■2005年2月■

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Flying Circus →


2/28
昨日は出席者6人中3人が風邪っぴきという恐ろしい打ち合わせに参加。
ガハゲヘゴホと咳を応酬しつつ、顔突き合わせていろいろしゃべってきました。
打ち合わせ自体はそれはそれは面白かったのだけど、治りかけの風邪が悪化しそうですごく心配。
今週は〆切が多くて忙しいのじゃよー。
帰宅後、テッテ的に手を洗い、いつもの3倍ぐらい念入りにイソジンでガーグルをば。
その甲斐あってかいまのところ、悪くなる様子はないようです。咳止まらないけど。

dczさんが近所に引っ越してきました。
ふふふ、大泉マフィアのメンバーがまた増えたぜ。
近所に友達が多いと、平日にも遊べて素敵なのですよ。

「ツムラの日本の名湯 湯布院」、風呂に入れてみたらお湯が紫色になったんですが。
湯布院って行ったことないのだけど、こんなハイソな色してるんですか。

アワーズ買ってきたり。
「ナポレオン 獅子の時代」、「俺の名はオ…ス…カ…」じゃねえだろ(笑)。楽しそうだなぁ長谷川哲也。
あとジオブリ、矢島隊長の珍しく凶悪な表情が観れます。素敵。
マクスウェル死んじゃったーア。まぁ死にフラグは立ちまくってたからな!
2/26

毎年この時期の恒例、押井守と岡部いさくのトークショー
「Howling in the Night 2005 PAX JAPONICA Project 押井守戦争を語る」に行ってきましたよ。
会場は六本木ヒルズ。雰囲気にそぐわないオタクたちがゾロゾロ。
今回はゲストで『ローレライ』の公開も近い樋口真嗣も来てました。

しかし、なんだか回を追う毎に岡部さんのしゃべる暇が無くなってやしませんか。
その分樋口真嗣がはじけるというか押井さんとの間でべらぼうに面白い応酬がありまして。
今回の名セリフ
「AKを構えて空中に乱射するとすごく絵になる。M16や64式だとこうはいかない」
「軍艦の本読んで犬と散歩して温泉入って、
でたらめな生活をしているように見えて、頭の中は戦争でいっぱい」
「ダレ場はわざと作るんだよ!」
「よくわからないまま終わっても、『アーバーローン♪』と流れ出すとすごく面白い映画だった気になる」

銃の話になったら、ひときわ顔が輝く押井さんが印象的でした。
いまは韓国のK2にぞっこんだそうです。

どうせ知人も来てるだろうと見回せば、とんびさんと会いました。
とんびさんも毎回このイベントに来てるんですよね。
「どうせ来てると思って」と、とんびさんがシナリオを書いたゲーム「ジオグラマトン」を頂きましたよ。
18禁ゲームなので、少年少女諸君は見ちゃダメよ。
まぁ、例によって遊べないんですがね!
お仕事の関係で頂くゲームもだいぶ多いのだけど、どれも手をつけられないというのはやっぱ問題だなぁ……。
あと、井上純弌さんにばったり会ったので、食事などしてきたり。

アームズマガジンの新しい号が出ています。
今回の「馬車馬戦記」は山岳歩兵が使う高山用超軽量飛行機話の続きです。ヨロシクヨロシク。
どえらいところで戦争してますが、インドと中国とか、インドとパキスタンとかは
かなり気合い入った場所でドンパチやってるんですよ実際。氷河の上に野砲持ってきたりしてるし。

コマンドマガジンの新しい号も届きました。
うああッ、付属ゲームの「ウーグモン」が! とてつもなく魅力的ですよ!
ワーテルローの戦い、ウーグモン館をめぐる凄惨な戦闘を中隊規模で扱った戦術級ウォーゲームです。
これは遊びたいです。次のゲーム会、監獄舎でプレイできるかなぁ。
おかげでまたぞろナポレオニック病がぶりかえしそうです。
でれれん、でれれん、でれれれれん。
あッ、ドラムの音が!
ああッ(マスケット銃を構え、ふらふらと戦列に加わる。直後砲弾の直撃で四散)。

録画しておいたNHKスペシャル「新シルクロード 第2回」を観たり。
トルファン、ベゼクリク千仏洞の壁画をCGで復元する過程を中心に扱った話です。
うーん、昔のシルクロードとは別のものを作りたいのは分かるけど、
NHKでシルクロードといって観たいのはこれじゃないなぁ。
トルファン自体の映像や人々の暮らしぶりをもっと見せてくれませんかのう。

今日の買い物。
『知られざる日本の兵器 2』(ガリレオ出版)
『BLOOD LONE 1』(高野真之 メディアワークス)

掲示板のレスが溜まってますが、もう少し待ってくださいね。

H2Aの打ち上げが成功して、まずはなにより!
まだまだ前途は多難だけども。

2/25

深夜、雪はそれなりに積もったものの小雨に変わり、あっという間に溶けてしまいました。

今日買ってきたモデルグラフィックスの最新号を見てびっくり。
滝沢聖峰の新連載「ばら物語」が始まりまして、まだ導入なんでよくわからないのだけど、
どうも舞台は16世紀あたりのイタリアっぽく。
マッチロックマスケットが! レイピアが! スイス槍兵が! ランツクネヒトが!
ヒロインとおぼしきフルプレートの甲冑娘さんが!
血圧急上昇です。ムハーア。

咳は出るんですが、喉の違和感自体は薄れてきたようです。なんなんじゃろ。
しかし周囲では風邪に倒れる人がひきもきらず。注意しよう。
インフルエンザといえば、ソ連はなくなってもソ連型という名前はそのまんまなんですね。
100年後、ソ連が完全に歴史になってもインフルエンザの名前としては残るんだろうなぁ。
てことは、「ソ連ってなに」と思う人もいそうですよ。

本日の買い物。
『るくるく 4』(あさりよしとお 講談社)
ううむ相変わらずかわいい。
しかしるくが表情豊かになってきましたね。P113の1コマ目みたいなのは初めてかも(笑)。
そしてエクソシスト娘さんは魚蹴さん好みっぽい。背高いし、眼鏡だし、根本的にバカだし。
2/24

夜になって、雨が降り始めたなーと思って外を見たら、
びちゃびちゃの雪やないですか。降るなら26日に降ればタイムリーなものを。

ジェーニャに聞いた面白い話。
ロシアのTVで外国映画を放送するときは、元のセリフにロシア語の吹き替えを被せるんですね。
例えば英語でしゃべっていると、同時にロシア語のセリフが聞こえてくるのです。
劇中で女性が出て来ようが子供が出ようが、吹き替えはいつも同じ男性が棒読みでしゃべります。
耳で聞く字幕みたいなイメージでしょうか。

で、この吹き替えの人にベテランの人がいるそうで。
声を聞くと「あ、あの人だ」とわかるそうです。
TVで外国映画を観るとお馴染みの声なわけで、日本の声優とはひと味違った人気と言いましょうか。
そんなわけですっかり有名人になり、最近はCMなどにも出てるとか。
日本で言えば、天気予報の福井さんのようなものかしらん。

ところで大同生命ってあるじゃないですか。
『甘粕大尉』読んだあとだと、どうも満州国の企業に聞こえて仕方ありません。
「大同○○」という言葉がよく使われていたのですよ。
実際、関連あるのかしらん。

熱はないと思うんだけど咳は出るし、なんだかふらふらするし、ヤな感じだなぁ。ううう。
2/23

えらく模範的な春一番が。
九州には黄砂も来たそうで。春だなぁ。
速水は寒いのが好きなので、もうちょっと冬が続いて欲しかったですが。

とかなんとかいっていると、喉に違和感が。
この期に及んで風邪ですか? ううイヤだなぁ、ちゃんとうがいもしてるのに。
なんか頭痛もするし鼻水も出るし、それともこれは花粉なのかしら。
風邪じゃありませんようにと祈りつつ、ニンニクをしこたま放り込んだラーメンを食べてきました。

ロシアの航空機産業が統合へ。
まぁ、欧米の飛行機メーカーが統合された流れが、ようやっとロシアにも来たということでしょう。
そりゃまぁファンとしては淋しいけど、仕方ないじゃろね。
スホーイとかミグとかいう名前にはブランド力があると思うのだけど、それは残すのかな?

『汁かけめし快食學』(遠藤哲夫 ちくま文庫)読み中。
わかりやすく汁かけめしを食べたくなります。
あ、ウチでねこまんまといえば味噌汁かけご飯のことでしたよ。
藤浪さん、坂東さん、べんじゃみんくんにお薦めかな(名指し)。
2/22

じつは秋葉いつきちゃんことジェーニャが来日してまして、新宿で会ってきました。
ふと映画の話で盛り上がったり。
彼女もジーナ・ガーションが好きだったことが判明し、おお同志同誌。

行き帰りの電車で『甘粕大尉 増補改訂』(角田房子  ちくま文庫)を読了。
角田房子はちゃんと読んだことなかったので、他の著書も読みたくなりました。

夜は打ち合わせ一件。

2/21

部屋がえらく散らかっているのに気づいてしまい、掃除などしちょりました。

『迷宮クロニクルVol.3 恋の増量120%』の見本誌をもらいましたよ。
で、まよキンといえば、近々サプリメント『げっちゅーキングダム』てのが出る予定なのですが、
これ用の投稿を熱烈に受け付けております。自作シナリオや王国設定、追加データなどですね。
詳しくは『迷宮クロニクルVol.3』を買っていただくか、公式サイトでご確認くださいな。

昨日の日記、岡本喜八といえば『殺人狂時代』を忘れてはイカンではないか。
2/20

盛りだくさんの一日でしたよ。

コミティアのペーパーを書きながらNHKをつけっぱなしにしていたら、
「日本の話芸」が桂米朝師匠の「はてなの茶碗」で。それはそれは面白く。

てなわけで、ビッグサイトでティアです。隣ではワンフェス。
新刊が出せなくてごめんなさい。そして来ていただいた方、ありがとうございます。
ティアではじめてウチの本を見てくれる人も多く、嬉しいですね。
mixiで知り合った人ともいろいろ出会えましたし。
最近はミトンの編みぐるみをブースに置いておくのが趣味なのだけど、
今日は『霧につつまれたハリネズミ』ぬいぐるみも持っていきました。
ミトンの方は反応してくれる人もいるのに、ハリネズミは反応皆無でがっかり。ああー。
あと、ワンフェスを覗いて山海堂でフリントロックピストル買ってきたりしましたよ。
次のイベントは3/21のコミケットスペシャルですか。5月のティアにも出る予定なので、ヨロシクー。

ティア後は池袋のジュンク堂にゴー。いろいろ買い物をば。
『汁かけめし快食學』(遠藤哲夫 ちくま文庫)
『ファファード&グレイ・マウザー2 霧の中の二剣士』(フリッツ・ライバー 槍元推理文庫)
『監督不行届』(庵野モヨコ 祥伝社)
『世界の終わりの魔法使い』(西島大介 河出書房新社)
『ナポレオン 獅子の時代』(長谷川哲也 少年画報社)

今日はゲームサークル「監獄舎」の日なので、そのまま途中参加でゴー。
評判の良かった「BANG!」が遊べたのが良かったです。
いや、シンプルなのに盛り上がって面白いですね。勝ったし! これ買おうかな。

ゲーム会のあと、大挙して呑み屋に繰り出す24人。
いやもう、学生時代を思い出すような盛り上がりっぷり。腹の底からゲラゲラとバカ話。
盛り上がったあげく、朝佳さんが轟沈しました。
呂律がどんどん回らなくなり、妄言をまき散らす模範的酔っ払いっぷり。
理性的になろうと言われ、「理性なんて邪魔じゃん」と言い切って沈没。
他にも「リバウンドダイエット」や「みんな仕事があるんだってば」等々の
含蓄のある名言が飛び交う呑みでした。でも、たまにはこういう呑みをしないとイカンと思うのですよ。
これぐらいやって気分がスッキリするというか、ねえ。店には大迷惑だったですが(恐縮)。

店から出る頃になって、今度はdczさんがおかしくなってきました。語尾に「っつーの」と連発し、
「もう半年早くコミティアに行っていれば、こうの史代とTAGROの本を買えた」と繰り返し、
足元おぼつかず、ああっ、酔っ払いだ!
コーヒーを飲むべく近所のロイヤルホストに入りましたが、とうとうそこで轟沈。
dczさんがつぶれるところははじめて見たなぁ。レジェンダリー愚行ナイトですよ。

そして帰宅してニュースをチェックしたら、岡本喜八死去の方が。
81歳ですから意外とは思いませんでしたが、しかし新作が観れないと思うとなんとも淋しいです。
邦画では一番好きな監督でした。メッセージ性のある作品でもきっちり娯楽作に仕上げる手腕はさすがです。
アナーキーで、視点はウィットに富んでいてというかイヤミですらあり、でもヤケクソ的に爽やかで。
その作品の多くがDVD化されていないというのは犯罪的ですらありますよ。
岡本作品を未見の方は、レンタルで是非観てください。ホント面白いんだから。
『肉弾』『独立愚連隊』『独立愚連隊西へ』『日本の一番長い日』『侍』
『座頭市と用心棒』『ダイナマイトどんどん』『近頃なぜかチャールストン』
『ジャズ大名』『大誘拐』『助太刀屋助六』……ああ。

たまたま今日、『座頭市と用心棒』の話をしたばかりでした。黙祷。
2/19

映画に行ってきましたよ。おお、なんて週末らしいんだ。
観たのは『アレキサンダー』。たがみあきらさんとご一緒に。

歴史オタに嬉しい描写はありました。
マケドニア軍のファランクスは観てると血圧上がるし、インド軍かっこいいし。
ガウガメラの戦いの空撮は、近代戦以前テーマのウォーゲームを遊びたくなりましたよ。
後半のアレクサンドロス軍に、アジア兵が沢山加わっている描写も良かったんじゃないでしょうか。
当然ながらディアドコイ戦争の面々が勢揃いしてるのも嬉しくなるし。

ただ、映画全体としてはつまらない出来映えだったと言わざるを得ないわけで。
アレクサンドロスの性格付けも、いろいろやろうとして失敗してると思います。
英雄コンプレックスや両親への反発と愛情、世界帝国建設への理想、どれも上滑りしているような。
あれなら内面描写などせず、部下を主人公にして
アレクサンドロスを怪物として描写した方が面白かったんじゃないかな。
また、彼一人が説明無しにギリシア人優越主義から抜け出しているのも唐突で。

さらにアジアの都市を征服するたびにエキゾチックな美男美女が舞い踊り、
それをアレクサンドロスが酒杯持って眺めるという光景はあれは繰り返しギャグかなにかですかノウ。
フィリッポス2世がヴァル・キルマーだったのだけど、髭もじゃで隻眼の武骨なおっさんだったので
誰だか最初わかりませんでしたよ。びっくりだ。
腐女子向けのシーンが多かったのは、ウチは気にならないけど
マケドニアで評判悪かったというのはむべなるかな(笑)。
総じてギリギリ1800円の価値はあるとはいうものの、行かなくても損はしないと思います。ハイ。

ところでアレクサンドロス大王はガラスの球に入って海中を観察したとかそういう伝説がありまして。
映画中にそういうエピソードが無くて、たがみさんががっかりしてたのが印象的でした。
なんであんた、そんな変な伝説にこだわるんですか(笑)。
そんなエピソードが出てきたら多分もっと楽しい映画だったんじゃないかとは思うけどさ。
あと、たがみさんはヒゲ&胸毛フェチなので、コリン・ファレルに胸毛がないことがご不満のようで。
ヒゲ分自体は濃厚な映画でしたけどね。

映画のあとは呑み屋でダベリング。
フォトショップや印刷の線数で盛り上がる食事って、なにか変だ。

『与太郎戦記』(春風亭柳昇 ちくま文庫)読了。
軍隊生活や戦争体験を面白おかしく書いてますが、
相当肝の座った精兵だったんじゃないでしょうか柳昇師匠は。
古兵としても頼りがいのある人物だったようだし、現役兵というのはたいしたものです。
妻子持ちで30越えて徴兵された大岡昇平とは、いろいろ印象が違いますよ。
感情移入できるのは大岡昇平だったりするのが、歳取ったなぁと(笑)。
しかし船舶砲兵か。大変だなぁ。

2/18

今日はウチがお手伝いしたものがいろいろ出てます。

ライアーソフトさん『SEVEN-BRIDGE』で、メカデザインをやらせてもらいました。
速水のテケトーメカがすごくかっこよくなっているので、ゼヒゼヒ。
あちこち見てると、もうクリアしたという人が何人もいて感心したり。
そして、ウチの環境ではやっぱり遊べない秘密。あのう、そろそろなんとかした方がいいと思うんですが。
18禁なので、少年少女諸君はもうちょっと我慢してね。

ロールさん『おしかけおさなづま3』、初回特典小冊子に絵描いてます。
勿論ウチの環境では遊べない秘密。あのう、そろそろなんとかした方がいいと思うんですが。
18禁なので、少年少女諸君はもうちょっと我慢してね。

そして『迷宮キングダム』のサプリメント第三弾『迷宮クロニクルVol.3  恋の増量120%』が出てます。
例によってコミック「オープンダイスキングダム」描いてますんで、よろしくお願いしますね。
今回はバレンタインネタのお話です。速水がバレンタイン漫画描くとは思ってもみなかったわい。
こう言うと興味出てくるでしょ。さあ買えい(笑)。
魚蹴さんの書いた短編小説も載ってます。これもえらく面白いですよ。


世の中そろそろ春も近くなってきたというのに、インフルエンザが流行ってますね。
友人知人がバタバタ倒れてるんですが。お大事にー。
ウチはなんつーか健康です。そんなに丈夫な方とも思えないんだけど、何故かしら。
やっぱバカだからなかぁ。あと基本的に出かけないしなぁ(せつなくなってきた)。
この週末は新宿に行ったりビッグサイトに行ったりするので、気をつけようと思いますが。
外出したらうがい手洗い励行ですよ。

■■■■■

談話室「滝沢」が3/31に全店閉店だそうです。ぜぜ、全店!
従業員の質が低下して、客に質の高いサービスを提供できなくなったからとか、
宗教などの勧誘に使われて雰囲気が保てなくなったからとか、そんな理由だそうな。
あ、「滝沢」というのは東京ローカルの、打ち合わせなどに特化した喫茶店です。
独特の雰囲気があって、嫌いじゃなかったですが。高かったけど。
池袋の「蔵王」がトースト食べ放題を止めたことに匹敵する衝撃的ニュースですよ。
あらあらー、まー。

夕方から打ち合わせ一件。
どきどき。

打ち合わせ後、久しぶりに書店に行ったり。
そして欲しかった本は軒並みありませんでした。がっかり。
まぁ、かわりに買ったのも読みたい本だったのでいいんだけども。
『与太郎戦記』(春風亭柳昇 ちくま文庫)
『甘粕大尉 増補改訂』(角田房子 ちくま文庫)

夕食を近所のグリルで済ませたのだけど、店員の女の子がめっぽうかわいい眼鏡っ娘で。
おれには眼鏡っ娘属性は無い筈なんだけどなぁ。
あ、でも眼鏡フェチは高く評価しないタイプかもしれないな。
まぁそんなことはどうでも良いのだけど、ときめいてしまったので近いうちにまた行こう。

行きたいといえば、都庁の居酒屋もそそりますよ。
社員食堂そのまんまで居酒屋というのは、なんだ、こう、社会主義的で魅力的で(よくわからないたとえ)。
2/15

評判いいゲームなので注文していた『Wings of War』が届きました。
一次大戦の空戦ですよ!
早く遊びたいのう。

プロジェクトX、来週はパリダカの日野レンジャーですか。
カミオンは好きなので楽しみです。だって、ロシアのカマズが強いから(わかりやすい)!
ファン以外にはわりと知られてないのだけど、
カミオン(トラック)ではカマズは強豪なんですよ。今年も優勝しました。ウラー。
カマズのサイトはこちら
これとか、ステキステキ。
日本に代理店はないのねん。やはり旧共産圏で強いんじゃなぁ。
カミオンの常連といえば、チェコのタトラも大変かっこいいトラックを作るのですよ。

仕事に取りかかる前に、士気高揚のため映画の1シーンを観たりします。
『スターリングラード』の冒頭とか『K-19』のミサイル発射とか
『アレクサンドル・ネフスキー』のドイツ騎士団突撃とか
『アヴァロン』の冒頭とか『ケルジェネツの戦い』とか。
なかでも定番が『トラ! トラ! トラ!』でして。
赤城から攻撃隊が発艦する一連のシーンがもう大好きです。
特に一番機が夜明け前の暗闇を発艦するとき、
艦橋の横を通過した瞬間朝焼けが映り、零戦が逆光になるじゃないですか。
あれは数ある戦争映画でももっとも美しい絵じゃないかしら。
戦争映画でたぎる絵というのはいっぱいありますが、綺麗な絵というのはなかなかないですよね。
発艦前のじわじわ上がるテンションも、二番機以降が排気炎を輝かせながら発進していく絵もたまりません。
アニメも含めて発進シーンちうのは無数にあるけど、これが一番ですのう。

あと冒頭も好きだなぁ。ジェリー・ゴールドスミスのテーマ曲に文句つける人もいるけど、
じわじわ盛り上がるいい曲だと思うけどなぁ。
そして横山宏は撮影用の1/1長門を観たことがあるんでしたっけ確か。羨ましい。

2/14

バレンタインデーなので牛肉を買ってきて食べました。
牛はうまいのう!
チョコよりうまいよきっと。

また忙しい時期になってきました。きりきりー。
なのに今日になって夏コミの申込書を書いてたり。16時ギリギリに郵便局ゴー。
コミケといえば、3/21のコミケットスペシャル受かりました。24時間耐久コミケですよ。
第2部A-51b「ボストーク通信社」です。よろしくよろしく。
第2部は16時から21時か。おお、なんだか楽しみになってきました。
せっかくのお祭りなので、3/21オンリーの変な本出したいですね(言うのはタダ)。

「太陽」のスチールが、黒川ケンキチさんの日記で紹介されてました。
うわ、マッカーサーがそれっぽい(笑)。

2/12
エルスウェアさんが2年の充電期間を経て、メイルゲームに復帰!
「ブラッドオペラ 《赤》き聖餐よ、我らを誘え」
速水もお仕事する予定です。ヨロシクヨロシク。

『ファンタジーの歴史 空想世界』(リン・カーター 東京創元社)を読了。
いっやもう、面白かった!
まぁ、ツッコミどころは多々あります。前半の見せ場、トールキン批判は実に子供じみていて微笑ましく。
あと「ソード&ソーサリーは基本的にコナンの亜流ばかりで進歩がない」という意見に対し
「進歩なくてもええやんけ、読むのも書くのも楽しいんじゃ」という開き直りはいっそ清々しいほど。
前半も十二分に面白いのだけど、後半「世界創造について 創作された環境に関する諸問題」
「地元の風習と名前 新造名についてのいくつかの考察」「商売の秘訣 世界創造の中級テクニック」
の各章は読んでいるこちらのテンションが沸騰します。
創造された世界における地名は、既存のもじりではいけないとか大上段に書かれると、
もう平伏するしかありません。いや、冗談ではなく。
遠い過去、高校生の頃に捨て去ってきたと思い込んでいた愚直なコダワリが
時空を越えてガツンと殴りつけてきたような衝撃があります。

そんなわけでツッコミつつ読むのだけど、しかし全編にわたってファンタジーへの愛がみなぎっており、
「バカだッ、バカの本だッ」と表現するしかない力任せの説得力に満ちています。
内容の是非はこの際問題ではありません、著者の意気込みや熱意が確実に伝染してくるのです。
これは、ソード&ソーサリー世界を妄想するための原点に立ち返らせてくれる、そういう本なのです。
ノート買ってきて、ひさしぶりに世界地図から描きたくなることうけあいです。お薦めですよ。
二つ三つ、むかーしから考えてる世界があるのでそれを引っぱり出してみるかなぁ。

しかしなんだ、アルファベット文化と日本語文化だと音への感覚が全然違いますのう。
「さて、『メルニボネの夢見る都』イムルイルについていえば、あまりにも美しい名前なので、
ダンセイニその人にも匹敵するほどだ。
しかし、ルリン・クレン・アアは……。
ルリン・クレン・アア!
もし名前が食べられるとしたら、この名前は消化不良を起こすだろう。」

そ、そうなんや(たじたじ)。

あ、ファンタジー小説、特にソード&ソーサリーのガイドブックとしても大変よろしいのではないかと。
そんなわけで今は復刊されたファファード&グレイ・マウザーの2巻『死神と二剣士』を読み中です。
やっぱり面白いなぁ。耽溺するなぁ。
あと、ランクマーの地図を見ているだけで血が騒ぎますよ。
とはいえ、末弥純の表紙は……違う、マウザーはもっと悪党ヅラなんだようぅ。
マウザーは永遠のアイドルです。好き好き。

夜、吉祥寺で滋賀から家族旅行でやってきた旧友森田夫妻と夕食。
森田くんも奥さんの綾乃さんも昔なじみのゲーム仲間で、
それはそれは数多くの冒険を共にしてきたものですよ。やー久しぶり久しぶり。
特に森田くんは盟友かわしまと出会う機会を作ってくれた奴でもあり、
これはマジで感謝してもいいと思うよ速水。
2歳半の娘さん静月ちゃんも一緒で、今日はジブリ美術館に行って来たそうな。
森田くんの親バカぶりたるやたいしたもので、彼は結婚式で泣くタイプだな、うん。
連休中にディズニーランドも行くそうです。いやはやおつかれさま。

ベルヴィルランデブー、続映ですと。
今は銀座、3月からは吉祥寺でやるみたいです。行く行く、チョー行く。
気がつけば、アニメ映画マイベストのひとつぐらいに惚れてるかもしれません、これ。
ちなみにあとはオネアミスに、もうひとつは何かな、むむ。

ソクーロフの昭和天皇映画『太陽』ですが、佐野史郎は侍従長役だそうです。
当時の侍従長はえーと、藤田尚徳。恥ずかしながら、どんな人物かよく知りません。
イッセー尾形の天子様写真も見ましたが、いやなかなか。

ところで話題になった南セントレア市騒動が結局白紙になったアレですが、
魚蹴さんとこで紹介されてたネタにウケてしまったり。
くそ、『映像の世紀』ネタには弱いなぁ。そしていい加減DVD揃えたいなぁ。

ipod shuffleごっこ。
楽しそうだナー。
2/11

今日は新宿でYSコンです。サタスペREmix+やってきましたよ。
会場に着く前に、朝兼昼で牛丼屋に入ってみます。大手じゃなくて、インディーズ系の。
非常にブルーカラー的な味つけで、一杯だけなのに満腹に。
そういえば、今日は吉野家が一日だけ牛丼復活の日だったのです。
行きがけに見かけた吉野家にも行列が。
さっき自分も牛丼食べていたことを棚に上げ、そんなにしてまで食いたいかとあざ笑う速水。

今日のセッションは、プレイヤーさん4人中3人がサタスペ初心者。
どんな世界かもご存じでなく来てくれた方もいて、
いや、こういうプレイヤーさんはうれしいですねホントに。やりがいがありますよ。
さて、今回のチーム「マイティ銀河公司」のボンクラどもは以下の通り。

キャシー中臣 27歳 ♀
チームの財政を一手に預かる生活恋愛亜侠。ベーシックパッケージは裏方。
なにごとも穏便に済ませることを好む堅実な性格。表の顔は地主。
こう書くと常識人っぽいのだが、なぜかいつもメイド服のあたり、地味におかしい。
しかもカラシニコフ持ってるし。メイドが! カラシニコフを! しかも地主! 変だよね。

チェーザレ・コルドバ 19歳 ♂
コルドバ兄弟の兄。教養恋愛亜侠で、表の顔は車磨きな路上生活者。
仕事そっちのけで色事に血道を上げる、ラテンな熱い男だ。ベーシックパッケージは道化師。

リカルド・コルドバ 19歳 ♂
コルドバ兄弟の弟。トカレフを振り回す戦闘亜侠。表の顔は用心棒。
知性派の兄に肉体派の弟という黄金パターンかと思いきや、遊び人で頼りにならない兄を
弟がフォローするという苦労人タイプであることが判明。ベーシックパッケージはマネージャー。

グエン・ヴァンミン 23歳 ♂
犯罪戦闘亜侠なベトナム人。表の顔は靴磨きな路上生活者。
一見まともなチンピラに見えるのだが(なんだそれは)、言葉や行動の端々に狂気がほの見える。
他人の失敗をいちいちメモするのが好き。ベーシックパッケージは専門家。

なんといってもチェーザレが光っておりました。
ネットカフェで情報収集中、PCぶっこわして一日を棒に振るところをグエンになんとかしてもらい、
直ったPCで何をするかといえばエロサイト巡りをしてやっぱり棒に振るというダメっぷり。
そしてクライマックスでは敵ボスの愛人を奪ったところ、ボスと一騎打ちをする羽目に。
まぁそれ自体はかっこいいのだけど、シミターでかかってくるボスに対し熱い拳で応戦。あっさり気絶。
そして男と男の勝負に臨んだボスは、リカルドにあっさり射殺されたといいます。
彼は兄を守るためだったと言ってるけど、微妙に守ってへんがなー!
あ、キャシーが税務職員に襲われたイベントもマブかったですね。
結果、MVPは見事チェーザレになりました。スピークイージーでは「ダメ人間」になったけどな!

セッション後はかわしま、小林正親さん、清水さん、長田さんと呑みにゴー。
タチの悪い話で盛り上がる盛り上がる(「とんぼ」が流れて死)。

ここ数日ニュースを見てないので、北朝鮮の六者協議延期と核開発公式発表は結構びっくり。
まぁ、北朝鮮一流の外交的ハッタリのひとつだと思うので、あまり騒いでも何だと思いますが。
経済制裁したがってる人はどう思ってるのかな。
実際のところアメリカなどは経済制裁して欲しくないようなので、そう簡単にはできますまいが。

拉致問題は勿論解決すべきですが、それだけにこだわると交渉が一切出来なくなると思うのですよ。
ロシアとの北方領土問題とかと同じ構造にならないかしらん。
経済制裁すべしと煽ってる報道が結構目に付くのも苛立ちます。
煽られると引き下がれなくなりますよ。この問題での騒ぎ方、好かんです。

2/9

日朝戦、どうにかこうにか日本勝利。
あちこちの日記を見てるといろんな感想があって面白いです。
素直に大喜びしてる人、ヒトコトつけたい人、ジーコ更迭のためには引き分けの方が良かったという人(笑)。

魔女宅がハリウッドで映画化の企画ですと?
宮崎駿はイヤだろうなぁ。
まぁ、角野栄子の原作準拠だそうですが。
監督はテリー・ギリアムかティム・バートンあたりでどうか。
宮崎さんといえばヴェネチア映画祭で栄誉金獅子賞を受賞するとか。
イタリア好きだから、嬉しいんじゃないかな。
ドイツも好きだろうからベルリン映画祭の金熊賞も嬉しかったろうし。
んじゃあ、そろそろモスクワ映画祭で賞が欲しいところですかのう。

春節になったので、年賀絵をアップしましたよ。
2/8
「こうした語句、こうした絢爛豪華なイメージの連なりは、
たしかに、われわれの大部分の内部にあるなにかに触れる。
わたしの信ずるところでは、空想的なものへの渇望は、人間に共通の条件だ。
人間であるということは、夢を見る能力をそなえているということなのだ。
どんなに退化したり、野蛮化したりしていても、奇跡への飢えを持たない人間はめったにいない。
しかし、ご自分を試されるといい−−−『顎髭をたくわえ鰭を備えるノオリ族が奇妙な迷宮を
つくりあげているという黄昏の海を見はるかす、なかがうつろなガラスでできた崖の頂きに広がる
小塔建ちならぶ伝説の邑、イレク=ヴァド』、あるいは『黒髪の女性と蜘蛛の巣くう神秘の塔で
知られたザモラ』あるいは『影に守られた墳墓の国スティギア』といった文章を読むと、
あなたの内部でなにかがうごめくだろうか?

もしうごめくなら、わたしがいっていることは、すでにおわかりだろう。
もしそうでなかったら、おそらく本書はあなたとは縁がない。
しかし、こうしたイメージに応えてわたしの内部で歌うものがなんであるにしろ、
わたしはそれがあってうれしい。」
『ファンタジーの歴史 空想世界』(リン・カーター 東京創元社)

すばらしい(嵐のような拍手)。
2/6


注文していた『霧につつまれたハリネズミ』のヨージックぬいぐるみが届きました。
ちっちゃくてかわいいです。ひゃっほー。
ミトンの編みぐるみと並べておくといい感じ。

ココイチでカレー食べてると、店内放送で一号店が開店した78年の出来事を解説してまして。
大平首相や王貞治の800号ホームランと並んで「空白の一日」事件の話が出るわけですよ。
「高校生の頃、怪物と呼ばれた『ある投手』が『某球団』に云々」吹き出しそうになりました。
エガワとかキョジンとか言うたらアカンのやったら、そもそも話題に出さへんかったらええのに(笑)。

ときに、なんか面白いソード&ソーサリー小説はないですかのう。
最近はめっきりハヤカワFTや創元推理をチェックしてないのでアンテナもにぶってるんですよ。アカンです。
男はどんどん死に、女はどんどん脱いで、ピカレスクで薄汚くて鋼と血の臭いが立ちのぼってくるようで、
おどろおどろしくていかがわしい、マカロニウエスタン分を混ぜつつ、ビジュアルイメージは生頼範義で、
エロスとタナトスに満ちた、肉食ってる奴が書いたようなものがええのんですけど。

要するに、ソード&ソーサリーだとコナンやファファード&グレイマウザーが大好きってことなンだけどね!
でもソード&ソーサリーにはいかがわしさとエキゾチズムを基調にした、
パルプな生命力は必須だと思うなー。

とかぶーたれていると、ジョン・ジェイクスの「戦士ブラク」を菊地さんに薦められました。
ジョン・ジェイクスちうと第二銀河系シリーズの! あれ大好き!
そして戦士ブラクというのは恥ずかしながら初耳でした。屈辱。
勿論絶版でして、古書での値段を調べてみると……うう、そこそこ高い。

まぁよろしい。
今日届いた『ファンタジーの歴史 空想世界』(リン・カーター 東京創元社)
べらぼうに面白そうなので、まずはこれをやっつけることにしますよ。
いや、著者がリン・カーターで表紙が武部本一郎とくればつまらないわけがないのだ。うっひょー。

mixiのMURAJIさんの日記で知った、一次大戦のカラー着色写真ページ。
白黒写真でもその向こうには総天然色の風景があった筈で、
最近はそれを意識して写真を観るようにしているのだけど、
やはり実際についていると違うね。
破壊された家や廃墟の風景が淡々としていて、かえって凄惨さを感じたり。
2/3

鬼は外ー。
福は内ー。
近所で玄関から威勢良く豆撒いている家がありまして、よろしいもんですね。
福豆はたいそう美味しくて好きなのだけど、お腹が張るのが短所だのう。

先日アーリータイムズを退治したので、いまの寝酒はカティサーク。
なんか、圧倒的に美味いなぁ(笑)。

『二百三高地』を観たので、司馬遼太郎の『殉死』を引っぱり出す。
乃木将軍の人間像を考察した、非常に面白いエッセイです(お薦めよ)。
天才を扱った伝記や小説は数え切れないほどあるけど、
凡庸な人物をテーマにした作品というのは実に少ないなぁ。
天才というのは往々にして我々凡俗には想像もつかないし共感もできなかったりしますが、
一方で大舞台で働く羽目になった凡人というのは、その内面など興味深い作品足り得ると思うのですよ。

たとえば軍人ならば一次大戦の小モルトケやファルケンハイン、ヘイグなど。
二次大戦はソ連のヴォロシーロフやブジョンヌイとか、主人公にしたら面白いと思うんだけどな。
勿論ファルケンハイン辺りは単なる凡人ではなく、トップクラスのエリートですが天才ではありますまい。
特にソ連の将軍は上にスターリン、敵におそろしく有能なドイツ軍をかかえてるわけで、
彼を主人公にしたらすごく面白いものができるんじゃないかしら。
乃木さんはまぁ、軍人としては凡庸を通り越して無能だろうけど。

偽造500円玉のニュースで、コインをアップにして差異をくらべているのを観ていると
三角縁神獣鏡が和鏡かどうかとか、そういうネタをふと連想してしまいましたよ。
2/2

ふふふ、寒いです。
デブなので寒さには強いし、そもそも寒いの好きです。
暖房はまだ電気膝掛けいっちょですよ。
つうか、エアコン入れると顔がむくむような感覚がしてあまり気持ちよくないんですよね。
天気予報によれば当分寒いそうで、いいぞ、いいぞぉ。

明日は節分。
大阪の寿司屋の陰謀、恵方巻きの季節ですが、美味しいので許可許可。
ところで、あの恵方ちうのは誰が決めてるんでしょう。
アズハル大学かな。

ネパールで国王が全閣僚解任だそうで、つか国王のクーデターというか、新内閣には首相がいないし。
まぁ、以前議会が解散させられてから事実上の国王親政だったそうだけど。
毛沢東派ゲリラは「中世的専政」と非難してるけど、毛さんはまだ古くないらしい。
正式には「共産党毛沢東主義派」なのですね。毛派以外の派閥もあるのかしらん。
しかし、ギャネンドラ国王というのはえらくアクティブだけど、どんな人物なんでしょうね。

ふと観たくなったので、『二百三高地』のDVDを掘り出してBGVでかけっぱなしたり。
いやぁ気合いの入ったいい映画です。
仲代達矢VS丹波哲郎のシーンは、油の乗りきった二人の激突というか、眺めているだけで大興奮。
しかし、仲代乃木をずっと観ていると本当の乃木の顔を思い出すのにワンテンポ必要になりますね。

あとわたくし一次大戦フェチなので、
「目標ーッ! 鉄条網前方、爆破孔まで躍進距離50ッ! 突撃ーッ! 前へーッ!」
とか叫ばれるともうそれだけで辛抱たまりません。
実際は言われたかぁないセリフのトップクラスだけどな! いや言うのも遠慮したいし!
2/1

寒波襲来ということで、吹雪や大雪がひどかったところも多いそうで。
東京は風がちょっと吹いたぐらいで、ポカーンといい天気でした。
これが関東平野の冬って奴かー。

吉野家の牛丼が一日だけ復活。
「主材料の牛肉は、03年末の禁輸措置以前から国内に残っていた米国産のバラ肉150トンをかき集め」
というのに泣けるというか、ドラマを感じませんか。

「へっへっへ、旦那、これだけ見つけて来るには苦労しましたぜ」
「約束の100万だ……なに足りない? この業突張りめ、そら200万だ!」

「ふふッ、このわしが人の道を教えてもらうとはな……ほら、最後の10キロだ」
「いいのですか、それは貴方が命より大事にしてきた牛肉ではないですか!」

「動くな! 吉野家だ! ……しまった、もぬけの空か!」
「課長、まだ温かいです! ニクはまだ近くに!」

「見えたぞ、あれが松屋の倉庫だ。目標は肉。捕虜はいらん。では武運を祈る」
「ロックンロール!」