「四季彩」製作ウラの裏

【塗装編】

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◆さぁ〜塗装開始!◆

◆2001年9月第一週
 早く塗装に入りたいところであるが、まずはマスキングテープを切出すための型紙を製作しなければならない。 実車写真とにらめっこしながら、PCで型紙を描画していく。 車体側面の遠景写真があれば簡単に仕上げる事ができるのだが、分割写真のため時間を要し、大変な作業だ!
 型紙からマスキングテープを切出しておき、準備も早々にして塗装に入る。 マスキング手順の優先、効率や仕上がりの良さも考慮すると、最もアンダーな色から塗装に入ることにする。

・第一色目
 緑系 : 緑15号
 青系 : 青20号
 黄系 : 赤11号(ぶどう1号+Mrクリアレッドで調色)
 紫系 : パープル(青20号+Mrパープルで調色)

 乾燥を待って切出しておいたマスキングテープを写真を見ながら慎重に位置を決めて貼る。カーブを多用したデザインのため、なかなか位置が決まらない〜。 このマスキング位置が後のマスキングテープの基準となるため、妥協は許されないのだ! これで全てが決まるのである・・・。

 
第一色目

第一色目を塗装して、マスキングテープを貼ったところ。 このマスキングが基本となるので慎重に作業を行わなければならない。特に、前面の塗り分けは水平を正確に出しておく。

 
 続いて第二色目を塗装することになるが、隠ぺい力を高めるため灰色9号を全てのボディーに吹いておく。

・第二色目
 緑系 : 緑15号+クリーム10号+Mr黄で調色
 青系 : Mr蛍光グリーン+Mrライトブルーで調色
 黄系 : 黄かん色
 紫系 : 灰色9号

 続いて、第二色目のマスキング作業に入る。 第一色目のマスキングラインを基準にして0.3ミリの間隙を開けて切出したマスキングテープを貼っていく。

第二色目

第二色目を塗装したところ。
二色目のマスキングは一色目から0.3ミリの間隙を開けてマスキングを行う。

 
 そして最後に第三色目を塗装する。


・第三色目
 緑系 : 緑15号+クリーム10号+Mrライトブルーで調色
 青系 : 青22号+クリーム10号+Mrクリアブルーで調色
 黄系 : クリーム1号+Mr黄で調色
 紫系 : クリーム10号+Mrパープル+Mrクリアレッドで調色

 これで全ての塗装が終了だ〜! 後は乾燥を待ってマスキングテープを剥すのみ。 このテープを剥す時が至福の瞬間である。 

第三色目

第三色目を塗装したところ。

 
塗装完成

マスキングテープを全て剥したところ。出来は上々である。

 
◆2001年9月第二週
 さぁ〜追い込まないと締切りに間に合わない! しかしながら良からぬ事に気づいてしまった。 下り方制御車のドアコック蓋のモールドを移設する必要がある事に・・・。 このまま進めても目立たない個所であるが、手を入れることにする。 時間が無いので余剰車から蓋を切出し上り側に移設する。 後から考えればTAVASAのパーツを使用すれば良かった。(^^; まぁこれも教訓としておこう。
修正

塗装前にやるべき事!

 
 加工した個所の塗装を綺麗に修復して、足回りの加工作業に入る。 シートは灰色9号で下地処理をして、腰掛けにはパープルを筆塗りする。 制御車の連結器はTN密連型が取り付くように加工して、スカートにも開放器があたらぬよう削りを入れる。
スカート加工

床下とTNの調整がポイント。

 
 屋根にはTOMIXの角ベンを取り付け、制御車屋根には手摺りパーツも取り付ける。 モハ201屋根のパイピングモールドに色差ししてパンタ取りつけ台にφ0.3ミリの芯を入れて強力に固定する。 AU75を復元すれば屋根は完成だ!
屋根加工

屋根らしくなった。

 
 いよいよ作業も大詰めに入る。 制御車の前面手摺り、標識灯パーツ(TAVASA)を取りつける。 標識灯は裏面をライトケースに当らぬよう平滑にして導光レンズを削る。 側面には車番等のインレタ(所属、くつずり、ATS)を転写し、行き先表示は鳳のステッカーを貼り付ける。 最後にクリアーを吹けば完成である。
 
完成

側窓ガラス、行き先標記、インレタ類を転写しておく。  

 
 最後に全て組み立てて運転台のガラスを嵌め込む。 やはりワイパーにも手を入れておけば良かった。 上り方のジャンパ栓も取り付ける必要があるが、パーツも入手できなかったので、この状態でTMSに送る事にする。 急いで原稿を書いて箱詰めだ〜!何とか締切りに間に合わせることができ、ホット一安心。 後は結果を待つのみとなる。
 
◆編集後記
 
TMSに掲載される場合は、後日案内があるだろうと思い、データシートにはあっさりと書いておきました。 まさかそのまま掲載されるとは思いもよらず、驚いた次第です。 短期間に納得できる物に仕上げる事の難しさについて、よい経験をさせてもらいました。 
 

【 完 】

 

 

 加工編

 

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