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ラキウラトラック(Rakiura Track)
【もっとも近い町】
もっとも近いのはもちろん島内唯一の町オーバンになりますが、ここは物価が高いのでトランピングの準備(買い出し)をするには向いていません。あくまでも宿泊地として利用し、買い物はインバーカーギルで済ませておくのがベストです。
Oban
スチュワートアイランド観光の拠点となる町。小さなスーパーからレストラン、カフェ、博物館、土産店など一通り揃っていますが、銀行はありません。町にはたくさんの散策コースがあり、海辺で泳ぐペンギンの姿が見られることも。静かにのんびり過ごすにはいい場所です。ここはトラピングだけでなくリゾート地としても人気があり、町の規模のわりには宿泊施設がたくさんあります。
(ただし季節営業の宿もあるので、事前に調べておいたほうがいいでしょう。)
オーバンの宿泊施設
ホテルからバッパーまでさまざまなタイプがあります。夏季は事前に予約したほうが無難。

■Shear Water Inn
トランピング中、無料で荷物を預かってくれました(ただし貴重品は不可)。
Invercargill
サウスサンド地方の最大の町。スチュワートアイランドへトランピングに出かける人はここに滞在して準備をすると便利です。各方面のインフォメーションが充実しており、ケトリンズコーストやスチュワートアイランドへの玄関口としての役割が大きいといえます。

Bluff
スチュワートアイランドへ向かうフェリーの発着地。町は小さいですがここで採れる牡蠣は有名です。「ブラフオイスター」という名前を聞いたことがある人も多いはず。日本でいえば広島の牡蠣といったところでしょうか?オイスターフェスティバルというイベントもあるようです。
インバーカーギルの宿泊施設
下記ホリデーパークの他にもホテル、バックパッカーズなどがあります。

■Invercargill Caravan Park
有料車庫がありますので、自家用車を置いていく人には便利。

【トラックまでのアクセス】
ラキウラトラックは、オーバンを基点とした周回コースですが、本来のトラックに入っていくためのスタート地点(またはフィニッシュ地点)となる場所は2個所あり、どちらも町から歩いて行ける距離にあります。

トラックの入口まではタクシーあるいはヒッチングで行くこともできるようですが、整備された車道を1時間ほど歩けば到着するので、ここはぜひウォーミングアップのためにも歩いていくのをオススメします。

どちらから歩いてもいいのですが、DOCのトランピングガイド(地図)にも紹介されているように、大半の人が反時計周りに歩いていました。このほうが登り部分が少ないからだと思います。
[反時計周りで行く場合]
まず町からHorseshoe Bay方面に向かいます。車が通る道なので気をつけましょう。Horseshoe Bayに着いたら、次はLee Bay方面に向かいます。しばらくするとPort William Trackの看板がありますので、それに従って進んでいくとトラックの入口に到着します(DOCの緑の看板あり)。

[時計周りの場合]
DOCのすぐ前の道を、海岸と反対の方にひたすら歩いて行くと、トラックの入口に到着します。この場合、トラックに着くまでずっと緩やかな上りとなっているので、始めから疲れてしまうかも。


どちらの場合も、道に立っている看板を頼りにするとわかりやすいです。何気なくたっているのでお見逃しなく!
宿のお見送りサービス
町から1時間歩いて、ようやくトラックの入口付近までやってきた時のこと。
ちょっとここで休憩、と思っていると1台の車がやってきました。こんなところまで何の用?と思っていたら、中からトランピングの格好をした女性が現れました。どうやらここまで送ってもらったみたいです。宿によってはここまで送ってくれるんですね。

体力に自信のない人や何度も来たので車道歩きは飽きちゃったという人は、車で送ってもらうのもひとつの手かもしれません。

【シーズン&天気】
不思議なことに、スチュワートアイランドの冬は南島よりも暖かいです(海流の影響だと聞いたことがあります)。たとえ雪が降っても島内で一番高い山マウントアングレム(標高980m)にしか積もらないそうです。ですから積雪の心配がなく、ほかのトラックと違って1年を通して歩くことができます。

そういう事情もあって、本島での一般的なトランピングシーズンが終わってからここを歩く人が多いようです。冬直前の4〜5月頃でも、意外と山小屋が混雑する日がありますのでご注意を。

このトラックはトランピング以外にも狩猟や釣りといった目的で訪れる人が多いため、そういった団体さんと重なれば山小屋は大混雑、最悪の場合ベッドがない可能性もあります。週末などは学校から団体でキャンプに来るようです(山小屋にあるビジターブックを見ればどういう人が泊まっているのか想像がつきますよ)。

もしそんな日に当たったら、運が悪かったとあきらめるしかありません。ベッドがない場合を想定して、念のためテントを持って行くのもひとつの方法でしょう。むしろ、そのほうが快適かもしれません。

島の天気はとても変わりやすく、基本的に雨が多いようです。一日のうちで天気がころころ変わるので、雨具と防寒具は必携です。トラックはボードウォーク(木道)も含めて全体的に滑りやすいので、傘ではなく両手の空くカッパを持っていきましょう。いくら暖かいと言っても雨の日は寒いし、時には雹(ヒョウ)が降ることもあります。
きれいな朝焼け
真っ赤な朝焼け
ノースアームハットに泊まった日の朝焼け空です。あまりにもきれいだったので思わず写真におさめました(撮影者:早起きAkiwi)。スチュワートアイランドに限らず、ニュージーランドの朝焼けや夕焼けってものすごく真っ赤でキレイですよね(^-^)

【トラックについて】
トランピングをする人たちの間では「スチュワートアイランド=泥どろな道!」ということで有名です。しかしこのラキウラトラックは、コースの大半がボードウォーク(木道)になっており、あまりその泥を実感することはありません。アップダウンも多少ありますがとても歩きやすいので、ほとんどの人が看板で表示されている時間内で歩けると思います。

反時計周りに行く場合、1日目は海岸沿いを歩くことが多いのですが、このエリアは干潮時を狙って歩いたほうが楽ちんです。というのも、砂浜を真っ直ぐ突っ切れるからです。もちろん満潮時でも別の道(山側の道)があるので通行不能になることはありませんが、余計なアップダウンがあるうえに、こちらはかなりぬかるんでいます(木道はありません)。

全体的によく整備されすぎていてあまりにもボードウォーク(階段?)が多いので、野性味あふれるトランピングとは言えないのが残念なところです。

*本来ラキウラトラックとはポートウイリアムハットとノースアームハットに泊まる2泊3日のトランピングですが、今回は少々寄り道をしたため日程が長くなっています。ラキウラトラックだけなら1日目5、6日目の行程を参照して下さい。
おすすめコース
ラキウラトラックだけでは物足りないという人は、少し足を伸ばしてマウントアングレムまで行ってみるのがオススメです。島内で一番高い山の頂上からは360度のパノラマが満喫でき、島の大自然を感じることができます。

今回は2、3日目にノースウエストサーキットトラック上にあるクリスマスビレッジハットという山小屋に泊まり、マウントアングレム一日ハイキングをやってきました。詳しくは体験記のページをご覧下さい。

【実際に歩いた感想】
「スチュワートアイランドの道って、ものすごい泥どろらしいよ〜」というあちこちで聞いた噂を確かめるべく(?)、手軽に歩けそうなラキウラトラックに行ってみることにしました。ですが、事前にAkiwiがいろいろ調べた結果、ラキウラトラックだけではちょっと物足りないんじゃない?ということになり、少し奥地まで行ってマウントアングレムに登ろう!となりました。

予想どおりラキウラトラックはグレートウォークというだけあってとても歩きやすく、ちょっと物足りない感じ。ところが、ラキウラトラックを少し外れただけで突然目の前には深い泥だまり(?)が広がり、一気に別世界へ。わざわざ遠い島までやってきたのだから、ここの泥にハマって帰らないとはもったいない!(…と思いませんか?変ですかねぇ、やっぱり。)

ラキウラトラックは全体的に単調なコースで、実はこれといった見どころはありません。森には鳥がたくさんいるので、歩いている途中にかわいいロビンやファンテイルとお友達になれます。ものすごい強運の持ち主はキウイに遭遇できるらしいですが、残念ながらラキウラトラック周辺にはほとんどいないことが後で発覚しました。

→野生のキウイを見たいならノースウエストサーキットトラックへどうぞ。
マウントアングレム山頂から
見えるかな〜?
頂上付近から南島方面を撮影。水平線上に見えるのがサザンアルプスです。写真ではわかりづらいですが、肉眼では遠くの山々が雪をかぶっている様子がはっきり見えました。

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