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ノースウェストサーキット(North-West Circuit)
ノースウエストサーキット体験記その4(7〜8日目)です。
・[ ]内は実際の所要時間で、休憩時間も含まれています。
・体験記はその1からその6まで、計6ページあります。それぞれ1ページに2日分ずつ掲載しています。
→コース地図(別ウィンドウで開きます)はこちら

7日目 Hellfire Pass HutからMason Bay Hutへ[7時間45分]
■な、なんだってぇ〜!?
久々の快晴!朝からとってもいい気分(^ー^)
私より先に出発前のトイレに行ってきたAkiwi、帰ってくるなりなんだか様子が変です。
「ご、ごめん…」(Akiwi)
「どうしたんよ?」(Korora)
「オレ、見てしもうた…生キウイ」(Akiwi)

なっ、なにぃ〜!!先に1人で見るなんてっ…
ずるいぃぃぃぃ〜!!(>。<)
なんでも、砂浜の方から「ウギャー、ウギャー」という鳴き声が聞こえたきたので何だろうと見てみると、小さなキウイがどどどどっ!!!と走り回っていたそうです。くそ〜、先を越された!今日は絶対に探すもんねっ。

■せっかくの稜線歩きなのに…
朝もや
くっきり快晴もいいですが、こういう感じも幻想的で素敵ですね。
朝っぱらからそんな事件があったもんで、やや興奮気味な感じでスタート。いきなり上りが続くのですが、いつもと違って小高い稜線沿いを行くので2人ともウキウキ(^o^)
途中には見晴らしのよい場所がいくつかあって、下界(?)を見下ろせるはずなんですが…今日はあいにくの霧。残念(-_-)でも、ときにはこういう景色もいいもんです。

さらに残念なことに楽しい稜線歩きはあっという間に終わってしまい、道はリトルヘルファイヤービーチに向けて長い下りに入ります。
ちょうど山小屋を出てから3時間たったところで砂浜に到着。ここは驚くような障害物もなく、なんなくクリアです。美しいビーチを過ぎ、また森に入ります。このコースってこれの繰り返しばっかり(笑)

■めざせっ!憧れのメイソンベイ
とうとう見えた!
やっとここまで来ました!これが憧れのメイソンベイです。見るからにデカイ…
この丘を越えれば今日の目的地メイソンベイに到着します。登って降りたら終わり…と思いきや、これがまた急なうえに泥が深い場所!特に下りは「もしかして滑りながら下りたほうが速いんちゃう?」と思うくらいの見事な泥っぷりでした。いや〜、ここはもしかすると最強区間かも…(-_-;)

泣きそうになる(いや、すでに泣いている?)私を癒すかのように、眼下には広大なサンドデューン(砂丘)が広がっていました。
「うわぁ、メイソンベイや…」
しばし圧倒される私。

結局、丘を越えるのに2時間もかかりましたが、ようやく憧れの(?)メイソンベイ(Mason Bay)に到着しました。このメイソンベイはコースの中で一番長いビーチです。実際に歩いてみると先ははるか彼方(見えない…)で「ながっ!一体どこまで続くねん!」と突っ込まずにはいられません。

■とっても不思議なサンドデューン
岩のようで岩でない!
どうみても割れた岩に見えますが、触るとボロボロ崩れるのです。
さてここは大きなサンドデューン(砂丘)があることで有名です。ビーチを歩いているときにもすぐ間近に砂の壁が続いています。壁のそばには大きな岩のかたまりがごろごろ…。

「ん?もしやこれって砂?」
好奇心旺盛なAkiwiが近づいてよく見てみると、やっぱり砂でできた岩もどき(?)でした。これは自然の芸術作品!と感動(^O^)途中ではシャグ(鵜の仲間)やかわいい水鳥(走るのがめちゃめちゃ速い!)がいて、なんだか久々に楽しい区間を満喫する私たち。

そんなこんなで、気づけば2時間くらいビーチを歩いていましたが、ようやくダッククリーク(Duck Creek)という浅い川までやって来ました。実はここでやっとメイソンベイの中間地点なんですが、コースはここから海岸を離れて内陸に入っていきます。
足元はまだ砂だらけですが、平坦な道を30分ほど歩けば立派なメイソンベイハットにご到着〜。このあたりの道という道、砂丘という砂丘にキウイの足跡が付いていました!てことは…!?生キウイちゃんとご対面の予感!!

■水の中に何かの気配?
今日のお宿メイソンベイハットは、キッチンと寝室が離れているので快適です。広いし、ベッドの配置も個室っぽくていい感じ(^ー^)う〜ん、完ペキっ!と言いたいのですが、実は唯一の難点が…。

夕食時、いつものように鍋に水を入れ火にかけようとしたら…ん?なんか動いたような???薄暗い中でじ〜っと鍋を覗き込むと、そこにはちっちゃな糸ミミズみたいな虫が3匹踊っていました。もう少しで気づかんと食べるとこやった〜(@_@)ま、煮沸すれば問題ないでしょうけど。

8日目 Mason Bayにて散策 [Mason Bay Hutに連泊]
■長丁場もひと休み♪
今日は休息日。のんびりとメイソンベイにて休養&キウイ探しです。朝は充分に明るくなるまでゆっくり寝ました(冬は日の出が遅いので)。私たちがもそもそと起き出した頃に、4日間山小屋を共にした例のお兄さんたちが珍しく早起きしているのを発見。どうやら彼らは今日中に2つ先のノースアームハットという小屋まで一気に歩くみたいです。

「きっともう食料が限界なんやで。」と勝手に推測しつつ、「それなら余りそうなスープとか、あげれば良かったかなぁ。」と思うところなんかは、ちょっと情が移っちゃったってこと?(でも結局あげなかったんですけど。)

■さぁ、メインイベントの始まりだっ(^O^)
どこかにキウイが!?
砂地の上を背の低い草木が覆い茂るサンドデューン。このどこかにキウイの住処があるのでしょうか?
のんびりと朝ごはんを食べたあと、さっそくサンドデューン(砂丘)に行ってうろうろ。目的はもちろん、キウイ探し!このあたりにはキウイとシカの足跡が本当にたくさんあります。
や、やっぱりいるんやぁ(* ̄▽ ̄*)
これはものすご〜く期待が持てそうです。

しか〜し、いくらたくさんいるからと言ってもそこはやっぱり野生の動物。彼らに出会うのはそう甘くはありませんでした。結局3時間ほどウロウロしましたが…×(T_T)残念ながらキウイは居ませんでしたが、フィンチという小鳥を見ることができたり、砂丘をすべり下りたりして結構楽しめました。

■キウイが集まる賑やかな山小屋
砂遊びを満喫して小屋に戻ると、新しい宿泊者が到着していました。この日は総勢7名。白人(たぶんNZ人)の中年カップル(←かなり上級者っぽいオーラを感じる)、別の中年カップル(やさしそうでお上品なNZ人カップル)、元気な白人のお兄さん、そして連泊の私たち。

実は今日の昼間には「これからメイソンベイの南の方へ行ってビーチに泊まるんだよ」という、ものすごく『できげ』(=上級者のオーラが出ていて風格がありカッコイイ、という意味←Akiwi語?)なおじさんにも会いました。こんなとこまで来るのはやっぱりキウイ(NZ人)が多いみたいです。

恐怖のキウイ探し!?
「メイソンベイといえばキウイスポッティング(キウイ探し)やろ〜!」
ということで、夜を待ってさっそくチャレンジ。ここは電気のない場所なので、日が沈めば当然真っ暗になります。ですから念のため昼間にコースの下見までして準備万端。愛用の懐中電灯を持って、いざ出発だ〜!

今晩の天気は荒れ模様。かなりの強風が吹いています。その風に乗ってか、遠くからキウイの「ウゲェ〜〜〜」という全然かわいくない鳴き声が聞こえてきました。
「お〜!おるおる!(^O^)」
さあ、今日こそはキウイをいっぱい見るで〜、と思っていたその瞬間!
なんと目の前が突然真っ暗になりました。な、何なに???

暗闇の中でびょ〜びょ〜とうなる風の音と木々のきしむ音がなんとも言えず不気味…。実は何を隠そうこの私は暗闇が大の苦手なのです(;_;)
「真っ暗やんかっ!見えへんやんかっ!(←当たり前)あきういっ!ライター!!ライター付けてぇぇぇ!!!」(Korora)
「そんなん無理っ!!(怒)こんな強風の中でライターつけれるワケないやろっ!!!
そんなに怖いんやったら始めっから行くって言うなぁぁぁ!!!!!!」(キレたAkiwi)…そんなに怒らんでもいいやんか(T_T)

とは言うものの、私があまりにもウルサイので、頼みの綱であるライターを付けてみたAkiwi。強風にあおられて当然火は付きません。しかし火花だけでも驚くほど明るくなることが判明!それだけ周りが真っ暗ってことですねぇ。
一旦山小屋に戻り、明るいところで見てみると…やっぱり懐中電灯の玉切れ(-_-;)それにしてもタイミングよく暗闇で切れるとは。
何かのイタズラ!?きゃ〜コワいぃ〜(>O<)

さっそく玉替えしていざ再出発!…と行きたいところなんですが、あの暗闇の恐怖からしばらく立ち直れなさそうな私はお留守番することに。Akiwiひとりで行ってもらいました。
以下はAkiwiの話より。

『ビーチ付近はキウイだらけ(らしいが、実際は見えない)で、あちこちからけたたましい鳴き声が聞こえてきた。歩いていると前から小さな物体が近づいてきたので目を凝らしてみると、それは小さいキウイやった!驚かさないように懐中電灯の光を手で覆い立ち止まっていると、警戒する様子もなくどんどん近寄ってきて、なんとすぐ足元までやって来た。「うぅ、触りて〜!」と心の中で葛藤しているうちに、キウイはひょこひょこと草むらに入ったかと思うと気配が消えてしまった。それにしてもトラックを歩くキウイって…なんか人間みたいやった(-_-)』

いいなぁ、Akiwi(-。-)やっぱり懐中電灯は2本持っていかなアカン、と心に刻んだ事件でした。

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