■2003年6月■

← ■真理省■

Flying Circus →


6/27
わはははは。
ミュージックステーション、t.A.T.u.が楽屋から出てこない事件。
冒頭にちょろっとは登場したんですが、あとはずっと閉じこもってしまったようで。
わはははは。やってくれるなぁ(妙に嬉しそう)。
生放送ゆえの愉快さでした。

警察に断られた公道でのPV撮影も、銀座や秋葉原を希望してたそうで
前者はともかく秋葉原というのは予想通り。ワガリヤスイですなぁ。

大変愉快な本を教えてもらいました。
『間取りの手帳』(佐藤和歌子 リトル・モア)
著者が収集した、さまざまなアパートやマンションの間取り図を集めた本でして、
それはもう妙ちきりんな物件がてんこ盛りです。
トイレからバルコニーに出る物件、玄関から一度出ないと風呂場に行けない物件、
窓がひとつもないワンルーム、玄関からの廊下がやたらに長い物件、エトセトラエトセトラ。
間取り図を眺めて、著者のコメントを読んで、しばらく見比べてから「ああ、ここが変なのか!」
という考えオチな楽しみ方もできます。

速水は変な建物が大好きだし、佐藤明機ファンだし、実にもって見ていて飽きません。
この物件に住みたいな、とチェックを入れて読んでいる次第。
人に薦めたくなる本でもありますね。あの人はこういうの好きなんじゃないかなぁ、とも思ったり。
というわけで、中村哲也さん佐々木亮さんRAITAさん、いいですよこれ(名指し)。
装丁もちょっとこじゃれてますね。

ホントはもともとの作図が下手で、「現状優先」な物件も多いんでしょうけど、まぁそこはそれで。
収納が少ないのが若干ネックだけど、速水は物件027に引っ越したいです。細長いの。
京都の町屋に住めばいいのかしらん。

とある記事で「P・アンダーソン」とあるのを「ポール・アンダースン」だと思ってしまったりする今日この頃。

6/25

t.A.T.u.来日。

昨日のNHKスペシャル再放送は非常に良い番組でした。
「沢木耕太郎. アマゾン思索紀行〜隔絶された人々 イゾラド」というもので、
アマゾンにはいまだ外の世界と接触していない、イゾラドと称される様々な部族が存在します。
そして、文明と接触すると病気などでたちまち数が激減し、失われた部族は膨大な数にのぼるのです。
番組では、数年前にはじめて外界と接触したコルボ族という小部族と、
まだ知られていない部族の生き残りであろうと推測される、未知の言語を話す男性二人が紹介されまして。

いままでのインディオ対策への反省から、コルボ族が住んでいる周辺は完全に隔離され、
政府機関の人員(主に医療スタッフ)しか接触できません。
コルボ族から観た、外の世界からやってきた人間というのは一体どんな塩梅なんでしょうか。
4歳の女の子が猿をペットにしているらしく、いつも背中に背負っているのがやたらファンタジックでした。
部族の長の家にも猿がうろうろしていたな。流行ってるのか。
しかし、隔離しても彼らは少しずつ文明に慣れていってしまいます。
今後一体彼らがどうなるのか、どうしても『キリンヤガ』など思い出すわけですが。

アウレ、アウラと名付けられた、未知の部族の二人は現在小さな保護区を与えられて住んでいます。
二人で無数の矢を作っており、小屋には矢の束がいくつも置かれていたのが印象的でした。
しかし、彼らは狩りの仕方をしらないし、弓を作ることさえできません。
幼い頃に部族が死んでしまい、それしか憶えていなかったのではないかと番組では推測していました。
なにせいまでもほとんど言葉が通じず、意志の疎通が困難なのです。

彼ら二人だけに通じる言葉。彼らが死んでしまうと、地球上からその言語は消滅してしまうのだ、
という沢木耕太郎の言葉が印象的でした。
とはいえこう、言葉も通じないうえに保護区で隔離というのは、なんか動物っぽい対応な気が。
いや、現状ではそれも仕方ないことではあるのでしょうが。複雑です。

非常に興味深い内容だったので、イゾラドのことはちょっと調べてみたいですね。
余談ながらブルフォレキャンペーンのえみり王子キャラ、プンガーはイゾラドだったのだなと妙に納得。

ひさしぶりのラクガキなどー

あと、サタスペキャンペーン、きたはまくんキャラのメタリカ先輩を描いてみたり。
きたはまくんはキャンペーン初体験ということでやたら盛り上がっている昨今。
その元気は伝染しますのう。
きたはまくんはホンットーに彼女を気に入っているようなので、
速水がDDのときはいじめがいがあるとほくそ笑む日々(悪人)。

サタスペといえば、6/1の「サタスペ・スペシァル」のレポートもアップされてましたよ。

6/23

昨日は大祖国戦争勃発の日でしたね。
さらにバグラチオン作戦発起の日でもあったりして。
バグラチオン作戦というのは44年のソ連軍の大攻勢なわけですが、
これがまた怒涛の攻撃でドイツ軍は一方的に追いまくられていよいよ左前になっていくのだけど。

この作戦を扱っている「RED ARMY 白ロシア大作戦」というウォーゲームがあるのですが、
当然ながらドイツ軍はどうにもこうにもやられるばかりで、
プレイヤーは陣営を替えて二度プレイし、その結果で勝敗を決めようとかいう記述があったりして。
速水なんかにとっては実に痛快な戦いなんですが、イマイチ人気はないですのう。
やはり世のなかドイツ軍ファンが多いせいか。ファシストどもめ。

三国志式に、能力値を決めてくれるページ。早速速水もやってみました。結果、
武力54 、知力63 、政治力69 、魅力59 、野望度12 、義理度10 、冷静度5 、勇猛度3、寿命7 、相性0
(武力、知力、政治力、魅力の最高値は100)(野望度、義理度の最高値は15)(冷静度、勇猛度、寿命の最高値は7)
……えーっと。
とびぬけて優秀なのが寿命で、野望度や冷静度に秀で、あとは凡庸。
こんな奴 雇ってたまるか(涙)。

最近読んだ本
『<癒し>のナショナリズム 草の根保守運動の実証研究』(小熊英二 上野陽子 慶應義塾大学出版協会)
魚蹴さんが紹介していて、興味深かったので借りて読んでみました。
ブームはだいぶ前に過ぎましたが、「新しい歴史教科書をつくる会」のメンタリティについて分析した本です。
紹介に関してはここなど参照してもらうとして、運動の参加者たちの発想になんの新鮮味も感じなかったのが印象的でした。
新たなるものへのあこがれとか、驚きとか、そういったものを求めない
「普通でありたい」という感性ってつまらないですよね。
そして、普通でありたいという強迫観念の向こうには全体主義しか待っていますまい。

『イスベルの戦賦 <天の踵>よ、来たれ』(新城カズマ ファミ通文庫)
新城カズマ初の剣と魔法小説ですよ(正確には「棍棒と呪術」だそうですが)。
名だたるトールキンオタクな新城さんですから、いやがうえにも期待が高まります。
収められている地図を観るだけで、「靴の底を通した地面の感触」が伝わってきて嬉しくなったり(妄想)。
内容に関しては、前後編の前編なので今後が楽しみということで。

ハワード的大時代感が嬉しいのだけど、パルプ的俗悪さは薄くてどこか品の良い印象がありますね。
あと、もう遅いだろうけど憎たらしい敵が欲しいなぁ(笑)。
やはり叙事詩には妥協できない敵が必要ですよッ。
登場人物では大腿骨を振り回す戦士ジャ=ル=ンワンがお気に入りなんですが、また出ると期待して良いですね?
しかしまぁなんだ、やはり剣と魔法の主人公は北方の蛮族でないとイカンですか(笑)。

そうそう、海法さん曰く、「天の踵」といえば「空飛ぶモンティパイソン」OPのアレであろうと(ぶぎゅる)。
まったく同意見であります。

あと「PEN」など買ったり。
「東欧&ロシアのレトロ・デザインを見直せ」という特集だったので、つい。
ロドチェンコやチャペックといった基本ラインだったので、あまり刺激的ではなかったですがまぁこんなもんか。
社会主義時代のチェコや東ドイツの建築・工業デザインが載っていたのは面白かったです。
でも紹介されているソ連のデザインが、ロシア・アヴァンギャルドだけというのは納得いかないなぁ。
あ、カメラは違うか。でもなぁ。
6/22

昨日は四葉の誕生日だったんですねそういえば。

ボルボのCMが最近ちょっとお気に入りです。
特に、フリーウェイを走っていてエルヴィスっぽい人物を目撃する、という状況は嬉しいじゃありませんか。

「スチームボーイ」が公開延期だそうで。来年になるんだっけ?
まぁ予想できたこととはいえ、やはりがっかりしたりするわけで。待ちますよ待ちますよ。
しかし、そうすると04年は「スチームボーイ」「イノセンス」「ハウルの動く城」とすさまじい年になりますね。

福助が民事再生法適用申請。
フクスケ足袋の福助ですよね!
いや買ったことはないんですが、やはりびっくり。

最近、アメリカの銃オークションサイトなぞ見つけまして。
銃の実勢価格や相場がこれで分かる訳じゃあないんでしょうが、雰囲気程度はつかめるわけで。
22口径のオートが39ドルだったりしますよあなた。今日の相場で大体4600円。
オモチャみたいな鉄砲とはいえ、やはりどうかと思うボウリング・フォー・コロンバインな世界。
あと、その辺の銃って実にこれがまた安っぽいのですよ。夜店で売ってそうな雰囲気が。
サタスペで「生活」が低いキャラクターはこういう銃使ってるんだなぁ、と思うと急にイヤな気分になりまして。
そりゃあ、いい銃持ちたくもなるってもんですわ。
速水自身は、こういうチープさは見てて嬉しくなるんだけれども(笑)。

阪神つえー。
でも、11ゲーム差でもちっとも安心できないのですが(病気)。

6/21

こないだ、御堂たかしさんと映画「KILLERS」を観てきました。

ガンアクションをテーマにした短篇5編のオムニバスで、押井守が参加してるっちゅーので行ったわけです。
序盤は安いながらもちょっいいかな、と思わせて、中盤以降は馬脚が出まくる「いなたい」作品ばかりで。
このトホホ感も含めてサタスペっぽいなぁと思うと腹も立たないわけですが(大脳食的ポジティブシンキング)。
しかしまぁなんだ、うー。

そのなかで、押井守の「'50 WOMAN」は別格としても「KILLER IDOL」が面白かったです。
ある殺し屋が国民的な人気者になり、TVのトーク番組に出演したところで
突如銃撃戦が、というスラップスティックコメディで。
筒井康隆を読んでいるような愉快さがありました。自ら殺し屋を演じた監督もなかなか。

んでもって「'50 WOMAN」は、方向性としてはミニパトなんかと同じになるんですかね。
とりあえず川井憲次の音楽と、あと標的のゲスト出演者が反則。上映中、ずっとイヒヒと笑っておりました。
スナイパーのおねいちゃんが待機中にえんえんコンビニのパンやおにぎりやミネラルウォーターを
もりもり詰め込んでいるんですが、これが美味しそうなことといったら。
宮崎駿もそうですが、押井は旨そうに食事するシーンがいいですね。

とはいえあれだけわっしわっし食べていると、観ている方は気分いいけど演じている方は大変だったんじゃないですかね。
「アヴァロン」でもスタンナ役の人が、ソーセージを食べるシーンを延々撮られて往生したそうですし。
あと食べっぷりもさることながら、食べ物がいっぱい詰まったコンビニ袋をあさるシーンは
なんだかジャンクな幸せ感が伝わってきて、「ああわかるわかる」といった趣が。

主役のおねいちゃんスナイパーを演じていたのは仁乃唯というニューハーフの人で、
これがまたべらぼうにかっこよかったです。背高いし。映画とはいえ、惚れそう。

シリアスなドラマを目指した3本はいかんともしがたく、受け狙いに走った2本が良かったというのも興味深く。
やはり15分そこらでは茶番になるのか、単に下手なのか。いや単に下手なんでしょうが。
ごまかしスキルの差のような気もしますね。

映画のあとは本屋まわったり(鉄腕バーディー、品切れなんですかね)、だべったり。

帰宅後「スワロウテイル」のDVDを観てサタスペ力が急上昇。
サタスペに影響を与えた映画は多々ありますが、やはりこれがサタスペの原点です。
実際、映画公開後半年もしないうちに最初のサタスペが出てるんだもの(笑)。
ひさしぶりに観ながら歓声を上げたり叙情性にひたったりする同居人かわしまと速水。
ブレードランナーに匹敵する世界の空気感を創り上げた偉大な映画ですぞ。必見。観ねば殺す。

アアッ、サタスペしたいッ(沸騰)。

6/20

魚蹴さんから「晩御飯を作りすぎてしまったので食べに来ませんか」というお電話があったので、喜んで出かける夜。
チャリで与太郎ハウスにチョコチョコ行くと、そこはなんだか所帯じみた空間で。
えみり王子と魚蹴さんにご馳走になりつつだべったりなどしてきました。

こういう日常ってステキですね。
いや、タダメシってことじゃなくて。タダメシも嬉しいけども。

6/19

一週間ぶりです。どうもどうも。
てなわけで、最近あったイベントを列挙しますよ。長いので覚悟しろ。

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サタスペのキャンペーンを始めました。
REmix+が出たことでもあるし、気合いを入れてひさしぶりにキャンペーンやってみようというわけですよ。
単発は良く遊んでたんですが、やはりRPGの醍醐味はキャンペーンだと思うので。
しかも我々の伝統である、リレーマスターキャンペーンです。最初のDDは同居人かわしまであります。

飛鳥山明日香
戦闘以外のスペックが軒並み低いバトルクリーチャーだが、設定では亜侠にあこがれるただの女子高生。
自分の居場所を探していて「あたし、卒業したら亜侠になるんだ」とつぶやくヤングアダルト度の高さが売り。
プレイヤーは朝佳さん

ダン・ロウ(通称ウルフ)
昔上海でブイブイ言わせていたらしいが、落ちぶれ果てていまは大阪で路上生活のハードボイルド野郎。
チーム唯一の男性キャラで28歳とひとまわり大人のくせに、仲間の女子高生ズにたかる姿は人生の良い反面教師だ。
中華街で料理の匂いをおかずにご飯を食べる姿は哀れを誘う。プレイヤーはイケダさん。

オードリー加藤(通称加藤っち)
いままで単発セッションを繰り返し、REmix99の名物キャラにまでなっていた少女もいまや中2。
両親も亜侠である精鋭だが、当然キャンペーンを始めるにあたって成長は全てキャンセル。
日常から亜侠モードに変わるときに眼鏡を外すというこっぱずかしい演出があったりするが、
なによりチームを大事にする思想は生まれながらの亜侠ならではか。プレイヤーはよしいくん

目田梨花
メタリカ先輩。バトルクリーチャー女子高生その2。彼女に殴られて命がある者は少ない。
字を読むにも苦労する教養のなさと、大阪一の走り屋を目指すガラの悪さを誇るが
通う高校はハイソなお嬢様女子校。どうやら家が金持ちらしい。……あー。
でも、どこか抜けていて素直な愛すべき女の子だと思うのです。プレイヤーはきたはまくん

メルセデス茶柱
現在二浪中の予備校生亜侠。受験戦士。偏差値が全ての価値感の基本となっている。
一流大学に入れば人生勝利だと思っており、他の亜侠を落伍者と言ってはばからない。
予備校生へのファンタジーをあらんかぎりに詰め込んだ萌えキャラ。テーマソングは受験生ブルース。
プレイヤーは速水。

シナリオは、組織的な痴漢に襲われている貧乏薄幸な少女を守れというもの。
通勤の満員地下鉄で展開される銃撃戦はなかなか壮絶なものがありました。
そして唯一戦闘キャラではないメルセデスは、道化師ならではのファンブル連発も手伝って見事ダメ人間ゲット。ううっく。

てなわけですごい勢いでテンションが盛り上がりまして、早く続きがしたいと口々に話す参加者たち。
次回のDDは速水であります。

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映画「サラマンダー」観てきました。
現代にドラゴンが復活し、人類文明は崩壊。生き残りのなかに、ドラゴンと戦う者達が現れて……。
イヤーッ、安い映画ですなぁ。ツッコミどころ満載だし。でも、安いなりに楽しませてくれました。
ドラゴンが非常にかっこよかったです。ワイヴァーンなデザインなのも好みだし。
あんなおっかない奴相手に剣と盾だけで突っ込んでいく、
剣と魔法な戦士はやはり頭がどうかしているとしか思えません(笑)。

しかし、この映画一番の見どころはやはり残存米軍の将校、ヴァンザンでありましょう。
これぞウォーモンガーの鏡。ドラゴンと戦うためならなんでもするキジルシ。
「仕方がない、力ずくで徴兵する」
「怒りを竜に!」
「200人の部下がいるはずだった」

古典的ポストホロコーストSFの香りが感じられたのも嬉しかったですね。
荒涼とした世界に、点々と生存者のコロニーがある雰囲気がちゃんとしてました。
ロケ地がアイルランドの荒野というのも良いチョイスだったのかも知れません。

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NHK「地球・ふしぎ大自然 潜行・神秘の赤い海」を観まして。
タスマニアにある、赤い色をした水を湛えた湾の話です。
これが確かに赤くて、海中から見上げた映像はなんだかえらく庵野な気分満載で。
湾に流れ込む川の上流に湿原が広がっており、そこの植物から沁みだしたタンニンで水が赤くなっているのです。
それで川の水も真っ赤っか。
そのため太陽光が遮られ、ごく浅い海なのに海底には深海と同じ生物が生息しており。
なんとも不思議で心が騒ぐ光景でした。行きたいなぁ、タスマニア。

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アッパーズ、士郎正宗ピンナップは新シリーズ。幽霊船の船長おねいちゃんであります。
「WILD WET WEST」が終わってしょんぼりしていた速水も、こいつはお気に入りになりそうですよ?
しっかし相変わらず下品じゃのう。セリフが入るとまた一段というか。
海賊ものといえば、ティム・パワーズの『幻影の航海』が大好きなのです。
ヴードゥーと「黒髭」エドワード・ティーチでありますよ。たまらん。

今回のシリーズ「HELLCAT」では「深海の邪神」と戦うそうだけど、クトゥルフネタ好きねえ御大は。
しかし、速水は海の邪神といえばピアレー様をまず連想するのだけど。

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やや、今年はJGCが一週間前にずれているので、富士総合火力演習に行けるぞッ。
申し込まねばッ。

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コマンドマガジンと、RPGamerの見本誌が届きました。
コマンドの付属ゲームは「デストロイヤー・キャプテン」ということで、駆逐艦の水雷戦であります。
日本版の追加シナリオがオルモック湾夜戦というのは涙モノじゃないですか。
1944年12月、レイテ島で松級戦時急造駆逐艦が米駆逐艦を轟沈させた、
日本水雷戦隊最後の勝利というべき戦いです。
あとチャコ戦争の連載が始まったのも楽しみなことで。
30年代、ボリビアとパラグアイがグラン・チャコと呼ばれる不毛の地を巡って争った戦争です。
これが半端ではなく不毛な地域らしく、暑いわ寒いわ雨は降らないわ水があると思ったら沼地だわ、
毒蜘蛛や毒蛇がうじゃうじゃいるわといった、まさにファンタジーRPGの荒野みたいなところで。
くわしくはここなど参照のことよ。

RPGamerでは、付属ゲーム「デスメイズ」のリプレイコミックとかいろいろ描いてます。
あー、ジブリ美術館行かないとなぁ(特集読みつつ)。

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今度ビールに行くときは誘ってくださーい(遅レス)>中村さん
6/12

梅雨入りだけあって、雨が降ってなくても空気中には湿気が充満。これはたまらぬ。
というわけで、今年はじめてのエアコンで除湿開始。
ああ快適快適。

北朝鮮貨物船への検査が厳しくなってますが、これは事実上の経済制裁ですね。
はっきり制裁と言わずに、まわりくどい方法で嫌がらせをする陰険さはさすがは島国根性というべきか。
いや、好きな手口なんですけどね(笑)。

NHKの朝のニュースで、京都は新京極の「フジヤマカフェ」が安いレジャーとして紹介されてました。
あそこは春に行ったんですが、なんともディストピア的というか安っぽいというかステキなところで。
ソーカー、人気なのかー(疑わしげな表情)。

夜、新宿で打ち合わせ一件。
ついでに買い物。RAITAさん目当てで「コミックLO」を。
前回に続いてエロなし戦車娘まんが。相変わらず好き勝手描いてて、浮きまくってますなぁ(笑)。
この愛情をもって一度ソ連風戦車まんがを描いて欲しいのですが、そこだけは互いの好みに強固な溝があるらしく。

『鉄腕バーディー』をまだ買ってないので探したのだけど、見つからなかったですよ。
まぁちゃんと調べればあるんだろうけど、時間もなかったし。

今日のヤクルト巨人戦は、実況は観てないんですが桑田がボロボロだったようですね。
一回いきなりホームラン2連発とか。
彼は敵役として実に憎々しく、強くあって欲しいのでなんとも淋しい話です。
復活、待ってますんで。
6/9

朝イチの新幹線で東下り。
昼には大泉に戻りました。さて仕事仕事。

ナショナルジオグラフィックの定期購読が切れていたので、6月号を購入。
今回の特集は騎馬民族スキタイです。
くわしいことがわかっていないこともあって、とてもエキゾチックで好きなんですよ。
あと「スキタイ」という響きがなんとも素敵じゃないですか。

TVで映画「スパイ・ゾルゲ」のCMが……いかん、不覚にも面白そうだ。
その直後リメイク版「ソラリス」のCMが……しみじみとダメそうじゃのう。
両方とも行ってしまいそうな気がします。

あと行く予定の映画は「マトリックス リローデッド」「サラマンダー」。
「略奪者」もちょっと惹かれますね。「二重スパイ」もソ連国歌使ってるのに免じて行ってしまいそうな。
6/8

昨日遊べなかったので、恐ろしくひさしぶりにどこかコンベンションでも行ってみようかと
検討してみたのだけど、なんか間が悪くて適当なところがなかったり。
どうしようかねぇと新聞を眺めてたら、祇園会館で「K-19」やってるじゃないですか。

祇園会館というのは、京都では有名な二番館でして、しかも入れ替え制じゃないので昔はよくお世話になったものです。
それならば行かない法はなかろうと、お出かけサンデイ。
ついでにイエローサブマリンにも寄ったりして、サタスペを眺めているお客さんに念派を送ったりして。

で、祇園会館にゴー。四条通りをテケテケ歩くのも久しぶりです。
鴨川等間隔の法則を観察したり、ろーじを覗いてみたり、やっぱ京都はええですねぇ。
そんなわけで3度目の「K-19」ですが、冒頭からテンション上がりまくりですよ。
ああいう家に住みたいのう(妄言)。狭い艦長室とか、ああいう寝室作りたいのう。
13日までやってるそうなので、京都人はマスト行け。
祇園会館自体も古き良き映画館の雰囲気を残していて素敵素敵。
特にロビーの空気が落ち着いていて良いのです。値段も安いし、もっと利用しとけばよかったね。

今日は他に祖母宅に寄ったりして、家系図を見せてもらったりして。
系譜学とか先祖調べに精を出すアマチュア歴史家というのはよくいますが、成る程これは面白いわ。
ちゃんと系譜を読むのは大変だけど、やってみてもいいかも。草書の手紙なんかはさっぱり読めなかったけど。

夜はBSでやってた、スペインはパンプロナの牛追い祭番組を観たりして。
わざわざ毎年のように外国から参加してる人もいるんですね。
そういや、ヘミングウェイはあんまりちゃんと読んでないなぁ。今度取り組んでみますか。
6/7

突発的に帰省を敢行。
京都まで乗ったのぞみが狭苦しい500系で、しかも席が1号車1番A席だったので子供っぽく喜んだり。

実家の長岡京市に着いたのが2時半。
すると突然雷がグワラグワラと鳴りだし、ばかでっかい雨粒がドカドカと降ってくるじゃないですか。
熱く乾いた地面が濡れるときの匂いは、あれは独特で結構好きなんですが。
雨の前触れの匂いでもありますね。

雨をついて、実家から徒歩3分の公民館にゴー。
今日は古巣のゲームサークル「京都ゲーム交流会」をやってる筈なので、
そこでサタスペREmix+でもプレイして営業やっちゃろうと意気込んでたんですが。
タッチの差でもう卓分けが済んでいて、やぁやぁと挨拶しただけで帰ることに。
にしてもなんだ、数年経つと昔の馴染みがほとんどいなくて、
全然違うサークルみたいな雰囲気になってて、まぁあんなもんですかね。

夜は家族ですきやき。
NHKの『地球に乾杯』で、ドイツのビールを扱っていて猛然と呑みたくなったり。

6/6

仕事に遊びに忸怩たる日でなんともはや、いやはや。
『サタスペREmix+』発売記念打ち上げだったのだけど、仕事を引っ張ってしまいドタキャンに。
こういう節目にはちゃんとお礼を言わないとダメなのに、皆さんごめんなさい。
呑みたかったなぁ。

呑みたいといえば、サントリーがトリスバー復活を企画してるそうで。
広報によれば「全国にもほとんど残ってない」という話だけど、京都の四条河原町にあった
あれはトリスバーじゃなかったっけ。単にサントリー直営だったっけ。

先日、深夜に『ゴースト&ダークネス』をやってましたね。
1898年、ウガンダの鉄道建設現場を、数カ月に渡り二頭の人喰いライオンが襲った実話をもとにした映画で。
速水はロードショーで観に行ったのだけど、結構面白い佳作なんですよねこれが。
予算もそこそこで、大作とは言えませんが細かいディティールに凝った作品で、
なにかと評判がアレなヴァル・キルマーも雰囲気良かったし。
しかしこう、帝国主義時代のアフリカというのはいやがうえにもテンションが上がりますのう。
あとやはり、喰われるというのはプリミティブにおっかないです。熊とか。

仕事のたびに資料引っぱり出して放置するから部屋が散らかるんですね。
合間合間に片付けないとなぁ(散乱するMEN-AT-ARMSを眺めつつ)。

6/3

夏コミ、ボストーク通信社は8/17(日曜日)Y-06aとなっております。よろしくー。

ところで「サタスペ・スペシァル」の速水卓はこんな感じでした。

昨日はNHK「地球・ふしぎ大自然 パラオ・クラゲ舞う神秘の湖」を観てたり。
珊瑚礁に、石灰岩の島というか岩がモコモコ浮かんでるのも楽しい光景だけど、
その湖にクラゲがわんさか住んでいるというのは不思議な風景で実に興味深かったです。
ふにゃふにゃしたものが無数にいるというのは、なんかこうサブイボが立つ方面でもありますが。
クラゲといえば、ちょっと前はエチゼンクラゲが大発生していましたね。
クリーチャー好き心をくすぐる、奇天烈な生物だと思うのです。クラゲって。

仕事しながら『グローリー』を観る。これも定期的に観たくなる映画ですよ。
最後の要塞攻略のシーンは、やはり感極まってしまいますのう。
映画といえば、ディカプリオ主演で『アレクサンドロス大王』が撮られるそうで。
勿論不安どころではないけど、戦闘シーンは期待してみようか。ファランクスが!

書き忘れてましたが、『るくるく 2』(あさりよしとお 講談社)も買ってました。
今回は「やはうえさまー」に尽きると思うのですが。いや小ネタに尽きてどうする。
あと、ゲルマニウムラジオのくだりでのるくのかわいさは、あれはもはや暴力ですなぁ。

前から気になっているのだけど、イランでは公式の場でもノーネクタイが通例なんですかね。
政府の幹部が記者会見しているのを観ても、シャツにスーツでネクタイつけてませんし。
ソ連の指導者は、労働者の指導者という建て前でタキシードを着ることはなかったという話もありました。

『中国残留日本兵の記録』(古川万太郎 岩波書店)という本を薦められる。
人民解放軍空軍の建軍にあたってのもと日本兵とか、面白そうです。ふむ。

阪神が八木の大活躍で勝ち。
しかし、巨人が実に劇的な清原の逆転ツーランで勝ちやがったので、ゲーム差は変わらず。
誰か奴をなんとかしろ。くきぃ。

夜、イベントで観れなかったNHKスペシャル「よど号と拉致(後編)」を観る。
今回は、主にヨーロッパでの工作に焦点を当てていました。
でも、ここで興味が湧いたのは北朝鮮ではなく、ユーゴの外交史。
自主独立路線を取っていたため、実に両国は緊密な関係にあったのですね。
「ザグレブの総領事館は、対西側工作をする根拠地なんでそこんとこヨロシク」と、
議事録が残る会議で言えるぐらい仲が良かったというのは。
ユーゴ外交といえば、スターリンと訣別してフルシチョフと仲直りするぐらいまでしか知らないので、
これは調べる価値がありそうです。

6/1

てなわけで、今日は『サタスペREmix+』の先行発売&体験イベント「サタスペ・スペシァル」の日であります。
朝、冒険企画局の近藤さんに秋葉原のイエローサブマリンに送って頂いたり。
で、サタスペを搬入搬入。小雨の降る朝の秋葉原は、妙に爽やかな空気が漂ってますね。
いろいろやってる間にスタッフも集合。司会進行役のえみり王子もチャイナにお色直し。ババーン。うわぁ、胸がある(喫驚)。
それにしても、インド服の店に行ってどんな変な格好になるか楽しみだったdczさんが、
しごく真っ当なコーディネートで速水は憤懣やるかたなしなのであります。

今回のイベントは、参加者を入れ替えて午前と午後でセッションする2部構成です。
当日参加の方もどんどん来られて嬉しい悲鳴が。
そんなわけで、速水がプレイしたのは付属シナリオの「Bank Rush」。
サタスペ的に清く正しく美しい、銀行強盗シナリオであります。これぞ亜侠の夢ッ。

キャラクターは、表の顔が大道芸人の路上生活ゴスっ娘「専門家」。
金持ちブローカーの「リーダー」。
娼婦の嫁さんを持ちつつ隠れて亜侠をやっている主夫の「裏方」。
その弟のハードボイルドタクシードライバー「荒事屋」。

そしてこんな連中のチーム名は「赤色呑んだくれシアター」!
こいつらがまたクレバーに銀行内をうろつき回りやがるのです。原動力は物欲のくせにッ。
限界ぎりぎりまで銀行に粘りつつ、ついに全ての戦闘を回避してまんまと逃げおおせてしまいました。
いかん、こんなこっちゃ。もっとPCを殺さねばッ。

決意を新たに午後になり。他のシナリオも検討したのだけど、やはり同じ「Bank Rush」をすることにしました。
今度のチーム名は「空飛ぶダイナマイト一家」。
表の顔が失業者の(救われないなぁ)「専門家」。
女性観光ガイドといえば一見まともだが、しかし12歳の「道化師」。
男装路地裏探偵の「荒事屋」。
秘密の家族がいる主夫「リーダー」。

1回目とは対照的な経過になりまして、銀行内でどんどんドジを踏む一行。
みんなして危機が迫ると仲間をおっぽり出し、自分の保身を考え出す有り様。
専門家はなにかといえば物陰に隠れ、道化師は亜侠に捕まった人質のふりをし、
荒事屋はやることなすこと裏目に出、あまつさえリーダーは皆を見捨てて一人で逃走を企んだりするわけだ。
なんとかミッションが成功したから良かったものの、失敗してたら全員ダメ人間にしていたところだ(笑)。
チェイスで全員一網打尽に逮捕できるかと思ったのになぁ。惜しかったなぁ。

そんなこんなで、体験会ということでシンプル簡単めなセッションでしたが楽しんで頂けたと思います。
しかし、イケダさんの卓も面白そうでした。
なにが馬車に乗った一行が、装甲十字軍の騎士に呼び止められる、だ(笑)。もはや現代じゃねぇ。

今後もいろいろサタスペでやっていこうと企画しておりますので、よろしくお願いします。
参加者の皆さん、また会場まで来て頂いたにも関わらず残念ながら参加できなかった皆さん、
おつかれさまでした。ありがとうございます。
今回は先行発売でしたが、『サタスペREmix+』は6/6に正式発売となっておりますのでこちらもよろしく(礼)。

ほんでもって、他のスタッフ日記など。
実は一番たくさんPCをブチ殺していた朝佳さん(6/1)。おかしい、彼女は「こちら側」のGMではないはずッ。
チャイナで司会をやってたえみり王子(6/1)。えみり王子の日記はこっちにもあったり。

帰宅すると、阪神が負けている事実。うあああ。