
ヨーロッパは長らく獣脂ロウソクを使っていて、これは煙は出るわ臭いわでなかなか大変な代物だったそうです。
ダンジョンに持っていくロウソクは、現代のこぎれいな奴を想像しちゃ駄目なのですぞ。

京都では祇園祭の鉾組立が始まったそうです。やー、そんな季節ですか。
今日は東京も蒸し暑かったけど、いやぁ祇園祭の京都はそんなもんじゃないね!
質量を感じる生ぬるい空気をかき分けながら、黄昏時に鉾を眺めるのは一種いいものなのだけど。
車が通行止めになるので、普段は入れない視点から街を闊歩できるのも魅力なのです。

そして深夜、近所の路上でガマガエルを踏んづけそうになって驚いたり。
おい、もっと気をつけて歩きたまえ!
7/5

しもた!
NHKスペシャル「僕らは玉砕しなかった/少年少女たちのサイパン戦」をとうとう観逃してしまった!
土曜に観れなくて、再放送を狙ってたんですが、うっかりしてたー。ああー。
かなり衝撃的な内容だったそうなので、観たかったんだけどなぁ……。

かわりに、今日の昼は衆議院本会議を観ながら作業してました。
郵政法案は5票差で可決されたわけだけど、や、面白かったですよ。
参院でどうなるかと言われてるけど、衆院通過したら事実上成立じゃよね。
国会中継って、流しっぱなしにしておくと結構興味深いので実はお薦めだったり。
しかし今更言うほどのことでもないけど、あの野次というのはどうにかならんかのう。
実にもってカッチョワルイということを先生方は認識しちょるんじゃろか。
でも、政治の世界ではあれはマッチョでかっこいい文化なのかもしれんのだよなぁ。

明日は2012年のオリンピック開催都市が決定されます。
ニューヨークはこないだアトランタ五輪があったばかりだし、
マドリードもバルセロナ五輪はまだ記憶に新しいし(コビー好きでした)、
IOCの皆さんもその辺はちょっと考慮してほしいところ。パリかロンドンがいいなー。
や、モスクワも立候補しとるんですが、まぁ受かりますまいて。
5月に行ったときも看板とかはあったけど、あまり盛り上がってるようには見えなかったしなぁ。
土建屋市長のルシコフさんは来て欲しいだろうけど。

エルスウェアさんのメールゲーム「BloodOpera」のキャラ登録&第1ターンアクション投函してきましたよ。
精鋭の皆さんには太刀打ちできない世界なので、まぁのんびりやりますです。
7/4

僕が投票した候補さんは当選した模様です。えがったえがった。

雨のおかげで湿気はありますが、えらく涼しくなりましたね。
だいぶ過ごしやすいです。ありがたや。

ゴリルカ、というウォトカがあります。
ウクライナ産で、トウガラシのエキスが入った切れ味のいい、非常にドライな味わいです。
昔呑んで以来、僕が一番好きなウォトカなのだけど、とんと姿を見なくなりました。
あまりに見かけないので、モスクワで探してみましたがありません。
同じ名前のウォトカを見かけましたが、蜂蜜やハーブが入った全然違うお酒です。
で、ですね。
mixiの知人が、最近あのゴリルカ購入に成功したそうなのです。
平塚の酒屋さんにあったそうなのです。
これがまた瓶もラベルも古びていて、見ると「ソ連産高級ウォッカ」と書いてあって。

おそらく、ソ連崩壊後製造が停止されたか、大幅に縮小されたのだと想像できます。
輸入はストップし、地方の酒屋にひっそりと残る在庫しか無いんでしょうきっと。
購入した方は、ストリチナヤと呑み比べて二日酔いになり、会社を休んだそうですよ。
うあああああああああああああああ(身悶え)。

この日記をご覧の方で、ゴリルカを目撃された方はぜひご一報をーッ。
うあああああああああああああああ(身悶え)。

明日、チェチェンロックフェスというイベントがあるそうですよ。
今もテロと戦闘が続くチェチェンで、政府主催の大規模なコンサートが開かれるという話なのです。
観客の移動手段とか宿泊とか(夜間外出禁止令が出ているでしょうし)、
あと警備とかそれこそ大変だろうと思って注視していたのですが、や、9月に延期ですか。
いつも面白く読んでいるWALKAMONGUSさんが、最近ずっとこの件を追いかけてはったのですよ。
「カディロフ第一副首相はイヴェント実施を主張、ショウの参加者全員の保安を個人的に請け負っていた」
それはカディロフさんの面子が潰されたということかしらん?
あっちの文化でそれは結構大事な気がしないでもないですが、どうなんでしょうその辺。

アパートの前に銀行の寮があったんですが、なにか建てるらしく取り壊し作業が始まりました。
しばらくやかましい日々になるのかと思うとちょっと憂鬱になるのですが。
30年か40年前に建てられたような、何の変哲もない建物なのだけど、
そういう使い込まれた建築というのは一種の魅力が生まれるのですよ。
草ぼうぼうの裏庭、玄関のスノコ、窓据えつけ型のクーラー。
本格的に破壊される前に、カメラ持って侵入してやろうかしら。でも犯罪なんだよなぁそれって。

今日はJun.Fさんの誕生日でしたね。
全米がお祝いしてますよ。おめでとうございます!

7/3

今日は東京都議選投票日。行ってきましたよー。
選挙の投票というのは、合法的に学校に侵入できる数少ない機会です。最近うかつに入れないからね!
開票速報眺めながら日記書いてますが、投票率低いのう。
僕が投票した候補さんは受かりますかね。まだなんともわかんないみたいだけど。

相変わらず公明党が堅調なようで、ネットではいろいろ嫌われている公明党だけど、
でもそれがカウンターにはならないのよね。
公明党の文句言う人は投票に行ってるのかしらん。

チョーさんが巨人戦観戦。特別長嶋さんのファンではないのだけど、魅力的な顔が出来る人だなぁ。

昨日は河嶋んちでカレーごちそうになってスイカ食べて
ビール呑んで夏を満喫しつつ、『ロック・ユー!』など観ましたよ。
14世紀の史実を押さえたうえで、好き勝手テケトーにやっているのがたまりません。
主人公と従者のボンクラ一行はステキだし、そしてなによりチョーサーがいいキャラだ。大好き。
いま考えているネタの研究でもあるのです。

『THE FISHBORN』(大山玲 エンターブレイン)
大山玲版ギャートルズ。エローイ。
7/1

mixiでタスクさんからコミックバトンを頂きましたよ。
バトン文化自体はなんだか衰退しつつあるようですが、
ウチは辺境だしこういうの答えるの自体は結構好きなので、ご遠慮なく。
mixiで答えたのと基本的に同じだけど、時間がちょっと経っているので一部修正。

■あなたのコミックの所持数は?
面倒くさいので数えませんが、結構少ないと思います。あんまり買ってませんよホント。
文庫も本当の本読みに比べれば圧倒的に少ないし……多いのは何だろう。OSPREYの本かな(笑)。

■今読んでいるコミックは?
今? 漫画は読んでませーん。
読み中なのは『女王陛下のユリシーズ号』。何度読んでも泣けるのう。

■最後に買ったコミックは?
『突撃! へっぽこ冒険隊』(浜田よしかづ 角川書店)

■よく読む、または思い入れのある5冊のコミックは?
『風の谷のナウシカ』宮崎駿

5つでなく、1つ選べというならためらいなくナウシカです。
宮崎駿にその気はなかったかもしれないけど、
英雄というものを真っ正面から描ききった希有な作品ではありますまいか。
あとナムリス様大好き。

『アップルシード』士郎正宗
士郎正宗なら『ORION』『ドミニオン コンフリクト編』が好きなのだけど、思い入れという点ならこれですのう。
中学生の時、『アップルシード』1、2巻を買ってファンになったので。
先日久しぶりに読み返したら当時の興奮が戻ってきました。面白いって。

『ビブリオテーク・リヴ』佐藤明機
なんでこの人はここまで魅力的な風景を描けるんだろうか。あとイヤ動物とメカと小物。
行きたい架空世界を挙げるならヘヴン市は外せません(ビブリオテーク・リヴの舞台は月の出町ですが)。
歩き回るとすごく疲れそうだけどね。

『戦場まんがシリーズ』松本零士
松本零士、特にこのシリーズは魂の漫画です。小学生の頃に揃えたので、手元にある単行本はボロボロですよ。
なかでも一番好きなのはなんだろう、
「衝撃降下90度」か「夜の蜻蛉」か「スタンレーの魔女」か「パイロット・ハンター」か(決められない)。

『宇宙賃貸サルガッ荘』TAGRO
かわいい箱庭日常ものに見せかけて、きっちりドラマが動いています。
夏休みみたいなもので「ああ、ここはすごく居心地がいい……でも、終わりは来るのね」てな感じ。
ちゅーか、来月終わっちゃいますよ(連載では読んでないのです)!
思い入れというか、なんだか悔しい(笑)一作。にょわー。
あ、アサちゃんが好きです文句あるか。

どうも傾向として、風景がステキな作品や作家を挙げているみたいですよ。

あと、作品でなく作家としてかがみあきらを。彼がいなければ僕は絵を描く仕事をしてませんでした。
無論5つなんて少なすぎるわけで、『めぞん一刻』『気分はもう戦争』『宇宙英雄物語』『ダークグリーン』
『So What?』『ベル☆スタア強盗団』『DAI-HONYA』『虹色のトロツキー』『アドルフに告ぐ』
『のらくろ』『国民クイズ』吾妻ひでお、坂田靖子……ちょわーッ。

■バトンを渡す5名

mixiで渡しちゃいましたー。

しかし、こうやって眺めてみるといかにも偏ってる気が。
実際漫画についてはからっきし自信がないんですよ。
昔からそんなに沢山読んでるわけでないし、いずみのさん加納さんのような気合い入った漫画読みを
見てるとわりと本気で感心します。わしゃテケトーに読んでるからのう。
テケトーな事を威張ったり、言い訳にしちゃイカンね。かっちょわるい。

本日の買い物
『突撃! へっぽこ冒険隊』(浜田よしかづ 角川書店)
『ランクマーの二剣士』(フリッツ・ライバー 創元推理文庫)

ファファグレの最終巻(続編もあるみたいだけど)。ああ、読みたい、でも読みたくない……(ごろごろ)。