■2001年11月■

← ■真理省■

Flying Circus →


11/27
文具屋に出かけたついでにモデグラやらアームズマガジンやらを買い込んだり。
アームズマガジンは普段買わないのだけど、AK特集ということで。
あと月刊グランドパワーがソ連自走砲特集の続きだったので。

んで、行きつけの大泉学園駅前喫茶店ノヴェルで好物ツナサラダをもりもり食べながら読んでると、
アームズマガジンのモデルにくわねさんが!
いやまあ、お仕事とか考えてみれば当たり前なんだけど、
不意打ちだったので噴きそうになりました。ぶはっ。

速水はヒゲマンなので、ああいうモデルには向かないだろーなー、とか。
ドスタム将軍派のウズベク人兵士あたりなら似合うかしらん。

グランドパワーはSU-122とSU-85とSU-100。
SU-122はそのもっさりしたシルエットが非常に好きで。
榴弾砲のくせにティーガーまでぶち殺してしまう、その強引なソ連式弾量勝負が、もう(うっとり)。
SU-85はパンツァーフロントでもお世話になったですね。
パンターの正面装甲は固かったですね。

11/25

24日20:00から25日8:00までがセッション時間で、その間3回GMしようともくろんでいたのですが、
予想以上に疲労が激しく、1回セッションを減らすことに。なっちょらんのう(涙)。

その間、あちこちの部屋を覗いてみたり。
そしたら「グナーデンロス!」というドイツボードゲームに誘われたので遊んでみたり。
西部の街を舞台に、無法者を手形で雇いつつのしあがっていこうというもので。
しかし街の支配どころか手形の決済に戦々恐々とするゲームだということが良く分かりました。
はじめて遊んだゲームとはいえ、2位では意味がないッ(ぎりぎり)。
酒も出ていたようで、JGCなどのイベントでは見られない光景ですよね(笑)。

3時になったら二度目のファスケセッションですよ。
これはギリギリまで引っ張ってしまい、やや尻切れトンボに。申し訳ないです。あわわ。
そして閉会式となり、その後ちょっと余った時間で松本富之さんにクランプ学園RPGに誘われてしまい、
15分セッションなどをやってみたり。
「チェレンコフひかる」というキャラ名はまたどこかで使いたいもので。

サプリコンですが、非常にアットホームな空気のイベントで気持ちよかったですよ。
会場の雰囲気もさることながら、やはりグレッグさんの気さくな存在が大きかったんじゃないかなあ。
心残りといえばローマ風呂に(しつこい)。

その後、わりとふらふらな数人でノアールにしばし溜まってみたり。
特にかつらさんは疲労の極みに達していたようで(そりゃそうだろう)。
速水もいい加減ふらふらでしたが、神保町にゴー。

だって、新世界レコードで『ソヴィエト諜報大作戦 KGB愛唱歌集』を買わなきゃいけませんもの。
ロシア&ソ連のマーチ集『OUR RESPONSE TO NATO』というのも購入。
両方に「A Slavonic Maid's Farewell」が入っていたので大満足。
映画『コーカサスの虜』でも使われていた曲で、血がたぎり涙滂沱の名曲です。
「ボグダン・フメリニツキー」という曲も燃えるなぁ。
ところでフメリニツキーという人は17世紀のウクライナの地主で、コサックを率いてポーランドと
延々戦争をしていた英雄で。実に興味はあるんだけど、伝記などないかしらん。

あと
『無形化世界の力学と戦略』上下(長沼伸一郎 通商産業研究社)
『飢餓と戦争の戦国を行く』(藤木久志 朝日選書)
『ブルーゲイル 伊藤明弘版権物作品集』(伊藤明弘 大都社)
『ブレイド・オブ・アルカナ The 2nd Edition』(鈴吹太郎 F.E.A.R. エンターブレイン)
などを買い込んで、大散財。
カバンのなかにはサプリコンで頂いた『ヒーローウォーズ』も入ってるので、荷物の重いこと重いこと。

駅で寝込んで電車を2本ほど見過ごしてしまったりしながらふらふらと帰宅。
ばたんきゅーでありました。

11/24

ジャガイモと言うより、馬鈴薯って方が美味しそうに思えませんか。

今日からサプリコン。
ヲタクの本能に逆らって最小限の荷物でゴー。
場所は池袋の古流かたばみ会館というところ。
地図はざっと見て覚えただけなので、若干不安ではあったのだけど、
ふと前方に怪しげな人影が歩いてるじゃないですか。
日曜の朝だというのにでかい荷物を持った二人組。
速水は同類の臭いをかぎ取り、ついていくことにしました(コミケ戦術)。
で、会場に着いてみるとエルスウェアの坂東さんと百木さんだったという。ああん(笑)。

ゲストとしてちょろっとしゃべったりもしましたが、
なんてったって今回の目玉はルーンクエストファンにはたまらないであろう、
『ヒーローウォーズ』のデザイナー、グレッグ・スタフォード氏の参加であります。
ルーンクエスト:80年代にTRPG界で一世を風靡した、グローランサという世界を舞台にしたファンタジーRPG。
ヒーローウォーズは、そのグローランサを舞台にした新作RPG。

お客さんもさることながら、ルンケをさんざやりたおした世代が多いゲスト達の鼻息が荒いこと荒いこと。

グレッグさんの講演なども行われ、桂令夫さんの通訳とあいまって実に面白かったですよ。
というか、実に気さくで良い人だという印象が。
参加者からの質問もいろいろ飛び出し、ルンケには疎い速水でもその受け答えは楽しめましたです。

夕方になり、会場が本郷の旅館に移動となります。
で、この旅館がですね。鳳明館森川別館ってところなのですが。
典型的トラディショナル日本旅館でして、洗面所がタイル貼りで洗面器が置いてある!
リフトのそばに伝声管がある! 部屋の電話がダイヤル式だ! 蛍光灯スタンドのデザインが高度経済成長で!

おおはしゃぎする速水。こういう建物まるまるひとつに住みたいなぁ……とつくづく思うわけですよ。
カメラを持ってくれば良かったと後悔することしきり。まあ、目にはいろいろしっかと焼きつけましたとも。
この会場をチョイスした段階で、サプリコンは大成功だったといっても過言ではありますまい(グルグル)。

ローマ風呂なるものも発見し、是非入りたいと思ったものの、もうセッションの時間となり(プチ残念)。
セッションの前に、ゼノスケープ関連に集まった参加者さんと輪になってしゃべってみたり。
福岡や滋賀から来た人もいるのですね。
今回のイベントは一卓につきひと部屋が割り当てられるという、嬉しい配置で。
でもゼノスケで募集しつつ、速水はファスケなどやってしまい。
そのレポートは「ジャングル日和」内「ジャングルブギー」などでひとつ。

11/23

アアッ、しまった!
日記、しし座流星群のところでトリフィドネタを書き忘れてた!
数百年に一度のチャンスを、ああ! ああ!

『コーラ戦争に勝った!』(R・エンリコ 新潮文庫)という本がありまして、
ペプシコーラの社長がコークとの競争を書いた、なかなか面白い本なのですが。
いやホントに面白いので、単なるビジネス書と思わずに買って読めれ。絶版だけど古本屋でよく見るよ。
で、皆に勧めているうちに、なんとなく周囲で読んでいる人が増え、
またぞろ読み返そうかと思ってしまった次第。
速水は熱烈なペプシ派でありまして(ソ連でも生産してたしね!)、なんとなくネットを
うろうろしていたら興味深いサイトを発見。
なんつーか、コーラっていっぱいあるんですね。
それにしても、通天閣で飲んだサントリーコーラがもう生産してないとは(涙)。
あと、著者のエンリコさんがペプシコのCEOで健在だったとは(今年末で引退だそうだけど)。
急にペプシが飲みたくなったので、買いに出ることにしましたよ。

まずは床屋へ。
ざっぱり短くしてもらうと、なにやら帝国陸軍の旅団長閣下程度に見せかけることは出来そうな雰囲気に。

欲しい本が結構溜まっている筈なので、次は本屋に。
『探偵はひとりぼっち』(東直己 ハヤカワ文庫)
『A君(17)の戦争 1 まもるべきもの』(豪屋大介 富士見ファンタジア文庫)
『韃靼タイフーン 3』(安彦良和 メディアファクトリー)
「マスターモデラーズ」

『韃靼タイフーン』はなんつーか、ロシアがボロボロで国辱モノではありますが面白いですのう。
「マスターモデラーズ」はあの松本洲平氏を久しぶりに拝することができたので思わず。
『A君(17)の戦争』はまだ手つかずで。
しかし、なんてったって問題は『探偵はひとりぼっち』でありましょう!

ススキノシリーズの第4弾がついに文庫落ちですよ?
「俺」も歳をとってほぼ速水と同い年になり(いや、速水が追いついたのか)、感慨もひとしお。
そうかぁ、「俺」はがんばってるかぁ! と小説の登場人物にエールを送る始末。
「俺」の容姿などもぼつぼつ描写されてたりするのも興味深く。
それはそうと、東直己の作品に登場するタクシーの運ちゃんは、妙にいい人が多いような気がするのだけど。
東さんはなにか思い入れでもあるのかしらん。

ちょろっと読み始めたのが運の尽き。
一気呵成に読了してしまって。堪能してそりゃもう血中ハードボイルド濃度は上がりまくったのだけど。
仕事が。あうう。
12月には5作目『探偵は吹雪の果てに』が出るですよ(ハードカバー)。
今度は買ってしまうのか。

アパートに帰ってからペプシを買い忘れたことに気付いたり、
あまつさえ鏡をよく観てみたら旅団長閣下というより軍曹どのだよなぁ、とか思ったり(涙)。
11/22

ファスケの更新が遅れてましてすみません。
あと、お手紙とか(汗)>しのさん

『THE RED STAR』の公式サイト発見。
今度リンクしようっと。いやその前にイラスト投稿でもしてみようか(目が変)。

で、そのついでにアメコミフォントのサイトも見つけたり。
ステキなフォントがいっぱいありますが、あああ、有料だ(涙)。

ワーワオキツネザルになる夢を観まして(ワーウルフとか、ワータイガーのワーですね)。
魔法学園かなにかが舞台で、柱を伝って高いところに向かっていたような、
えらく美人のおねいちゃんがいたような。
いろいろ得るところの多い夢だったので、起きるとすぐにメモを取ったり、かりこり。
と思ったら、そのメモを取ったのも夢のなかでしたとさ。
もう細かいディティールは覚えておらず。
ああん(涙)。

しかし、ワオが夢のなかにまで浸食してきたのは魚蹴さんの趣味が伝染したのか、
ファースケープの設定が膏肓に入ったか。
11/21

スカイソフトで注文していた『THE RED STAR The Battle Of Kar Dathra's Gate』が届きましたよ。
なんつーか、アナタ。ソビエトパンクですよ! ウワー、たまらぬ。
出てくるメカがちょいロシアっぽくないのは玉に瑕だけど、いやもうそんなことはささいなことで。
ぱらぱら斜め読みした程度だけど、ちゃんと読もう。うん。
やはり崩壊から10年、ファンタジーとしてのソ連を扱う時代がやってきたということで、
世界初のソビエトパンクは取られたけど、日本初のソビエトパンクは速水が取るぐらいでガンバロウ。

マヤコフスキイが引用されてたり、タートリンの第三インターナショナル記念塔がちょろりと
デザインで使われてたり、「わかってんじゃねえか」って感じ。クソウ、クソウ。

「ダグラス・アダムズは死んでもヒッチハイクガイドを離しませんでした」ということで、
イギリスでは新作が出るらしいですよ。
「地球爆発を生き延びた人々を主人公に、宇宙バイパス建設を目指して旅する姿を描いた作品」
という紹介は、間違ってはいないけど間違ってるよなぁ、とか(笑)。
とか言いつつ、速水も『宇宙の果てのレストラン』までしか持ってないし。
また訳されないかしらん。

先日、ふと衝動に駆られてひさしぶりにピンク電話などを使ってみたのですが。
受話器の重さに驚きましたですよ。「うわっ、重ッ」てなもんで。
こんなんでよく長電話とかしたなぁ、とか思ったですよ。
とはいえ、そのずっしり感はいかにも頼もしく。
さほど遠くない過去まで自分も使っていた機械なのに、そういう感覚から忘れていくんだなぁ、と愕然。
ちょっと淋しくなりました。いろいろと。

この重さ感覚は大事にしたいな(何に)。
11/20

■監獄舎祭■
11月は1日が同居人かわしまの誕生日、30日が速水の誕生日というわけで監獄舎月間に制定されております。
んで、合同誕生日パーティなど。池袋でスキヤキであります。ワーイ。
いっぱい人が来てくれてニギヤカでした。
店員の対応が悪かったので泥酔さんなどはご不満のようでしたが、
速水は愛想の悪い店員大好きなので(大脳食愛好家の特性)気にもなりませんでしたよ?
それよりも、いまだに割り下のスキヤキには(ぶつぶつ)。

書類ケースや、ゲバラのシャツや、ソ連民警の制帽や、ウォーターラインシリーズのクルスクや、
チーパスのゲームや、D&Dのサプリメントや、えびふらいさんの同人誌や、くつしたや、
よくわからないおもちゃや、ラミネーター(コミケで使えという強要か)や、ちっちゃいゴリラや、
ゲームグラフィックスのバックナンバーや、エルフ17や、ワオキツネザルのぬいぐるみなんかをもらいました。
(なんかいろいろと見落としがあるような)

お返しに、速水の古い同人誌などを配りましたですよ。
帰り道、これまたもらった餅5キロが重かったのは秘密だけど。

■しし座流星群■
厚着して、アパートの前の芝生畑にゴー。
その辺は街灯も少ないので、絶好の観測ポイントです。
同じような流星見物客が芝生畑のあちこちにごろごろと。
練馬のこんなところでも、寝転がって真上を見ていると星空に吸い込まれそうな気がしてくるもので。

てなことを思う間もなく、空からはぼろぼろと星が落ちてきます。
確かに、これは当たり年なんてモンじゃないです。
流星痕や火球なんてのを肉眼で見たのもはじめてなので、いやがうえにもテンションが上がりますよ。
だんだん雲が多くなってきたのが残念ではあったけど、練馬でこんなのだったら
都会を離れるとそれはもう幻想的な光景だったはずで。
百木さんがクルマで山に行ったそうだけど、一緒に行けば良かったなぁ(仕事は)。

1時間ぐらいしてから冷えたので戻ってきたですが、
翌朝のニュースで「数百年ぶりの当たり」とか言われると、クソウもっと観ておけば良かったと後悔。
でも、だいぶいろんなものが充填されましたよ。行きたいなぁ、宇宙。

■いろいろと■
『イリヤの空 UFOの夏』その2(秋山瑞人 電撃文庫)読了。
「その1」を読んだときにdczさんが絶賛していた割にはイマイチぴんと来なかったのだけど、
「その2」に入ってじわじわと面白くなってきましたよ。
おわぁ、電撃hpの連載が気になるのう。
こういう、違和感が迫ってくるような雰囲気は好きなのです。

コスプレ・イタリアーノなサイト
くわねさんの日記で紹介されていて、観に行って喫驚。
肉食ってるアングロサクソンは骨格からして違うよなぁ、とか思ったり。
攻撃的な色気は好みですよ(親父化)。
んでも、さくらなどは親父雑誌のグラビアっぽくて、いいのかこれ。
あとときどき一緒に写っている男も味があるとか考えてみたり。
でも、この娘さんの愛読書は『神々の指紋』だそうで、チョーガッカリ。オーウ。

サイトといえば、掲示板で紹介されていたドスタム将軍のファンサイトが実在してると知ってこれまた喫驚。
どうも2chで人気のようですね、将軍。
しっかし、笑い声で人が死んだとか、神話かなにかの登場人物ですかあんたは。

ふとTVをつけたらやっていたNHKの『月曜ドラマシリーズ 悪意』が面白かったですよ。
佐々木蔵之介が出ているだけでも価値があるのだけど、
間寛平がいい感じでびっくり。粗野で押しが強く、人当たりも悪い刑事役で。
ああいうざらりとした感触の主役というのも新鮮で(いや、主役は蔵之介なんじゃろか)。
11/16

所用で南阿佐ヶ谷に行ってきたり。
阿佐ヶ谷近辺、良いですね。ちょろっと本屋があったり、ちょろっと美味しい店があったり。
上海風の飯屋教えてもらって、美味しかったり。ビバ。
まぁでも、結局速水はでかい芝生畑があって空が広い大泉学園が好きなのですが。

学研M文庫から『インスマス年代記』上下巻なるものが出ていたので、購入。
だって、キム・ニューマンが書いてるのですもの。いやまぁクトゥルフネタも好きなんですが。
とか思ったら、ジャック・ヨーヴィルも書いてますよ? ややや?
キム・ニューマンが書いてるのに、ジャックも(笑)?
いや待て、それどころかジュヌビエーブが出てるじゃありませんか。
マイフェイバリット吸血鬼娘、ジュヌビエーブが。
こんなとこにも出すなんて、バカだなあジャックとか思いつつ、ウレシイですとも、ええ。たまりませんとも。
『イリヤの空 UFOの夏』の2巻も買ったのだけど、いまはジュヌビエーブで。ハァハァ。

アフガン情勢急転、掲示板でも書かれてたけど、なんだかリスクっぽい展開で。
そういや、ジオラマでアフガン内戦の情景など作る人はいるのかな。
ニュースの映像観てると、そそられる風景がいっぱい出てくるのですけど。

えびふらいさんが描いてたので、えらくひさしぶりにキャンディータイム買ってみたり。
10年ぶりぐらいですか? そんなことはないかな? どうか?
いろいろと変わってなかったり変わってたり、へえほう。

風邪ひいたあと、ずっと喉の調子がおかしかったのですが、
ここに来てようやっと治ってきたようで。なにより(まだ本調子ではないっぽく)。


11/13

アフガンでは北部同盟が破竹の勢いで。
アメリカなんかは、結構対応に苦慮してるんじゃないかしらん。

ところで、北部同盟というと日本では故マスード司令官が人気ですが、
速水がおおいに興味を持っているのはドスタム将軍なのです。
抜け目のない機会主義者、理想を持っているのかどうかわからない現実家、
いっちょまえに虚栄心は強いらしく、そのくせ最前線に出て部隊を指揮する一定のセンスは持ち合わせているようで。
近代教育は受けている様だし、亡命を強いられてから復活したしぶとさもステキ。
俗物の匂いがぷんぷんする、偉大な凡人のような気が(偏見)。

速水は「傀儡政権軍の将校」のメンタリティというものは研究してみたいと常々思っているので、
もともとアフガン政府軍の幹部だったドスタム将軍にはいよいよもって好奇心が沸くわけで。
本拠マザリシャリフを奪還して意気上がる彼の明日はどっちだ。
てなわけで、「空とぶ速水螺旋人」はドスタム将軍を応援します。ワー。
ファンサイトとかないかなぁ。

ところで、タジキスタンのラフモノフ大統領というのは実にわかりやすい独裁者のようで。
まぁ、旧ソ連中央アジア諸国の指導者というのはどこも独裁者っぽいんですが。

フンタ2001を作るなら、舞台は中央アジアだよな。うん。

週刊朝日百科の新しいシリーズは「世界100都市」ということで、速水好みじゃないですか。
創刊号はヴェネチアということで、これも好きな街なので早速購入。
うーん、でも、路地裏とかの写真がもっと欲しかったですよ。むむん。

近所の家に、はやくもクリスマスツリーの電飾が。
速水の誕生日までにクリスマスを祝う者に呪いあれ(ゴワー)。

11/12

一気に寒くなってきましたが。
コート、まだ買ってないなぁ。
寒いのは好きなので、冷える事自体はよいのです。

杉浦忠が急死だそうで。あわわ。
速水にとっては押しも押されぬ南海の監督ですが、
なんてったって伝説のエースであり、長嶋の立教大学での同期ということでも知られています。
ご冥福をお祈りします。

妊婦のリカちゃん(赤ちゃんカプセルというのがSFぽい。承認)が出るという話でネットの一部が盛り上がっておりまして、
速水もはじめてリカちゃんのサイトをいろいろ見てみたのですが。
彼女にはイサムくんという、サッカー少年のボーイフレンドがいるのですな。
で、さらに見ていくと、かけるくんとかいう新しいボーイフレンドが載っているじゃないですか。
いやまぁ、ボーイフレンドが変わるのは構わないのだけど、
ただのサッカー少年から「みんなのリーダー」に乗り換えたのはなんだかナマナマしいなぁ、とか(笑)。

あと、ヒストリカルな(?)リカちゃんは外交官になるらしいですが、
その後の結婚相手がフランスの外交官というのは、それは果たして大丈夫なのか。
あ、でも、旦那さんがフランス外務省を辞めていれば問題ないですね。

なにげに14歳リカちゃんがかわいいのですが。
セーラー服のデザインもすげえし。
『勝手にしやがれ』を観て以来、短髪ブロンドフェチのケがある速水としては、ちょいクラクラ。

タカラといえば、こんなんも出したのですね。
わりとファスケっぽいというか、速水の好みな製品ではあるのだけど。
でも、ゴジラの肉って放射能で汚染されてるんじゃないか、とか、モスラの卵って珍味っぽいよな、とか。

ロシアのサイトをなんとなくまわってたら、世界最大のガス会社ガスプロムのサイトを発見。
あれほどのメガコーポになったらそりゃあサイトぐらい持ってるだろうから当たり前なのだけど。
うおお、カッチョイイ。
そのついでに、同じくロシアのメガコーポ、ウラルマシのサイトも発見。
ウラルマシってあれですよ。T-34の頃から戦車をばかすか作ってきたUZTMですよ。
ロシアを代表する軍需産業のひとつではないですか。うおー。

しかし、ガスプロムといいウラルマシといい、ロシアの企業名ってどれもこれも悪役臭い語感で好きです。

アフガン、マザリシャリフが陥落すると一気にバーミヤンやヘラートも北部同盟が占領したらしく。
この進撃ぶりに、ハリコフ戦など連想したり。
オマルズ・バックハンドブロウとかするのかしら。
しかし、戦闘服を着た北部同盟の兵士って、民族衣装を着た兵士よりすごく弱そうに見えるなぁ(偏見)。

そうそう、コミケ受かりましたよ。
30日東地区レ-49b「ボストーク通信社」です。よろしくー。
目の前を行列が横切りそうなスルドイ場所ですけど(笑)。
11/9

雨が降ってますね。
秋らしい、つめたーい雨で。
19日のしし座流星群、今年は当たりらしいのでその辺では晴れてほしいものですが。

ところで、大友克洋の『スチームボーイ』がまだ動いているという話を聞いて狂喜乱舞する速水。
ワーオ、ワーオ。
てっきり頓挫したものとばかり思ってましたよ!
おっそろしく気合いの入った作品らしく、作業は遅々と進んでるらしいということで。
いやもう、待ちます待ちます。
んでも、はやく観たいぜ。がるるる。

狂喜乱舞といえば、『The Red Star』というアメコミがありまして。
11月に1作目がまとまって出るというのでずっと楽しみにしてて、このほど注文。
しかし、レビューを読むにつけえらく面白そうで。やられた感がひしひしと。
めっぽう楽しみなような、うんとこさ悔しいような。むぎぎぎぎ。
見てろ、見てろ。おらもソ連もの描くぞ。

ロシアといえば、MEN-AT-ARMSの新刊が『The Russian Army 1914-18』
いや勿論オスプレイの新刊で、日本語版じゃないですよ。
ためらうことなく注文。ロシアとツァーリに勝利を。

一次大戦のロシア軍といえばコマンドマガジン21号の付属ゲーム『When Eagles Fight』を思い出すわけで。
一次大戦の東部戦線という、好きな人は少なそうなテーマで(速水は無論大好きですが)。
このゲーム、ロシアの都市が陥落すると「ロシア革命チェック」というものをするのですね。
革命が起きればロシア側の敗北。
速水がやったときは(当然ロシア軍)中盤にさしかかったあたりで、
ロシア軍が後退して攻勢の準備をしようというところでワルシャワが陥落。
そこで、ダイスの目が悪くいきなりロシア革命勃発。ゲーム終了。

ポーランドの街一個が失われたぐらいで革命を起こすロシア人民にこれほど憎しみを抱いたことはッ。
リベンジがしたいゲームであります。
ムキー。ブルシーロフ攻勢させろー。

MEN-AT-ARMSではいよいよ日本軍の本も出るようで、これも楽しみ。
いや、すげえ初期の本であるこたあるんですが。
11/7

10月革命記念日です。ウラー。
まあ、あれは革命というよりはボリシェビキのやらかしたクーデターというのが実相に近いのですが、
とはいえ『世界を揺るがせた10日間』を読めばやはりたぎるわけで。
あと、そのクーデターで世界に50年間は社会主義ブームを起こしたレーニンはやっぱすごい男だと思うわけで。
人間たるものチャンスがあれば野望を持って目標に向かって前進せねばならんし、
誰しもチャンスは巡ってくるものなので、逃がさないのが肝要ですね。

まわりでメタルフィギュアがブームです。
ウォーハンマー・ファンタジーバトルやモードハイムといったフィギュアを使ったゲームの相乗効果なのですが。
速水はその流行に乗ってないので、会話に取り残されることがしばしば(笑)。

立体に興味ないわけじゃないし、どちらかといえば好きなんだけど、なぜか手が出ないわけで。
やはり、なかなか街にお出かけしないという習性がまずいのか(笑)。
画集なんかは特に当てがなくても買っちゃったりするあたり、二次元志向ではあるんじゃろうね。

いや、でも見てるとかっこいいすね。うん。

最近疑問に思うこと。
戦記物や歴史物で、ヒトラーの一人称が「余」と訳されていることがよくあるけど、
誰が始めたんでしょうかね。
なんか、ヤケに時代がかったしゃべりかたしてることもあるし(笑)。
いくら総統閣下とはいえ「余」はないと思うのだけど。
それとも伍長の頃から「余」って言ってたのかなぁ。
とはいえか「わたし」とかいうより「余」とのたまっていた方がかっこよいのは確かなわけで。

10日(土)に、杉並Fローズの会というRPGのコンベンションがあるのですが、
今回はなんだか参加者が少なめのようで。
速水はファースケープのGMをするつもりですよ。
もしお暇なら、是非。

あと、今日は9月と10月の日記を切り出したり。

11/4

企画も済んで日もかわり、ゲームなどになだれ込みます。
まずはGDWのカードゲーム『レッドエンパイア』などを軽く。
ソ連の派閥を率いてパージしあいつつ、迫る国家の危機には団結して立ち向かおうという、
『共和制ローマ』と発想は似ているゲームです。
結果。バルト三国で暴動が起きたり中央アジアで戦争が起こったりアゼルバイジャンが独立したりして、ソ連崩壊。
ああああ。

次に遊んだのは『Risk 2210』なんと未来版リスクです。
月に進出したり、核が飛び交ったり。
リガードっぽいロボの駒や、マッチョマンの司令官駒がアメリカンSFといった風情でたぎります。
速水、最終間際で一位に躍り出ますがアジアに核が投下され、そこを蹂躙されて一発逆転。
ルール的に怪しいところもありましたけど、面白かったですよ。
またやりたいな。

深夜になってもあちこちで参加者がだべっておりまして、
特にレーベンスラウムというメールゲームの話題で盛り上がる人がいっぱい。
実はこれ、速水も参加は検討しつつ結局見送ったゲームなのだけど、
話を聞いてると遊びたくなるのがメールゲームのずるいところだなあ(笑)。
ソ連海軍キャラ(物好き)で途中参加を再度検討。つーか、砕氷戦艦レーニンなどと言われてはッ。

あと、差し入れで頂いた自衛隊の缶食を食べたりしまして。
いやこれが美味しいのですよ。さすが日本製レーション。
とりめしやソーセージも良かったですが、味付けハンバーグが、これがなかなか。
あと『戦闘糧食の三ツ星を探せ!』でも絶賛されていたたくわん漬けが絶品でした。
甘くなく、かつゴリゴリした歯ごたえが、もう。

朝までぼつぼつだべって、その後閉会式。
旅館の近所で飼ってる犬がかわいくて、ちらちら様子を見に行ったり。
上野の打ち上げにもお邪魔させてもらい、眠い目をこすりつつ帰りました。

ていとくさん、むしゅふしゅさん、いろいろお世話になりました。呼んで頂いてありがとうございます。
佐脇さんにもなにかとお手伝いいただいてありがとうございました。
他のスタッフの皆さんにもお礼を。
そして勿論、お客様の皆さんに感謝を。
良い意味でコアなファンが作った手作りのイベントという雰囲気満載で、
熱気とか雰囲気などが非常に良かったです。また行きたいですね。是非。
ワー。

11/3

今日からIFCONですよ。

で、朝まで仕事していたので目が覚めると夕方。
あわわ。オプション企画の「東大参謀旅行」行きたかったのに。
安田講堂をはじめとする、東大紛争の跡地を巡ろうという企画で。

とりあえず、あわててお出かけです。
場所は本郷のふたき旅館というところで、東大のすぐとなり。
築40年にはなりそうないいかんじに古くさい建物で、速水大喜び。
なぜか床が廊下より高いトイレなどがありまして(古そうな建物に行くと、まずトイレを見学に行く人)。

ゲストの方々は仮想戦記界で活躍されてる方ばかりで、いささか萎縮する速水。
速水の企画として「赤軍の部屋」というものを用意して頂いたんだけど、果たして人は来るのかなぁ、と。
そういうときにはとりあえず頑張ってみるというのが信条なので、
ソ連国旗などを入口にぶら下げたりレーニンの写真を貼ったりしてみよう。

で、いざ始まってみるとたくさんの人に来て頂きまして。ワーイ。
ソ連話というよりは、なんだか脈絡のない雑談になってしまいましたが、楽しかったですよ。
途中酔漢の乱入などもありましたが、あれもソ連っぽかったということで(笑)。
次回は参加者全員でインターナショナルなど歌いたいですね。

11/2

熱は下がったのだけど、なんだか体力と集中力がありません。
寝たり、起きたり。
これは血糖値が足りないのですな。

てなわけで、夕食をがばがば食べることにしました。
うむ、脳内厚生労働省も安全宣言を出しましたよ?
さて、仕事仕事。明日はIFCONですね。

アメリカから気になるニュースが。
「この難局下に反政府主義を標ぼうするのは、真珠湾攻撃の直後の米国で日の丸を振りかざすようなものだ」
ってあーた。
どの国の人も一大事のときは視野狭窄気味になるものだけど、でもねえ。
まぁ、「無政府主義クラブ」だそうなので、なにか武装闘争でもしたかもしれず。
そしたら停学でも仕方ないかな(笑)。

って、しまった。
『不思議惑星キン・ザ・ザ』、ついに行きそこねてしまいました。ゴワー。
延々やっているような気がして、ぬかった(涙)。
11月下旬から12月は京都でやってるそうなので、その時期にでも帰省してやろうかしら(目が本気)。

ソクーロフの『精神の声』も行きたいな。
11/1

同居人かわしまの誕生日です。おめでとーおめでとー。

朝目が覚めたので、体温を測ってみると平熱ですよ。
やれうれしやと思ってると、みるみる上がっていきます。がっくり。
とりあえず布団に戻ります。

『ドラッケンフェルズ』読み返してみたり、天井をぼーっと眺めてみたり。
ひさびさに読み返すと、やっぱ面白いですね。ドラッケンフェルズ。
主軸に芝居というモチーフを持ってきてるのも好みだし、
あと牢獄や酒場といった、こまごまとした情景が丁寧なのがいいですのう。
キム・ニューマンのウォーハンマー小説はもう訳されないんだろうなぁ(がっくり)。

その後、しっかり寝たらしく気がつけば夜。
汗もたっぷりかいたようで、熱も下がっております。
んでも、治りかけってのが一番不安な時期でもありまして。実際まだ本調子じゃないようだし。
時期が時期だけに、肺炭疸という可能性もあるのでは、と無駄に怯えてみたり。
あらためてみかん食べてみると、ちゃんと味がして、やはり風邪のせいで味覚がなかっただけなのね。

それはそうとプロ野球マスターズリーグ開幕。
村田兆治は138kmですか。すごい51歳じゃのう。