■2002年12月■

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Flying Circus →


12/30
てなわけで、今日はコミケ3日目。
ボストーク通信社に来ていただいた方、ありがとうございました(礼)。
なんか今回のボストークはえらく盛況でして、店番してて楽しかったです。
はじめてのお客さんも多かったみたいだし。スパシーバ、スパシーバ!

頂いたり買ったりした同人誌、まだ斜め読みした程度ですが印象に残った本をいくつか。
『IAPIOKIHISNI』(HEYOKA AND SYSTEM81Q)
アメリカ・インディアンのトマホークとパイプの本。
輸入法や雑誌の紹介までしてあって、小さな本ながら結構充実した内容でした。
それはそうと、速水はインディアン好きやケルトファンって、
どうも対象を美化しているような気がしてイマイチ感情移入できないんですが。
え、そういうお前はロシアファンなんじゃないかって。いやぁ、そのう、ねえ。

『MADE IN USSR!』(CrankShaft!)
ロシアカメラというか、ソ連カメラの紹介本。
なにがし某さんの本は、毎回濃い内容なのに見せ方は平易で眺める楽しさがあり、いつも好きなんですよ。
時計とカメラは、日本で目にする機会の一番多いロシアメカですかね。

『WORLD TANKGIRL MUSICAL 2』(CHOCOLATE UNIT)
これまた毎回楽しみな、六鹿文彦さんのT-34少女ロジーナちゃんシリーズの最新巻。
今回登場した鉄子さんはなんつーか、シリーズ始まって以来最強の萌えキャラやもしれません。
「情け無用! ファイア」からのシーンは、表情は、うはぁたまらぬ(悶絶)。
WTBで活躍していることもあり、最近急速にIS-2愛が高じているところに鉄子さんですよ。萌えー。
いや、ロジーナちゃんも好きなんですが勿論。

『Save the Queen』(絶対少女)
RAITAさんの新刊。おおフルカラーだ。
RAITAさんもWTB部隊組んでるなぁ。ヘッツァー6両ですと? こだわりは死を招きますぞ。ウハハハハ。
対戦したいなぁ。このエルフ戦車兵たちをもう、ギタンギタンに。
あとティーガー2の塗装ページはカラーならではのネタで、やっぱええのう、と。
速水は帝国陸軍の気持ち悪い迷彩が好きなんですよ。黄色が入ってたりする奴。
あとソ連軍の、廃油をぶっかけたりしたという赤い埃色が。

明日は急いで帰省の予定。
祖父の容態はちょっと快方に向かったとのことで、予断は許しませんが少し安心。
実家から日記の更新はできないので、2002年は皆さんこの辺で。掲示板には書き込みますが。
それでは、今年もありがとうございました。良いお年を!

12/29

血圧はなかなか上がらず。

ただ、今日は父方の祖母の七回忌ということで法事があるのです。
妙心寺に行ってお経聴いて、お墓詣りして。

祖父の容態は予断を許しませんが、とにかくあわてて出てきたのでいったん東京に戻ることに。
コミケにも行きます。一応。
んで、31日のはやいうちにとんぼ返りという塩梅かしら。

上りの新幹線はさすがに空いててらくちん。
しかし、なんだってこう新幹線というのは読書が進むのかしらん。
『一銭五厘たちの横丁』(児玉隆也 桑原甲子雄 岩波現代文庫)
東京の下町で、出征兵士の家族たちを写したスナップ99枚をもとに、昭和50年に彼らの足跡を調べたルポルタージュ。
とにかく家族写真だけでキャプションもない状態から聞き込んで、彼らの名前などを調べていく作業で。
戦中の下町暮らしや彼らの戦後史が非常に興味深い好著でした。
「てやんでぇ、べらぼうめい」とタンカ切る人って、いまでもいるのかな。

『墜落遺体』(飯塚訓 講談社プラスアルファ文庫)
85年の日航機墜落事故の際、群馬県警で乗客の身元確認責任者になった著者の手記。
文庫落ちしてたとは知りませんでした。
速水が中学生の頃東北旅行していて、電車のなかで他の乗客が読んでる新聞の見出しで知った事故で。
非常にその印象が鮮烈で、いまでもよく気にかかる事故なのです。
速水は基本的に反体制がかっこいいと思ってしまうアレなのですが、やっぱり警察官を尊敬してしまう気持ちにさせてくれる一冊です。

『イタリア 都市と建築を読む』(陣内秀信 講談社プラスアルファ文庫)
ヴェネツィア、イタリア南部の小都市チステルニーノ、ボローニャの建築史の紹介と都市論の本。
イタリアの都市ってのはもう、とにかく魅力的ですね。行きたい。
路地、広場、袋小路、塔!
でも、都市観察をじっくり楽しもうと思ったら数日かそこらの滞在じゃ無理なんだろうなぁ。

あと『無文字社会の歴史 西アフリカ・モシ族の事例を中心に』(川田順造 岩波現代文庫)を読み中ナウ。

コミケカタログのチェックもしたっけな(笑)。
12/28

今日はMORiTAくん、よしいくん、魚蹴さんと『刑務所の中』見に行く予定だったのだけど。
朝、妹さんから電話。母方の祖父が自呼吸できなくなったらしく。
祖父はだいぶ前から身体が弱ってて、暮れからも入院していたのですね。
あわてて新幹線に飛び乗り、京都へゴー。
しかし、この時期は帰省ラッシュとあって混んでましたなぁ。

午後には京都着。
とにかく病院に駆け付けると、点滴やら呼吸補助機やらに繋がれた祖父が。
今朝はご飯食べたりしてたそうなんですが。
こうなると、実に痛々しい光景で。

兄も急いで戻ってきて、家族交代で病院に詰めることに。

12/27

アームズマガジンの見本誌が届いたので眺める日。

ベネズエラはゼネスト中で。
首都カラカスは機能マヒ状態で、軍が6割を支配しているという情報があるかと思えば
市の西部は大統領派の市民が多くて、武装して警察のバイクを乗り回しているとか。
まるっきりフンタだよなぁ(笑)。
デモ隊ユニットを、こう。あ、キリスト教民兵は武装してるんだ。そっちのがいい!

夜、チャイムが鳴ったので出てみるとお巡りさんが。
スターリン時代ソ連の生活感覚が脳内に常駐している速水は、俺もルビヤンカ送りかと一瞬絶望しましたが勿論そんなことはなく。
なんでも、先月頭に盗まれた速水の自転車が見つかったとかで。えーっ。
数日前から放置してあった自転車があるとの通報でわかったそうですが。
で、一緒にそこまで行ってみたのだけどえらく近所なのですね。
しかも、見たら見覚えのないチェーンロックがかかっている始末。
念の入ったことに、以前の鍵は元から外されている有り様で。

数日前から放置ということも併せて考えると、盗った奴は現在進行形で使ってるんじゃないかと。しかも結構丁寧に(笑)。
お巡りさんは「チェーンは切るしかないですねぇ」と言ってくれるけど、そんな道具を持っているわけもなく。
えっちらおっちら持って帰りましたよ。ええ。
盗んだ奴はどうしてくれようかと思うけど、えらくマトモに使っていたのがおかしくて、そこにはちょっと好感も。
しかし、自転車が余っちゃいましたね。それも結構キレイなのが。誰か要らない?
12/26

京都市で、信用金庫に立てこもり事件。
どうも、四条界隈の様じゃないですか。馴染みのあたりの様で。
周囲のビルに入っている会社が大変だという話が。年の瀬なのに。
TVで通行人にインタビューしてたけど、関西人がしゃべるとなんだか楽しそうで真面目に見えませんよ。

豊洲にお出かけ。
いろいろ用事がたまっているのでひとつずつ片付けていくのが大変。
ふと読みたくなったので、電車のにタニス・リーの『幻魔の虜囚』を持ち込んだり。
これはスラスラ読めるお話で、往復で読了しちゃいました。
タニス・リーで好きな作品を3つ挙げれば『闇の公子』『パラディスの秘録 幻獣の書』そして『幻魔の虜囚』なのですが。
軍勢が登場するわけでもなく、世界を左右する壮大な話があるわけでもなく、
恋のために魔女になった少女と、神に己を捧げきった魔術師の戦いを描いた作品なのです。
舞台がどうもロシアっぽい異世界なのもいいですな(笑)。

ところで、アームズマガジンの今月号からイラストコラムを頂いて描いております。
よろしくお願いしますね。
12/25

メリークリスマス。
とくれば、ミスターローレンス、ですよね。
ああ戦メリのネタも去年言ってる(がくり)。

ずっと室内にいて、たまに外に出ると空気が美味しくて美味しくて。
あーいけませんねこんなこっちゃ。
ブラックニッカはマイルドすぎて呑みごたえがないし。ブーブー。

「世界の艦船」の今月号が、レーダー特集。
50年代60年代の艦載レーダーの写真も載ってましたが、この時期のデザインというのはなんつーか、
やる気に満ちていて元気が出ますね。
やる気というアッパーな気分は粗野というか洗練されてないわけで、
スッキリあか抜けちゃったものからは元気が出ないのですよ。
つまり洗練されたものはそういう「元気」を外に発散しない分、エネルギーの効率がいいのかしら。
なんのエネルギーだよ。
祖父の家には長いこと古い古いゼネラルエレクトリックの冷蔵庫があって、あれも力に溢れたデザインだったっけ。

国産レーダー開発話で、三菱の工場で試作品のスイッチを入れてみたところ(勿論違法)、
レーダー・アンテナが向いた方向の建物の蛍光灯が点灯したというエピソードが面白かったです。おっかねえ。
レーダーの前に立っちゃいけません。

特命転攻生evoのアクションを出したり。
急いで書いたので、もうイキオイだけですよ。
12/24

クリスマスイブですが。
速水はセコセコとお絵かきです。
伊東岳彦キャラなんて描くの、えらくまた久しぶりですよ。
まぁ、今日ぐらいはクリスマスソングも許してあげようじゃないですか。
鶏だって食べますよ。チキンハンバーグだけど。

サンタさんは真夜中に人んちに押しかけてくるわけだけど。
30年代のソ連で、深夜にやって来るといえばもっと別のおっかない人たちなので。
あ、そのネタでマンガ描けそうだな(笑)。
とはいえ、あの国はサンタさんじゃなくてマロースじいさんのナワバリなわけですが。

とりあえず、ブラックニッカ呑んで仮眠します。
酒とクリスマスといやぁ、カート・キャノンですなぁ。
去年も書いてなかったかそんなこと。
あ、書いてますね(確認)。
12/23

なんか、涙が出るぐらい感動的な夢を観たのですが、忘れちゃいました。
ああん。

人間大のカマキリが出てくるシーンとかは憶えてるんだけど。
いや、そこんとこは感動的じゃあないんですが。
ちなみに、そのカマキリは猫に食べられちゃった様子。

池袋に、蔵王という有名な喫茶店がありまして。
24時間営業で、トーストとゆで卵食べ放題というのが売りな店なのです。
速水も胸が悪くなるぐらいトースト食べまくったものですよ。お世話になってますよ。
ところが、なんでも12/25でトースト食べ放題が終わるそうじゃないですか。がーん。
歴史はうつろいゆくものなのですね。
食べ放題のうちに行きたかったけど、その暇は無さそうだなぁ。

ナイトメアハンターのマイキャラ、アンジェリカをよしいくんがいきなり描いてくれました。わーい。
音楽使いだからオタマジャクシなのね。とんちが効いてるじゃねえか。
なんか、いろんな人に描いてもらってて嬉しいキャラです。ありがとうありがとう。


12/22

体調はもう問題ないです。良かった良かった。
ただ、なんだか数日前からやたらチックが起こるんですが。
一体ナニゴトでありましょうか。

昨日、打ち合わせの最中にコミケの宅配便搬入が22日中だということに気づいてさぁ大変。
速水は22日中に出せばよいかとなんとなく思いこんでいたのです。
こりゃイカンというわけで愛車のミニで来ていた百木さんにお願いして、打ち合わせ後に宅配便を出しに行くことに。
しかし、速水の家近辺にペリカン便を扱っているコンビニなんてあったかしら。
ヤマザキデイリーストアとam/pmだそうだけど、はてさて。
で、調べてみたら近所の普段意識してないコンビニがデイリーストアだったことが判明。
よしのくん曰く「イマイチ特徴のないコンビニは、大抵デイリーストアなんですよ」。

日付が22日になったあたりでデイリーストアに到着。すると22日中に配送は無理だとのお言葉。
あんな荷物を当日引きずってうろうろするなんて考えたくもないですよ。がーん。
あわてて地図を調べてam/pmクエストにゴー。
ようやく見つけたam/pmで、ダメモトで「今日中に届きますか?」と訊いてみたら問題ないとのことじゃないですか。
速水のなかで、コンビニ序列が更新されたといいます。

ところで、ディスカウント服屋「のとや」でこないだ買ったジャンパーのファスナーが壊れちゃいまして。
え、まだひと月着てないんですけど。さすがは1100円だなぁ(笑)。
12/20

一日寝て体調の回復を計ることに。
この時期に一日のロスは結構痛いんですが。あうう。
でも、なんだかいくらでも寝れますよ(ぐうぐう)。

昨日観たロシア番組のことで書き漏らしたネタをいくつか。
タジキスタンのラフモノフ大統領ですが、この人実に古典的な独裁者だという話で、
自分を讃える詩を作らせたりなんかしてるらしく。
で、観ましたよ! 金色に輝く銅像を! すごいなぁ。どういうセンスでやるんだろうなぁああいうこと(笑)。
いや、速水も傀儡政権の首班になったら巨大な自分の銅像ぐらい作りたいですが確かに。

ミサイル基地にロシア正教の教会があって、さすが現代ロシア軍だと思ったり。
昔は政治将校がやってた仕事なんだろうな。
観艦式に来た巡洋艦にも、ロシア正教の司祭がいたっけ。
しかし、ロシア軍にはムスリムや仏教徒の将校はおらんのじゃろうか。
戦略ロケット軍の守護聖人もいるらしく、その辺も興味深かったです。聖バルバラだそうな。

あとTVが取材に来たからなのか、インタビューを受けていた若い管制将校の奥さんがえらく美人だったのが印象的だったり(笑)。
管制将校の健康管理に当たっていた心理学者のおばさんも、やけに化粧が濃かったなそういえば。
12/19
灰羽連盟最終回。
前も書いたけど、やっぱこのアニメ、礫が主人公なんじゃあ。

そういや、コマンドマガジンが届いてました。
今回はデシジョン・イン・フランスということでノルマンディ以降の戦闘ですよ。
本の内容自体もぼちぼちリニュアルされてまして、速水のコラムも新しくなってます。よろしくー。
あ、「Victory at Sea」買わないと。

久しぶりの知り合いからメールがありまして、嬉しい限り。
や、メジャー誌からデビューじゃないですか。おめでとうございます&悔しいなぁ(笑)。

昼過ぎぐらいから急に体調を崩しまして。
なんかもう、みるみる調子が悪くなっていくのが体感できるほどで。
布団に退避することにしました。いや、いまでも万全と言うにはほど遠いのだけど。うーん。

で、布団に潜り込むついでに実家で録画しておいてもらったNHK-BSのロシア特集を観たりして。
「世界潮流」の、ソ連崩壊後のロシアの軌跡は以前放映されたプーチン紹介番組とだいぶ内容が被っていてちょっとがっかり。
とはいえ、プリマコフ首相をモノスゴイ形相でにらみつけるエリツィンの映像だけで、繰り返し観る価値はあるのだけど(笑)。
一緒に録画してあった、ロシア戦略ロケット軍のルポは大変興味深かったです。
各種ICBMの部隊訪問とか、中央管制センターとか。
SS-18の発射コンソールは古いミサイルだけあって、なんだか古色蒼然としたデザインで嬉しくなったり。
反対に、SS-25なんかのコンソールはあか抜けちゃってつまんないと言えばつまんないですね。
そういや、ロシア製の横に長いダイヤル電話機って速水好きなんですけど、日本でも使えるのかしら。

ショベルカーを操縦する人型ロボット登場!
アレですよ。自動操縦や遠隔操縦のショベルカーじゃないんですよ!
わざわざロボットが操縦するんですようッ!
これぞ、清く正しく美しい21世紀ではありますまいか。
自動ドアというのはロボットが扉を開けてくれるものだし、
職場へのロボット導入もロボットがそろばん使ったりするのですよ。ワー。
12/18

午前3時起きという生活サイクルに突入。
能率は一番上がるんだけれど。

朝のニュースで、「防犯モデル団地」なるものができたという話が。
え、警備ロボや防犯装甲シャッターがいっぱいあるわけじゃないんですか。
で、管理コンピューターが反乱を起こして住人を恐怖に陥れたりしないんですか。
がっかり だー。

普段緑茶ばかり飲んでいるのだけど、K-19を観たら紅茶も飲みたくなった昨今。
しかも、飲むときは砂糖もなにもいれずにごくごくやるのが普通なんだけど、ここは甘い甘い紅茶を。
調べたら、大泉のT-ジョイでもやってますね。
レイトショーなどに行こう。そうしよう。

『バイク・ガールと野郎ども』(ダニエル・チャヴァリア ハヤカワ文庫)
アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀ペイパーバック賞を取った、クライムノベル。
いやそんなことはわりとどうでも良くて、主人公は自転車に乗ったコールガール。
そして舞台は陽光ふりそそぐキューバ! いや、ここはきちんとクーバと言いましょうか。
こりゃあなんつーかあなた、買うしかありますまい。読むのが楽しみ楽しみ。

ゴーメンガースト読みかけだけど、K-19観てゴーメンガースト気分じゃなくなってしまったのがなー(苦笑)。
12/17

パキスタンはパンジャブ州で、あまりに干ばつが続くので州首相が雨ごいを呼びかけたとか。
雨ごいというのはイスラム圏でよくやるらしいですし、パキスタンの国教はイスラムなのでそれ自体はまぁいいのだけど。
この記事に曰く「いまのところもちろん効果は出ていない」。
ああー。記者氏の身の安全が心配ですぞ。

宗教ネタといえば、ルルドの泉ってバリバリの現役だったんですね。
水を汲むには法王庁の許可がいるらしく、3年先まで予約で埋まっているとか。
その間に死んでしまう重病人とかもいるだろうにのう。

今日は豊洲までお出かけ。
ついでに『K-19』観てきましたよう。
意外にアベックも多かったんですが、ハリソン・フォード目当てだったのかしら。
全体的にやや単調かな、と思わないでもなかったですが、そんな些末なことはどうでもよろしい。
冒頭のミサイル発射訓練のシーンから、速水のボルテージは上がる一方。
パイプだ! メーターだ! スイッチだ! ソ連兵だ!
やはり冷戦期のソ連軍は、海軍が一番たぎりますのう。
いくつかツッコミどころもありましたが、そんな些末なことはどうでもよろしい。
ソ連崩壊12年を経て、やっとこういう映画が撮られるようになったというか、もう歴史なんですね。
ようやく、一定納得できるソ連潜水艦映画が登場したという感があります。
しかし、まったくソ連海軍に予備知識がない人の感想が気になります。いや、そういう客がほとんどでしょうが(笑)。
パイプやメーターやスイッチやソ連兵が好きな人にお薦めです。
速水はもう1回か2回は観に行きますが。写真集とか出てないのかな。

劇中で「君たちみんなが英雄だ」というセリフがあったのだけど、実際ソ連潜水艦は英雄製造機だったわけで。
英雄でないと乗りこなせなかったと言うべきでしょうか。
ソ連の水兵や宇宙飛行士は、トラブルにあたっての勇気と対応能力に長けているという話で、
普段から壊れやすい機械とか相手にして、「なんとか動かす」というスキルが前提としてあるせいかしら、とか。

そういや、スチールで国防相と海軍司令官の間になんや金髪ロングヘアのおねいちゃんが立っているのがありまして、
一体なんのシーンなんだろう、と思っていたら監督だったんですね。

それにしても、「世界なんか一瞬で終わる」とか「NO MORE PANIC!」というコピーは、ありゃあかなりどうしようもないのう。

あと、予告編で指輪の二つの塔をようやっと観ましたよ。
ああ、「じゅう」が! エントが!
ベッソンの「トランスポーター」は、一瞬面白いかなと思ったけど大味な映画くさいなぁ。
12/16

疲れているときのつじあやのは効くなぁ。

あー。
ディスカバリーチャンネルのタイフーン級を取材した番組、もうやってたみたいで。
さすがロシアの潜水艦、サウナまであるのかー。
いや、プールまであるフネなのでサウナごときでは驚きゃしませんが。
原潜なら蒸気もフンダンにあるだろうし(そんな蒸気はイヤだ)。
観たかったのう。ちょほほ。

アメリカの作家ディー・ブラウン氏が死去ということで。
いや、名前だけではピンと来なかったんだけど、『我が魂を聖地に埋めよ』の作者だったとは。
アメリカ・インディアンからの視点で19世紀のアメリカ西部開拓を扱った本で、実家にあったので小さい頃読んでましたよ。
速水のインディアン観の根っこにある一冊でした。合掌。

アマゾンから本がどっさり届きました。ウワー、散財だ。
なかでもお気に入りの本をいくつか。オスプレイばかりなのがわかりやすいのだけど。
『Armies in East Africa 1914-18』(OSPREY Men-at-Arms379)
一次大戦の、各国アフリカ植民地軍がずらりと。植民地兵が大好きな速水は狂喜。
しっかし、当時のアフリカ兵というのは強いのか弱いのかよくわかりません。
フランスのカメルーン兵は精鋭だったそうだけど。
一次大戦のアフリカ戦というのは、くわしいことはよく知らないですね。要研究研究。

『Kalka River 1223: Genghiz Khan's Mongols invade Russia』(OSPREY Campaign98)
大抵のゲームでモンゴル軍といえばそれはもう天災みたいなもんで。
「帝国の興亡」でも「ルーシ」でも、モンゴル軍の侵入は一種諦観とともに眺めるものでありますね。
そんなことを思い出させる本であります。
見開きの真ん中に騎士の立ち絵があったりして、なんぼなんでもこれはないだろうという点もありますが。
でも、捕虜の上に板を敷いて、そこで宴会をするモンゴル兵というイヤな絵があるので相殺ということで。

『Warriors & Warlords:The Art of Angus McBride』(OSPREY)
アンガス師匠の画集ですよ!
 これが買わずにおれましょうか。つーか、みんな10冊ずつ買うように。
いや、オスプレイの絵ばっかりなんで、大体が持ってる本からの収録なんですが。
それでもやはり絵が大きいのは嬉しいものです。
アンガス師匠は絵に物語があって、そこがたまらなく魅力なのです。速水もそうありたい。
オスプレイ以外でもどっさり仕事をしている人なので、他の画集もないのかしらん。

夕方、NTTに出かけると閉店時間を間違えていたらしく、もう閉まってました。あわわ。
明日の朝イチで払いに行かないと。
てなわけで、朝一時的に電話が止まっている可能性があります。すみません。

遅ればせながらというべきか、魚蹴さんが絶賛していたのでゴーメンガーストに手をつけました。
『タイタス・グローン ゴーメンガースト三部作1』(マーヴィン・ピーク 創元推理文庫)
まだ読みかけだけど、あー、こりゃ、この雰囲気はたしかにたまらないかも。
この一種陰鬱なぞくぞくする感覚は久しぶりですよ。浅羽莢子の訳も大きいんだろうね。

甘いものが飲みたくなったので買った「愛媛みかん100」、よく見たらポンジュースじゃないですか。
そんなつまんない名前じゃなくて、堂々とポンジュースを名乗ればいいのに。
12/14

デジタルーは、カーシオ♪

いや、ラピタ今月号の付録が「懐かしのニッポン家電大全集」というものでして。
60年代の家電なら憶えのあるものが載ってたりして。
実家で長年使っていた、内釜と外釜のあいだに水を入れる炊飯器とか思い出したり。
冷水器つきの冷蔵庫が欲しくなったり(ドアを開けずに水が汲めるのだ)。
昔のテレコ(ラジカセではない)は、テープのボタンが実にがっちゃんがっちゃんした感覚で押しがいがあったよねとか。
「年をとらない人工頭脳テレビ」というコピーに涙したり。
こりゃあいかん。川崎の東芝科学館に今度行かねば。

「ON AIR オールナイトニッポン パーソナリティーズヒッツ」というCDを見つけまして。
なんだか辛抱たまらなくなって買ってしまいました。
3枚組で、まずテーマ曲のビタースイートサンバが流れてくると、気分はもう深夜ですよ。
吉田拓郎やイルカや谷山浩子や松任谷由美や河村かおりや所ジョージや、その辺がごっそりと。
「金太の大冒険」だって収録されてますよ。
速水はおもに月曜日、中島みゆきとデーモン小暮を聴いていました。
閣下のオールナイトニッポンには、ハガキ送ったりもしてたなぁ。読まれましたよ。ええ。
脳のいろんなところを刺激されるCDです。お薦め。

あと、1976年12月30日オンエアの「オールナイトニッポン・ブルース」がたまりません。
タモリなのだけど、全部アドリブで。達者だなぁ。しかし当時31歳ですか。ううっ。
12/13

13日の金曜日。
明け方郵便局に行くと、ちょうど夜明けの兆しが見えてきたところで。
まだ西の方には星がいくつかまたたいていて、思わずしばらく眺めていたり。
キンキンに冷えて澄んだ空気が気持ちよかったです。
大泉の駅前に高層マンションが建ったんだけど、陽光はまずあのビルの壁面にかかるんだろうなぁ、とか。
それはそうと、お手軽な防寒具を買わないといけませんね。
去年着ていたジャンパーは、えらく汚してしまったので捨てちゃったので。またのとや行こう。

お、宮崎駿の新作発表ですか。04年公開ですか。
『ハウルの動く城』だそうで、やっぱりタイトルに「の」が付くのね。
「『戦火のメロドラマ』を堂々と描きたい」だそうで、これは楽しみなコメントじゃなぁ。

ところで藤浪さん、アンジェリカはタバコはダメですが、酒はオッケーです。
イタリア人なのでワインは呑まずにおれません。
アフリカ戦線でも、ワインだけは潤沢にそろえてやがった連中です。
そういや、朝のニュースで言ってたけど、甲州のどこだったかはワイン生産地だけあって普段からワイン呑んでいるそうで。
お正月に呑む酒もワインということで、工場ではリサイクルの一升瓶に詰めてました。
呑むときも別に改まったりせず、湯呑みでぐいぐいやるそうです。
そんな世界が日本にもあるなんて。ちょっと憧れ。

とか思ったら、03年から04年にかけてはついに大友克洋の『スチームボーイ』は公開されるわ、
押井の『イノセンス GHOST IN THE SHELL』(仮)は公開されるわ、うひゃあ。
おおいに楽しみです。世界って素晴らしい。
12/12

灰羽連盟を観る観る。ううん、面白いなぁ。
しかし主人公は落下じゃなくて、礫なんじゃないですかこれって(笑)。

アヒルを飼う夢を観たり。
水浴びさせるべく、でかいタライを持って右往左往してました。
昔、アヒルを飼っていたことがあるんですが、ある雪の日に食べられちゃったんですよね。
野犬か、イタチか。
血といくらかの羽しか残っていなくて。泣いたっけあのときは。
いや、アヒルというのは実に凶暴な生物でもあるのだけど、夢のなかでもかわいかったのう(ほろり)。

『ワイルダネス』2巻(伊藤明弘 小学館)
『ブラックラグーン』1巻(広江礼威 小学館)
を買う。そりゃもう、買う。
うっはー。たのしーい。幸せ二乗という感じです。これですよ、これ。
ワイルダネスはメキシコですよメキシコ。メヒーコ。いやもう(一人浮かれ)。
個人的に、メキシコ人にスコーピオンはどうかとはプチ思うけど(偏見)、よかよか。
ブラックラグーンは、いまさら言うことでもないだろうけどロベルタ萌えは多いんだろうな(笑)。
エルスウェアの高崎さんがたしか萌えてたはずだし(うろ)、大槻くんも確実だろうし。
その点では、速水は競合しそうにないから安心じゃね。

とか浮かれてると、同居人かわしまがX-BOX買ってきました。はわわ。
メガテン目当てみたいだけど、鉄騎も買うそうで。やるなぁ。
しかし、確かにでかいねこりゃ。どこに置くんですか。

コミケで列を作る簡単なほうほーう。
カッサ方式を導入したらどうか、と思いついたり。
売場で欲しい品物が見つかると、レジに行かずにそばに立っている店員のところに行くですよ。
で、その店員さんに3枚綴りの伝票を書いてもらい、それ持ってレジにゴー。
レジで伝票を渡し、お金を払います。ここでレジ係さんは伝票に景気よくハンコを押して一枚ちぎり、残りは2枚。
そして改めて売場に戻り、ハンコを押された伝票をさっきの店員さんに渡して、商品をもらいます。
で、その店員さんは伝票にサインして一枚ちぎり、お客の手元には最後の一枚、つまりレシートが残ると。
ソ連で使われていた、実にしちめんどくさい方式で、コミケでこれやったら効果はテキメンですぜ。
中国に行ったとき、デパートがカッサ方式で速水の大喜びすることといえば。そりゃあもう。

お茶を入れていたことを忘れていて、ふと横を見たら冷え切ったお茶があることに気づく夜。
独特の淋しい味がするなぁ(ごくごく)。
12/11

なんともはや、生活サイクルがぐちゃんぐちゃんになっておりまして。
いつ日記を書いたものやら、それはいつの日記なのやら。

『ブラックラグーン』と『ワイルダネス』が出てる! 買わなきゃ!
と飛び出したはいいものの、発売日は明日でしたね。
いや、都会に出れば売ってるんだろうけど、ここは練馬最深部なので。

そういやノーベル賞授賞式でした。
帰国したらお出迎えでひと騒ぎあるだろうけど、まぁこれで一段落じゃないかしら。
とか言いつつ、速水も田中さんを観てると幸せになってしまうミーハーの一人なのですが。
そこは年の功というか、小柴さんの方がどっしりと余裕を持っていましたね。

北朝鮮の貨物船がイエメン沖で拿捕。ミサイル積んでいたとかで。
なんでも国籍を偽装しようとしたりして、不審船扱いされて臨検受けたそうだけど、
もしそれが本当ならまさにヤブヘビといったもので。
乗組員は帰国したら収容所送りになっちゃうんだろうなぁ。
臨検したのはスペイン艦だそうだけど、拿捕したら報奨金が出たりするのかしら(それはない)。

北朝鮮の貨物船といえば、日立港で座礁しましたよね。
速水は、あれは秘密工作の偽装かなにかではないかと睨んでるんですが(笑)。
いやまぁ、ホントにやる気ならあんなに目立つこたぁせんでしょうが。
12/9
雪だ!
雪だ!
ゆっきっだ!

北国の人にとってはイマサラでしょうし、勤め人さんは通勤など大変だったでしょうけど、でも。
雪なのですよー。えへへへー。
初雪で、しかも結構な積雪で。
ゆうべから降り始めてましたが、まさかこんなに見事に積もるとは。
これでモスクワも助かるってもんです。
え、12月に積雪では陥ちてますか。
そう比べてみると、しみじみと北国ですのう、かの国は。

犬はよろこび庭かけまわり、というわけで早速ちょっとお出かけ。
イイカンジに寒いので、厚着してウシャンカかぶって。うひひひひ。
表道路は雪もわりとなくなってるけど、アパートの周囲はどっさり積もってるし、前の芝生畑は一面の雪景色だし。
歩道は早くも凍りはじめていて滑って危険だけど、それもまた良し。
モリモリと自転車で走り回ってきました。ああ楽しい。

あと、今日はこの冬はじめて部屋にヒーター入れたり。

ナイトメアハンター・ディープでやってるキャラ、アンジェリカなど。
藤浪さんにも描いてもらってごきげん。

雪が降ったあとは街が静かで、少しずつ溶ける音だけが響いてきて気持ちいいですね。

12/7
『インナーサークル 映写技師は見ていた』を久しぶりに観る。いやぁ、この映画大好きなんですよ。
ベリヤ役がボブ・ホスキンスだったのですね。
『スターリングラード』のフルシチョフといい、同じような役やってるなぁ。
とはいえ、顔つき自体はベリヤの方によく似てるんだけど。
39年頃のNKVD将校はしかし、かっちょええのう(うっとり)。
やはりコスプレするなら、あの辺か。しかしヒゲがな。

これと、ロバート・デュヴァルがスターリンやってる『独裁』観て、
ついでに『1984年』『未来世紀ブラジル』も一緒に観たら、速水はもう、もう、うはぁ(興奮)。
あと『金日成のパレード』あたりもあれば完璧ですか。なにが。
個人的には、金日成のアレはえげつなさすぎて、途中からホントにイヤになるのだけど(笑)。

映画といえば、指輪物語SEEのDVDを買った人が、速水の周囲でもゾロゾロと。追加映像つきの奴です。
なんでも、ホビット庄の解説シーンとかがあるらしく、そりゃあたまらん。

NHKの『地球に乾杯』、今日は鳩レースのお話。
そういうものがあるのは知ってたけど、ベルギーでは公営ギャンブルになるぐらいメジャーだったとは。
バルセロナからベルギーやオランダに向けて飛ばすんだけど、
2万7千羽もの鳩が一斉に飛び立つスタートの映像はさすがに圧巻でした。
あと、鳩の訓練シーンで、なんか旗を出しておくと「飛び続けろ」という合図らしく、結構賢いのね。
レースが終わると体重は半分に減っているそうだし、
優勝した鳩には1000万円の値がつくそうだし(高いのか安いのか、なんだかわかりません)、
平均時速は74キロだというし、いろいろと鳩を見直した番組だったといいます。

監獄舎物語、キャラ絵増加中
身内以外にはなんのこっちゃ分からないと思うし、身内はもう観てるとは思うけど、まぁ、まぁ。

12/6

ニュースを聞いていたら、宇都宮の中学だか高校が禁煙になったという話が出ていて。
高校生あたりが煙草吸っちゃダメってのは、いまさらニュースにすることなのかとだいぶ悩み。
よく聞くと、教師や職員が禁煙というオハナシでした。ああ。

今日のお買いもの。『沢田マンション物語』(古庄弘枝 情報センター出版局)
掲示板で報告のあった、実に興味深い建築についての本。
設計から建築までぜんぶ自分たちでやって、マンションを建ててしまった夫婦のお話。
いや、このマンションはいまでも建築途中なのですよ。
そんな手作り感覚溢れる素敵なマンション、写真を観るととてつもなく住みたくなるんですが。高知かぁ。
まだ読んでないけど、どんな内容か楽しみ楽しみ。
この辺も参考にしてください。

昨日も書いた、珍妙企画『監獄舎物語』(12/4)。
この「管理人A」ってのは、まぁ要するに速水なのですが。
速水を女キャラで描くのは、お釈迦様でもできるわけあんめぇと確信していたのだけど。


いやぁ、すごいよガラパオンさん。アナタすごいよ(絶賛)。
速水のヒゲをこーアレンジするとは。
立派な萌えキャラになれるじゃねぇか俺(笑)。
12/5

タンザニアの市場で、なにやら売っている夢を見ました。
なぜタンザニア。
それはそうと、アフリカは行きたいのだけど。
西アフリカのトンブクトゥあたりとか、東アフリカのザンジバルあたりとか。
BGMは種ともこ「光合成アフリカ」でひとつ。

灰羽連盟、ずっと2話構成になるのかな。
それはそうと、やっぱ面白いです。くそう。
速水の周囲で礫萌えが急増してますが、ええい許さん。礫は最初から速水はマークしておったのだッ。

とある仕事のタイトルを思案してたり。
題名って難しいですよね。ムムー。

珍妙な企画で盛り上がり中(12/4)。
ありがちっちゃありがちなネタではあるかな。内輪の面子しか面白くないよ(笑)。
いや、このまんま素直に面白くして世に問うというのもアリですよ。キャラ立ってるしのう。

ルパンだ! と大騒ぎしたら、むしろジェームズ・ボンドではないかと的確な意見が。
12/4

ノーベル賞の田中さん、スウェーデンに出発。
京都駅で新幹線に乗っていたから、成田かしらね。
しかし、グリーン車に乗っていたなぁ。まぁ当然だろうけど。
ここで自由席に乗ってたりしたら、さらに好感度アップだったのに。いやむしろ夜行バスとかッ。

先日、古いキャラシーや設定を見返したイキオイで、ナイトメアハンターのキャラ設定など思案したり。
左手が義手のピアニスト娘で、敵や物質を音楽に分解する能力を持っていて。ムフー。

アフリカとオーストラリアで皆既日食。
アフリカのどこかで、人食い人種にとっつかまっていた探検家が機転を利かせて脱出しているに違いないと確信。

しばらくオスプレイの新刊をチェックしていなかったら、欲しい本が10冊ほど貯まってしまいました。
アマゾンのカートに放り込んであるけど、どうしようか。ガクガク。

『GUNSLINGER GIRL 1』(相田裕 メディアワークス)購入。
大泉には売ってないのね。オタク多い街のクセに。
とりあえずトリエラ。とりあえず3話。
肌トーン娘萌えだからまず気に入ったのか、気に入ったのがたまたま肌トーンなのかは微妙だ。
12/3

お出かけデー。
まず秋葉原に行って、ROCKPEEKさんから先日のコンバットゲーム写真を受け取ったり。
いやぁ、嬉しくなるような変な写真だなぁ(笑)。
せっかくなので、仕事に有効活用しますよ。

そして銀座に移動。そう、『ダーク・ブルー』を観るのです。
「空空空映画じゃないですよ」という報告もあったけど、単純な戦争映画だったらひねくれた宮崎駿が推薦する筈ぁないわけで(笑)。
それはそうと、予告編が多かったなぁ(だらり)。
そんななかで、『CQ』はかなり面白そうですね。心惹かれます。つーか、ヒロインのおねえちゃんがたまりません。ウハァ。

ええ、大変面白かったですよ。
戦争シーンばかりじゃなくてかえって良かったというか。延々戦闘シーンが続くとだれますから。
数少ない空戦シーンが、これがとても綺麗で。それだけに食い入るように観てました。
音響も含めて、空モノはスクリーンで観るに限りますね。
戦前のチェコ軍制服や、RAFの女性兵士に目が行くのはオタクだから仕方ないとしても(笑)。
しかし、イギリスだなぁと思ってたシーンが、あれ全部チェコで撮影したんですか。
英語の教官と、あとなんてったって犬がたまりませんでした。犬。泣けます。

RAFで戦ったチェコ軍パイロットは戦後チェコで投獄され、51年になって釈放されたそうですが
脇役で登場したもとSSの医師なんかは、釈放されなかったんだろうなぁ。
それと、バトルオブブリテン頃のドイツ爆撃機の機銃手ってのは、ありゃあなりたくないなぁ。

映画のあとは速やかに新宿にゴー。
牛タン食べながら、鉄猫さんと打ち合わせしたり戦車話したり。

なんだか今日は日記らしい日記ですね。

・『刑務所の前』が見つかりません。しかたないのでウェブで買おう。
・書き忘れてたけど、『ピルグリム・イェーガー』は引き続き煮えっぱなしで気持ちいいなぁ。
主人公、このままロヨラとザビエルでいいじゃない。
ザビエルエロとか、同人誌で誰か描くじゃろーか。
12/2

みかんがすごいイキオイでしなびていくのを観て、東京は乾燥してるんだなと再確認。

エルスウェアの社員日記で、坂東さんが大正時代の流行のことを書いていたり。
浅草オペラや帝国劇場の少女歌劇の追っかけをしていた「ペラゴロ」とか、
これは明治時代だけど有名な「ドースル連」とか。
速水なんかは、明治に流行した女学生言葉「あら、よくってよ」にゾクゾクします。うっはぁ。
ここなど眺めていたら、楽しいのなんのって。
「ダイナマイト節」とか、カラオケに入ってないかしら。

速水の祖母が津田塾に行ってまして、花の東京で女学生だったんですよね。
やっぱり袴だったのかしら。今度訊いてみよう。

「民権論者の 涙の雨で
みがき上げたる大和魂
コクリ ミンプク ゾウシンシテ
ミンリョクキュウヨウセ
もしも成らなきゃ
ダイナマイトドン

四千万余の そなたのためにゃ
赤い囚衣も苦にゃならぬ
コクリ ミンプク ゾウシンシテ
ミンリョクキュウヨウセ
もしも成らなきゃ
ダイナマイトドン」
「ダイナマイト・ドン」(演歌壮士団作詞作曲)
12/1

今日からクリスマス許可。

昨日の日記、「もるとや」を「のとや」と書いてしまって慌てて訂正。
飲み会のあとに、みんなで安売り服屋に繰り出すという光景はシュールですぞ。

今日は「ナイトメアハンター・ディープ」のセッション日だったり。
スタッフでキャンペーンを遊んでみようということになりまして、及ばずながら最初のGMは速水。
リレーマスターキャンペーンの第1回というのは結構緊張するもので、いろいろ伏線を出して放り投げたり。
後発のGMの方が、それまでに出たネタを勝手にいじれて楽なんですけどね。

PCは、海法さんが「自分をアンドロイドだと思いこんでいる少年」。
百木さんが「おもちゃ会社に勤務する中年苦情係サラリーマン」。
なんでこう、主人公属性のカケラもないひねり方をするですかアナタガタは(笑)。
海法さんのは、これで娘さんキャラなら萌えようもあったでありましょうが。
よしのくんの「シスコンショタ」は、一見主人公に適していながら渋いサポート行動に終始するし。ああん。
大体、「ヒロインと身体を入れ替えられてしまう」というサービスイベントを用意してあげたというのに、
最後の最後でキャラをリタイヤさせてしまうんだもんなぁ。逃げるなー(笑)!

そんななかで、藤浪さんの「夢魔の血をひく探偵」がずば抜けて主人公してくれてました。ワーイ。
次回からは速水もプレイヤーなので、主人公を狙ってみますよ。フヌケどもめ!

家に帰って、ふと貯蔵してある10年前からこっちのキャラシートの山を見返してみたり。うおお懐かしい。
トラベラー3000とか、ミレニアムズエンドとか出てきましたよ。
退魔戦記のキャラ設定を眺めて、かわしまが大喜びしたり。
魔狼八王衆って、なんですか俺。臆面もなく煮えた設定してたんだなぁ(笑)。
でも、こういう感覚は大事にしないとイケンと再確認。ちょっと最近忘れていたセンスですよ。

眺めていると冷や汗が出てくるけど、滝に打たれるみたいなモンで心のどこかがモリモリ健康になっていくような気がします。
この感覚はクセになるのか、キャラシーどころか昔描いた絵をいっぱい掘り出してきて観賞。うはぁタノシーイ。
最近描いてないネタとか、いろいろ得るところが多かったような。ときどき振り返ってみることは大切ですのう。
今度よしいくんあたりに見せびらかしてみよう(笑)。

ここ何年かは、仕上げをデジタルでやっているので生原稿を観てもつまんないだろうな。
きちんと出力してファイルしておこうかしらん。