■2004年1月■

← ■真理省■

Flying Circus →


1/31
床屋行ってきました。さっぱりすっきり。
散髪といえば映画『フルメタルジャケット』の冒頭なんですが、あれが妙に気持ちよさそうでしてね。
『大閲兵』でも同じようなシーンがあったし、やはり軍隊といえば散髪なのか。

アワーズで、タランティーノが『キルビル vol.3』を構想中というニュースがあったけど、どーなのか。
舞台は5年後、殺されたヴァニータ・グリーンの娘が主人公だそうで、ユマは車椅子姿なんだそうな。
悪いことは言わねぇ。そろそろやめとけクエンティン(笑)。
でもなぁ、「キル・ビルサーガ」てなものを作りたいとか言ってたバカだしなぁ。

いのうえ空の新刊、「ヒロインは『民警』エージェントで云々」というコピーがあって。
民警のエージェントってのがあまりたいしたものに思えないのは、ロシアマニアの性でしょうなぁ(笑)。
ソ連・ロシアで民警というのはフツーのお巡りさんなのです。

NHKスペシャル「ドキュメント・エルサレム 前編」を観たり。
昔は、ユダヤ人でもトルコ帽被ってたのがいたんですかね。フェズ欲しいのう。
それはそうとイスラエル建国後、国内のアラブ系の地名を全てヘブライ系に改名したりしてたんですね。
初代首相のベングリオンは「精神的な統治権もヘブライ化する」みたいな事を言っていて。
えげつないものです。

地名を楽しげに次々と変えていたソ連好きが言うことでもないですが。
でも、地名ってのは大事ですよ。日本のお役所はなんで昔からの地名をなくすことに熱心なんでしょうか。
郷土への興味とか、そういうものへのとっかかりもありゃしない。

そのあとは「地球に乾杯」。今日は再放送じゃないですよ。
かつて長江流域に住んでいた少数民族が残したと思われる、崖に穿たれた墓の話。
雲南のど田舎の村とか出てきましたが、いいなぁ、ああいうとこ。
昨日はミクロネシアがいいとか言ってて、節操がないですね。

彼らは3千年以上前に長江下流から少しずつ遡上してきた、船を使う民族だったとのことで、
その儀式などで重用していた銅鼓という楽器があるのです。
てっきり地面に置いて手で打つのかと思っていたら、番組の最後でいまでも銅鼓を使っている
少数民族が実際に使うところを観ると、吊して鉢で打つのですね。
単調ながらリズミカルなテンポで、確かに船で漕ぎ手たちに向かって鳴らしそうな楽器でした。

モンスーン、照葉樹林文化、長江文明、太平洋の航海者たち……。
南方が好きなだけか速水。
まぁロシアと同じですよ(インドへ向かって進軍)。
1/30

アワーズ買ってないな。

NHKでここんとこ深夜に「地球に乾杯」の再放送してまして、昨夜はミクロネシアの漁師の話。
隣の無人島にアウトリガーカヌーで一日かけて漁に行くのだけど、
実に古典的航海でエンジンもなしコンパスもなし。星を頼りに向かうのです。
太平洋の航海者たちに関しては実に興味があるので、もう大喜びして観てました。
なによりあのアウトリガーカヌーという奴が大好きなんですよ。海上を飛ぶ、という感覚で。
そういうところにライト構えたカメラマンが乗ってくるのは迷惑なんじゃないかと思うけど(笑)。

椎名誠の『ずんが島漂流記』も好きだし、南洋版剣と魔法世界ネタはいつか形にしたいです。
前やっていたパラオの話も良かったのう。ああ南の島に行きたい。

イラク自衛隊先遣隊が作成した報告書について、事前に内容が決まっていたのではないかと
共産党が内部文書を出して政府を詰問。
選挙では振るわなかったけど、こういう件では相変わらず共産党は強いなぁ。
なくなっちゃ困るタイプの政党だと思うのです。
1/29

昨日、R.O.Dを観ろとお達しが出たので観る。
いずみのさんから、いま観るのは取り残され感が強いと言われたけど、いやまぁ。

水曜深夜はアニメが多いわけですが、うかつなことが書けません。
マリみてはいずみのさん、くわねさん@蘇芳さん
R.0.Dは@蘇芳さん。
ガンスリはいずみのさん、くわねさんと、妙なことを書けばうるさ方が黙っていますまい(笑)。
おとなしく十兵衛ちゃんを観ることにしよう。
フリーシャはつるぺたキャラじゃなくて偉い、と中村さんが言ってましたがまったくもって同意見ですとも。

中村さんといえば、日記で紹介されていたサイボーグ名ジェネレータ
速水ロボはこんな名前で。

……強いのか弱いのかわかりませんが、とりあえず夜間柔道はまかせとけ。

NHKの「映像散歩」は84年、90年。
さすがに90年となると、あまり映像に破壊力はありませんね。
「踊るポンポコリン」とか聴くと、ああバブル時代だと感慨深くなりますが。
あと、携帯電話がやたら四角くてごつかったり。

政府が有人宇宙開発に向け方針を転換か。
神舟やアメリカの計画が影響してるんだろうけど、わっかりやすいなぁ。
いや、この際動機はどうでもよろしい。

羽毛田丈史の、「地球に乾杯」テーマを聴いてると旅行に出たくなります。
寒いうちに温泉とか、あと小笠原もいいなー。

そうそう、サタスペREmix+の新サプリメントは『ドラゴン』です。
出るのは3月ですが、ヨロシクヨロシク。
1/28

昨夜ですが、攻殻SACや「地球に乾杯」再放送のあと、TVつけっぱなしにしてまして。NHKですね。
「映像散歩」という音楽と映像をなんとなく流す番組をやってるですよ。
それが82年と83年の邦楽編で、当時のヒット曲と世相を写した映像を特にコメントもなく淡々と流すわけですよ。
これがちょっと面白くて、つい見入ってしまいました。

「赤道小町ドキッ」とか「君に、胸キュン。」とか「メリーアン」とか「セカンド・ラブ」が鳴るなか映るのは
東北新幹線にゲームウォッチにアラレちゃんにイヤーマッフルに500円札にクラッシャー・ジョウに並ぶ列に!
82年は速水11歳でして、この空気にはありありと憶えがあり、のたうちまわりたくなりました。
ノスタルジーといやぁそれまでなんでしょうけど、しかし、しかし。

「匂い付き消しゴム」をアホ顔さらして嗅いでまわっているあのガキは、いまは速水と同年代ではありますまいか。
あと女の子の髪型が80年代だなあ。外側に向けてウェーブしてるような、アレですよ。
髪もみんな黒いから、風景が全然違いますね。あとメイクが濃いです。
「映像散歩 邦楽編」は今晩もあるようで、84年と90年か。観るぞー。

速水はまさに80年代文化の中で育って、方向付けされてきた世代なのです。
一度しっかり振り返りたくなってきました。

ところで80年代前半というのは、輝く未来を無条件に感じられた最後の時代ではありますまいか。
その象徴がつくば万博であり、『さよならジュピター』の未来です(すげえ表現)。
未来は希望に満ち、コンピュータとバイオテクノロジーと宇宙開発の発達は
ルイジ・コラーニな未来都市に我々を誘ってくれるはずでした。
だからこそ80年代中盤に颯爽と登場したサイバーパンクがすごく衝撃的だったわけですけどね。

勿論、そんな80年代前半的薔薇色まみれ未来世界なんてのはちょっとナイーヴすぎます。
でも、雑誌やTVで来たるべき未来を眺めるのは実に楽しかったのですよ。
いまの子供はなにか未来を感じることがあるのかしらん。
わくわくする新しい未来観を提供しなきゃいけませんわなぁ。誰が。我々が。
がんばらなくっちゃ。
ソ連好きで官僚主義好きでディスユートピアマニアの速水が言ってもなんの説得力もありませんが。

そうそう、80年代前半って米ソ核戦争の予感が明瞭に感じられた時代でもあったんですけどね。

佐々木さん藤浪さんと一緒に『ミトン』観に渋谷へゴー。
行ってみると、今日はミトンはお休みで「おすぎトークショー」だったという衝撃の事実ッ。
急きょ飲み会に変更されました。美味しかったです。が。

速水がいまだに愛用している『VIEW』という図典がありまして。
これが84年発行という、まさに80年代感覚どんぴしゃりな本で。
掲載されている「未来タイムテーブル」によれば
「人類初の有人火星旅行は、アメリカ建国220周年の1996年か、
ソ連革命80周年の1997年に行われる可能性が高いといわれている」……嗚呼。
1/27

とってもとってもとってもとってもとってもとってもだーいすーきよー♪
なんか、ダダ甘いものが摂取したくなったのでヒロスエなど聴いたりする昨今。

春に公開されるアップルシードの予告編
わあ、ちゃんとアップルシードしてるッ。期待してなかっただけに、ちょっと不意打ち感が。
中学時代、1、2巻に初めて出会った頃の衝撃をすこうし思い出したり。
勿論まだまだまだまだ不安だし、それはどうかという絵もあるし、音楽も好みじゃないとか、
大体映画としての出来はどうなのかとか、まぁここは慎重に、つまんなくてもともとぐらいで。

以前鴻さんから教えてもらったウクライナ発のゲーム「S.T.A.L.K.E.R.: Oblivion Lost」
そう、ストルガツキーの、あの『ストーカー』がもとネタのゲームです。
勿論まんまじゃあないけど、この雰囲気は素晴らしいと思いませんか。
「蚊の禿」とか「肉挽き機」とか出てくるんですよぅッ。
フィンランドじゃあ、ストーカーのTRPGもあるそうで。見てみたいものです。読めぬ……。

中国で鳥インフルエンザが発生。
中国からの鳥肉輸入禁止だそうで、牛肉といい、少しずつえらいことになってきているのでは。

そうそう、2/22のコミティアに出ます。
またトップで告知しますが、I-04b「ボストーク通信社」です。
よろしくー。
1/26

『スティール・ボール・ラン』……
ジョジョが出てきたぁッ。

『東部戦線1944』のDVDが届きましたよ。
えらく直球なタイトルですが、原題は『星』という2002年のロシア映画です。
ソ連製戦争映画ならいっぱいありますが、ロシア製のは初めてなのでとても興味がありました。
さすがに陸軍全面協力というスペクタクル巨編じゃあないですが、面白かったです。

1944年夏、ドイツ軍の戦線に潜入するソ連軍偵察チームの物語です。
シベリアの少数民族出身のアジア系兵士がいたりして、いやがうえにもソ連度は上昇。
彼はもと猟師で射撃の名手だという設定ですが、別に狙撃兵だというわけじゃなくて
そのまんまSMG持たせる展開は拍子抜けがしたけれど(笑)。まぁかっこよかったのでオッケーオッケー。

ちょっと驚いた展開があって、人の良さそうなドイツ兵を捕らえるシーンがあるのですが、
情報を聞き出すと命乞いをする彼をそのまま殺してしまうのですよ。捕虜は取れないというわけで。
主人公達がこのような行動に出る(しかも悩まない)というのは、相当ドライな描写ですね。
あと、観客が感情移入できそうな新兵が参加しているのだけど、クライマックス前に戦死。
ハリウッドなら生き残るタイプなのにー!
まぁ、チーム全員ドイツ軍に包囲されて全滅してしまうんですけどね。
この展開も、ハリウッドではあり得ないよなぁ。

ティーガーなども出てきますが、ロシア映画おなじみのT-44改造虎でした。雰囲気出てましたよ。
それにしても、パッケージにでかでかと映っているレオパルドやら謎の四発爆撃機は、あれは何なんやろうか。

新宿で打ち合わせ一件。
1/25

今日はガレージスケープコンベンション、愛称すけこんの日です。
昨日に続いてサタスペのDDですよう。
……ところがやってしまいました大遅刻。申し訳ありません。ウワァ(平謝り)。

さて今回のチーム「21世紀七福神タイガース」は、サタスペならではというか、
サタスペでないとなかなか観れない一行でありました。
中軸は着物が似合う妙齢の奥さん。裕福でなに不自由ない生活を送っていたのですが、
そんな日常にあきたらぬものを感じて刺激を求めて亜侠に身を投じたわりとダメな人。
これだけなら珍しい光景でもないのだけど、
残り3人の仲間がそろいもそろって皆「生活:1」の路上生活者で。

絵面を想像するとですね。
いいところの和服の奥さんがですね。3人のホームレスと一緒にですね。
えーと。
ご近所の噂にならないといいですね。
しかも路上生活の一人は服装が「裸族」で筋骨隆々で頭も剃りあげたナニがアレな人で。
すっぱだかで片手にバット、片手にショットガン、あと持ち物は首からストラップで下げた携帯だけという
スタイルはちょっとメタルフィギュアで観たくなりましたよ。

そんなこんなでセッションは大盛り上がり。
2シナリオ回すことができました。
参加者の皆さん、おつかれさまでした&ありがとうございます。

イベントのあとは恒例の呑み会で。
沖縄料理が出ない沖縄料理屋というミステリアスな店でしたが、大変美味しかったですよ。

朝青龍優勝おめでとうー。
いやぁ、今場所の朝青龍は文句無しに強かったですよ。
あれでこそ横綱。今後もすごく楽しみです。

1/24

テーブルトークカフェDaydreamさんで、サタスペのイベント「サタスペ・サドンデス」をやってきました。
サタスペイベントでは、参加者の皆さんに特典シナリオをおみやげで配布するのが恒例なのだけど、
今回の特典シナリオ「YAMAKAGASI」は屈指のバカシナリオで、速水もすごくDDしたいです。
つーか、明日やろう。明日はひのきになろう。
作者は魚蹴さんですよー。
奴は『炎の戦線エル・アラメイン』に誘ったのにイマイチ乗り気じゃありませんでね。
なんとか言ってやってくださいよ。

さて、「サタスペ・サドンデス」では今度発売されましたサプリメント「ゴッパパ」の
附属シナリオをプレイしました。PCたちは家族である、という設定のシナリオです。
いやぁ、家族というフックがあるだけで、セッションはとても盛り上がるものでして。

チーム「極東最強一家」をシメるのは32歳、妙齢のママであります。
パパは入り婿ですっかり尻に敷かれていますが、怪しげな宗教の司祭をしているという怪人。
子供はママに忠節を誓う戦闘担当の長男(19)に、
おそらく一家の主を継ぐであろう超インテリのロリチャイナ長女(11)。この家族、どうやら女系の様子。
そしてハードボイルドでギャンブル好きのママの弟。
個人的には、この「叔父さん」というポジションは実に美味しいと思うのですよ。

愛人を囲ってたり、敵に色目を使ったり、ゆきずりの男相手に一晩帰ってこなかったり、
強いママだったなぁ……。パパが宗教にのめり込むことになった理由はこの辺かなぁ(笑)。

パパを気絶させたことができたぐらいで、PCを殺すことができなかったのは実に残念ですが
面白いセッションでありました。プレイ中、ずっと笑って遊ぶことができるのはサタスペならではですね。
参加者の皆さん、おつかれさまでした。

イベントがはけたあと、河嶋と白木屋でだべったり。
同居してた頃はなにかと長話したものですが、その後はわりとひさしぶりで。
にしても、白木屋の食事はえらくショボくなってませんか。
ほっけの小ささには思わず絶句したほどで。ちょっとなぁ、こう、ねえ。
1/22
中村さんと新文芸坐に『キル・ビル』観に行きました。
とりあえず、中村さんに夕張先輩を紹介できたので満足です。うへへ。
いえ、あげませんが(そもそもお前のものじゃない)。

中村さんといえば、十兵衛ちゃんのフリーシャも
「金髪、おでこ、太まゆ」ということで気になったご様子。
いえ、あげませんよ(やっぱりお前のものじゃない)?

新文芸坐は2月に面白そうなイベントてんこ盛りでしてですね。
2/7には梶芽衣子オールナイトで、『女囚701号・さそり』や『修羅雪姫』が上映されますし、
2/21はスーパーカンフー大会というわけで『新座頭市 破れ! 唐人剣』がかかりますよ!
んでもって2/28はスーパーSF世界特撮映画大会・ロシア編で
キンザザがまた観れるのもともかく、『スタフ王の野蛮な狩り』が! 1965年の『宇宙旅行』も!
面白い映画が沢山ある、というのは実に楽しい人生なのですね。幸せ。

平沢進の新譜『SWITCHED-ON LOTUS』が届きました。
タイの友人たちに贈った追悼アルバムだそうです。
通販オンリーですよ。

1/20

映画『炎の戦線 エル・アラメイン』を観てきました。
イタリア製イタリア軍映画ということで楽しみにしてたんですが、これが期待以上の良作でしたよ。
スペクタクル巨編といったものではなく、地味な、しかしとても丁寧な映画です。

前半は陣地での日常生活が淡々と。砂で洗濯したり、ラクダ肉が手に入って喜んだり。
そして後半は延々と退却シーン。砂漠を、徒歩で。
速水はエポックの『砂漠の狐』でゲームに足を突っ込み、
小学生の頃はハインツ・シュミットの『ロンメル将軍』を読みふけった人なので
アフリカのイタリア軍にはひとかたならぬ思い入れがあるのです。

主人公達が所属するのはイタリア軍パヴィア歩兵師団。
おおお! 『砂漠の狐』の緑色ユニット! 戦闘力2、移動力6!
ううっ、改めて見るとやっぱり弱いのう(涙)。
しかし、劇中にはかつて英軍の捕虜になりながらも脱走した経験があるという、
やたらガッツに満ちた古参曹長が登場します。彼が5人いたらイタリアは勝ってたんじゃなかろうか。

イタリア軍の考証にきちんと気を遣っているところが嬉しくなってきます。
いや、速水もそんなにイタリア軍に詳しいわけではないですが。
しかしブレダM30軽機が火を噴く映画というのは、まずもってレアだと言っていいのではッ。
あと、マンリカ・カルカーノ小銃は画面で観ると、なんとも弱そうな鉄砲だとか。
日本軍の戦闘帽みたいなのかぶってるなぁ、と思ったら、制帽のフラップをみんな下ろしていたのかとか。
説明なしにフォルゴーレ空挺師団の将校が登場したりとか。
イタリア軍のトラックがいっぱい出てきて、どれも実にもっさくて大喜びしたりとか。
いやもうきりがないのですが。
ディオラマにしたら良さげな情景がいっぱいありましたよ。

……ストーリーや登場人物でなくて、ディティールに目が行っちゃうのはミリオタの良くないクセですね。
1月中で終わりますが、これはもう一度行かねば。DVDも出たら買います。
イタリア軍好きな方、アフリカ戦線萌えな方、最貧部隊に思い入れのある方、ぜひぜひ(少なそう)。
まぁRAITAさんには行ってもらわねば。ちらっとだけドイツ軍も出てくるよー(笑)。

魚蹴さん、一緒に行かない?

あとは『デビル17(1) みなごろしの学園』(業屋大介 富士見ファンタジア文庫)買ったり、
『スティール・ボール・ラン』は、やはりジョジョじゃない新連載は生き生きして描いてるなぁと思ったり、
「テトペッテンソン」のCD買っちゃったり、
そんな日々。

そうそう、『サタスペREmix+』のサプリメント『ゴッパパ』が出ています。
買ってね買ってね。
1/19

前回面白かったとか言っておきながら、『新撰組!』の第二話を観なかったりする適当っぷり。

あちこちの人がやってますので、真似して速水もやってみましたファンタジー職業適性診断
「そなたに最も似合う職業は、癒し系で心優しい『僧侶』じゃ」
エエーッ。
オレがーッ。
癒し系ーッ!?

まぁ、政治将校と考えればよろしいか?

火星探査機スピリット、行く手に見える山めがけて動力が尽きるまで向かうんだそうで。
うわぁ、いい話じゃないですか。ちょっとジンと来ましたよ。
視界が広がるからとか、合理的な理由もあるのでしょうが、
山めがけて歩み続けるその姿勢はなんだかやたら凛としていてかっこよくはありませぬか。

先日、ハワイの男子プロゴルフツアーに参加した14歳天才少女アマゴルファー、
ミシェル・ウィーがステキなんですけど。身長183cmですってよ。うひゃあ。

ミシェル・ウィーもともかく、フリーシャには萌えておくべきなのかなぁ(天空に向かって)。

寒中見舞い、まだ描いてません。
今週中にやっつけちゃおう……。
1/14

寒中お見舞い絵が放ったらかしですよ。ひー。

NHKをつけっぱなしにしていたら、「ためしてガッテン」で紅茶の入れ方講座を。
水道水でオッケーで、グラグラ沸いてきた95度のお湯で、
ティーバッグの場合は先に湯を入れて、あとからバッグを、ふむふむ。
お茶なんぞテケトーにしか飲んでないのですが、こういうのを観ると多少は心が動きます。
というわけで、早速試してみました。
……なんか、いつものテケトーの方が美味しい気が(単に失敗してるんだろう)。
キー。サモワールでも買ってやろうかしら。

『GIYA KANCHELI : FILM MUSIC』
『不思議惑星キン・ザ・ザ』のサントラがあると知り、早速購入。
正確には、グルジアの音楽家ギヤ・カンチェリが手がけた映画音楽集でした。
「マーマ、マーマ」が入ってなくてちょっとがっかりしたものの、味わいのあるアルバムです。

『ダークウィスパー 3』(山下いくと メディアワークス)
てなわけで出ましたよ3巻。連載の方は読んでないので、実に久しぶりのダークウィスパーです。
相変わらず、一読ではさっぱり話が分かりません。
むかぁし、アップルシードを読んだときも同じ感覚を味わってゾクゾクしたものですが(マゾ)、
山下いくとはコマ割りがややこしいので余計に訳が分かりません。
じっくり腰を据えて読みますよ。うひひ。
あ、仕事が一段落してからですよ?

松文館裁判やらイラク派兵やら憲法改正やら、いろいろ興味深い昨今ですが。
それはさておき床屋に行きたいのう。

そうそう、なにがし某さんの1/13日記にウケてしまったのです。
京セラのサムライというカメラネタなんですが。
なにがし某さんの描く、困り顔娘さんというのはかなり萌えだと思うのですよ。
「なんだかなー」というあきれ顔も捨てがたいのですが。
1/11

朝青龍が順当に勝ち。
よしよし。

三宅島で活動してきた海洋学者、ジャック・モイヤーが自殺だそうで。
ありゃー。
なんともはや。

NHKの『新撰組!』を観たり。
やー、結構面白かったですよ。殺陣がしょぼかったりするのは仕方あるまい。
しかし江口洋介の竜馬はわかりやすいなぁ。近藤よりキャラが立ってるのはまずいんじゃないか(笑)。
石坂浩二の佐久間象山はさすがにミスキャストではないかと思ったものだけど、
画面で観るとああ、がんばってるがんばってる。でもこう、もっとおっかない人であって欲しい。

部屋をチクチクと片付けてきましたが、そろそろお客さんが来ても大丈夫なレベルになってきました。
いや、まだ万全じゃあないんですけどね。
芸術的なまでにモノがきっちり収まっているので、今後が心配ですわい。
本が増えることは折り込み済みなので、その辺は大丈夫だろうけど。
てなわけで、千客万来。いらっしゃいませ。
とか言ってたらうろんな客が来るオチに。

「折りに触れ 本をごっそり破り取り
壁の絵を曲げ 家内巡回」

そ、それだけはーッ。

泡沫の日々で、エリパチのアニメ版に関して
「反政府軍がミグ17っぽい、やたら古い機体使ってるな〜と思ってたら」と書いてはりましたが、
確かに原作でも最初はミグ17でしたね。平面形が気持ち悪くて好きです。
ミグ23とかも出てくるくせに、後半の敵はミグ21ばっかりなんですよねぇ。
つーてもあれ、中身は全部西側製のパチモンミグでしたか。

エリパチはフォージャーがハリアーと互角に戦うという夢のような話がありまして、
それだけで記念すべき素晴らしい漫画なのです。
トホホな駄作機だったという事を知ったときはそりゃあもーショックだったのです。

あと、エリパチはアフリカ編が好きでした。エラー萌え。
ウニモグを知ったのはあの話からですよ。
1/10

昨日はNHKの時代劇『はんなり菊太郎2・京・公事宿事件帳』を観たり。
幕末ものじゃない、関西が舞台の時代劇は貴重ですからのう。
普通に面白かったけど、もっと京都という場所を生かした話にはできんモンなのかのう。
坊主とかお公家さんとか、ほら。

Nステではボルネオで行われたアドベンチャーレースの話が。
4日間かけて行われ、チームで4000mの山登ったり密林を走ったり自転車に乗ったり。
トライアスロンのとんでもなくハードなものと考えれば間違いはないかと。
なんというか、北朝鮮の特殊部隊の兵士が強そうなスポーツだという印象が。

10日の日記なのに、書いているのは9日のことばかり。

薩摩藩の財政は19世紀に入る頃にはえらいことになってまして、実に500万両の借金がありまして。
で、天保年間に「負債は250年間かけて返済する。利子は払わん」
とすさまじい宣言をして財政を立て直したのは有名な話ですね。

これって、いまでも返済続けてるのかしら。
薩摩藩自体存在しないから、負債は島津家が負ってるんですかね。
いや事実上の踏み倒しなんで、うやむやになってるんでしょうけど。
1/9

攻殻機動隊を、いまだに「甲殻」と書く奴ばらに呪いあれ。

阪神の新外国人選手は前ドジャースのマイク・キンケード。
また渋いところを持ってきましたね。
地味ながら大活躍した空母屋じゃないですか。
ここは是非同僚でオルデンドルフなどを……ミリオタ以外の方、ごめんなさい。

ヘルボーイ映画の予告編を観たり。
うーん、確かに楽しみではあるんだけど、こう、なにかもうひとひねり足りなくないですか。
作品への愛とか、そういうものが。
こう、フツーに映画館に行ってフツーに面白いのが容易に予測できてヤだなぁ。

そうだ。ミニョーラの空気がないんですな。
『Sky Captain and The World of Tomorrow』みたいな、「濃厚なパルプ感」「ワクワク感」希望ッ。
ああ早く観たい。
勿論スカイキャプテンね。

映画といえば、銀座で指輪の「旅の仲間SEE」を上映してるんですね。
スクリーンで観るのは魅力だなぁ。
あと池袋の新文芸座では『パルプフィクション』と『キルビル』の二本立てというステキな企画が。
行かねばー。
2月には『タクシードライバー』やるんですよ。これもチェキだ。

アメリカが月・火星への有人宇宙計画を発表するそうな。
勿論大歓迎ですが、クキー、なぜ潰れたソ連ッ(身もだえ)。
『プラネテス』も一段落しましたね。ハチマキがシロツグみたいになってましたが。
プラネテス以外の幸村誠も素直に楽しみですよ。

1/24と25に、ゲームのイベントがあります。
サタスペのDDしますんで、よろしくよろしく。トップに告知置いてますんで。
1/8

「BSプライムタイム 朝鮮戦争」のビデオをちゃんと観る。
記録映像てんこ盛りなのは嬉しいけど、「映像の世紀」に慣れると当時の音声とか発言がないのが寂しいね。
マッカーサーとか金日成とか、フィルムではいろいろしゃべってるんだけどなぁ。

綿入れを買ってきました。
エアコン暖房ってイマイチ好きではないので、綿入れ&電気毛布で間に合わせる構えで。
これで充分ぬくぬくですよ。もともと寒さには強い方だし。
でも、部屋のポトスは寒いの嫌いなんだよな。がんばれ。

あと最近目が疲れることが多かったので、目薬を買ってみたり。安いフツーの。
いや、世間では普段から使ってる人も多いんでしょうけど、そういうのに縁遠い人だったのです。
で、試してみたところぱっちり潤ってちょっと感激。さすが科学の力。ワーオ。
風邪薬を普段使わない人がたまに呑んで感動するみたいなモンで、この純朴さたるや。
ドライアイだったんでしょうなぁ。

気がつくと部屋にカレンダーが4つ。
攻殻機動隊SACと、士郎正宗のと、ねこねこマシン猛レースのと、一年分が書いてあるカード式の。
なにげに一番見やすいのが士郎正宗の青心社ので。ちょっと感心。
実用性を言うなら、その辺の米屋とか酒屋でもらえる奴が一番いいんだろうけど。
ねこねこ、今月は速水の絵ですよ。
1/7

風邪ひいてると、正確に言えば鼻づまりがしていると寝にくくって仕方がありません。
眠りは浅くなるし、起きたら口のなかカラカラだし、調子の上がらぬことオビタダシク。
あーうー。

そんなテンションだと作業中のBGMもテンション高いものはしんどくて、
なんぞおとなしいものはなかろうかと適当にかけてみたら『Uボート』のサントラで。
潜水艦で風邪ひいたら大変だったでしょうなぁ。
ただでさえ軍隊というのは病気が流行りやすいところなわけで。

電磁波を封じ込めることができる構造体が開発されたというニュース
理論上は光を閉じ込めておける事もできるそうで、こりゃすごいですね。
なぜこういう現象が起きるのかは未解明というのが面白いです。
フォトニックフラクタルというネーミングも語呂が良くていいセンスしております。
このネタを使う作家や新興宗教が出てきそうですな。
まんでるぶろー(貧困なフラクタルイメージ)。

アニメ版のマリみて第1回というわけで、ファンの人は如何だったでしょうか。
積極的に文句が出ている様子もないので、丁寧な作りだったんでしょうね。善哉善哉。
速水は「BSプライムタイム 休戦50周年 朝鮮戦争・知られざる記録」のビデオ観ながら寝てしまいました。
初めて観る映像が多くて、特に北のは興味津々。今度ちゃんと起きて観よう。
1/6

風邪っぴきだと、どうにもテンションが上がらなくてよろしくないです。
新年は部屋の整理をしようと思ってましたが、この体調で埃を巻き上げる気にもなれず。
うう。ずびー。

池袋で打ち合わせ一件。
その後、ジュンク堂でロシア輸入書フェアをやっているという話だったのでゴー。ありがとう魚蹴さん
『HISTORY OF THE COUNTRY IN POSTER RUSSIA 20th CENTURY』
ロシア時代からソ連を経て、現代までのポスター画集です。
ブレジネフ時代のポスター資料はあまり持っていなかったので。
とはいえイマイチ面白味に欠けるのも確かですな。<ブレジネフ時代デザイン
悔しいですがポスターは中国のが一番かのう。キッチュで。

あとは絵本や民話画集が欲しくて身をよじったり。
マヤコフスキーの絵本がソ連で印刷されたものでちょっと感心したり。日本語ですよ。
トルストイの『3びきのくま』などは大好きな絵本でした。また買おうかな。

『カエルの王女 ロシア民話集』(ビリービン 佐藤靖彦 新読書社)
輸入書じゃないですが、持ってなかったので。ビリービンの絵は素敵ですよー。
「カエルの王女」は好きな話です。アニメもいいですぞ。

正月読んでた本。
『滅びの都』(アルカージイ・ストルガツキイ ボリス・ストルガツキイ 佐藤祥子訳 群像社)
70年代にストルガツキイ兄弟が秘かに書いていた、正真正銘の地下文書小説。
世界中から様々な人が集められた<都市>では、全人民の幸福を実現するための<実験>が行われている。
人工太陽が明滅し、突如ヒヒが襲来し、<実験>が混乱に陥ってファシストのクーデターが起き、
未知の世界である<都市>の外へ探検隊が組織され……。
非常に面白かったです。まぁソ連時代は出版できんわなこれは。
しかしストルガツキイ兄弟は汚い情景を描写するのが上手いですね。
物語の終盤では主人公が砂漠をさまようのだけど、ソ連で砂漠といえばキンザザを思い出すのは致し方ありませんか。

関係ないけど、吉井くんがキンザザマッチを普段から使っているのはちょいと感心したっけ。
いつあの世界に行ってしまっても安心というもので、心強い。
マーマ マーマ(歌)。

正月買った本。
『墜落世界』(キルマークゲームズ
鴻さん(いや、もう斎藤さんと書いた方がいいのかな)がデザインしたRPG。
前からいろんなバージョンが出ていたけど、これが決定版ということになりましょうか。
こういう気合いの入った本を眺めていると、なにかムズムズしてきます。
そういや、キンザザも墜落世界度高いよね。でも斎藤さん観てないんだっけか。

あ、ティッシュが切れた。
ううっ。
1/5

なんか、ヤケに映画をたくさん観た正月でした。

『ラストサムライ』
変な映画でしたが楽しめました。
ズウィック監督、19世紀軍隊フェチなのかあの人。ぜひお友だちになりたいものです。
教練中に『グローリー』と同じようなシーンがあって愉快になりましたが。
最後の突撃は、あれはクリミア戦争、バラクラヴァの戦いでの軽騎兵旅団の突撃が念頭にあったんじゃないかしら。
「死の谷の中へ
六百名が乗り入れた」

『たそがれ清兵衛』
京都の二番館、祇園会館で観てきました。正月のせいか映画の評判か、満席でびっくり。
祇園会館が満席なんて、あたしゃ産まれて初めて観ましたよ。
地味でしたが丁寧な映画で面白かったです。『武士の家計簿』を思いだした人も多いんじゃないでしょうか。

『壬生義士伝』
楽しめたけど、後半はセンチメンタルに過ぎてゲップが出たなぁ。
塩見三省の近藤勇が写真そっくりでえらく感心しましたよ。うわ、近藤だ、って感じで。
『たそがれ清兵衛』と同時上映でした。どちらも幕末東北貧乏侍モノという共通点が。
しかし、17日からは『シカゴ』と『ザ・コア』の同時上映だそうで。わりとどうかと。

『東京ゴッドファーザーズ』
行かねば行かねばと思いつつ遅れてしまいましたが、この季節に観て良かったですよ。
クリスマスから年始に観ると感慨もひとしおの作品なので。
脚本がしっかりした、間の良い人情喜劇というのはやはり面白いものですね。
しかし音楽、『千年女優』が平沢進で『東京〜』が鈴木慶一で、今敏監督、オタクですね?

ところで風邪っぴきですよ。
実家ではベッドなのだけど、久しくベッドを使ってないと寝方が下手になるらしく、
布団をズルズル落として寝てたのがまずかったのかしら。
とりあえずみかん食べてます。もぞもぞ。

そんなこんなで。
本年もよろしくお願いします。