■2003年10月■

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10/31
実家でガリガリネームを切る日。

昼頃に東京新聞から世論調査の電話がかかってきたり。
なにか面白い返答をしてやろうと手ぐすね引いてたんですが、そんな余地のない質問でかなりがっかり。
まぁ、小選挙区は自民に、比例区は共産党に、と答えたら不思議そうな気配が伝わってきましたが。
それにしても、「自衛隊のイラク派兵に賛成ですか、反対ですか」という質問は大雑把すぎるよなぁ。

夜、祖母宅に行って祖父の蔵書をいくつかもらって来たりします。
戦前の本がどっさり溜まっていて、右翼から左翼から文学作品から雑学本まで祖父の乱読ぶりにあらためて感心。
大川周明とかプロレタリア文学シリーズとか『柿の種』初版とか火野芦平等々を見つくろってみました。
古本としてどの程度価値があるのかはさっぱりわからないので、本として興味のあるものばかりですね。

10/30

唐突に帰省。
朝ののぞみで京都にゴー。

いずみのさんHARD-WIREDさん、ゴローくん、大槻牧場くんなど関西勢がプレイしている
サタスペキャンペーンにゲストで参加するのです。
あ、それが目的の帰省じゃないですよ勿論(笑)。

1時半、いずみのさん、HARD-WIREDさんと待ち合わせ。
せっかく京都に帰ったので、洋食屋「アローン」に行くのですよ。
前回帰ったときはワラジの底のようなチキンカツを食べたのだけど、
今回はアローン名物、ドッヂボール半分サイズのオムライスがお目当てなのですよ!
定休日でした。ガーン。

みるみる下がる士気を寺町のかつくらでごまかして、『キル・ビル』を観に行きました。速水は二度目です。
上映してたのは新京極のシネコン、MOVIX。
速水が京都を離れたあとにできた映画館なので、なにかと新鮮でした。
ううむ大泉のTジョイに比べて内装が上等だ……。
そして二度目の『キル・ビル』も十二分に面白くて大満足。
モブなどに注意する余裕ができるのが嬉しいですね。
青葉屋の、クレイジー88死屍るいるいのシーンにタランティーノが混じってるらしいので
探してみましたが、よくわかりません。妙なのっぽがいたら奴らしいんですが。
バイク乗りのHARD-WIREDさんは、クレイジー88の日本刀ホルスター付きバイクがいたくお気に入りの様子。
最低もう一度は行こう。うん。
とか思ってたら、ゾビンさんは5回は観ると言ってたぞ。負けるものかッ(クワッ)。

その後、西京極のHARD-WIREDさんちにお邪魔します。
阪急の西京極駅に降りるなんて20年ぶりぐらいなのでテンションが無駄に上がりました。

夜になってゴローくん、大槻くんがやってきてセッションが始まります。
零零鮫
女子高生ギャンブラー。実家を飛び出し、ホテルのスイートに居を構える。プレイヤーは大槻くん。
高射砲知香(こうしゃほう しるか)
由緒正しい高射砲一族の末裔。いろいろあって鮫のメイド状態。プレイヤーはHARD-WIREDさん
李ワイアット
髪で目が隠れて表情がよくわからないという、天然で純愛型ギャルゲ主人公。プレイヤーはゴローくん。
キャプテン・パーシヴァル・シルヴァーチップ
女顔のセクハラ教師。鮫と李の担任。ホルスターのベレッタを誇示しつつ授業する。プレイヤーは速水。

今回はキャンペーンの第二話で、DDはいずみのさんの番でした。
いやぁ、面白かったですよ。
シナリオ本筋そっちのけで、チーム内で形成されるドロドロの三角関係。
普段遊んでいる面子とセッションの進め方や雰囲気が全然違うのも興味深かったです。
関西と関東ではプレイスタイルが違うというのが速水の経験則なんですが、まさにそんな感じでした。
ごく大雑把にまとめると、とにかくしゃべりが多いんですね。
関西時代の頭に切り替えるのにちょっと手間取ったりしましたよ。

鮫を進路指導室で毒牙にかけることには成功しましたが、知香を狙うのには失敗。修行が足りませんなぁ。
李が天然主人公だとしたら、シルヴァーチップ先生は90年代風鬼畜型主人公だそうで。失敬なッ。
いずみのさんがゲラゲラ笑いながらマスタリングしていたのが印象的でした。
10/29

夜明け前にゴミ捨てに家から出たら、あたり一面の霧ですよ。
芝生畑がもったりと白く濁り、街灯の周囲がぼんやりと光り、なんとも幻想的な光景でした。
しばらくうろうろ霧観賞にお出かけした朝でした。
東京近辺で霧といえば、速水は『首都消失』を思い出しておっかないんですが。
確かこの辺はギリギリ「雲」の外なんですよね。

ゆうべは『敵対水域』のTV映画もやってましたね。
いやー、原作は魂のノンフィクションなので以前レンタルで観たことはあるんですが、いやー。
これがクソつまらない作品になっちゃってましてね、怒り狂った記憶が(笑)。
ルトガー・ハウアー出てるのになぁ。いや奴は作品を選ばないか。
やはりソ連原潜映画なら『K-19』が最高です。
『レッド・オクトーバーを追え!』は国辱映画なので観る者全てに死を。

長谷川哲也の『ナポレオン 獅子の時代』がこないだ出たので、
ナポレオンといえばここが反応してないわけはあるまい、と気がついて久しぶりに覗いてみました。
そしたら少年画報社にリンク張ってあるわ、アマゾンに張ってあるわ、見るまでもありませんでしたか。
感想とか読みたかったんですが、今後書いてくれるかしらん。
にしても、人物録でクツーゾフが解説されるのはいつの日か(体育座りで待機)。

あちこちでキルビル感想を目にすることが多くなりました。
否定的な意見でも「まぁ、好みじゃけぇそりゃあしゃあない」と苦笑いするものから、
「なに勘違いした観方しとるんじゃ、このファック野郎」と激昂するものまで様々で面白いです。
唐沢俊一が10/28の日記でキルビルのこと書いてましたが、曰く
「昔はこういう日本描写のアメリカ映画が来ると必ず“国辱”とか言って憤慨する人とかがいたものだが、
『ブレードランナー』以降、日本人は日本が出てきても、
変なニッポン描写でないと逆につまらん、と文句をタレるまでになった」だそうで。
いやー、そうでもないですよ。
本気で憤慨してる真面目な(ルビ:ケツの穴が狭い)人、結構いますよ。
あれはファンタジー映画なのであって、その辺を認識してない素直な人が多いんだなぁという印象が。
10/28
いずみのさん日記で、ウェブで見かけたキルビル絵を紹介してまして。
これがまぁ見事にゴーゴーばかりで。
うわッ わかりやすッ(お前もだ)。

ところでキルビルって、『マーズ・アタック!』と共通するところが多い作品だと気がついたり。
モチーフへの愛とか、特に。
意図して安っぽい絵作りをしているところも近いし。

星野さんが監督引退会見。
お疲れ様でした、そしてありがとう。
今後も球団運営には関わるそうで、ゼネラルマネージャーになって欲しいなぁ。
んでもって岡田新監督の手腕はどうなんでしょうか。プレッシャーもすごそうじゃのう。

ところで選挙の世論調査依頼が来たのだけど、こういうの初めてなのでちょっと嬉しかったり。えへへ。
どんなネタしゃべったら載るかなぁ(それは世論調査ではない)。

CHOCOさんが、RAITAさんのナウシカ本で使っていた
「トルメキア軍旗用illustratorブラシ」を公開してました。
こりゃ便利ですぞ。問題は、速水はイラレを全然使わないということなんですが(バカ)。

サービス終了後もなぜか問題なく利用できたので、
横着してそのまま使い続けてきたアクセス解析がついに使えなくなっちゃいました。
んでもって別のアク解にするついでに日記にも貼り付けてみたら、
やっぱり検索ワードで楽しいのが引っかかりますなぁ。
「女湯」で検索かけてきた方、満足頂ければ幸いですがー。

10/27

キルビルキルビルと連呼してて、ウザいとお思いの方もいらっしゃるでしょうが、
しばらくの間だけ我慢してください、すみません。病気なんです。
そのイキオイでトップをゴーゴー夕張に。
鴻さんは着メロをアイアンサイドのテーマにしたそうだ。バカか(誉め言葉)。
ザ・ブライドが仇に会ったとき流れる、あの曲です。

日本シリーズはダイエーが優勝。ごめん花京院。
そりゃあ見悶えするほど悔しいですが、なにはなくともお疲れ様でした! ありがとう!
9回裏の広沢がぶっぱなした代打ホームランは涙が出ましたよ。
今年はぞくぞくする試合が多くて、見応えのある日本シリーズだったと思います。
来年こそは日本一じゃよ?

他にもt.A.T.u.が来日してたりと、いろいろ盛りだくさんな最近じゃのう。
10/26
ゴーゴー夕張、萌えー。

ファンタジー、という言葉はまことに幅広い言葉ですが、
『キル・ビル』は、あれは超一級のファンタジー映画だと思います。

ところで、打ち合わせから帰ってくるとなんとなんと、阪神負けてるじゃないですか。がーん。
これでわかったことは、速水がTVで観戦している試合は勝ってるんですよ。
よしわかった。
明日は勝たせる。
病院にいる花京院の魂を賭けてもいい。

昨日の「サタスペ・クレイジー」に来ていただいた参加者の皆さま、ありがとうございました(礼)。
ウチの卓はすさまじい波乱万丈というか死神に魅入られたような展開となりました。
シナリオ中盤、戦闘のレクチャーも兼ねた戦闘で、敵の三下がダイス走りまくり。
情報収集中のイベントで登場した敵の三下がまたダイス走りまくり。
3回は「必殺」出したっけ。
結果、ラス戦行く前に一人気絶、一人14番表行き、一人ヘロインで臨死体験、ラス戦で一人14番表送り。
……あんな血に飢えたダイス目は初めてですよ。大金星だなぁ三下。
おたから「家庭菜園」のトマトかじり出す奴はいるし。

そしてそして、11/9(日)にイエローサブマリン秋葉原店にて、サタスペも参加するRPGイベントが行われます。
くわしくはこちらで
ハガキで申し込んで頂いたのち抽選という形になりますので、ふるってご応募よろしくお願いいたします。

そして「サタスペ・クレイジー」ですが、告知の日程間違いで来れなかったそうで、
大変申し訳ありませんでした(平謝り)。>Minさん
イエサブの方に、ぜひぜひ……。

『ルール・ザ・ワールド:ワイルド7』(国際通信社)
ワイルド7RPGという渋いものが、今度国際通信社から発売されました。
システムは往年の「ルール・ザ・ワールド」でありますよ。
池袋ではなかなか手に入らなくて往生しました。
とにもかくにも、帯にある望月三起也のメッセージがやたら熱いのですよ。
あと、舞台が70年代の日本なんですが、資料として当時の様々な物価の推移表が載っていまして、
これが石油ショックですさまじく上がってるんですね。
こんなテンポで物価が値上がりが続いていた当時は、本当に困ったんじゃないでしょうか。

2003年の映画ベスト3は『キル・ビル』『K-19』『戦場のピアニスト』ですかねぇ。
あ、『二つの塔』を忘れちゃイカンじゃないか。うう(苦慮)。
待て、『K-19』は去年か。ああ良かった。

一緒に行った魚蹴さんのキルビル日記。
その浮かれっぷりがよくわかると思います。
いや、浮かれるってアレ。変なモン感染るって。

10/25

「サタスペ・クレイジー」の報告も書きますが、眠いのでとにもかくにも。
でも『キル・ビル』の感想だけはなんとしてでも!

ひとことで言えば「愛」です。この映画。
タランティーノの、映画という娯楽に対する愛と思い入れとが、したたり落ちるように詰まっています。
全編これ異様なテンションの高さ。
ストーリーはないに等しく、構成は破綻し、とにかく悪趣味で、千葉真一はセリフをトチり、
ユマ・サーマンは少なくとも日本においては役者生命が断たれたも同然であり、
ルーシー姐さんはいやがうえにもかっこよく、栗山千明は実にエロく、
真面目な人(ルビ:ケツの穴の狭い人)は怒り狂うかもしれませんが、
速水はこの作品から、とてつもない元気をもらいましたよ。ホントホント。

かといって万人に受ける作品かというとまさかそんなワケはなく。いやむしろすごくニッチで。
CMから、スタイリッシュなアクション映画を想像して観に行った人は呆然とするんじゃないでしょうか。
そして、これを観て拍手喝采、大笑いできる人は皆さん速水と友達になりましょう。
映画秘宝は、「これぞ秘宝読者のための映画だ」と高らかに宣言していましたがさもありなん。

大泉のTジョイに行ったんですが、五分程度の入りで速水は相当不安になりました。
『キル・ビル』は行く価値があります。いや、行かねばいけません。
万人向けじゃないと言いましたが、この日記を読んでいる人はきっと楽しめると信じています。
お友だちを引き連れて、集団でポップコーンを頬張りながらゲラゲラ観るのが推奨です。
前情報、ナンボでも仕入れてください。
『キル・ビル』はあなたの予想を必ず越える、絶対裏切る、そりゃあすごい映画なのです!

しかし、観終わったあと同行した8人でいろいろだべったんですが(だべりたくなる映画なのだよ)、
まったく同じことを書かれていて、やはりそうだようなぁとおおいに共感したりしましてね。

速水は最低あと2回は行きます。そこのあなた、一緒に観ましょう。
マトリックスレヴォリューションズなんぞ行ってる場合じゃありません。
でも、すごく疲労するんだよなぁ『キル・ビル』って。

とりあえず、いまからまたサントラ訊きます。

ひとこと言いたいシーンは挙げていくとキリがないんですが、「グリーン・ホーネットのテーマ」が
流れている、ザ・ブライドが東京に来る一連のシーンがもう盛り上がって盛り上がって。
2003年の映画では文句無しにベストです。10年に一度の鬼作です。
『K-19』もベストにしたいけど、あまりに方向性が違うからのう。
やっぱ語り出すと止まんないなぁ。くそう。

10/25

トゥモローウ!
明日はキルビル!

そんでもって、阪神が3連勝! 日本一に王手! 素晴らしい!
斉藤が調子良かったので、6回の反撃まではやきもきしっぱなしの展開でした。
いや素晴らしい。これで心やすらかに明日のサタスペイベントに行けるし、キルビルだって観れるというものです。
やるでー、行くでー。

んでもって明日の「サタスペ・クレイジー」ですが、まだプレイヤーに余裕があります。
キルビル公開記念ということで、テンション高く遊びましょう。
よろしくお願いしまーす(礼)。

そうそう、新しく始まったサタスペキャンペーンのマイキャラ、桂革マルの絵など描きましたよう。
字が小さくて観づらい方は、こちらをドーゾ。

本棚を整理してると、いろいろ読みたい本が出てきて困るのです(わかりやすい)。
そのなかでも『グレイが待ってるから』『気分はおすわりの日』(どちらも伊勢英子 中公文庫)
読み返していて泣けてきます。犬好きは必読ですが、しかし泣いてしまいます。くそう。

『ナポレオン 獅子の時代 1』(長谷川哲也 少年画報社)
この本でナポレオニックがヲタク世界で流行って欲しいんですが、どうですか。
しかし、ロシア遠征の話は載ってないんですね。残念(クトゥーゾフファン)。
トムの『青年ナポレオン』も出ないかなぁ。

『ピルグリム・イェーガー』(冲方丁 伊藤真美 少年画報社)
なにはなくとも、ザビエルとロヨラのコンビです。ええ。
あの二人の番外編は好きなのですよ。

『GREED 強欲の卵』(中山かつみ エンターブレイン)
わーい、フリントロックピストルが……いや、そこを観る話じゃあない。
おらもがんばらねばなぁ。

ところで、今日も今日とてシュークリーム買ってきました。
今度こそクリームをはみ出さずに、きちんと食ってやると意気込んでいたといいます。
で、さぁ食べようと買い物袋を覗き込むと、ペットボトルの下でプレスされた「それ」が……。
エリ、エリ、レマ、サバクタニッ。

宋美齢が死去。106歳だったそうで、中国のもと要人というのは長生きが多かったんでしょうか。
張学良も最近まで存命だったわけで。
歴史で知っている名前が、ぽっと出てくると戸惑いがありますよ。

しかし、なにげに日本シリーズで男を上げてるのは藤本ですねぇ。
そしてキル・ビルのサントラをまた聴くのですよ。うひひひ。
10/24

キル・ビルまであと2日。

しかしそんなことより、今日も日本シリーズですよあなた。
延長10回の金本サヨナラホームラン! 素晴らしい、いや素晴らしい。
今年は金本がいなければどーなっていたことか。
あと9回表のウィリアムスですよ。よくぞ0点で押さえました。半分あきらめてましたよ速水。
もっとも赤星が打てないのがファンとして淋しいんですけどね。うーん。

まったく今年の日本シリーズは厳しい試合ばかりです。いや、観ごたえがあるとも言うんだけど。
いやいや、今日苦労したのは阪神のチョンボのせいなんだけど。
TV観ててもお疲れですよ。

阪神といえば、こんな本があったので購入。。
『歴史群像シリーズ 実録猛虎伝説』(学研)
歴史群像の、いつものムックスタイルで出た阪神本。
それだけでもネタとして面白いんですが、デイリースポーツ協力ということで中身も大変しっかりしています。
デイリースポーツは熱烈阪神派のスポーツ紙として有名なのです。
今年の阪神だけを扱ったわけではなく、チーム創設以来の歴史を入念に紹介しています。
特に86年以来の暗黒の17年間を手を抜かずにちゃんと解説しているあたり、生半可な本じゃありません。

こう劇的な試合が続くと、どうにも落ち着かないなぁ。そわそわ。

ところで25日のサタスペイベント「サタスペクレイジー」ですが、
DAYDREAMさんのご厚意でキル・ビルのチケットを頂きました。
当日MVPを獲得されたプレイヤーさんにプレゼントいたします。ヨロシクー。

10/23

キルビルまであと3日。
FMでもキルビルのプロモーションがバンバンかかってて、
布袋のテーマが流れるといやがうえにもテンションが。

速水はシュークリーム大好きなんですが、
歳を経るに従って食べ方が下手になってるような気がして仕方ありません。
うえー(べたべた)。

例によって士郎正宗ピンナップ目当てでアッパーズ購入。
最近ピンナップ集を買ったばかりですが、あらためて画集も出すそうで。えげつない商売やのう。
いや、買うけどさぁ、くっそう(苦笑)。

ちょっと部屋を片付けて、要らない文庫本まとめたら紙袋いっぱいになりました。
欲しい人がいたらあげるので、リストでも作るかのう。

『さむがりやのサンタ』(レイモンド・ブリッグズ 福音館書店)
ブックオフで250円だったので、とっさに購入。
これは魂に刻み込まれたまんがと言ってもいいほどで、
速水のちょっとした小物に対する愛などはこれの影響が大きいんじゃなかろうか。
実家に帰ったら読めるんですが、手元に欲しいじゃないですか。
続編の、サンタがバカンスに行く話も大好きなのですが、あれは絶版ぽいんですよね(しょんぼり)。

『春の十七の瞬間』(ユリアン・セミョーノフ 角川文庫)
ソ連製スパイ小説という、なかなかの珍品。いや、向こうでは沢山出ていたんでしょうけど。
しかし、これが面白かったのですよ。ちょっとした掘り出し物でした。
二次大戦末期、ドイツがスイス経由で米英に対して試みた降伏交渉をめぐる話で、
主人公は戦前からSSに潜入していたソ連の諜報部員、スティルリッツ。
登場人物はSS保安本部長カルテンブルナーやゲシュタポ長官ミュラーや
この手の話なら出てこないはずはないSD政治情報部部長シェーレンベルクや
勿論ヒムラーもボルマンも、ついでにアレン・ダレスなどがゾロゾロと。
驚いたのが、73年の作品なのにプロパガンダ臭がほとんどしないのですね。
ドイツ側の登場人物も、ステロタイプな悪役ではなく、みんな結構有能で陰謀を巡らし立ち回ります。

スティルリッツはセミョーノフの他の作品にも登場する主人公だとか。
1922年にソ連を離れて長期活動しているという設定みたいだけど、
よく粛清を生き延びてるなぁ(笑)。きっとモスクワ召喚には応じなかったに違いありません。

日本シリーズ、甲子園を舞台に第3戦。
1、2戦は観れなかったのでTVにかじりついて観戦しておりました。
いやぁ、いい試合でしたね。いずれ劣らぬ見事な投手戦。
藤本の犠牲フライでサヨナラでしたが、その前にランナーを3塁に進めた檜山がえらいです。
よーしよし、これから追い抜きますよ?

ところで試合中に自民党と民主党両方のCMが流れてましたが、
出来は自民党の方が良かったと思うのですがどうでしょう。
民主党のはなんぼなんでもイメージ偏重過ぎるのではありますまいか。
10/22

おひさしぶりです。
ちょっといろいろ忙しかったことでした。

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中国、神舟5号で有人宇宙飛行に成功。
素晴らしくめでたいことです。かっこいいです。中国の技術者は本当に嬉しいでしょうね。
国家主義が背景にあるとか軍事利用がどうとかいう意見もありますし、
まぁ一理あるとは思いますが、打ち上がったまず最初にそれを言い出すのは
ケツの穴が狭いというか、ひがみ根性が見えるというか。
中国へのODAはもう要らんのじゃないか、という主張にはやや賛成なんですが(笑)。
そして、その金を日本のロケットにッ。

宇宙開発を目的に定めて、日本のテンションを上げられないものかと常に思うわけですが、
しかし速水はナショナリズムは抑えが効かなくなるからほどほどにしとけ派なんだよなぁ。
その辺の矛盾がなんともかんとも。

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いよいよ今週末に『キル・ビル』公開!
いやがうえにも楽しみです。頼むぜタランティーノ!
ところで、ルーシー・リューは微妙に日本人にウケが悪いですが、速水は結構好きなんですよ。
チャリエン3人組の中でも一番お気に入りでした。鞭ふるって研修の講師してたアレは、もう、ウハー。
あの、「アメリカ的アジア顔」ってエキゾチックで良いと思いませんか。
栗山千明とかダリル・ハンナとか勿論ユマねえさんも早く観たくてたまりません。
サントラも買っちゃいましたよ。映画秘宝のキルビル別冊は観るまで我慢。

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サタスペの赤ずきんキャンペーンも終わり、
早速同じ面子で2周目のリレーマスターキャンペーンが始まりました。
1回目のセッションが済んで、付いたチーム名が「チーム自転車泥棒」。
PCの一人がスケボーを盗もうとして逮捕されて、あやうく刑務所にブチ込まれそうになった顛末が元ネタで。
速水のキャラは、桂革マルという職業革命家です。実はこいつ3代目でして。

初代。サタスペREmix99のキャラ。左翼冒険主義のゲバリスト。

2代目。メールゲーム「特命転攻生」のキャラ。革命メイド。

3代目。今回のキャラ。成長した初代ですかね。
子持ち革命家。イメージはゲバラと重信房子とスズキさんを足して割らないような感じ。
あと山本夜羽DNAが混じっているというもっぱらの噂。
3人全部に共通するのは渡辺美里ファンで、
「マイレボリューションがわかりはじめたってことヨ」という決めゼリフがあることかな(笑)。
なにはともあれ、始まったばかり。楽しみですよー。

そうそう、前回の赤ずきんキャンペーンの相関図をイケダさんが作ってくれました。
なんのこっちゃわからないと思いますが、一種のノロケです(笑)。

あと、師走の翁『精装追男姐』の晶が、茶柱にダブって辛抱たまらんのですが、どうしましょう。
インテリ、メガネ、巨乳、変態ってとこがもう、その、なんだ、むはぁ。

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阪神が日本シリーズ2連敗。
世界は悪意に満ちているのか。

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19日はスケコンで『サタスペREmix+』のDDをやってきました。
参加された皆さん、ありがとうございます。
NPCで出したシーク教徒のボクサーは自分でちょっと気に入ってしまいました(笑)。
ああ、それにしても後ろでプレイされていたマキャベリはちょっと羨ましかった……。
なんでもミラノがイタリア最南端まで勢力を伸ばして勝利するという、すさまじい展開だったそうですが。
いや、ヴェネチア本国がトルコに落とされたというのもすごい光景で。聖マルコ教会がモスクにッ。

また、はじめてお会いした小林正親さんはえらくテンションが高く濃い人でした。
今度サタスペしましょう。そのかわりローズさせてくださーい。

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サタスペといえばですね、公式サイトが本格始動しました。
告知とかいろいろやってるんで、よろしくお願いします。
あと、26日(土)にTRPGカフェ「DAYDREAM」というところでサタスペのイベントがあります。
詳しくはこちらまで。ご参加お待ちしてますです。

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最近買ったものなど。
『THE ART OF HELLBOY』(Mike Mignola DARKHORSE)
布張りハードカバーとなんだか嬉しくなる装丁のミニョーラ画集です。
ヘルボーイばっかなんで、他の絵も観たい速水はチョイ残念なんですが。
ファファード&グレイマウザーとかッ。
しかしまぁ、少ない線で動きと空気をよくもこれだけ描けるものです。
いろいろパクリたいですが、ミニョーラをパクると「あ、ミニョーラだ」ってことになっちゃうしなぁ(笑)。
よく観たら、やたら同じポーズで殴ってんなヘルボーイ(右腕をふりかざしつつ)。

『Medieval Scandinavian Armies (1) 1100-1300』(OSPREY PUBLISHING)
MEN-AT-ARMSであります。マクブライド先生の新刊でもあります。
考えてみれば、ヴァイキング以降の中世スカンジナビアなんて全然知らなかったわけで、
そういう意味でも興味深い一冊です。
グリーンランドなどの入植地も紹介されてますが、中世グリーンランドとの交通とかどうだったんでしょうね。

『スタリングラートの医師』(H.G.コンザリク フジ出版社)
第二次大戦後、ソ連に抑留されていたドイツ軍の捕虜とソ連の軍人のドラマを描いた作品。
ドイツ軍の軍医が主人公で、捕虜の他にもソ連の要人などの手術を頼まれたりもします。
しかし、ドイツ人が書いた小説だから仕方ないのかもしれませんが、
どうもロシア人の描かれ方がイマイチ酷いというか、いや、スターリン体制下のロシア人なんて
田舎者で、こんなんだったんでしょうけど、ううむ……。
コンザリクは、スターリングラードの野戦病院が舞台の『第6軍の心臓』と
パルチザンと戦う懲罰部隊を描いた『極限に生きる』も読みたいのですが、なかなか手に入りません。

『あのころはフリードリヒがいた』(ハンス・ペーター・リヒター 岩波少年文庫)
恥ずかしながら、まだ読んでませんでした。
ナチ政権下におけるユダヤ人迫害を、少年の目を通して淡々と描いています。
続編の『ぼくたちもそこにいた』と『若い兵士のとき』は絶版か。ぐわぁ。
岩波少年文庫は読んでない本も多いんですよね。いまからでもボチボチ揃えようかしら。

あと、映画も公開されるのでケストナーの『飛ぶ教室』なぞ読み返そうとしている日々。
ケストナーは岩波少年文庫の『エミールと探偵たち』が大好きなんですよ。
なんてったって、絵が良いのです。
白と黒の市松模様の、ペータージーリエという人喰い人種の少女はいつか出したいキャラだなぁ。
それはそうとして、ヨーロッパのお話に出てくる「バタつきパン」はどうしてあんなに美味そうなんだろう。

10/11

すごく盛りだくさんの一日。

今日はサイクリングに行くのです。
朝9時過ぎに大泉を出発。面子は魚蹴さん朝佳さんガラパオンさん、同居人かわしま、そして速水。
目的地は速水が去年も行った多摩湖なのですが、今回は途中で江戸東京たてもの園に寄るのです。
並木と植え込みが気持ちいい多摩湖自転車道をテケテケと進み、小金井で方向転換。
江戸東京たてもの園は、江戸時代から戦後初期までの民家、商店が多数移築・展示してありまして、
明治村とかこういうのは大好きなので喜び勇んで見学見学。

昭和12年建築のモダンな写真館はそこはかとないエロスの香り。
三井家の屋敷は意外に小さくて印象的だったり。
建築家、前川國男が昭和17年に自宅として建てた家は、戦時下とは思えない爽やかな洗練された建物で。
大正時代の文化住宅、田園調布の家はなんともいえないスノッブな空気。
同じく大正時代の洋風住宅、小出邸は……いいなぁ、こういうモダンな家に住みたいなぁ(しみじみ)。
高橋是清邸では、2.26事件で暗殺されたその部屋に立って慄然としたり。
鍵屋では、60年代が再現された居酒屋を眺めながら、ここで酒が呑めない悲しさに打ちふるえたり。
万世橋交番では、狭い仮眠室と小さい事務机に愛を感じたり。
銭湯、小宝湯では女湯に足を踏み入れてドキドキしたり。

どの建物でもトイレと風呂と台所を率先して調べまくる速水。素晴らしい、素晴らしい(感涙)。
そして、中流家庭なら女中さんがいるのが普通だったんですね。
二畳間ぐらいの女中部屋がある家の多いこと。
商店は、店のなかをうろつきまわることはできたんですが、住居部分は立入禁止なのが残念でした。
またガイドブックがかなり充実した内容なんですが、これが安くて感心したり。いい資料になりますよ。
実際に触り、歩き回り、階段を上り、畳にねっころがり、身体で建物を感じることが出来る素晴らしい施設でした。
思わず募金したほどですよ(いばるな)。

で、昼過ぎにたてもの園を出て、あとはひたすら自転車道を進む、進む。
日が射してないのが惜しかったですが、秋の風が実に心地よく。
ジョギングの人がいっぱい、犬もいっぱい。
程なく多摩湖に着きまして、湖周回など企てましたが途中で断念。ショートカットすることに。
狭山公園が工事中だったので、西武園ゆうえんちでお弁当を食べました。
雨が降ってきそうな雲行きに戦々恐々としつつおにぎりをぱくつく一同。
しかし、休日に連れだって遊園地というのもあまりない体験です。
それがいなたい空気の漂う西武園だったとしても……。

「早くずらかろう、ずらかろう」と魚蹴さんも言うのでチャカチャカ帰りますよ。
なのに、なんで古本屋に寄りますか我々は。
しかし、この店が揃いは良いわ、値段は安いわと恐るべき店で……。
『収容所群島 1』(ソルジェニーツィン 新潮文庫)
『のら犬は一生懸命』(ウォーレン・マーフィー ハヤカワ文庫)
『ひび割れたCIA』(デイヴィッド・C・マーティン ハヤカワ文庫)
『春の十七の瞬間』(ユリアン・セミョーノフ 角川文庫)
『定吉七番は丁稚の番号』(東郷隆 講談社文庫)
『ロッポンギから愛をこめて』(東郷隆 講談社文庫)

魚蹴さんはブレナンの『悪魔族の叛乱』を見つけて狂喜しておりましたな。
店から出た頃はもう真っ暗。
ああ疲れたと大泉に帰ったのですが、なんということでしょう、今日という日はまだ済んでいなかったのです!

そう、我々はイケダさんと合流。今日から公開の『リーグ・オブ・レジェンド』を観に行ったのです。
一日中自転車乗ってたうえに、映画ですよ。元気だなぁ。
で、『リーグ・オブ・レジェンド』ですが、これが大当たり。
模範的痛快娯楽活劇で、何も考えず愉快愉快と観ることが出来ました。
原作の悪趣味っぷりはかなり影を潜めていますが、その分脳天気な適当さが炸裂(誉め言葉)。
ツカミがまずオッケーで、その後の展開も早いこと早いこと。
マットペインティングやCGは安っぽいんですが、それもまんが的な内容にマッチしています。

ゲラゲラ笑い、ポップコーンをばりばり頬張り、万歳と手を叩くのが正しい鑑賞法でしょう。
観る前は不安半分だったので、これは100点あげちゃいます。お薦めですよー。速水はまた行きます。
指摘されて気が付いたんですが、ハムナプトラなんかと性格が似てる作品なんですね。
あと、変身した敵の兵士がきちんとケビン・オニール面をしていたのは素晴らしい。
ちなみに、速水は原作でも映画でもネモ船長が一番好きだったりします。

詰め込めるだけ詰め込んだ一日。
さぁ働くぞう。

10/10

体育の日……じゃないんだよね。
これからの子供は祝日を覚えるのが大変じゃないかしら。

衆議院解散。
会議場でバンザイしますけど、共産党の人もやってるんじゃろうか。
野中さんや塩川さんなどはこれで議員引退。
御両名とも政治評論家としてTVなどに出てくれたら面白いんだけどなぁ。
今回の選挙は小泉政権VS民主党ということで争点もわかりやすく、投票しがいもあるんじゃないでしょうか。
ちゅか、皆さん国民の権利は行使しましょうね。

『歴史群像 太平洋戦史シリーズ43 松型駆逐艦』(学研)
日本の駆逐艦でもトップクラスで好きな駆逐艦が松型です。
あと峯風型とか睦月型のスタイルも気持ち悪くて好きなんですが。
戦時急造、簡易生産、そして左前の戦局での馬車馬的働きぶり。
子供ウケはしないフネですが、最近のミリオタには結構人気者なんじゃないかしら。歳食っただけか。

『独ソ戦車戦シリーズ3 ハリコフ攻防戦』(マクシム・コロミーエツ 大日本絵画)
ハリコフといえば43年、マンシュタインのバックハンドブロウがあまりにも有名ですが、
これはその前年、42年の戦闘を扱った本です。渋い。
まだちゃんと読んでませんが、ロシアの本なので、ソ連側から撮った写真が多いのが魅力です。
次は41年のモスクワ攻防戦の本か。楽しみ楽しみ。

何の気なしに観たNHKの時代劇『転がしお銀』が面白かったです。
息子の仇討ちに、江戸にやってきた父娘が転がり込んだ先は妖怪が出る長屋で……というお話。
長屋もののキモとも言える、他の住人たちもそれぞれ美味しいキャラ立てだし。
ちゅか、長屋ものはちょっと思案中だったのでいい資料にもなりますね。
今日が第一話だったというのもなにかの縁だ。来週も観よう。
しかし、新作のアニメも観ずにこういうの観てる速水は地味なヲタクだなぁ……。

トキのキンが死亡。
ずっと飼育センターのなかで、気に沿わない相手との結婚とか強いられもした
おばあちゃんでしたが、まずはおつかれさま。

10/9

特になにもない日。
まぁ、こういう日もあります。

山梨の建設会社社員殺し事件のニュースを観て、サタスペのシナリオを思いついたのだけど。
時期が時期だけにさすがに不謹慎だという説もあり。
THACO部屋ってネタも浮かんだんだけどなぁ。惜しいなぁ。

夜は同居人かわしまがお好み焼きを作ってくれました。もぐもぐ。
10/8

ラポートが倒産という話が。
ありゃー。
ファンロードとか、どうなるんでしょうね。
さんざん愛読したものですよ、ええ。隅から隅まで読みたくなる、実に濃い雑誌ではなかったかと。
イラストも大分投稿したのですが、とうとう載らずじまいでした。
いや、一回だけマイキャラに載ったんだっけか(うろ)。
ある時期は確実にヲタクのオピニオンリーダーだったんだよなぁ。
最近はどうだったんでしょう。アミバはいたんでしょうか。

森薫さんのサイト「伯爵夫人の昼食会」トップのエマが、エマが。
こういう色気を描けるのはすごいなぁ。
11月に『エマ』の3巻と『エマ ヴィクトリアンガイド』という本が出るそうで。
ヴィクトリア時代というのは定番というか、確固たる人気がある時代ですね。
『スターリン時代生活ガイド』とか、どこか出しませんか。出ませんか。

カリフォルニア州知事にシュワルツェネッガーが大差で当選。
はー、コナンの頃は思いもよらんかったわい。
憲法修正の話もあるそうだし、大統領になれるのかもね。
そうしたら、ぜひ大統領のかたわら映画にも一本ぐらいは出て欲しいもので。

Nステで計算尺特集。
ウチの父などは古典的理系人間なので、すらすらと使いこなしますが
速水はどうにもこうにもよくわかりません。
でも、かっこいいなぁあこがれるなぁ。前から欲しかったので、いい機会なので買ってみますか。
そろばん、手回し計算機、計算尺と揃えれば怖いものなしですよ。何に使うんだか。

『ドクトル・ジバゴ』を観たり。
えらい久しぶりだったので、いろいろ新鮮でした。長い映画なので満腹。
オマー・シャリフ演ずるところのジバゴは本当になにもせんのう。
ドクトルの弟、エフグラフは登場回数こそ少ないものの、強烈な印象を残すなと思っていたら
アレック・ギネスだったんですね。うわー。いや映画ファンには常識なんでしょうが。
しかし革命世代で、チェキストで、そのままNKVDに入り、スターリン時代を生き抜いた
エフグラフは実はすさまじい人間なのでは(笑)。
あとインテリで、後に赤軍の指揮官となるパーシャを演じたトム・コートニーの仏頂面も味わい深かったです。
同じ仏頂面でもシーンによって印象が違って見えるのはたいしたものです。

そんなわけで、革命熱が高まってきたのでいま速水は『世界をゆるがした十日間』なぞ読み返してたり。
『レッズ』を借りてくるのもいいな。
いや、ロシア国内戦を舞台にしたRPGをいまこそッ(目が変)。
メキシコ革命と、どっちが需要あるかしら。

追記
なんか、2軒ほど隣の家が火事だったようで。
いや、サイレンがすぐそばで鳴ってるなー、とは思ってたんですよ。
周囲もなんだかざわざわしてたし。
でも、鐘が鳴ってなかったのでてっきりパトカーだと思い込んでたんですな。
丁度Nステ観てた頃でもあったし、観終わるころには一件落着してるだろうしと野次馬にも出ず。
1時間後ぐらいに同居人かわしまが帰ってきて、火事だと教えてくれました。
ナルホド、もう鎮火してたけど、直ぐとなりの家が水びたしだ。
かわしまに「速水さんのんきだねー」と言われちゃったよ。
10/7

トップにも書いてますが、今月19日にゲームガレージスケープコンベンション、
通称スケコンというゲームのイベントが行われます。
速水は『サタスペREmix+』のDDをする予定なので、皆さんふるってご参加くださいませ。
詳しい告知や予約はこちらの掲示板でどうぞ。
ページが変わって告知がログの方に行っちゃってますが……。
他にもローズトゥロードやナイトメアハンター・ディープ、マキャベリなんて大物も用意されてますよう。

そしてサタスペつながりですが、二刷に合わせて『サタスペREmix+』公式サイトができました。
まだ仮オープンで中身はありませんが、今後ご贔屓によろしくお願いします。
イベント告知やエラッタ、各種サポートをいろいろやっていく予定です。

Nステで、北朝鮮は恵山(ヘサン)の市場や密貿易に関する特集が。
中朝国境なので密貿易が盛んで、映像でも市場は相当にぎわっていました。
恵山で「負け組」はいないのかという問いに、北朝鮮の密輸業者曰く
「要領の悪い人は(配給のなくなった時期に)みんな死にました」。
その戦慄すべき説得力たるや。

Nステといえば、明日の特集は計算尺だそうですよ。わぁい。
10/6

銃撃戦の夢を観まして。
数人の仲間と一緒に、一戸建ての家にたてこもって(逃げ込んで?)いるのですよ。
周囲は完全に包囲されてるらしく、窓からばかすか銃弾が飛び込んでくる恐ろしい状況。
そんななか、仲間の一人の携帯が鳴ります。「お前だけは助けてやろう。出てこい」。
その瞬間崩壊するチームの信頼。絶望的な夢でした。なんでこんな羽目になったのかと後悔しました。
本気でイヤだったので、今度サタスペのDDやるときに応用しちゃろう。

ニューヨーク、公営アパートの自分ちでトラとワニ飼っていた人。
「飼い犬に手足を噛まれた」と病院に駆け込んでばれたそうだけど、どんな噛まれかたをしたのかしら。
調査した警官もおっかなかったんじゃないでしょうか。
これからはサタスペで、安アパートに突入したらトラやワニがいても「それは変だ」とか言わせませんよ。
いや、その程度で文句言う人はもはやいないと思われますが。

さて、ロッテリアのキムチシェーキが今日から発売なわけですが。
くわねさんが早速行ってきたらしいです。流石だ。
バニラシェーキにキムチペーストがトッピングされるシロモノの模様。
詳細は10/6の日記を参照してください。
……大脳食認定はしません。しませんよ?
10/5

昼頃、キャンペーンの会場だったイケダさんちから、のたのたと出かける速水と同居人かわしま。
池袋でコミックレヴォリューションに行くのですよ。

ついでにジュンク堂寄ったりイエサブ寄ったりサムズミリタリ屋寄ったりする典型的ヲタク休日コース。

『RM LIBRARY 50 昭和の記憶 カラーで顧みる1950年代の汽車・電車』
(ネコ・パブリッシング)

速水は特に鉄ちゃんというわけではないのですが、古い鉄道写真などを扱ったこのシリーズはお気に入りです。
動機はやはりエキゾチズムでしょうか。
この年代から見えてくる都会の風景は、速水にとって異国とでも表現した方が良いような世界です。
日活の無国籍アクションなど、話や人物も勿論大好きなのですが、
背後に見える風景がとても魅力的でたまりません。

レヴォではRAITAさんに挨拶してナウシカ本をもらったり。
『風の谷のナウシカDVD発売記念本』(RAITA 絶対少女)
んでもって、これが気合いの入った良い本なわけですよ。
てっきりクシャナ本かと思ったらそうではなく、半分ぐらいはナウシカのメカ本になってるという。
おらもいつもキッテハッテばかりでなく、たまには毛色の違う本を作りたいのう。
……と、10年ぐらい言ってるような気がしますよ。ああん。
10/4

出かける前に「バラエティ生活笑百科」を観てたら、夢路いとし喜味こいしが!
7/7の収録だったそうで、不意打ちだったのでちょっと感慨深かったです。
いとし師匠、やはり足腰が大分弱っておりましたね。

そしてそして、今日はサタスペ「チーム赤ずきん」キャンペーン最終話なのでありますよ。
リレーマスターでプレイしていたこのキャンペーン、ラストは朝佳さんがDDです。
で、さぁ始めようという前に、なぜか来る途中同居人かわしまが買ってきた
「まんがDVD『サンクチュアリ』」を観ることに。
アニメではなく、まんがを編集してセリフなどを入れたモノでして、
ネタとして観るつもりがこれがあなた、意外にちゃんと面白くてですね。最後まで観てしまいましたよ。
まぁ『サンクチュアリ』好きが揃っていたせいもあるかもしれないけど、
なまじな安いアニメよりよほどしっかり観れるのですよ。がんばってるなぁ。
同じシリーズで『恐怖新聞』や『リングにかけろ』もあるそうで、気になるじゃねえかクソウ(笑)。

さてさて、赤ずきんキャンペーンです。最終話です。きっちり終わりましたですよ。
いや、このキャンペーンはすごく面白かったのです。
参加者の一人、きたはまくんがキャンペーン初体験だったせいもあるのだけど、
なんだかやたら初々しい気持ちに戻れてテンション高く楽しめました。
やはりRPGはキャンペーンしてナンボですねぇ。
PC間の関係が、作為と偶然の混淆で織りあげられていくライヴ感はなんともいえず
緊張感に満ち、ドラマティックで、再現不可能で、わくわくするものなのでありますよ。

速水のキャラ、メルセデス茶柱にもいろんなことがありまして。
みんなが戦闘で苦労しているときに道端でジャリ銭拾ってみたり、
アブノーマル性を強調しようとリクエストしたら犬をあてがわれそうになったり、
寮の同居人が実は大幇(そういうチャイニーズマフィアが登場するのです)の殺し屋だったり、
客船にわざわざビキニ着て潜入したり、
RPG-7ぶっぱなしたり、
どうも三浪は確定しそうなエンディングだったり。
かなーり、思い入れのあるお気に入りキャラに成長してくれました。
他のPCたちもそれぞれきわめつけに個性的でいいキャラばかりで、
このキャンペーンについては将来まとめてご紹介できるかもしれません。

そしてセッション終了後、今度始まる新キャンペーンのキャラメイクなど始める人々。
サタスペはスピークイージーといってセッションの感想などを書き込むシートがあるのですが、
赤ずきんキャンペーンでどっさり溜まった束を読み返すのもまたオツなもので。
リレーマスターなので、他のDDが担当したシナリオを見せてもらうのも一興です。
なにはともあれ皆さんおつかれさまでした。感謝と愛を。
んでもって新キャンペーンが楽しみだ。うひひひ。

10/3

ファミ通に「PANZER FRONT Ausf.B」の写真が載ってたそうで。
で、M13/40がッ 登場するッ ようでッ。
上官殿、自分はアリエテ師団への転属を希望いたしますッ。
いやもう、第21装甲師団とか、第90軽装甲師団とかそんなのはどうでもいいですから。
……でも、やはりマチルダでハルファヤ突撃も捨てがたい。

しかしなんですね、こりゃあ望めばいつかドゴール指揮下のソミュアで反撃とか、
そんな心躍るシナリオも期待できるんでしょうか。
独仏戦でソミュアは有利すぎな気もしますが、でも多分敵はハチハチにスツーカなんだろうし。

東部戦線シナリオも充実してるといいなー。

女子テニスでマリア・シャラポワという人がおりまして、恥ずかしながら未チェックで。
ロシア人選手というだけで応援する価値があるんですが、
なかなかかわいい16歳の新鋭で、なにより身長183cmというのがのっぽ娘萌えの速水に大ヒット。
とかなんとか言ってると、Nステにシンクロのデデューがちょっと出てましたね。
すいません、美人度ではさすがにデデューの方が上だと思ってしまいました。たまらん。

プーチンさんがイラク情勢でアメリカを批判して曰く
「イラク国民も、いまの占領勢力より伝統的なパートナーである我々を信頼していることはあきらかだ」。
いけしゃあしゃあというのはこういうことを言うのだと思うけど、
プーチンさんが口にすると実に嘘臭くて素敵です。うっとり。

プラネテス、明日から放映ですがBSは観れません。しょんぼり。
あと『アトミック・カフェ』が観たくなって、DVD出てるかどうか調べたらありませんでした。がっかり。
長谷川哲也とは関係なくて、50年代アメリカの核戦争対策啓蒙映画やTV番組を編集した映画でして。
いま観ると悪い冗談としか思えない実に面白い作品なのですが。
そーかー。出てないかー。

10/2

今日はあったかくなりました。
ツクツクボウシが鳴いていてたまげたり。キンモクセイの季節にですよ?

いやしかしそんなことより。
出るんですよアナタ。
待ち続けてましたよあたしゃ。
いまだにときどき引っぱり出して遊んでる、例のゲームの新作ですよ。

そうッ。その名もッ。
「PANZER FRONT Ausf.B」ッッ!!
ワーワー(大騒ぎ)。
現在の進捗状況は80%だそうで、この冬発売予定という情報が。
そしてそして、今度はアフリカ戦線で遊べるらしいですよッ。

ということはつまり、イタリア戦車もセレクト可能なんでしょうかッ(目が変)。
いや、でもクルセイダーやマチルダに乗れるだけで満足かもしれませぬ。
アレですよ、マチルダでッ、ハチハチが待っているッ、ハルファヤ峠攻略とかッ、できるんですよぅッ!
「戦車を高射砲で撃つなんて卑怯ですな」って言えるんですよ、もうッ ああッ!
まぁ連合軍でプレイしてたら、チュニジアでは虎と対戦できたりもするわけですが。おっかねぇ。

ちゅわけで、もう発売が待ち遠しくて仕方ありません。
今度こそ、パンフロアンソロジーとか出ないモンですかね。描きたい(笑)。

速水は数学が致命的にダメでした。そりゃあもうダメでした。
入試の時も、数学が偏差値を下げまくっていました。
いや、他は高かったかというとそうでもなくて、まぁ世界史は結構自信があったのだけど。
でも、数学という学問自体には憧憬があったりして。で、
『天才数学者たちが挑んだ最大の難問』(アミール・D・アクゼル ハヤカワ文庫)
『数学をつくった人びと』(E・T・ベル ハヤカワ文庫)

などを買ってしまうわけです。
科学史は大好きなので読むのが楽しみなのだけど、ぱらぱらめくっているとナニヤラいろいろ数式が……。
気合い入れて行きます。
あとナショジオの新しいのとか。

ベトナムが日本人観光客のビザ免除へ。
ちょっと行きたい国なんですよね。
あとラオスとか。
10/1

郵便局に出かけたら、途中でキンモクセイの香りが。
心のすみっこに往生際悪く残っていた夏気分が、これで一気に抜けちゃいました。
秋だー。

アワーズ購入。
ジオブリ連載100回ですかー。
田波があっさり生きていたのはまぁ主人公だし仕方ないか(笑)。
ここ最近、連載初期のように血しぶきあげて人が死にまくっていたジオブリだけど、
今回はいつもの雰囲気に戻ったようなそうでもないような。
ところで、伊藤さん絵柄変わってきてますね。

あ、梅崎がルガー使ってる。

やや、NステにJBが。