455系磐越西線色 製作記

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国鉄時代から受け継いだグリーンライナーが、一時的な塗色変更を経て、磐越西線用には鮮やかな赤ベース、仙山線用にはブルーベースの外板塗色に変更されました。このグループのクハは、165,169系を種車とした車輌が所属しています。中でも半室グリーンが設定されているクロハ455は貴重な存在です。そこで、この車輌を含むS40編成を製作する事にしました。

 

ベース

剥し

種車はKATO455系3連を使用します。初めに、ボディーを丁寧に分解します。制御車のガラスと、モハの妻面は破損し易いので特に注意しましょう。その後、薄め液にドボン!して、グリーンの帯とクリーム地を剥します。クリームは一皮剥く感じでOKでしょう。

 

加工

チェック

制御車の手摺りモールドは全て削り取り、0.3ミリφの穴を開けておきます。そして、ステップ、標識灯を削り、前灯はランナーで埋めておいてから、ライトケースごと削り取ります。ペーパーで平滑にした後、グレーを吹いて出来具合をチェックします。

 

前面加工

球面型タイフォンは、シールドビームレンズを代用するので、φ1.2ミリの穴を開けて、取り付けておきます。一体型ライトケースの位置決め穴を開けた後、もとの標識灯穴をランナーで埋めておきます。その後、ライトケースを仮止めして位置を調整したらケース周囲に瞬接を流し込みます。完全に固着したらヘッド、テールともピンバイスでφ1.0ミリ、φ0.8ミリのレンズ取り付け穴を開けます。屋根には列車無線アンテナの取り付け穴も開けておきます。

 

窓埋め

クロハは前部戸袋窓、後部洗面所窓、助士席後部窓をプラ片で埋めます。いまさらですが、クモハを種車にすれば助士席後部窓を埋める作業は不必要です。実車グリーン室の側窓は固定窓に改造されているので、窓のコーナRを削り、直角にしておきます。

 

側面

側窓上にはTAVASAの方向幕パーツを接着しておきます。どういう訳か、この方向幕は使用されていないようですが・・・。また、更新車はドアコック蓋もFRP製に交換されているので、パーツを元のモールド上に接着します。それぞれのパーツには接着前にプライマーを塗っておきます。

 

ねずみ1号

白3号

妻面加工、ステップ取り付け等、こだわる場合は細部に手を入れる必要がありますが、ここまでの作業でも車輌の雰囲気は十分出ているので、これで良しとして塗装作業に入ります。まず初めにねずみ1号をボディー全体に吹き、腰板すそから2.0ミリをマスキングしておきます。そして、白3号を側窓中心に吹いておきます。

 

白マスク

貫通扉の手摺り以外のパーツを取り付けておき、白の部分をマスキングします。テープを切り出すための図案はPCでデザインしていますが、ICテープなどで縁取りをしてからマスキングする方法でも良いでしょう。貫通扉はグレーを吹くのでマスキングする必要は無いですが、腰板すその塗り分けに赤が入る可能性があるので行っています。

 

赤マスク

マスキングの確認を行って、赤を吹きます。下地が白なので西武レッドを吹くとオーバー気味になるので、少しクリアレッドで調色したものを吹くと深みが増して良い感じになります。

 

完成1

貫通塗装

乾燥を待ってテープを全て剥します。一応塗装工程は上手くできましたが、細部を確認し、吹込み等の修正を行っておきます。 その後、貫通扉を残して周囲をマスキングし、ダークグレーを吹きます。

 

前面色差し

 パーツの取り付けと色差し、およびインレタの転写を行います。 最初にクロハはアンチクライマーとジャンパ栓を取り付けます。 アンチクライマーはペアーハンズを使用しますが、4段なので3段にして接着します。 運転台側用のジャンパ栓付きアンチクライマーが同メーカから発売されていますが、ジャンパ栓が2個のため、ジャンパ栓無しタイプから加工しています。
 貫通扉にはインレタロゴを転写して、TAVASAの手摺りパーツを取り付けます。 ライトケースにはシルバーを色差しします。

 

屋根加工

クハ、クロハの屋根はJ'sの屋根を使用し、ベンチレータ、クーラーの取り付け穴を開けておきます。 モハ屋根にはTAVASAのルーバーを取り付けます。

 

屋根完成

乾パーツ取り付け穴、ルーバー追加工、調整が終ったら、ねずみ1号とダークグレーを1:1で調色したものを吹きます。 その後、パーツを取り付けて、AU75クーラ等の機器にねずみ1号を塗ります。 クロハのクーラーはAU13、クモハはAU12です。

 

ガラス

塩ビ板 t1.0ミリからクロハの側窓(固定窓部分)ガラスを切出し、2000番のペーパーとコンパウンドで少しスモーク感を出しました。 画像は片側側窓分で、後はこのガラスを嵌め込んでゴム系接着剤で固定すれば完成です。

 

 

 

 

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