■2003年8月■
← ■真理省■
Flying Circus →
8/31
キャッスルファルケンシュタインを遊んだり(魔法使いはなんつーか、便利マンじゃノウ)。
眠いなか皆さんおつかれさまです。
また遊びましょう。今度はキャラからシナリオ考えるんで。
んで、コミティアに行ったり。今回は一般参加です。
会場はひさびさにTRC。モノレールに乗れてご満悦な速水。
んでもって、とにもかくにもTAGROさんにご挨拶してきたり。どうもどうも。
その後秋葉原に出たりメイド喫茶行き損ねたり。
8/30
自衛隊の富士総合火力演習の日。
実は行くの初めてなんですよ。例年はJGCと日程が被ってたりしたもので。
早朝、富永さんと一緒にほぼ始発電車で大泉を出発。
真っ暗な時刻にお出かけというのは久しぶりで、ちょっとわくわくしました。
そして、そのわくわく感は電車を乗り継ぐ度にだんだんと強くなっていくのです。
御殿場線に乗り換えて、ひなびたホームや駅前の光景や緑の山々を眺めていると、こう、
なにか心の底から訴えてくる気持ちがありまして。
総火演とは関係なく、「ああ、旅行分が不足しているのだなぁ」としみじみ痛感したひとときでした。
実は、今度補充してくるんですが。楽しみー。
そんなこんなで、御殿場駅からはバスで演習場まで。
演習場に着くと、チャーリーにしなかさんのアドバイスに従って客席の右へ、右へ。
結構前の方の、いい場所を占めることが出来ました。満足満足。
2時間ほどぼんやり待ったあと、いよいよ演習開始。
石破防衛庁長官が入場すると、観客席から結構熱烈な拍手が。
それに手を振って応えるあのヲタク顔はまさしく石破さん。人気あるのかな(笑)。
あと、大スクリーンに貴賓席が映ったときに、どうも長嶋らしい白スーツの人影が。
あちこちからわき上がる「長嶋だ、長嶋だ」の声。
軍楽隊がブンガブンガとやってますが、閲兵式行進曲とかはやらないのねぇ。プチ残念で。
で、はじめての総火演の印象。
・一番鮮烈だったのは、ファントムの空襲。
3キロ先の爆発の熱気が伝わってきて、制空権を取られるってイヤじゃのうと嘆息。
・87式対戦車誘導弾と64式対戦車誘導弾の飛翔速度の差。これが20年の技術格差ですか。
・戦車のエンジン音はかなり大きい。敵部隊が接近するときにはまず音から聞こえてくる、というのを肌で実感。
・90式戦車の一斉射撃は、予想はしてたけどやはり快感。音響がッ、衝撃波がッ。
・しかしたかが12サンチであれだから、往時の軍艦の斉射というのは一体どんなものであったのか。
・90式と74式戦車が発砲したときの迫力の差。120ミリと105ミリの威力の違いを体感。
・戦車砲弾が飛んで行くところは、角度によっては肉眼で見えるんですね。知識で知ってはいたんですが。
・パラシュートが開ききらないで、地上にかなり早い速度で落っこちた空挺隊員さんはどうなったのだろう。
・ヘリが沢山飛んでくると、脳裏にワルキューレの騎行が鳴り響く自分のわかりやすさもどうかと。
演習後は展示も見ることにしました。
・基本的な性能が書いてある看板には、それぞれの兵器の価格も書くべきだと思う(笑)。
・01式軽装甲機動車は乗り心地がえらく良さそうだ。
総火演は、客に見せるための演習という側面が強いのですね。
模範演技、という感じで物足りない部分もあったにはあったんですが、
とはいえ目の前で戦車や火砲がどかんどかんとぶっぱなす「音」と「空気」を感じることができたので満足です。
こればかりは、ビデオや映画ではダメですから。
にしても、知り合いも来てるんだろうなー、と思ったらやっぱり何人か顔あわせたり(笑)。
きっと会ってない知人はもっと多かったんだろう。うん。
客層も老若男女とりどりで興味深かったです。
後ろに座って、写真を撮りつつスケブをガリガリ描いてた一行は、あれは誰だったんだろう。
会話や雰囲気から考えて、多分ご同業だったんだろうけども。
曇りがちだったのはちょっと残念でしたが、かわりに涼しかったので過ごしやすかったですよ。
それでも日焼けしたのは感心しました。日焼け分も足りないのう……。
8/29
なんですと?
ココイチの1300グラムカレーが中止ですとッ?
ひとつの時代が終わった、という感慨がひしひしと。
速水が1300を征服したのはだいぶ前です。
しかもそのとき飯代は持っていなかったといいます。
いま、1300を食えるかどうか。さて(衰えの実感)。
8/28
阪神が調子良くなったせいか、阪神の試合に出る夢を見たり。
それも3塁の代走に出るという、なんとも渋い役どころで。
いやがうえにも盛り上がっているところを牽制であえなく死。
星野監督の待つベンチに帰るのがそりゃあもうおっかなかったですよ。
せっかくの夢なんだから、もうすこし華のある展開にしてくれりゃよかったのに(涙)。
あちこちのJGC日記を眺めてたら、やっぱN◎VA-D話が多いですね。
まさに「勝利者の大会」という感じでしょうか。
ということは、粛清がもうすぐッ(わかりにくいネタ)。
1934年のソ連共産党大会は「勝利者の大会」と呼ばれ、スターリンの独裁が確立された大会とされているのです。
火星大接近。曇ってるんでどうか、と思ってたらちゃんと見えました。
でっかく赤く、ピカリピカリと光ってました。思わず見入ってしまったり。
火星、好きなんですよ。火星儀をときどき眺めてたりします。
いま欲しいのは、ローウェルが「観測」した、運河が縦横に走る火星の地図ですね。
赤い砂漠にそびえるスターリン様式なソ連都市という風景、いつか描きたかったりして。
最近買ったもの。
『宇宙賃貸サルガッ荘 3』(TAGRO エニックス)
いよいよ話も進展してきましたサルガッ荘。
今回はなんてったってアヴェがいいキャラですね。ロボ娘萌えの速水にはたまりません。いや娘じゃないですが。
あと、速水はアサ好きを公言してますがメウもお気に入りなんですよ(節操ないだけだ)。
そういやこないだ気付いたんですが、アサちゃんの目はアレだ。ムーミンなんですね。
『よつばと!』(あずまきよひこ メディアワークス)
あずまんが大王のあと、どういう漫画描くのか楽しみだったんですが、へえほう(連載読んでない)。
よつばの元気さは好きだけど、こういう子が電車でそばにいるとハラ立つよね……(笑)。
ところで、よつばエロとか描く人もいるんじゃろうか。
『バルバロッサのプレリュード』(マクシム・コロミーエツ、ミハイル・マカーロフ 大日本絵画)
独ソ戦直前のソ連軍の状態について手際よくまとめられた一冊。
当時のソ連軍のどうしようもなさがよくわかります。
車輌や戦車の数は多いものの、まともに動くものといえば、さて。
反対にいえば、こんなひどい軍でもとうとう負けなかったわけで、ロシアというのはわけわからん強さがありますね。
『ジェスターズ・ギャラクシー3 愚神どもには安息を』(新城カズマ 富士見書房)
今日、書店で「もう買ったっけ?」としばし悩み、買った方に賭けて帰宅すると
ちゃんと買ってあって一安心といったイベントが。いやまだ読んでないんですが。
『世界の艦船 10月号』
射撃指揮システム特集がお目当てで購入。
二次大戦まで使われていた、機械式計算機が好きなんですよ。
それはそうと、「ソ連/ロシア原潜建造史」は連載済んだら本にまとまったりしないのかしら。
しないなら……バックナンバー揃えないと。
『ヤングキングアワーズ 10月号』
ジオブリ、入江強いなぁ。箏井さん人気出るだろうなぁ。
あと、最近のトライガンはヴァッシュ&ウルフウッド好きのおねいさんたちにとってタマラン展開なんじゃないでしょうか。
速水は今回表紙のザビエルがタマランのですが。ムハー。
雑誌といえば、今度発売のRPG誌『ロール&ロール』2号にサタスペの記事が載ってます。
速水もちまちま絵を描いてますんで、よろしくお願いしますね。
富士総合火力演習、行けそうですよ。わーい。
8/24
深夜1時からは、サタスペはちょっとお休みしてキャッスルファルケンシュタインの卓を立てたりします。
サタスペとは違う方向で大騒ぎする卓の面々。
ファルケンシュタインにふさわしい大仰なセリフの応酬に、ギャラリーの方もげらげら笑っておりました。うむうむ。
んでもって、隣の卓ではdczさんがサタスペで死体運びなシナリオをやってますよ。
その後明け方から部屋でひと休み。
最終日なので朝には部屋を出ねばなりません。
今日の「サタスペサバイバル」も昼からなので、チョイと時間が空いています。
そうだ! いまこそ「ワールドタンクディビジョン」の体験プレイに参加せねばならない!
ちゅーわけで、ちょっと遊ばせてもらいました。
このゲーム、戦車同士の直接の撃ち合いをイメージしたワールドタンクバトルズとは違い、
簡単なウォーゲームみたいな雰囲気なのですね。
1戦目:ベルリンシナリオ。当然ソ連軍。結果敗北。ええい、ベルリン戦でKV-1やT-34/76を使わせるなよう(言い訳)。
2戦目:バストーニュシナリオ。速水は連合軍ですよ。ギリギリまで追いつめるも、やっぱり負け。ドイツ軍強いのう。
でもJGC中でも楽しみにしていたイベントだったので(地味)、素直に楽しかったのですよ。
で、「サタスペサバイバル」二日目です。
今日も列が出来て盛況でした。もうあわてはしませんが、やはりとても嬉しいですね。
そんなこんなで、今回のセッションでようやっとPCを一人ブチ殺すことに大成功。
芝刈り機で11歳の少年亜侠の首を、こう(教育に悪いゲームだ)。
そうこうするうちに、無事イベントも終了。うああ、さすがに疲れました。声もガラガラ。
サタスペ番外地も、ルールブックも持ち込み分完売だそうで、本当にありがとうございます。
速水の卓に来ていただいた皆さん、一緒に遊んでくれた皆さんに千のお礼を。
差し入れもいっぱい頂いてしまいました。
同人誌、お酒(会場では呑んでませんよ!)、改造ロシア軍の制服などなど、どうもどうもありがとうございます。
ゲームのイベントとは微妙に思えないアレな気もしますが。
その後、有楽町に出てサタスペスタッフでビアレストランでおつかれさま。
へろへろになって帰宅したら、Nスペですごい番組がやってるじゃないですか。
NHKスペシャル「極北の大岩壁」。
グリーンランドのとなり、バフィン島の巨大なフィヨルドにそびえるウォーカーシタデルと呼ばれる岩山。
その1200メートルにおよぶ垂直な岩壁に挑んだロッククライマーたちの話です。
クサビを打ち込むことが出来ない程硬い岩があるかと思えば、
岩がもろく5ミリしか打ち込めない足場に全体重をかけて登ったり、
画面の綺麗さと相まって凄みのある番組だったのですよ。
そんな難所で悪戦苦闘するわけですが、登る前に絶壁を見上げ、
実にもって嬉しそうにへにゃへにゃ笑うクライマーたちは、あれは一種の変態だと思いましたよ(誉め言葉)。
そのウォーカーシタデルですが、なんだかゴーメンガースト城みたいな趣もあって素敵でした。
調べてみるとこんなページが。おお。
んなわけで、銅大さんの新作スペオペRPG「スターレジェンド」が気になりますと言ってJGC日記は終わりです。
知性化動物が出てくるという噂が。あああー。
8/23
速水はホテルバイキングが大好物なので、ここの朝バイキングも毎回楽しみでなりません。
いや、浦島の飯なんて全然たいしたこたぁないんですが、そこが良いのです。スクランブルエッグもりもり。
次回以降の会場も、そこんとこは押さえておいて頂きたい(居丈高)。
藤浪さんが会場入りしたので、一緒に物販スペースに行ってみたり。
今日から「サタスペRemix+」のサプリメント「サタスペ番外地」がイエローサブマリンさんで先行発売ですよ。
「ギャンスタ」「ツッパリ」「ロケロラ」「ツミガリ」の4タイトル同時発売……って、売れ行き大好調のようで嬉しい限り。
今日初売りといえば、ついに出た「トーキョーN◎VA-D」も早速買ってみたり。
まだ入手してなかった「ワールドタンクバトルズ2」と「ワールドタンクディビジョン」もモリモリ購入。
トーキョーN◎VAは、速水が買った直後完売したらしく、なんとも間の良かったことです。
午前中は桂令夫さんの翻訳ゲームに関するトークショーのおまけで出てみたり。
んでもって、昼からはいよいよJGC初見参のサタスペイベント「サタスペサバイバル」ですよ。
サタスペスタッフもゾロゾロ会場入りして……あの、N◎VAを買い逃したイケダさんが本気で悲しそうなんですが。
その羨ましいオーラに耐えかねて、売ってあげることに。
まぁ、遊び倒す人が先に持っていた方が、ルールブックも幸せというものでしょう。
「サタスペサバイバル」の場所に行くと、お客さんがもうちらほらお待ちです。
今回はRPG卓を5つ、ボードゲーム卓をひとつ用意することに……ちょっと外に出てみると、
なんですかこの列は? 後ろの人が「サタスペサバイバル最後尾」とか札を持ってますよ?
あわてて卓の方で待っていたお客さんに、外の列に並んでくださいごめんなさいと駆け込むことに。
いや、これは正直嬉しい誤算でした。
卓は満杯。ボードゲームもメンバーがどんどん入れ替わってぎゅんぎゅん回ってますよ。
参加者の皆さん、本当にありがとうございます(礼)。これからもよろしくお願いしますね。
そんなこんなで速水の卓も大盛り上がりでありました。
せっかくの虎2匹が、PCに届く前に屠られていく……ああ(涙)。
そうそう、サバイバルではなんと、Remix+表紙の娘さんコスプレを拝見できてえへへ、えへへ。
速水キャラの記念すべき初コスプレでありましたよ。なんちうかもう。
ウメさんありがとうございますー。
サバイバルも終わり、ちょっと間を置いて夜からはフリープレイルームでまたサタスペをするわけですよ。
サタスペは、ひたすらアッパー系でイキオイのあるゲームなので、卓のテンションも上がりまくり。
妊娠した高校生の相手を捜して右往左往。そんな公式シナリオをやってのけるRPGも、そうそうありますまい。
イケダさんもフリープレイでサタスペ中。
あちらは「ロケロラ」のバンドシナリオをやっていますよ。
8/22
今日からJGC。
アナログゲームの宿泊イベントです。
会場は今回で最後のホテル浦島。いなたさと高度経済成長の残滓漂う好きなホテルだったので極めて残念で。
ギリギリまで仕事して、あたふたと出発。
あたふたしているのに王立科学博物館を3個買っていくあたり、余裕あんじゃねえか。
アポロ13号
バイキング1号
ルノホート
ばんじゃーい。
サーチの真似事なぞしてみたらこの結果。お、イイセン行ってる?
会場に着いたら、すぐにエンターブレインTRPGセッションルームへ行ってナイトメアハンター・ディープのGMを。
シナリオキーワードは「ガーンズバック連続体」なのですよ。速水の趣味まっしぐらですか。
そんなこんなで、1シナリオこなしてようやっと会場をぐるぐる見てまわったりするわけで。
8/21
今日も打ち合わせ一件。
帰りに服を買ったりもする。
で、本日の宇宙開発。
主任設計官の手腕やいかにッ(くわッ)。
バイキング1号
月面の宇宙飛行士
月面の宇宙飛行士
サターン
サターン
サターン
おれを呪っているのは どこの どいつ だ。
まぁ、バイキングはちょっと嬉しいんですが(火星好き)。
悔しいので、ガシャポン「埴輪と土偶+土器」を試してみたり。
実のところ、こっちの方が好みで言えばハズレが少ないっちゃ少ない(笑)。
ハート型土偶
踊る埴輪(男性)
うむ悪くない。
一番欲しいのは遮光器土偶なんだけどね。
8/20
打ち合わせ一件。
帰り道、遅まきながら王立科学博物館5個買ってくる。
レンジャー7号
ジェミニ宇宙船&アジェナ標的衛星
離床するサターン5型
アポロ13号
サターン5型&クローラー
ギャーッ!(絶叫)
主任設計技師は なにを しているのかッ。
スプートニクとルノホートが出るまでがんばるしかあるまい(血涙)。
それはそうと、噂に違わぬ豪華な逸品ですよこれは。
解説のリーフレットがとてつもない充実っぷりで。
8/19
NHKの朝のニュースで、京都でクマゼミが大量に羽化する木のことが紹介されていて。
クマゼミの鳴き声というのは実に暑苦しくて好きなんですが、東京では聴けませんねぇ(淋)。
関東と関西といえば、Nステで線香花火を取り上げてまして、
速水が馴染んでいた藁の花火は「スボ手」といって関西式なんだそうですね。
紙で巻いたものは「長手」と呼ばれるそうです。
あれ、なんかふにゃふにゃしてて頼りなくないですか?
安定感悪くて落っこちそうで、いつもハラハラするんですが。
しかし、天気はやっぱりぱっとせずセミも花火も似つかわしくないことオビタダシク。
気象庁は梅雨明け宣言の撤回まで検討中らしいじゃないですか。
まぁ、お天道様だけはどうにもなるもんでもなく、飢饉が起きないだけ時代は良くなっているのです。
とあるサイトの日記を眺めていたら、『キャッスルファルケンシュタイン』のカバー裏に地図が載っているとありまして。
しまった、速水とあろう者がカバーを外して確認しなかっただと。ぬかったわ。
Minさんありがとうございます。
アッパーズ購入。今回はいつもの士郎正宗ピンナップ+水着ピンナップ集ということで盛りだくさん。
士郎正宗の「WILD WET QUEST」はいよいよ秘境探検エロの様相が。
水着ピンナップ集は、椎名高志が描いたというので気になってました。
ロボ娘「伊号ちゃん」が「ポロリ」しますという予告はあったのだけど、なるほどポロリでもこーいうポロリか(笑)。
動力は原子力だそうだし、やはりロボ娘はこうでなくては。脆腕だけどな!
遅ればせながら、同居人かわしまにt.A.T.u.布教成功。
アルバムも買うそうです。よしッ(ガッツポーズ)。
8/18
天気予報では今日から真夏復活と言ってたのに、なんだか爽やかな天候。
でも、ひさびさの晴れのせいかセミはやたら元気でした。
うるさいぐらいのセミの声というのはなんだか嬉しくなるものですね。
最近知った海運史サイト。
非常に興味深い内容で、じっくり読むことにします。
イリヤの4巻やっと買ったけど、まだ手を付けず。
8/17
というわけで、コミケ本番デー。
雨にたたられた今年の夏コミですが、今日はなんとか小降り程度で助かった模様。
初日は悲惨だったそうですね。
今回も魚蹴さん、よしいくん(忙しいさなかにごめんね)に店番お願いして有明にゴー。
充分時間を取って行ったのだけど、りんかい線の国際展示場駅を降りてからが大変でした。
最近のコミケはサークル入場の誘導が正面の大きな歩道橋からでなく、地上をくねくね歩くコースに変更されているのですね。
この道のり、信号機がくせものでサークル参加者の大渋滞。
入場〆切の9時ギリギリになんとか会場入りが出来ました。
まぁ、準備会の方もこの渋滞に気を使っているらしく、多少は余裕を見て入れてくれるのですが、トラブルはここから始まりまして。
そう、宅配便搬入の引き取りが9時なのです。
たどりついた我々の目の前で、下がっていく引き取り場所へのシャッター。
あの荷物の中に ブース設営の一式が 入っているんですけど おいッ(悲痛)。
ありゃ難渋しましたね。おかげで引き取り再開ができるまで、一般開場してからも店開きができなかった有り様で。
いやまぁ、なんか社会主義的トラブルと思えば楽しくなったんですが(ロールプレイ健康法)。
てなわけで最初ちょっともたつきましたが、あとはいつも通り楽しいコミケでした。
湿度が高くて往生しましたが、なぁに晴海時代の猛暑に比べればこの程度。
そして今回もいろいろ差し入れを頂き、ありがとうございました(ふかぶか)。
ネイティヴアメリカンのパイプ本を出されている小川さんからパイプ・アックスを頂いてびっくりしたり(嬉)。
速水はタバコを吸わないのでアレですが、今度友人に吸わせてみよう。
今回はロクに本を買ってないんですが、印象的だったものといえば(これも頂きものだし)。
『18×24mm vol.2』(CrankShaft!)
最近カメラ本が続くなにがし某さんの本です。ハーフサイズカメラ本の二冊目ですね。
速水はカメラというメカに憧れを持っているくせになにも知らへんので、毎回楽しく読んでいます。
今回紹介されていたキャノンダイヤル35、日本もこんな妙ちきりんでかっこいいカメラ作ってたんですねぇ。
エキゾチックな空気漂う、ステキな機械じゃないですか。
あと、京セラのサムライって1987年やったんか! アー!
未来が来たッ、という印象があって強いインパクトがあったんですが、もっと新しいカメラだと思い込んでました。
いや、そんなモンだよなぁ(記憶たぐりよせ)。速水が歳食っただけか。そうか。ガーン。
いいんだよ。80年代好きだし! 未来っぽいし! 万博はつくばだし!
コミケ後は上京中の大槻牧場くん、イケダ夫妻、同居人かわしまと焼き肉にゴー。
メチャ喰いしないだけで、食後があんなに楽だとは(バカ)。
途中から歯痛に悩まされたイケダさんが、みるみる無表情になって愉快でした(ひどい)。
さらに出張帰りのえみり王子と合流して喫茶店でも行こうと思ったらどこも閉まってる時間帯で、
仕方がないので和民でおとなしく二次会。
隣の卓のあんちゃんねえちゃん達が始終叫び声を上げながら騒いでおり、
東直己が口をきわめて罵りそうな人種だなぁ、とか思ったり。
いや東直己は和民自体、またそこの客全員を口をきわめて罵りそうですが。
帰宅すると、できたばかりのRAITAさんのサイトを早速覗いて書き込んでみたりして。
リンクコーナー、そろそろ復活させないと(焦)。
あとサイト自体の大改装もしたいんだよなぁ。
8/16
同人誌をお願いしていた印刷屋さん、エスエスプリントから電話があって起きるわけですよ。
「すみません、表紙の綴じを間違えて印刷してしまいまして」
ウチの本は、基本的にいつも左綴じなのですね。
同人誌は右綴じが多いので、うっかり間違ってしまったようです。
「もう問屋さんが閉まっているので、紙を替えても良いですか?」
いやぁ、いつもギリギリの入稿で間に合わせてもらってるわけですし、いいですよいいですよ。
今年の新刊が黄色かったり桃色だったりするのは、こんな理由があったのです。
黄色がもとの発注でした。なんせタイトルが『KITTEHATTE阪神優勝』ちうわけで。
「キャラデパ mia」という雑誌でオリジナルキャラクターコンテストやってるんですが、
その最終投票が現在行われていてみかき未果子さんの「うしゃぎ」がダントツトップ独走中。
すげー。
8/9
台風のなか、阿佐ヶ谷にお出かけ。
しようと思ったら、近所にあった結構でかい木が根っこから倒れていて道をふさいでいたりして。
ちょっと非日常な光景で面白かったです。いや驚きました。
よく街路樹切り倒してバリケードにしてる写真があるけど、なるほどこれは通れんわ。
打ち合わせ後の飲み屋でちょっと面白いイベントがあったのだけど、
それはエルスウェアさんの社員日記で羽田さんが書くそうなのでここではおあずけー。
ウェブでは、キャッスルファルケンシュタインの日本語版ルールブック、評判がちょっと悪いようですが。
理由は勿論旧仮名遣いってところですね。
そんなに読みづらいモンですかねぇ。世界設定がこれでもかと書かれた本なので、
旧仮名で書いてあるぐらいが訥々と読めていい感じですよ。普通に書いてあると、かえって辛いんじゃないかしら。
つーか、あの程度の文章で困りやがりますかこの低能ども、というぐらいの塩梅ですよ。
趣味的なゲームなんだから、あれぐらいやってくれた方が面白いと思うんですが。
少なくとも速水は大好きです。イエー。
そして、ファルケン買った方はRPGamer誌の2号も買うと大変よろしいです(宣伝)。
日本オリジナルのキャラクターシートなどが掲載されてますよ。
補足しておきますと、原書のファルケンにはキャラクターシートという概念がないのです。
他にも、絶対あると便利なキャラメイク補助チャートなども載ってますし、ひとつ。
阪神がどうも調子悪い今日この頃で、どうしたもんか。
でもマジックは減る不思議。うーん。
8/6
秋刀魚食べました。
この時期のNHKは特別番組が多くて、面白いやら気が散るやら。
「大自然スペシャル」でシロクマ、極楽鳥、アムールトラと観賞したり。
シロクマは流線型でスマートなくせに足が大きいあたりがアンバランスでかわいい理由でしょうか。
小熊にいたってもう無条件でかわいいんですが。たまらーん。
アムールトラを観ながら思い出すのはやはりデルスー・ウザーラなわけで。
はたらけ! カピタン!
あとは『偉大なる王』ですなぁ。
月曜の夜は「スターリン 50年目の真実」。
大体基礎教養の範囲内ではありましたが、やはりスターリンというのはどこまでも興味深い人物です。
華やかな才能はなく、演説もぼそぼそと地味で、粗暴でカリスマ性もありません。
その陰険さを除けば凡庸とすら評してもいいような人物でしょう。
しかし、彼はヒトラーと並ぶ20世紀の極悪人であり、しかもヒトラーと違い人生を成功のまま終えています。
うん、興味深い。
そして今日はNスペ「拡散する核の脅威」。インドとパキスタンの核戦略に関してのリポートです。
国境のゲートで、両国の兵士が儀式的に威嚇しあうのが非常に面白かったですよ。
あと、最近現代インド軍のファンになりつつある速水としては、インド軍の軍事パレードというのはやはり観てみたく。
インド軍の礼服は非常に華やかで、しかもさまざまな民族がいるためバラエティに富んでるあたりも魅力で。
ちょっと流れたパレードのシーンでは非常にエキゾチックなマーチが聞こえてきてですね。
インド軍のマーチが俄然欲しくなりました。どこかで買えまいか。
とかまぁそういうミリオタの部分はさっぴくとしても面白い内容でした。
99年のカシミール紛争では、パキスタン軍が政府の了承を得ないまま攻勢に出ていたとか。
なんだか関東軍を彷彿とさせるような出来事ですが、それをやらかした張本人がいまのムシャラフさんですね。
頼むから、核なんてものを持つならちゃんと掌握しといてください。
ところで、インド高官の公用車って、いまでもアンバサダーみたいですね。
あまり偉そうに見えない、ころんとしたクルマでかなり好きです。
欲しいクルマリストの中でもかなり上位かも(備考:無免許)。
最近の読書『ススキノ、ハーフボイルド』(東直己 双葉社)
東直己の新刊。ススキノを舞台に、受験をひかえた高校生が事件に巻き込まれたクラスメートを助けようと……。
主人公も、ヒロイン二人も非常にいいキャラなんですが。若さあふれてるし。
しかし、そのうえで。
「探偵はバーにいる」シリーズの「俺」が登場するせいで、もうススキノシリーズ外伝にしか見えません。
普段三人称で、外から見ることが出来ない「俺」を存分に観賞できます。
『探偵は吹雪のなかで』は読んでいるので、「俺」が中年でもデブでも平気です。
いまやってるサタスペのキャンペーンが、PCほとんどティーンエイジャーというあたりとシンクロして
読めたのも感慨深く。いやまったく私事なんですが。
というわけで、チーム赤ずきんの参加者面々はマスト読むのだ。
ここんとこ、『ディファレンス・エンジン』読み返したりもしてました。やっぱ面白いわ。
いまは『カタロニア讃歌』を読み返してます。
今日は国際通信社さんから『キャッスル・ファルケンシュタイン』を頂いたりもしました。
以前からイベントでプレイしてきた、スチームパンクRPGの日本版がついに発売です。
これはいいルールブックですよ。世界観ゲームの極致です。
まず全編旧仮名遣いということで度肝を抜かれましたが、速水は好きですこういうの。いやもう大好きです。
小学生の頃から「のらくろ」を読んできた速水にとっては別に困りもしませんし。
原書のカラーページはそのままカラーだし、なんといっても読みごたえはあるし。
飄々とした愉快な空気が漂う訳もいいですね。
えらく誉めてしまったけど、まぁ速水がこういうのが好きということで。
JGCでプレイもする予定ですよ。
8/2
いま出てるナショナルジオグラフィックに、アマゾンのインディオに関する記事が載ってるんですね。
以前Nスペで知ったシドニー・ポスエロの話なので、はやく買わねば。
つーか、定期購読再開すればいいんだけど(更新サボってしまった)。
映画「ドッグソルジャー」が面白げです。
イギリス兵VSワーウルフだそうで。
こりゃあたまらぬ。公開されたら絶対観よう。
アッテンボローの動物番組が終わってしまったので、なんとなく間が持たず
「トラ!トラ!トラ!」のビデオなぞ引っぱり出して観てしまいました。
いや、これも定期的に観たくなるのですよ。マイ基本戦争映画のひとつ。たまらん。
夜明けに攻撃隊が発艦するくだりは何度観ても涙ものの美しさで、そこだけ巻き戻して観たりします。
あれはいろんな飛行機映画の中でも、最高級の名シーンだと思うのです。
世間では評判が悪いらしい、日本の場面になると流れる妙なオリエンタル音楽も、速水はかなりお気に入りなんですが。
ジェリー・ゴールドスミス万歳ですよ。
あとはやはり田村高広の淵田中佐がよろしいですね。
「見てみぃ、軍艦旗や」「ワレ奇襲ニ成功セリ、トラ・トラ・トラや!」「あれはネバダや」(アクセントが重要)。
ところで、渥美清がちらっと出ているという話を聞いたんですが、どの場面なのかしらん。
しかし、突然夏らしくなりました。
カナダやロシアでは、ある日突然季節が変わったりするそうですが、こんな感じなのかしら。
8/1
インターナショナルオルゴール、実在するそうです。
しかも、モスクワで入手されたそれは日本製だそうで(笑)。
中村靖さん情報ありがとうございますー。さすがだ。
それにしても、なんでこうたびたびノーアウトで走者が出て点が取れないのか阪神。
ここ数日ちょっと調子悪くて不安なのですが。
他球団のファンから見れば贅沢な不安でしょうが、まぁまぁ。
ポトスって、ソロモン諸島原産なんだそうで。
自生している写真を見たら、部屋でにょろにょろ伸びているのと同族とはとても思えない、
ワイルドな風情があるわけですよ。
サトイモ科というのも南洋の空気が漂います。
ということは、これ食えるのかしら。若葉などはそれなりに美味しそうな気もしますが。
でも、ソロモン原産って事は飢えた日本兵も食べてたんでしょうねぇ。
そう考えると暗澹たる気持ちに。
総火演、抽選漏れしたっぽく。
たまに日程が合うとこれですよ。あーん(涙)。