■2004年6月■
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Flying Circus →
6/30
いやーッ、八木のタイムリーはしびれました。たまらん。
そして試合を最後まで放送しないテレ朝に呪いあれ。
NHKスペシャル「アメリカとイスラム 第2回 シーア派の選択〜革命25年目のイラン」の
再放送を観たり。日曜日はすけこんだったので観れなかったのですよ。楽しみだったので。
アフガンとイラクというややこしい国が二つも隣にあるイランですが、
しかもそれが陸続きだというのはだいぶ感覚が違うんだろうなぁと思ったり。
興味深かったのはヒズボラの軍事パレードなんですが、
イスラエルの旗を破って突入するパフォーマンスがあったりして。
しかしレバノンでヒズボラというのはどういう立ち位置なんでしょうか。
現実的なことはおいといて、建て前としてあんな武装集団が公然と国内にいて
法律上はどないなっとるんや、とか。いやそんな国多いんだけど。
あと、イランには殉教者協会というものがあって、そこが公然と殉教者を募集してるのも
生温い現代練馬の感覚からすればえげつないもので。
希望殉教先をパレスチナやらイラクやら選べるのも、なまじユーザーフレンドリー(?)でおっかなく。
あれも合法なんですよねぇ。
殉教者急募未経験者歓迎研修制度有家族手当完備勤務地カルバラ
ライブドアの近鉄買収は厳しそうな塩梅ですね。
一蹴するようなものでもあるまいに。つまらんのう。
6/29
鮭のつもりが、なぜかホッケを食べてます。
やや、フー・スウィ・チンの同人誌が夏コミで出るですと(遅い情報)。
本人も来るのかのう。
『ナポレオン 獅子の時代 2』(長谷川哲也 少年画報社)
だんだん絵柄がトラディショナルな長谷川絵に戻ってきて、個人的には嬉しかったり。
え! ライブドアが近鉄を買収交渉中とな。
これで合併が回避されたりするのかしら。
なにはともあれ、がんばれー。
物欲世界。
つるかめつるかめ。
6/28
デイリーポータルZ、今日のネタはつぼ八で宴会。
所詮居酒屋宴会メニューとわかっていても、この羨ましさはなんだ!
わー、居酒屋行きたいよう。
そして「地球・ふしぎ大自然」はヒグマの食生活について。
熊が雑食なのは知ってましたが、あんなに草をもりもり食べたりするとは初耳でした。
あと、ゴビ砂漠にも住んでるんですね。たくましいものです。
しかし、連中は実に美味そうにメシ食うんですよこれが。
砂浜で、器用に貝掘り出して食べてるんですが、あれで足りるのかなぁ。
そしてやっぱり鮭ですよ鮭!
でっかい、太った水気たっぷりの鮭をバリバリと! もりもりと! あ、イクラ食べてる!
鮭食べたくなりました。スーパーで売ってる切り身なんてモンじゃなくて。ああー。
ロシアでRPGは見かけなかったんですが、ウォーハンマーはある様子。たいしたものです。
ボードゲーム自体は結構盛んな様子でしたよ。
日本ではあまり見かけなくなったタイプのファミリーボードゲームも多かったし。
プーチンとしか思えないキャラが描いてある箱絵の「プレジデント」とか。
昔のファミリーボードゲームだと「戦国武将ゲーム」が好きだったなぁ。また遊びたいなぁ。
ちなみにこの店、旧KGB本部のすぐそばで偶然見つけました。
6/27
今日はゲームガレージスケープコンベンション、愛称すけこんの日です。やー盛況でした。
速水はサタスペREmix+のDDをやってきましたよ。
今回のシナリオは「そうだ、映画を撮ろう」というものです。まさにタイトル通りの内容です。
チーム「走る! ダイナマイトタイガース」の面々は以下の通り。
アフリカ出身で、シニカルポップな服装に身を固める娘さんハディ・ボンゴ。
鮫のように笑いバットを振るう、恐るべきサバンナの逆襲でした(意味不明)。
中国の奥地から拾われてきた、スペイン系中国人の美少年、カルロス・趙。
服装を振ったらものの見事に裸族。これがすべてを決定づけたといっても過言ではない。
頭がだいぶ寂しくなった52歳ルポライター(悩みは文盲)、比賀アキラ。
タイツぴちぴちの超級英雄スタイルである彼は、篠房六郎世界にいそうな風体で。勿論『家政婦は黙殺』に。
金持ちのボンボンで、ヒップホップでチェゲラーで食通のあんちゃん、赤木イゾウ。
海原雄山っ面でなにかといえば至高至高と言い始めた辺り、混ぜるな危険を地で行くキャラ。
んでもって、できた映画はどんな作品だったかというと……。
壮大なオーケストラに乗せて立ち上がるタイトル「大阪の悪党」。
森の中を逃げるアベック。それに襲いかかるゾンビの群れ。
しかし、一度に映るのは多くても4人。しかも、よく観ると倒れたゾンビが這って画面外に逃げているぞ!
アベック、銃と剣で逆襲。すると突然画面暗転。スーパー「10年後」。
また森の中を逃げるアベック。しかし、役者が変わっている。
女は黒人になっているし、男はフルチンの美少年だ!
あはは、うふふと木漏れ日差し込む森で逃げる二人。追うゾンビ。壮絶な戦い。そして爆発。
監督は言う。これが芸術だと。
……終わったら、まだ少し時間があったので「YAMAKAGASI」というシナリオもプレイしたり。
今回、輝いていたのは比賀さんでした。
彼は「未来FAX」というアイテムを持っており、情報収集の際、未来の自分からFAXが送られてくるのです!
「52歳の俺へ。ターゲットは○○の部屋にいる。しかし注意しろ、彼は……(以下判読できず)」
これだけなら、どうということはなかったのですが。
ところで、彼はセッション中にヘロインを服用しておりました。
これは「心臓発作」というおそるべき副作用があり、数々の阿侠の命を奪ってきた悪魔のクスリです。
もうおわかりですね、比賀さんは4畳半の自室で事切れているところを発見されたといいます。
彼は、丁度FAXを送っていたところでした。そう、数日前の自分へ。
その表情は、なにかを成し遂げたかのように満足げだったといいます。
そうそう、裸族少年のカルロスは、裸仲間のグルーピーを引き連れるようになったり、
チームの仲間を密室に閉じ込めて猟奇的な行為におよぶにまで成長しました。
ひさしぶりに、模範的キジルシスパイラルを観た気がします。
すけこんの後は、吉祥寺で串焼き食べたり、その後アイリッシュパブでバカ話したり。
ドイツ製サンダーバード、「欧州救助隊ブリッツフォーゲル」は酒のバカ話としては秀逸だったような。
気の狂ったドイツメカがいっぱい登場!
ティンパニやドラムをばりばり鳴らす、やたらチュートンな響きのあのテーマが!
「ヤヴォール、ファーター!」
6/26
ちょいと帰省しておりました。
古巣のゲームサークル「京都ゲーム交流会」で迷宮キングダムの宣伝をしてきたり。
新幹線でいろいろ読了。
『ICO 霧の城』(宮部みゆき 講談社)
やー、ゲームのノベライズって難しいですねぇ。特に人によって解釈が分かれるような対象は。
つまんなかったわけじゃないですよ。
イコはがんばってるし、ヨルダはかわいいし、
城の情景は「ああ、ここ知ってる!」てなもんであの空気まで思い出してりして。
でも、なんか安っぽくまとまってしまったような気が、どうしても。暗黒の力じゃねーよ、とか。
もう一度プレイする気になりました。4周目かな(笑)。
『女騎兵の手記』(N.A.ドゥーロワ 新書館)
19世紀初頭のロシア軍。ナポレオン戦争に従軍した、男装の女性騎兵の手記です。
前線では自分が女であることを隠し通して従軍してたそうで、どえらいことをしたものですよ。
一部脚色はありますが、ほとんど事実という話で。
実際に敵を手にかけたことはなかったようですが、砲火のなか最前線を駆けめぐったりしてます。
ロシアの女性はすごいなぁ……というより、相当鼻っ柱の強い、ユニークな人だったみたいで。
軽騎兵は金がかかるので槍騎兵に転属したり、というエピソードが興味深かったです。
何に払ってたんでしょうね。
ところで、サタスペ前史というか、サタスペ世界の第3次大戦について訊かれることがときどきあります。
ゲームの主題とは関係ないのでぼかしてるんですが、ちょっと裏設定を説明してみましょう。
ただ、これはあくまで私的なメモや妄想であり、
将来書かれるかもしれない「サタスペ正史」ではないことをご了承ください。
あの世界、第2次大戦に日本は参戦していません。
イギリスはドイツに降伏し、そこでWW2は終結しました。
独ソ戦は起こりませんでしたし、アメリカも参戦していません。
おそらくイギリス降伏直後、ヒトラーがコマンド部隊に暗殺されたりとかしたんではないかと。
その後、大日本帝国とアメリカの間にどんどん緊張が高まっていきます。
フィリピンにアメリカが核ミサイルを配備するに至り、その緊張は頂点に達します。
1962年10月、先手を打ってアメリカは日本に核攻撃を開始。
JFKだとあまりやりそうにもないので、ジョセフ・ケネディが大統領やったんちゃうかと妄想したり。
まぁルメイ将軍が大喜びしたことは間違いありません。
東京はたちまち消滅。他の大都市にも次々にきのこ雲が立ち登ります。勿論大阪にも。
日本軍も黙ってはいません。
西海岸を中心とした、アメリカの一部の都市にはやはり核攻撃が加えられたでしょう。
真珠湾やサンディエゴは確定でしょうか。おそらく、日本側の主役は帝国海軍だったでしょう。
日帝の核ドクトリンというものを妄想すると、これは大変に興味深くてですね(興奮)。
空母や太平洋上の航空基地から次々に発進する、核搭載機。
レギュラスのようなでかい巡航ミサイルを搭載した潜水艦なんてものもあったにちがいありません。
アメリカ艦隊との間で核のぶつけあいも発生したことでしょう。
とはいえ、指揮系統が崩壊した日本は、長くても数日で戦闘能力を喪失。
その後、あの狂騒の世界へと歩みを進めていくのです。
こんな感じ?
まぁ、ゲーム中は使いませんよ(笑)。
そうそう、藤浪さんのサイトで、キャッスルファルケンシュタインのページができました。
よろしくお願いしまーす。
6/23
うしかい座流星群が観れるかな、と思ったけど曇り。ああん。
25日発売のマジキューにロシアレポートまんがを描きました。よろしくー。
しかし、皆さん速水とマジキューの組み合わせは予想外なようですなぁ(笑)。ええやんけ、ええやんけ。
……浮いてないといいな(弱気)。
モスクワの市場で観た、肉屋のまな板。
いや、「板」じゃないだろう。
こういうの観てると、ロシア人は本当にでかいのが好きなんだなぁと思いますよ。
市場では、野菜や果物がとても豊富でした。カフカスの方から来てるんですよね。
一方魚は燻製ばかりで、これはまぁ仕方ないか。あとザリガニとか売ってました。
6/22
台風一過で暑いのなんの。
暑いなかをうだうだ暮らすのは嫌いじゃないんですが、仕事するにはクーラーが必須なのです。
電気代がー。
スケールド・コンポジット社が民間初の宇宙飛行を達成。
宇宙の底をかすった程度ですが、やはりたいしたものです。デザインも結構いいセン行ってると思うし。
パイロットは62歳の副社長というのもいい。実にいい。
ロシアにも大金持ちがいっぱいいるんだから、なんかポンと援助せんもんかのう。
今後の展開が楽しみです。
録画しておいたNHKスペシャル「ローマ教皇、動く イラク戦争とバチカン外交」を観たり。
いや、大変興味深かったです。
イラク戦争直前の安保理決議を巡り、熱心なカトリック国であるメキシコにはたらきかけたりするあたり、
ヴァチカン外交の面目躍如といったところでしょう。
勿論結果としては戦争になってしまったわけですが、
「成功しないからといって行動しないわけにはいかない」
というヴァチカン外交官の言葉は大変印象的でした。建て前だとしてもね。
速水が物心ついてからずっと法王なんですよね、ヨハネ・パウロ2世。
パーキンソン病をおして日々活動に勤めるその姿は、カトリックならずとも気圧されるものがありまして。
勿論、単なるいい人では法王なぞできないわけで、
2000年間蓄えてきた悪知恵を遺憾なく発揮できる人物でもありましょう。
信仰と理想と悪知恵と政治感覚と、その辺ひっくるめてあれは人物だと思います。
新作のガンアクションTRPG『GUNDOG』がなにげに楽しみなのですが、発売が7月に伸びたっぽく。
速水がGMするときは、『西武新宿戦線異状無し』な設定で遊ぶつもりです。
内戦ものはいつか形にしたいんですよね。
先日ふと気付いたのだけど、100本萌えに火田七瀬を入れ忘れている俺。
いかーん、これはいけません。
6/21
台風襲来。
地下鉄でイスタンブールに行く夢を観ました。
起きて、夢だと気づいたときの悔しさったらもう。
モスクワ行きをイスタンブール旅行に変更してやろうかと思ったほどですよ。
実際『クルドの星』以来行きたい街なのです。
『イリヤの空 UFOの夏』がアニメ化だそうで、随所で言われてますが
ちゃんと鼻血出したりゲロ吐いたり髪が抜けたりするんですかね。
しかし、イリヤといえばまず思い出すのはイリヤ・ムウロメツが普通じゃないですか。どうですか。
国立歴史博物館で一番印象的だった展示。いやロシアで一番感動したものかもしれません。
13世紀前半のノヴゴロドに住んでいた、オンフィムという名の少年が残したラクガキです。
カメラが写り込んでやがるのでよく見えませんが、馬にまたがった騎士が、敵を槍で倒している絵です。
しかもこの騎士、オンフィム少年自身のつもりのようなのです。
名著『白樺の手紙を送りました ロシア中世都市の歴史と日常生活』で紹介されていた、
あの絵が! 本物が! 目の前に! わあ! わあ!
読み書きの練習をしているときに、怠けて描いたものらしく。俺もやったやった。
よそ行きの顔をしていない、好き勝手描いたこの絵を観ると
800年前の子供の気持ちが感じられるようで、変な表現ですが
「歴史は本当にあったんだな」と実感できたのです。素敵なことです。
そういや先日古本屋を覗いてみたら『白樺の手紙を送りました』が置いてありました。
売った奴に呪いあれ。
本当に面白い本なので、お薦めですよ。未読の方はぜひぜひ。ロシア史を知らない人でも大丈夫大丈夫。
今日は「RPGamer」と「コマンドマガジン」の見本誌が届きました。
今回も「RPGamer」にリプレイまんが描いてますんで、よろしくお願いしますね。
モンスターメーカーの特別追加カードもつけましたよ。マンシュタインとか(笑)。
6/20
サンクリに行ってきました。
池袋はサンシャインだからなんてったって楽です。
「初参加なのに新刊ないんですかー!」とお客さんに言われてしまいました。うう申し訳ありません。
東京ではコミケとコミティアしか参加してなかったので、
この規模の普通の即売会はすごく久しぶりですよ。しかし暑かったですが。
来てくれた皆さん、ありがとうございました(礼)。
サンクリ後はサンシャインの展望台に登頂し、次いで焼き鳥にゴー。
しかし吉井くんは高所恐怖症でありましたか。へええ、ほおお、うへへへ。
『ダークローダーズ 魔王のおしごと 1』(藤浪智之 佐々木亮 ワニブックス)
サンクリ会場で頂きました。速水がお手伝いしているまんが、「ダークローダーズ」の1巻です。
「マンションズ&ドラゴンズ」の後継作で、神官浪人ユーシスくんもいよいよ1レベル魔王となりました。
今回のヒロインは勇者志望の女の子、メイですがこれがまた愛すべきバカで。
文盲萌えってジャンルはありますかね。
6/19
追悼&自殺禁止呑み会でゴー。
しかし、速水は次の日サンクリなので痛飲できないのであった。ああん。
ここ最近買った本とか読んだ本とか。
『パターン・レコグニション』(ウィリアム・ギブスン 角川書店)
ギブスンの最新作。今回は現代が舞台ということで、911が大きく物語に絡みます。
こないだ行ったばかりのモスクワの描写になんだかニヤニヤしたり。
あと、タキという日本人ヲタクが出てくるのだけど、
携帯電話のゲームを作る仕事をしているとかで……友人にいるなぁ。タキのこと知ってるかなぁ(笑)。
しかし、気が付いたら『あいどる』やら『フューチャーマチック』やら、
新刊が出たらハードカバーですぐに買ってるんですよ。そんなにギブスン好きだったかな、俺。
『蹴りたい田中』(田中啓文 ハヤカワ文庫)
第130回茶川賞受賞作をはじめとする短編集。完膚無きまでにバカバカしくて大変よろしい。
「吐仏花ン惑星 永遠の森田健作」の「猿合奏会!」には、
人生の辛いことをすべて忘れさせてくれるような脱力感がありますのう。
いや「トリフィドの日」「トリフィド時代」も捨てがたいのだけど。
いまは『中谷宇吉郎随筆集』(樋口敬二編 岩波文庫)をボチボチと読んでます。
『ICO −霧の城−』(宮部みゆき 講談社)も控え中。
『風ノ華 魔龍八剣伝 1』(巳蔦汐生 太田顕喜 メディアワークス)
巳蔦さんはおそろしく繊細な線を描く人で、いつもどうしたものかと思っているのですが(思うな)、
単行本サイズになると何と言っていいやらもう。
『ナツノクモ 1』(篠房六郎 小学館)
たった4話で単行本一冊分……おっかねえ。
そして、1巻では舞台が提示されただけで話はまだまだこれからなのです。
週刊朝日百科の『日本の歴史 中国との戦争』で、戦時中の駅弁包装紙が紹介されてまして。
昭和14年の「羽田弁当」のパッケージには
「聞くまい流言 言ふまい軍機」という標語が、まぁこれはいいとして
「国策ニ沿フ 羽田弁当 噛みしめれば興亜の味」というコピーはごっついセンスだと思いましたよ。
これが昭和19年になると、藁半紙みたいな紙に
「この一年旅行は止めだ!! 輸送力を戦力増強と軍需資材に!!」だそうで味わいもなにもあったものではなく。
あと、写真を見てると当時の駅弁は30銭から40銭が相場のようで。
ところで速水の祖父が1946年にジャワから復員したときに、港で夕食および旅費として300円支給され、
んでもって三宮駅でのり巻き買ったら一本100円だったそうです。
そりゃあ国債が紙屑になるわけだのう。
6/16
知人が自殺した。
引き留めることができるほどの距離でもなかったから、そこを悔やんでも仕方がない。
こういうとき、まず思うのは悲しみよりも「アホなことしよって」という怒りだろう。
あと、なぜその選択肢を選んだのか動機が知りたい。
調べれば状況証拠はわかるかもしれないが、絶対に答えは出ない。なんとも気持ち悪い。
あーもー。
自殺なんて縁遠いことかと思っていたけど、身近で起きると結構参りますね。
俺と付き合いのある人全員にあらためて言っとこう。よろしいか。
自殺厳禁。
勝手に自殺したら呪うぞ。死ぬぐらいなら逃げろ。相談しろ。
俺は無神論者だから、「冥福」なんて絶対に祈らんからな。
あと、どうしても自殺するなら、ノーベル文学賞が取れるような遺書を残してけ。
そうはいっても今後の人生、友人が自殺しちまうことはあると思うんだわ結局。一度ならず。
暗澹たる気分になるね。
よろしいか、自殺厳禁。
6/13
二夜続けて見応えあるNスペが。
今日のは「21世紀の潮流アメリカとイスラム(1) カリブのとらわれ人達」、
グアンタナモに監禁されている、アルカイダ容疑者たちの話です。
そこはアメリカの国内法にも国際法にも拘束されずに容疑者たちを取り調べている収容所なわけで、
まぁどの国もやってきたことでアメリカだけが汚いとかそういうわけではないのだけど。
しかし、ここまで反発を買うようなことを大々的にやっているというのは、
いかにも失策なんじゃないかという気がしますよブッシュさん。
金網で囲まれた、プライバシーゼロの独房がイヤ度高かったです。
ラーゲリのようなわかりやすい暴力はないとしても、
現代風に洗練された、それはそれは陰鬱な世界でした。
あと、NHKにしてはかなり激越な論調でアメリカを批判してたのが印象的です。
独立宣言を自ら踏みにじるような行為に手を染めている、と。
やはり、アメリカ史に汚点を残した大統領として記憶されるような気がしますですよ。
なんぼなんでもあかんやろう、なぁ。
話は全然変わりますが、6/27にゲームガレージスケープコンベンション(通称すけこん)がまた開催されます。
速水はサタスペREmix+の卓を用意してますので、ふるってご参加くださいませー。
くわしくはこちらをご参照ください。
「このようなゲームを作っていると、
キングタイガー対スターリン戦車の対決に必ずなってしまうのがあまりにも寂しくて、
あえてこの戦場を選びました」
パンツァーフロントB型公式サイトから、石津さんの言。
(嵐のような拍手、「ウラー!」の叫び)
6/12
きりきり舞いもそろそろ峠なんですが、
NHKスペシャル「永平寺 104歳の禅師」は思わず正座しながら観てました。
肺結核で入院していたときも毎日の座禅を欠かさなかったという、すさまじい人です。
凡俗中の凡俗であるの速水からすれば、いろいろと意地悪い質問や反論をしたくなる話もありましたが、
やはりその生き方や執念(禅には似合わない言葉ですかね)にはただ感服するしかないわけで。
禅というものには結構興味がありまして。
思想や生活もさることながら、その理想と建前の歴史も面白いですし。
中世には一大金融業者だったりしたわけですよね禅寺って。
その辺、彼らはどう総括しているんでしょうか。
あと、やっぱり禅の人が「ご先祖様を敬い云々」と言うのは違和感があるのです。
6/5
「『キューティーハニー』前夜祭 庵野秀明実写映画の系譜」に行ったり、
TRPG「スターレジェンド」遊んだり、
コミケ受かったり(3日目のミ-35aです)、
非力な2ポンド砲が愛しかったりしてますが、きりきり舞い中につきその辺の報告はまた後日ー。
「ためしてガッテン」でゴーヤーがテーマだったので、
矢も楯もたまらずチャンプルーが食いたくなり作ってみたところ、
「ゴーヤーチャンプルーのようなもの」が出来上がりました。
どうやって失敗するんだとお思いでしょうが、いや原因はわかってるんだ。
ついうっかり絹ごし豆腐買ってきたからだ。開封してはじめて気付く愚かさよ。
不味くはなかったですけど。
絵を描いてるときにしゃっくりが出ると、そりゃあもう困るのです。
スゲー。
カーデンロイドのタンケッテあたりよりよほど強そうなのが恐ろしい。
6/3
京都の友人、ケンさんが亡くなりました。
同人誌時代のサタスペにも絵を描いてくれた人なんですが。
恐ろしく力強いパッションの持ち主で、その笑顔はなんともいえず魅力的で。不器用で、真っ直ぐで。
そんなに急いで、なぁ。
天寿だったなんて言いませんよ。もの作る人間が満足して死ぬなんて信じませんから。
その悔しさをもらって頑張ろうと思います。
式に行くことはできなかったけど、せめて東京から黙祷を。