■2002年2月■

← ■真理省■

Flying Circus →


2/26
ドイツでルパンっぽい事件が起きてますが。
仲間、二人いるし。

次号コマンドマガジン用の資料を頂きまして。
ネタバレはよしときますのでなにを描くかは言いませんが、テーマは沖縄戦です。
うう、これはつくづくイヤ兵器じゃのう(資料見つつ)。

ロモで撮った写真を現像しに行ったり。
すると、おやや、正月のものは無事映ってますが、その後ワンフェス等々の写真が撮れてませんよ?
ひと月ばかり放ったらかしにしといたら壊れましたか?
電池の消耗は激しいと聞いてたので、ひょっとしたらそれなのかしらん。あれー。

こないだのサタスペのキャラを勢いで描いてみたり。
右側がイケダさんのクリス・ニエレレ。左が速水の音奈乃会段ノボルですね。
女の子に見えませんね。ううう。
2/25

オリンピックも終わり。
やっぱ、時期が悪かったような。
これに対比するべきはベルリンオリンピックになるのかしら。

同居人かわしまが『ロード・オブ・リング』の先行ロードショーに行きやがりまして。
いや、行きやがった方は結構多いんじゃないかと思いますけれども。
ネタバレしたくてうずうずしているのがわかりやがりまして。
うう、羨ましくなんかないぞッ。

チョー久しぶりに、オリジナルRPG「サタスペ」など遊びました。
いろいろ忘れているキャラメイクをモリモリやっている間に、隣室でシナリオを詰めている
同居人かわしまが「キャラの性別と年齢教えて」「あ、もう変更不可ね」とか言ってきて
ドキドキするのもまた楽しいものです。

ロペス・原(dczさん
宗教趣味でもなんでもないのに神父の格好をしているあんちゃん。
チームで一番の金持ちキャラで、高い女衒度を誇る。率先して働くものの、よくひどい目に遭う。
スパイク・バンデラス(朝佳さん
サタスペはキャラ名をチャートで決めることができるのだけど、その結果こんなうさんくさい名前に。
路上生活探偵と生業もうさんくさく、情報収集中になぜかよくひどい目に遭う。
クリス・ニエレレ(イケダさん
アフリカから来た13歳の黒人少女。服装はなぜかゴスで、「キャプテンアフリカ」のファン。
やはり路上生活だけど、恋愛に強い娘さん。好きな映画は劇場版ナディア。
音奈乃会段ノボル(速水)
14歳の地下ボクサー少女。白兵戦どつき特化キャラ。あ、こいつだけは命名チャートで決めてません。念のため。
鉤爪をつけてジャンプ攻撃などするもんだから、ボクサーに見えない。好きな映画は『どついたるねん』。

チーム名こそ「瀬戸内少女強盗団」ときらびやかなものの、
その実態はリーダーのロペスが少女たちを搾取する、タダの美人局かなにかで。
スパイクに対しては優しいのに、クリスをぶんなぐったりするその姿は潔くさえあり。
シナリオではクリスのあられもない姿が盗撮サイトにアップされてたりして、
その時イケダさんが一瞬うろたえてたのがかわいかったです。結構イケダさんのファンタジー方向なキャラらしく(にやにや)。
速水はひさしぶりでカンが戻っておらず、ロールプレイもおろそかになりがちで、
ノボルはわりとタダの殺戮マシーンでした。敵全員殺したしな。
でも愛い娘さんなので、これからもじっくり育てよう、そうしよう。
いやぁ、手前味噌ながら、サタスペってやっぱり面白いですわ。

今日はメイルゲーム『パラダイス・トリガー』の最終回も届きまして。
いろいろありましたけど、存分に1年間楽しませていただきました。
速水が参加していたシナリオの最後のシーンなど頂いちゃって、嬉しいけど良かったのかしら(笑)。
マスターの皆さま、プレイヤーの皆さま、スタッフの皆さま、お疲れさまでした。ありがとうございます。

本日購入した本たち。正確には届いた本たち。
『ビアフラの落日』(エレチ・アマディ 緑地社)
『Men-at-Arms The Japanese Army 1931-45(1)』
『ZULU 1816-1906』
『World War 2 BRITISH WOMEN'S UNIFORMS In Colour Photographs』

2/23

春らしくなってきましたね。
外があったかくて、家の中がなんとなく寒く感じる季節です。
で、春眠暁を憶えずといいまして、コンプティークのバックナンバーを次々と読み返すという
実に華のない夢を見ましたよ。
なんだかロードモナークとアトラスの特集記事を読んでいたような。
でも、袋とじもロボクラッシュも三国志リプレイもなかったなぁ。

とか言ってると案の定寝坊しまして。
今日行く予定だったコンベンション「杉並Fローズの会」をブッチしてしまいました。
すみませんすみません(涙)。
でも、なんとなくRPGやるテンションでもなかったんだよなぁ。むむ。

鈴木宗男の北方領土云々に関するすっぱ抜きは、久々の共産党の金星だなぁ。
かといって共産党の支持率は上がったりしないんだろうけども。
自民党からもかばう声がイマイチ聞こえないのは、党内でも人気はないのかしらん。
ああところで、便宜上北方領土と書きましたが、あの辺はロシア領だと速水は認識しておりますので(ギロリ)。

『地獄の黙示録』のサントラは、ご飯どきのBGMには向かないことが判明。
かといって『キリングフィールド』のサントラが合うわけでもなく(バカ)。

なんとなく伊藤明弘の『ワイルダーネス』1巻を読み返したら、
どうやらRPGテンションが戻ってきたようです(勝手)。

2/22
烏の野郎 どいていな
とんびの間抜けめ 気をつけろ
癪なこの世の カンシャク玉だ
ダイナマイトがヨ ダイナマイトが百五十屯
畜生 恋なンて ぶっとばせ

ああ、たぎる。
「アンモナイトが百五十屯」というのも思いついたンですが、どうでしょうか。

中村哲也さんのところで、誕生日ネタのサイトが紹介されてまして。
まぁ、よくあるネタっちゃネタなのですが。
速水の誕生日、11/30はチャーチルでスウィフトでマーク・トゥエインで土井たか子ってのは
知ってたのだけど、長谷川如是閑とも同じってのはなんだか嬉しいですね。うへへ。
いや、一緒だからどうってこたぁないのだけど。
リドリー・スコットとも同じというのは嬉しいのか嬉しくないのか。

誕生石はトパーズなのだけど、好きな宝石なのですよ。
「トパアズ」と書くと大変オモムキがあってよろしいですね。

しかし、誕生花が「枯れ葉・枯れ草」というのはどうかと思ったり。ぐすん。

エンターブレインさんがアナログゲームのサイトを立ち上げました。
正式なリンクは後日として、とりあえず
2/21
梶山弘の同人誌を通販などしてみる夜。
梶山さんの絵は、剣と魔法な世界のイカガワシイ空気を正当に後継してる感があって、好きなのです。

昼間、チャイムが鳴ったので出てみると誰もいなかったり。
速水のアパートは入口がちょっと分かりづらいところにあるので、宗教や新聞の勧誘も
少ないのですが(いないわけではない)、ついにピンポンダッシュ人にも発見されたんやろうか。
それとも目に見えないなにかがッ、ドアを開けたそのスキにッ。

『魔術探偵スラクサス』読了。
こんな感じですらすら読めるファンタジーというのも久しぶりのような。
いや、世間には沢山あるのだろうけど。
後半散漫だったのが残念だけど、薄汚く生活感のある雰囲気で、こういうの好きです。
あと、前にも書いたけど相棒っ娘のマクリはそりゃあもう萌えキャラだし。
5巻まで出ているそうなので、翻訳も続くことを強く希望。

しかし、この本の表紙はなんだかハヤカワっぽくないなぁ。
タイトルの感じとか、社会思想社な香りがぷんぷんしますよ?
帯がいかにもハヤカワなのでまだしも……(外してみる)わぁ、社会思想社だ(笑)。

『世界の傑作機 MiG-23/-27』の記事にあったのだけど、1998年に
エチオピア空軍のSu-27とエリトリア空軍のMiG-29で空戦なんてあったのね。
結果はSu-27の圧勝だったようで。空中戦の場合、練度やなんやら関わってくるので
簡単に結論は出ないのだけど、やはり上等なヒコーキが強いのかなぁ。

最近、速水の一番好きなロボは『宇宙戦争』の火星人戦闘機械なのではないかと確信したり。
あれでガチンコ勝負出来るゲームとか、ないですか?
ああ『宇宙戦争』好きだッ。
2/19

『千と千尋の神隠し』がベルリン映画祭金熊賞受賞。メデタイ。
宮崎さんとしては、モスクワ映画祭で賞もらう方が魅力的なんじゃないかしら?

栃木県に今市(いまいち)という街があるのですね。
「いまいち蕎麦」があったり「いまいち商店」があったり「いまいち小学校」があったりするのですね。
……いや、今市市民の方に含むところはなにもありませんよ。とはいえッ。

打ち合わせで高田馬場に行って来ました。
先方の事務所に行くと、床に寝袋らしいものが転がっていたりして、修羅場の香りが。
高田馬場は学生街ということもあってニギヤカですね。
飯屋もいっぱいあって、いつもどこかに寄ろうかと思うのだけど、どこかオススメの店ってあります?
駅前のビルに入っているロシアレストラン「チャイカ」はチェック済みでありますのことよ。

最近買った本など。
『魔術探偵スラクサス』(マーティン・スコット ハヤカワ文庫)
剣と魔法な世界を舞台にした探偵ものというだけで大喜びして買ってしまう速水。
『魔術師が多すぎる』なんかも大好きですよ。
『ドラッケンフェルズ』のジャック・ヨーヴィルもハーフリングの探偵が活躍する小説を書いてるらしく、
それも読みたーい。
『魔術探偵スラクサス』はいま読み中なのだけど、中年太りの主人公も大変ヨロシイですが、
相棒のエルフとオルクと人間の混血なファイターおねいさんが萌えキャラではないかと。
普段は飲み屋でビキニアーマー着てウェイトレスしてるというのも、なんとも。ムフー。
大本海図さんの表紙も良いですね。

『世界の傑作機 MIG-23/-27“フロッガー”』
MIG-23はあか抜けた飛行機を作ろうとして結局ゴテゴテしちゃったというか、
スマートなように見えてなんともアンバランスで座りの悪いデザインをしているというか、
戦歴等も含めて実にぱっとしない戦闘機なのだけど、速水は大好きです。
しかし、編集者の方はソ連機好きで、しかもフロッガーが一番だそうで。お友だちになれそうな気が。
そのまま趣味に走ってI-16とかも「世界の傑作機」で出して欲しいものなのですが。

高田馬場で、帰りにふらりとレコード屋に寄って赤軍合唱団のCDなど買ってしまったり。
赤軍合唱団ばかりそんなに買ってどうするんだというか、
速水は日本で一番たくさん赤軍合唱団のCDを持ってるんじゃないかという気がする昨今。
だってだって、「スラヴ娘の別れ」が入ってたんですもの。
ソ連の軍歌というか歌謡で一番好きな曲で、歌付きのは持ってなかったのです。
つーか、映画『コーカサスの虜』でこの歌が使われていて涙滂沱もののシーンがありまして、
それ以来好きになったのですが。
みんなも観れ。
2/16

突如流行り始める禅問答。
「阿修羅ッ」
「ぐッ 拒絶反応 がッ」

『現代アフリカの悲劇 ケニア・マウマウ団からザイール崩壊まで』(片山正人 叢文社)読了。
戦後アフリカの独立闘争と内戦を知る入門作としては良い本かと。
特に、現代アフリカ史なんてしっかり俯瞰して見たことはなかったので、勉強になりました。
コンゴ、スーダン、チャド、アンゴラ、ルワンダなど数々の事例を見ていくと
暗澹たる気分になるのだけど、米ソの代理戦争が展開されていた時期よりは
まだしもマシな方向に向かっているのかなぁ……?

しかし、この本校正がやたら手を抜いているのか、誤字脱字の嵐なのが気になったり。
この作者、アフリカ傭兵の本も書いているようなので、それも読んでみようかな。

赤羽駅構内でCDのセールがやってまして。
持っていない赤軍合唱団のCDがあったので買ってしまいましたよ。
「A SOLDIER IS ALWAYS A SOLDIER」を「兵隊さんは永遠だ」と訳すセンスに乾杯。
あとブルガリア民謡のCDもちょろっと。

「ブルーフォレスト物語」キャンペーン、あとは第一回目のセッションを待つばかり。楽しみ楽しみ。
リレーマスターキャンペーンなので、そのうち速水もGMする事に。楽しみ楽しみ。
楽しみなので、キャラ絵など描いてみました。
32歳の呪術師で、トリヴァンドラムっておねいさんです。
鴻さんに「アジア版ルフィーアみたいだ」という感想をもらったり。
左っかわね。

なんだかテンションが上がってきたので、藤浪さんにブルフォレのイメージアルバムを借りてきましたよ。
昔、テープでは持っていたんだけど。
うわぁ、懐かしいぜ。ゴブリナの歌がッ リタのテーマがッ。

今日は、あとコマンドマガジンが届きました。
仕事やなんやでまだ目を通してませんが。

たるんでるなぁNEC。
まぁ、これを教訓に次は失敗するまいと前向きに考えましょう。
にしても、こういうポカミスってあるもんなんですね。
2/14

2001年7月が賞味期限のマーボー春雨が出てきたので食べてみたり。
帆船の乗組員は腐りかけた塩漬け豚肉とか食べてきたわけで、それに比べれば無問題でありましょう。
いや、美味しく頂きましたが。
永谷園のマーボー春雨ははじめて食べるので、比較対象がないので美味しく感じられただけかしら。
まぁ、お腹も痛くならなかったし平気平気。

『わが放浪わが出会い 帝政末期のロシア人』(ギリャロフスキー 中公文庫)が欲しい、と
前書いたら差し入れを頂きました。わぁい、ありがとうございます。

若い頃ロシア各地を放浪して舟引き、兵士、調教師、曲馬師、消防士、役者を経験した後
モスクワでルポライターになった人物です。
作家や画家と親交を結ぶ一方、貧民窟に足しげく通ったりする行動力旺盛なおじさんで、
写真を見るとルポライターには到底見えず、怪力を誇ったとか犯罪者を殴り倒したとか、
なんつーかコサックの隊長という風格があります。
実際、レーピンの有名な絵『トルコのスルタン宛に手紙を書くザポロジェ・カザークたち』にも
彼がモデルで描かれていたり。 格好良すぎるぜ。
ギリャロフスキーの書くロシアは実に生き生きしていて好きなのですが、あまり訳されてないのですよね。

ところでハリー・ポッターの映画を観ていて気になったのだけど、ホグワーツの生徒に東洋人がいないのですよね。
なんとこれは、東洋人には魔法が使えないとかいうレイシスト映画だったのですか?
いや、きっと東洋にはホグワーツに匹敵するオリエンタルマジックの学校があるに違いない、ということで
バカ話が盛り上がったり。
学校から届く手紙は当然筆でえらく達筆で書いてあったり(ときとして読めません)、
ホウキのかわりに雲に乗ったり、
春節のときは生徒たちが月餅食べて喜んだり、
イギリスではクィディッチなどという教義をやってますが、東洋なので武闘大会だろうと予測したり。
面白そうなのですが。

ハリポタはまだまだシリーズが続いてますが、
東洋から来た魔法使いも出してください>ローリングさん
ちょんまげ結ってるか弁髪で、いちいち土下座したり勝負に負けたら割腹したり、そんなの希望。
2/12

ここ数日は気合いの入った寒さで嬉しくなります。

コミケの申し込みと電話代を払いに郵便局へ。
コミケの申し込みというのは、何回出しても慣れないもので。
書類不備はないかとか、カットはあんなので良かったかとか。むむ。

『パールハーバー』がゴールデンラズベリー賞の6部門に堂々ノミネート。
最近はアカデミー賞狙いの映画が多いというか、アカデミーの取り方方程式のようなものが
見えてきてつまんないんじゃないかしら。
だからラジー賞の方が楽しそうなわけで。
2/11

冬季オリンピックというのは、夏の五輪と比べて
ショー的要素が強いものが多いというか、華やかですね。BGMなんかもガンガン鳴らすし。
スノーボードのハーフパイプやスキーの滑降など、観てて実に楽しいです。

昼から藤浪さん宅で打ち合わせ。あれやこれや。
そのあと、藤浪さん宅が入っているマンションの1階に
居酒屋が丁度今日オープンしていたので行ってみたり。
なんつーか、足元に呑み屋があるというのは、よほど気を確かに持っていないと
人間堕落するんじゃなかろうか(笑)。
軽くビールを飲んだ程度だったけど、眠かったせいもあって酔いがまわるまわる。ああー。

帰りに、予約していた
『闇の奥』(ジョウゼフ・コンラッド 近代文芸社)
『現代アフリカの悲劇 ケニア・マウマウ団からザイール崩壊まで』(片山正人 叢文社)
『蛇と虹』(ウエイド・デイヴィス 草思社)
とりあえず、まずは読まないとな。うん。

と、書いたところで寝てしまった様子(現在2/12 AM9時半)。てへり。
コミケの申込書書かないと(焦)。

2/10

サタスペのマルチテーブルセッションをする夢を観ました。なぜか。
速水もGMをやってまして、横着して当日までにシナリオを準備していなかったため、
とにかくアドリブで辻褄をあわせつつ必死にセッションを進める始末。
当然どんどんボロが出てきて、速水が目をグルグルさせながらテンションを無理矢理上げていくのに対して
プレイヤーさんたちの反応はみるみる下がっていくわけで。
セッション終了後、プレイヤーさんから「サタスペがよくわかりませんでした」などという感想が来る始末。
ああッ、ああッ、こ、恐かったッ。
すいません、イベントまでにはきちんと準備します。

昨日、『地獄の黙示録 完全版』のときに『ブラックホーク・ダウン』の予告編をやってまして。
アメリカ万歳戦争映画っぽかったので興味はなかったのだけど、監督がリドリー・スコットじゃないですか。
『グラディエーター』でおおいにミソはつけたものの、スコットとなれば観に行ってみようかな。
しかも舞台はソマリアなわけで、あの無茶な状況をどう描くかも気になります。
『エネミーライン』の予告編もまたやってたけど、あれはどうでもいいや。

NHKスペシャル「アフリカ21世紀(03)・隔離された人々・引きさかれた大地」を観たり。
今回で3回シリーズ最終回だそうで、しまった、ちゃんと観ておけば良かった。
アパルトヘイト廃止後の南アフリカと、白人農場問題に揺れるジンバブエ。
アフリカのエイズが深刻を通り越してジェノサイド的な状況になっているのは知ってましたが、
南アのソウェトでは3人に1人がエイズに感染しているという話で。
エイズ薬を1/10の価格で購入できるよう協定を結んでいるのだけど、患者にエイズ薬を
行き渡らせるにはそれでも到底無理なわけで。
「いまでも全力でやっているんです。どうしろというのですか。I don't know」と涙を流していた
保健省の担当者が印象的でした。

腐敗した政府に、悪名高いIMFの経済政策に、それらを招いた植民地主義に。
かといって「植民地時代の償いにもっと財政援助を」だけでは解決のしようがないだろうし。
現代アフリカというのはかなりどん詰まりな状況なのであります。

最近アフリカに興味があるというのは以前も書きましたけど、
そんなわけでコンラッドの『闇の奥』を注文中だったり。
『地獄の黙示録』の原作的な小説でもあるので、間も良いですね。はやく読みたい。
ファスケにもいろいろ応用できると思うし(嫌な応用)。
旧ザイール、現在のコンゴ民主共和国に関してはもっと知りたいなぁ。

や、ビーケーワンに『星の、バベル』の新城カズマさんと
『導きの星』の小川一水さんのインタビューがッ。
2/9

ソルトレークオリンピック開会式。
速水は五輪の開会式を観るのが好きで、なにが好きかって各国の入場行進が楽しいのです。
普段地図帳観てるだけで嬉しくなる趣味の持ち主なうえに、
ユニフォームが国ごとに特色があって面白いじゃないですか。
日本の服は無難で悪くないデザインだったけど、どうもつまらないですね。
速水が気に入ったのは韓国の服ですか。あとモンゴルも良かったな。
我がロシアは女性の服にマフが付いていて、北国らしかったです。

イタリアの大富豪スキーヤー、アルベルト・トンバは引退してたんですね(疎)。
好きなキャラだったな。

昼、よしいくん魚蹴さんがうちに来て『ブルーフォレスト物語』のキャラメイク。
みんなダイス目の結果が戦闘系キャラをしろと言っているようなので、
速水は自キャラをちょっといじって呪術士に変更。
義賊とか従者とか霊呪とか亜神属性とかウェポンランクとか、そんな言葉が飛び交ったり。
ナツカシー。

で、3人してT・ジョイに『地獄の黙示録』を観に行くですよ。
やはり映画館のスクリーンと音響で観るのはまた格別で、
「ワルキューレの騎行」が流れだすと鳥肌が立ちます。うわわ、うわわ。
画面に充満する濃密な空気感も、ビデオじゃあ感じられませんしね。
ベトナム戦争からアメリカが手を引いたのは73年。サイゴンが陥落したのは75年。
そしてこの映画が作られたのは79年なんですよね。
ベトナムの記憶が生々しい、どころかまだほんの昨日だった時代の映画です。

しかし、ハリソン・フォードはほんとにチョイ役なのに、
予告編などでは大きな扱いをされていて、なんつーかこう腑に落ちず。
ロバート・デュヴァルは良い役者だなぁ。好きだ。

帰り道、「あれがブルフォレだー」とバカな話をはじめる3人。
密林の川を遡っていくキャンペーン、てな感じで。イヤだなぁ(笑)。
映画のあと、同居人かわしま&ガラパオンさんと合流してしゃぶしゃぶの食い放題へ。
また肉を食う、肉を食う。
しゃぶしゃぶは肉が薄いので、沢山食べているのか食べていないのかよく分かりません。
とはいえ先日の焼き肉とあわせて、これで肉欲はひとごこちついた感じです。
うっふ。熊の子ウーフ。

帰宅してNHKスペシャルの「水と森が生んだ奇跡 世界遺産・中国九寨溝」を観たり。
棚田のように連なる湖、緑のなかにこぼれたような透明な水、川から直接育つ森。
なんともはや仙境の趣すら漂うすがすがしい風景で。これは行きたくなりますね。
これほど映りが悪いアンテナを呪ったことはないですよ。にょわー。
DVDとか出ないかな。

2/8

肉を食ったら、もっと肉が食べたくなりました。
肉ー。

ロシアには「人工ワイン」なるものがあるそうで。
いや、あんなところにワインがあるのかと仰せられるかもしれませんが、
グルジアやモルドヴァは昔っからのワインどころなのです。
で、その人工ワインってのはワインの絞り汁に砂糖とアルコールを混ぜて作るというシロモノらしく。
うおお、大脳食愛好家の血が騒ぐ。呑みたーい。
その上で、グルジアのワインやブランデーは、本当に美味しいそうですが。

ソ連時代はコーヒーが貴重だったので、
庶民向けのコーヒーには大豆が混じっていたといいます。
そういうのも飲んでみたい。うう。

TRPGNEWSというところで速水のサイトの更新情報も載せてもらっているのですが、
日記の更新は森瀬さんが担当のときだけチェックされているようで(笑)。
わーい、森瀬さんありがとうございます(ひし)。

や、明日からオリンピックですか。
2/7

池袋にお出かけお出かけ。
今日はみんなして『ジェヴォーダンの獣』を観に行くのです。

でも、その前に焼き肉に行くのだ(真っ昼間から)。
だって、速水の大好きな食べ放題の焼き肉屋「カルネ」はランチ970円なのですもの。
安い肉バンザーイ。バンザーイ。
今日は調子良かったと見えて、すいすい入る入る。食う食う。
とはいえ、昼は夜と違って1時間なのでデザートが食べられるかどうか、
ちょっと時間配分を間違えてしまいましたよ(食べたけど)。

その後、ちょっと時間があったのでとらのあなに行ったりHMVに行ったり。
TRPG『ブルーローズ』が出てましたね。
512ページという驚嘆すべき分厚さで(置くと「ごつり」てな音がするのですよ)、
いや、聞いてはいたけど現物を目前にするとびびりますね。
予算の都合もあって速水は買いませんでしたが、イケダさんが買ったので
また感想など聞かせてもらおうっと。

で、いよいよ『ジェヴォーダンの獣』ですよッ?
しかしまぁ、『ヴィドック』といい同じ様な趣向のフランス映画が続くなぁ。
「フランスカンフー」という話は聞いていたので、バカ映画だと楽しみにしてたのですが。
いやぁ、ドギモを抜かれました。
よもや敵が牙一族だったとは、とか。
TRPG『Werewolf:the Apocalypse』映画とは思わなんだ、とか。
ネタバレになるのでいろいろは書かないけど。
ラストの方なんか、なんだかもう「待ってました」という感じでゲラゲラ笑いながら大喜び。
監督は『クライングフリーマン』撮った人で、
カンフー映画と時代劇、マカロニ・ウェスタンに怪獣ものが大好きという、ナニでアレな人らしい(笑)。

結構長い映画ではあるのだけど、それでも何カ所かカットされてるという話で。
確かにそれっぽい不自然な部分もありましたね。完全版で観たいなぁ。
突っ込む点は多々、そりゃもう多々あるものの、速水はこういう映画は大好きです。たまりません。
人に勧めるかどうかは、相手を観てから考えます(笑)。
しかしヴァンサン・カッセルはかっこよかったなぁ。
あの面で18世紀フランス貴族なコスチュームが似合うだなんて、反則ですよ?

でも、サントラ売ってないんですよね。なんでじゃろう。

お、今日はなんだか普通の日記だ。

2/5

『ダイヤモンド・エイジ』(ニール・スティーヴンスン 早川書房)を読み中。
まだ序盤だけど、この人は空気というか、雰囲気を書くのが上手いなぁ。
『スノウ・クラッシュ』は最後の方がなんだか失速感があったので、そんなことがないよう希望。
しかし、ハヤカワはこの人の紹介に力入れてるね。

ふと思い立ってモリナガ・ヨウで検索かけてみたら、やー、いろんなとこで仕事してるなぁ。
『空想科学読本』の表紙の模型を手がけてたなんて、意外意外。ほっへぇ。

いつきちゃんが、ペテルブルクのアニメフェスに招待されたとか。
歌も唄うらしいですよ?
なんというか、ロシア初のカルトアイドルに急成長中の予感が。

H2Aで打ち上げられた「民生部品・コンポーネント実証衛星(MDS)」は「つばさ」と命名。
一方、「高速再突入実験機(DASH)」はフェアリングにくっついたままだとかで、実験断念。
それにしても、北朝鮮がH2Aの打ち上げをミサイル開発だといって非難してるけど、
まぁ、その気になれば確かにミサイル作れるんだよなぁ。
大日本帝国が続いてたら、やはり核ミサイルを配備とかしてたのかしらん。
日本の核ドクトリンって、どういう風になったんだろうね。やはりSLBM主流なのかな。
2/4

やにわにオレンジジュースが飲みたくなったので買いに行ったり。がりがり。

戦車をずらりと並べて悦に入っていたら、同居人かわしまからバカにされる。
ううっ、そんな目で俺を見るなッ(涙)。
ワールドタンクミュージアム、それぞれについてくるモリナガ・ヨウさんの解説もいいよね。
画集とか出ないのかしらん。
そういや、今回のワンフェスは人が少なかったように思ったけど、やっぱり少なかったようで。
雨のせいかな。

朝佳さんとイケダさんがやってきたので、戦車とアックスピストルをみせびらかしたり。
『同人系3』の見本誌を受け取って、かわりにというわけじゃないけど
RPG『ブルーフォレスト物語』のルールブックコピーを貸したり。
キャンペーン準備中なのです。ブルフォレの。すげーひさしぶり。

H2A、打ち上げは成功。「民生部品・コンポーネント実証衛星(MDS)」の起動投入も成功。
ただ、「高速再突入実験機(DASH)」は、機能は生きているらしいけど、いまどうなってるかは未確認だとか。
まぁ、目くじらを立てずどんどん繰り返して実験すればよいと思うので、
これぐらいは当然ということでチャンスを、小泉さん。

「おめでとうございま〜す」の海老一染太郎が死去
胃ガンで、でも1月29日まで舞台に立っていたとか。最後は椅子に座っての出演だったそうだけど、
その芸人魂に感服。
染之助はこれから一人でやっていくそうだけど、コンビでの芸はどうするんだろう。
それにしても、あのなんともおめでたい笑顔としゃべりが観れなくなるのはやはり淋しいものです。
合掌。

ニュースといえば、オリンピックに中国武術が正式種目として入るそうで。
やっぱりまずは中国が強いんだろうなぁ。

「ハイヤング京都水曜日」と書いてみて、反応する人がいるかどうかのテスト。
2/3

うへへへへ。
現在、ワールドタンクミュージアムの、T-34の大群を並べて悦に入っております。
うへへへへ。

えー、ワールドタンクミュージアムというのは、海洋堂が製作した戦車の食玩であります。
ちっちゃいんだけど、いい雰囲気なんですよ、これが。
第一弾はT-34/85、ティーガー、4号J型、エレファント、シャーマン、そして88mm高射砲。

てなわけで、ワンフェスに行ってきました。
五菱重工さんのお手伝いです。朝から大泉に五菱さんと諸山さんに迎えに来てもらったり。
行きしなのコンビニで、「タイムスリップグリコ」を見かけたので思わず買ってしまう三人。
速水は「のりものシリーズ」のトヨペットクラウンやマツダのオート三輪を狙ったのだけど、
結果は三人とも「くらしシリーズ」の家電ばかり。混ざってねぇよ(笑)。
とはいえ、この家電もバカにしちゃいけません。小道具なども揃っていい味出してるのですよ。
松下のシリンダー型掃除機なんて、今でも十分通用する良いデザインじゃあないですか。

天気はあいにくの雨で、ざざ降りでなかったのが救いでしたが寒い寒い。
搬入中、偶然コルチャックさんに出会ったり。どもども、ども。
今回の開場時、ダッシュで駆け込んできた(いけませんよ)お客さん一号が
巫女さん(のコスプレ)というのも夢っぽい光景だったナァ。
さて、今回の目玉はやはりワールドタンクミュージアムの先行販売です。
開場と同時に戦車売場に押しかけますよ。
そしたらRAITAさんが並んでいるのを見つけて、お互い「ああやっぱり」というかなんというか(笑)。

戦車をどっさり購入した後、山海堂が来ていたので思わずアックスピストルを購入。
ここで軍資金は打ち止めです。ちょほほほ。
ぶらぶらディーラーを見てまわって、エロフィギュア見物などをするぐらいで。
いや、店番もしてましたよ? 
委託してもらっていた速水の本を買っていただいた皆さま、本当にありがとうございます(礼)。

終わったあとは、ファミレスに行ってバリバリと戦車を開けてトレードトレード。
エレファントやティーガーなんぞいらないので、ぽいぽい放り出してT-34を集めまくりました。
それから、みんなやたらに箱がかさばる物ばかり買ったので、荷物が増えて
帰りの車は荷物の隙間に人が乗るような状況だったといいます。

帰宅後、眠い目をこすりつつバリバリと戦車のブリスターを開けまくる速水。
結果、T-34は12両。増強された1個中隊といったところでしょうか。
そしてシャーマンはわが赤軍にレンドリースされたされたものと解釈すると、なんと
わが軍の戦車は無慮18両。……って、残り半分はドイツ軍ですか。
ティーガーや88mmが並んでますか。勝てへんやん、ああん(涙)。
とはいえ、12両並んだT-34は壮観であります。うへへへ。

物を作っている人が沢山集まる場所は、いろいろと刺激を受けて素敵ですね。
あと、速水はなにやら夏のワンフェスに向けてなにやら楽しみが出来たようですよ。うふふ。
よろしく、よろしく。
2/2

先行者ネタはいい加減飽きてはいたのだけど、今日やってた「ROBO-ONE」
中国から開発者がゲスト出演、というのは気になってたり。がんばれ中国。
しかし、プロトタイプ先行者がやけにかっこいいのですけど。
このデザインはパクろうかなぁ(あからさま)。

小泉内閣支持率が半減。
といいますか、真紀子さん更迭でそこまで下がるとは、バカじゃないか日本人、とか思ってしまうのですが。
世論調査の方法にも原因があるのかもしれないけど、
なんぼなんでもそこまでナイーブなものなんですかね。いや、実際そんなもんなんだろうなぁ。
こうなると「今までが高すぎた」という論は説得力がありますね。
しかし、そうやって小泉さんを支持しなくなった人は、かわりに誰を支持してるんでしょうかね。
よもや真紀子さんに総理になってほしいというんじゃないだろうな。
速水は、小泉さんを支持しておりますよ。
ゴルビーになりそうな気もひしひしと感じておるのだけど。ああん。

『エネミー・ライン』はアクション映画としてはそれなりに面白そうだけど、
セルビアが敵ですと。絶対観に行くものか、なのであります。
速水は親セルビアなのですからして。
2/1

アンナ・クルニコワ萌えー。
でも、住んでるのはフロリダらしいです。キー。

ニュースを観てたら、いまカブールでは中古車売買が盛んなそうで。
日本円にして60万円もするのだけど、売れ行きは非常によいそうです。
で、そこに目を付けた暫定政府は持ち込まれる中古車に関税バカ高い関税をかけたわけで。
そして、登場したのが自動車再生ビジネス、というか手作り自動車屋というか。

南アジアではオート三輪を手作りで作ってたりして、あれはなかなか好きなメカなのですが
これはひと味違いまして。
アフガンなので、砲撃や地雷やなんやかんやで自動車の残骸はあちこちにゴロゴロしています。
その残骸から使える部品を寄せ集めて、クルマをでっち上げているらしく。
……動くんか1?
ニュースでは、動かしているところは映りませんでした。残念。

アフガンといえば、いまだにアフガニは値上がりしてるんですかね。
速水はペシャワルの両替市場みたいな雰囲気は大好きなのですが。行ってみたいな。
で、内戦中に各勢力が勝手にアフガニを刷りまくったそうで、同じアフガニでも
レートが違うそうです。通し番号で見分けるとか。なんじゃそりゃあ。
本物なのか偽札なのか、その虚実を行くような世界で、こういうのもネタにしたいところです。

ギリャロフスキーの『帝政末期のモスクワ』というのは大変面白い本で、よく読み返しているのですが
『わが放浪わが出会い 帝政末期のロシア人』も欲しいなぁ。
絶版なのだけど、90年の中公文庫だから古本屋に行けば比較的見つけやすいかな、とか。
こればかりは実際に古本屋に行かないと。むむむ。
いや、最近なんでもネットで買えるので億劫度が上がっているのですよ(引きこもり化)。

イーブックスのトップ、『指輪物語』の紹介で
「ハリポタのしのぐ勢い!」というのに違和感を感じたり感じなかったりする今日この頃。