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| ノースウエストサーキット体験記その2(3〜4日目)です。 ・[ ]内は実際の所要時間で、休憩時間も含まれています。 ・体験記はその1からその6まで、計6ページあります。それぞれ1ページに2日分ずつ掲載しています。 →コース地図(別ウィンドウで開きます)はこちら |
| 3日目 Chrismas Village HutからYankee River Hutへ[7時間30分] | |
| ■「泥」のお次は「石」が登場 またしても雨。朝からカッパを着ていくことにしました。今日はとうとう未知の世界へ突入します。果たして泥はひどくなるのか、ましになるのか…。初めは泥もほとんどなく歩きやすい道が続きます。でもちょっと余裕をかまして歩いていると、なんだか徐々に泥が多くなってきました。はぁ、やっぱりそう甘くはないのね(-_-;) 今日は雨も手伝って、ますます泥は深まる一方です。しかもあちこちに張り出している木の根っこは本当によく滑るのでした(なんど滑ったことか…)。しばらくすると、今日もまた道はビーチへと向かいました。ここはラッキービーチ(Lucky Beach)というなんともかわいい名前の浜です。山小屋を出てからちょうど4時間、ようやく平坦な砂浜歩き♪…かと思いきやっ!? 「す、砂浜じゃない( ̄▽ ̄‖)」 そうです。なんとここには砂ではなく、一面に石がごろごろ敷き詰められたような浜でした。な、なんて歩きにくいんだぁ(ToT)。それでなくても障害物の上を歩くのが下手くそな私なのに、今日は重たい荷物のせいでさらにスピードダウン。気がつけばAkiwiが遠く彼方へ…。あ〜ん、待ってよぉ〜( ̄▽ ̄;) ■うれしいはずの下り坂なのに… やっと石地帯を抜けると、道はまた森の中へと入ります。でも、この浜辺から森へ上がる道はかなり急!石の上歩きで疲れた足にさらなる追い討ちをかけるようです。でもしばらく登るとすぐになだらかになり、(^。^)ほっ。しかしこのトラック、基本的にはアップダウンの繰り返しで成り立っているようで、なだらかな道などそう長くは続かないのでした。 昨日と同じように森の中を上っては下り、上っては下り…。そうこうしているうちに道はどんどん下りが多くなりました。普通なら下りはうれしいもんですが、ここでは事情が違います。ぬかるんだ急な下り坂をおりるのは、結構怖いのです(余裕のAkiwiとは対照的に1人で四苦八苦する私)。ようやく下りも終わったところで、山小屋を示す看板を発見しました!ここから5分ほどでヤンキーリバー沿いにひっそりと建つヤンキーリバーハットに到着です。 ■快適!またまた貸切山小屋の夜
すっかり落ち着いたところでお茶タイムです。ビジターブックを読んでいると「この近くのビーチでイエローアイドペンギンやシカに会った」と書いてあります。なにっ!?それは行ってみなきゃ、と一息ついた後ビーチを散策してみましたが、残念ながらどちらにも会えませんでした。やっぱり寒いからかな〜? 夜になってようやく天気が回復。少し不気味なほどに月が明るく光っていました。「シカ、おらんかな〜?」と山小屋から外を眺めてみましたが、生き物の気配は全くなし。でも妖精か何かが現れそうな幻想的な雰囲気でした。 |
| 4日目 Yankee River HutからLong Harry Hutへ[7時間10分] | ||
■初サンドデューンとご対面
今日の道は思ったより泥がなく、かなり普通の道に近い感じでした。やっぱり全部がドロドロじゃないんやわ(^ー^)と少しホッとした気分。結局この長いのぼり坂は延々1時間も続き、どうやら頂上と思われる地点で少し休憩することにしました。お?今日はいい感じかも!? さて、これだけ上ったということは、今度は下るわけです(これがまた大変)。下り道の途中にはこれから向かうスモーキービーチ(Smoky Beach)と、そこに広がるサンドデューン(砂丘)が見えました。「おぉ〜!これがサンドデューンってやつか。」今日は晴れているので海もサンドデューンもすごくキレイ。このトラックを歩き始めて久しぶりに写真を撮りたいと思える景色に出会いました。 ■またしても地獄の砂浜歩きじゃ〜
最初はキウイの足跡を見つけたりして楽しく歩いていたのですが、だんだん足が思うように進まなくなり、やがてはまたAkiwiに置いていかれる始末。「ま、自分のペースで来たらええやん。先行っとくから。」と言い残すと、Akiwiはどんどん離れていきました。も〜っ!!なんで進まれへんのよ〜!! たくさんのサンドフライたちと一緒に1時間にもおよぶ砂浜歩きを終え、スモーキークリークという浅い川に到着しました。あまりにも長い間待たされたAkiwiのバックパックには、た〜くさんのサンドフライがたかっていました…。きゃ〜! ■とうとう現れた! ここからはまた森へと入っていきます。いつものことながらまず結構な高さまで上り、例のアップダウンを経て、今日の目的地であるロングハリーハットに向かいます。スモーキークリークから3時間40分でようやく山小屋に到着しました。さ、今日も貸切かな? 中に入ってみるとベッドが6人分、小さなストーブと机が一つずつあるだけの小さな小屋でした。今のところ誰もいません。「まあ今日も貸切やろ〜。」なんて余裕でくつろぐ私たち。す、するとその時、なにやら外で人の気配が…!? しばらく身構えていると、なんとお兄さん2人組が小屋の中に入って来ました。しかも彼らはここに泊まるつもりみたいです。あ〜ん、こんな狭い小屋なのにぃ〜(T_T)よりにもよって今日来なくても…(と勝手な言い分)。そして彼らの会話は明らかに英語じゃありません。どうする!? ■気まずい山小屋 狭い小屋で大人が4人。なんだか気まずいのも嫌なので、とりあえず勇気を振り絞って(んな大げさな…)話しかけてみることにしました。 「どこの国から来たの?」 「■×◎▲◇」 「…へっ?」…ごめん、わからんわ(-_-;)(会話終了) どうやら彼らは日本人並み(以下?)に英語が不得意な様子で、お互いに会話は不可能と判断されました(たぶん)。なんだか余計に妙な雰囲気の山小屋となってしまったのは言うまでもありません。 狭い小屋なのでこれだけ人がいれば寒さもほとんど感じないのですが、なぜかおもむろにストーブを付け始めるお兄さんたち。うれしそうに靴を乾かしていました。あの〜、それよりも何よりも「あ、あづいねんけど…(@_@;)」 あぁ、昨日とうって変わって全然くつろげない夜を過ごすはめになったのでした…。 |
| イエローアイドペンギンに会いに行こ〜! | ||
ロングハリーハットの近くにはイエローアイドペンギンのコロニー(住処)があるというので、早速行ってみました。特に看板などはありませんが、本来のトラックから海岸へ降りていける踏み分け道があります。
でもここで1分もじっとしていると、アッという間にものすごい数のサンドフライに襲撃されます。という訳で、いつもより念入りにサンドフライ対策することをおすすめします。しばらくサンドフライと格闘しながら待っていると、遠くの波間にプカプカと浮かぶペンギンたちの姿が見えました。 「うわぁ〜来た来たっ!本物や〜!」 と静かに大騒ぎしていると、そのうちの1羽がビーチの端(我々とは反対側)から砂浜にあがってきました。 う、う〜ん…遠くてよく見えない(-_-;) またしばらくすると、今度は海岸近くまで何か大きい頭の動物が泳いで来るのが見えました。おぉ〜っ!アザラシです。アザラシを警戒しているのか、ペンギンたちはなかなかビーチによって来ません。
一瞬の出来事でとてもビックリしましたが、野生動物の生活を垣間見れたような気がしてちょっと得した気分になったのと同時に、改めて大自然の厳しさというのを実感しました。果たしてあのペンギンたちは無事だったのかな? ちなみにイエローアイドペンギンはブッシュ(森)の中に住んでいるので、運がよければトラック上に立たずんでいるペンギンに遭遇することもあるようです。でもその時は彼らを驚かさないよう、そっとしてあげてくださいね。 |
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