すっぴんプロジェクト

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    完成品もしくはキットを素材とした塗色変更が一般的ですが、プラ完成品の場合オリジナルの塗装を剥さないで上塗りすると、凹凸が目立ち、塗装をしたものの悩んだあげく再塗装という事になりかねません。このページでは、塗装の剥しに焦点をあててみようと思います。私なりの方法を紹介しますが、初めて挑戦する場合はジャンクで試行すると良いでしょう。あくまでも自己責任です、慎重に作業しましょう。    

 

 

準備するもの

1)剥し用溶液
  
剥し溶液と言ってもシンナーです。「グンゼうすめ液」青ラベルを必ず使用して下さい。同じうすめ液でも黄ラベルや他のシンナーの場合、モールドを痛めるのでこれらは使用しないで下さい。

2)溶液入れケース
  塗装を剥すボディーを、シンナーにジャブずけするために使用します。私の場合、用途に合せてKATOやTOMIXのクリアケースを使用しています。何度か使用していく間に、塗料がこびり付いてくるので、簡単に交換できるクリアケースが重宝します。

3)歯ブラシ
  ボディにこびり付いた塗料や、細かいモールドに入り込んだ塗料を剥すために使用します。不要になった歯ブラシを使用すると良いでしょう。モールドを痛めるといけないので「軟らかめ」のブラシがベストです。

4)マスク
  
室内で作業する場合は必須です。
知っ得アイテムあれこれでも紹介しています。

 

オリジナル塗装の素性を知る

剥しはあくまでも、パーティションを消す事に主眼をおきます。従って、モールド地が見えるまで完全に剥す必要性はありません。例えは2色ならば、1色だけ消えればよいのです。経験上、地色は頑固ですが、上塗りされたライン等は簡単に色落ちします。どうしても全部剥さなければ気がすまないという方は、ハイテク編をご覧下さい。

1)KATOの場合
  
下地色以外は簡単に色落ちします。ただし、165系等の黄かん色は時間が掛かります。下地に印刷されている車番標記等は、下地を痛めず簡単に落とせます。

2)TOMIXの場合
  KATOに比べて短時間で下地色も落とせます。

 

剥しに挑戦

1)ボディの投入と引き揚げ
  うすめ液を入れた溶液ケースに、ボディーを入れます。最初は全面を濡らす程度に留めて、引上げます。1〜2分程度放置すると、上塗り色が軽く滲んできます。

2)ボディの再投入と剥し
  
再度溶液ケースにボディを入れ、歯ブラシでボディを丁寧に擦り塗料を剥していきます。塗料が剥がれない場合は、無理に全部剥そうとしないで、引上げて、2〜3分放置します。

3)剥し完了ポイント
  
2)を何度か行っていく間、ボディを手で掴むと指紋がはっきり残るようになります。これは下地塗料が溶け出した事を示し、指紋が残らなくなるようになれば剥し完了です。この時点で、モールドの地色が見えているところもあるでしょうが、これ以上は無理に剥そうとしない方が良いでしょう。ボディーを引上げたら自然乾燥させます。

 

冬場のコツ

冬場室外で剥し作業するときは、薄め液も冷えてしまうので、つけ込む時間を長くします。 それでも頑固な場合は、薄め液を温めます。 と言っても決して加熱しないで下さい。 作者の場合、溶液入れケースはTOMIXのクリアケースを使用しており、ボディーを漬込んだ後、上ぶたをして、直射日光にさらしておきます。 この場合、ボディも温度上昇するので、剥しが加速されます。 ここで、注意しなければならないのは、ボディー上に溜まった薄め液や上ぶたによって集光される場合もあるので、ボディが溶けたり、発火しないよう十分注意して、まめに状況を確認しながら進めて下さい。

 

ハイテク編

インディから販売されているABS塗装剥離剤が便利です。この剥離剤をボディに塗るか、つけ込むことにより、ボディを全く痛めず短時間に塗料を軟化させる事が可能です。その後、うすめ液に入れると下地色を含めて見事に塗料が剥がれ落ちてくれます。ただし、説明書に従って取扱いには十分注意してください。

 

その他の手法

うすめ液等の溶剤を使用せず、サンドペーパの1000番以上で塗装パーティション(段差)を消す事が可能です。薄め液を使用する事に抵抗がある方にお勧めですが、当然削り過ぎには注意が必要ですヨ。

 

 

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