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| 今回はなんと計11泊という長丁場。最終にして最長のトランピングとなりました。いつも荷物の大半をAkiwiに持ってもらっていたのですが、このときの大荷物といったら…!Akiwiの75Lバックパックはもうはちきれんばかりで、私は持ち上げることができませんでした。ごめんよ、Akiwi(-_-;) ここを歩く場合は、まず荷物の重さという敵(?)と戦う必要があるのは間違いないです。コースとしては途中単調なところもありますが、野生のキウイを明るい場所で見ることができたのは本当に貴重な体験で、「やっぱり行って良かった!」と思いました。あの変わった生き物(?)を生で見れたら、どんな疲れも吹っ飛びますよ!ほんとに。 ということで結論はこうです。 「体力があって、根性があって、時間に余裕があって、動物好きで、汚れを気にしない人。」 ぜひ一度歩いてみて下さい。たぶんハマります。(いろんな意味で…) *そんな時間も体力もないけど、少しは島の自然を味わいたいという人は、ラキウラトラックへどうぞ。 | 人間1人分?の重さを担ぐ! 後にも先にも、体力と腕力には自信のある(?)Akiwiが冗談抜きに疲れ果ててしまったのは、今回の初日だけです。なんせ初日の荷物は一体何キロあるの!?というくらいの超重量バックパック。ひょえ〜(@o@) 実はAkiwiとしては最初の山小屋に泊まりたかったらしいのですが、「荷物が重いから疲れた」なんて言ったらまるで「弱音を吐いた」みたいで悔しいと思ったんだそうな…(^_^;) |
| もっとも近いのはもちろん島内唯一の町オーバンになりますが、ここは物価が高いのでトランピングの準備(買い出し)をするには向いていません。あくまでも宿泊地として利用し、買い物はインバーカーギルで済ませておくのがベストです。 | |
| Oban スチュワートアイランド観光の拠点となる町。小さなスーパーからレストラン、カフェ、博物館、土産店など一通り揃っていますが、銀行はありません。ここはトラピングだけでなくリゾート地としても人気があり、町の規模のわりには宿泊施設がたくさんあります。 ただし季節営業の宿もあるので事前に調べておいたほうがいいですし、夏季は事前に予約したほうが無難です。 | オーバンの宿泊施設 ホテルからバックパッカーズまでいろいろあり。 ■Shear Water Inn トランピング中、無料で荷物を預かってくれました(ただし貴重品は不可)。 |
| Invercargill サウスサンド地方の最大の町。スチュワートアイランドへトランピングに出かける人はここに滞在して準備をすると便利です。各方面のインフォメーションが充実しており、ケトリンズコーストやスチュワートアイランドへの玄関口としての役割が大きいといえます。 Bluff スチュワートアイランドへ向かうフェリーの発着地。町は小さいですがここで採れる牡蠣は有名です。「ブラフオイスター」という名前を聞いたことがある人も多いはず。日本でいえば広島の牡蠣といったところでしょうか?オイスターフェスティバルというイベントもあるようです。 | インバーカーギルの宿泊施設 下記ホリデーパークの他にもホテル、バックパッカーズなどがあります。 ■Invercargill Caravan Park 有料車庫がありますので、自家用車を置いていく人には便利。 |
| ノースウエストサーキットはラキウラトラックから分岐しています。そのため、トラックの初めと終わりの部分はどちらも同じ道を歩くことになります。 これらのトラックはオーバンを基点とした周回コースですが、本来のトラックに入っていくためのスタート地点(またはフィニッシュ地点)となる場所は2個所あり、どちらも町から歩いて行ける距離にあります。 トラックの入口まではタクシーあるいはヒッチングで行くこともできるようですが、整備された車道を1時間ほど歩けば到着するので、ここはぜひウォーミングアップのためにも歩いていくのをオススメします。 どちらから歩いてもいいのですが、DOCのトランピングガイド(地図)にも紹介されているように、大半の人が反時計周りに歩いていました。このほうが登り部分が少ないからだと思います。 [反時計周りで行く場合] まず町からHorseshoe Bay方面に向かいます。車が通る道なので気をつけましょう。Horseshoe Bayに着いたら、次はLee Bay方面に向かいます。しばらくするとPort William Trackの看板がありますので、それに従って進んでいくとトラックの入口に到着します(DOCの緑の看板あり)。 [時計周りの場合] DOCのすぐ前の道を、海岸と反対の方にひたすら歩いて行くと、トラックの入口に到着します。この場合、トラックに着くまでずっと緩やかな上りとなっているので、始めから疲れてしまうかも。 どちらの場合も、道に立っている看板を頼りにするとわかりやすいです。何気なくたっているのでお見逃しなく! | 道路沿いの黒電話? トランピング初日、トラックのスタート地点まで続く車道の途中で、なんと黒電話(ダイヤルを回すやつ)を発見しました!しかもそれは何気なく道路沿いの木に取り付けられていました。一体誰が何のために??? 「何か緊急のときに使うんかな〜?」とも思いましたが、時代を感じさせるかなり年代ものの電話だったので、とても現在使われているようには見えませんでした。 あとで知り合いから聞いた話によると、その人はとても好奇心旺盛だったため「よっしゃ、試しに電話かけてみよっと。」とその場で実践してみた結果、やっぱりどこへも通じてなかったということが判明したそうです。 |
| 不思議なことに、スチュワートアイランドの冬は南島よりも暖かいです(海流の影響だと聞いたことがあります)。たとえ雪が降っても島内で一番高い山マウントアングレム(標高980m)にしか積もらないそうです。ですから積雪の心配がなく、ほかのトラックと違って1年を通して歩くことができます。 そういう事情もあって、本島での一般的なトランピングシーズンが終わってからここを歩く人が多いようです。冬直前の4〜5月頃でも、意外と山小屋が混雑する日がありますのでご注意を。 このトラックはトランピング以外にも狩猟や釣りといった目的で訪れる人が多いため、そういった団体さんと重なれば山小屋は大混雑、最悪の場合ベッドがない可能性もあります。週末などは学校から団体でキャンプに来るようです(山小屋にあるビジターブックを見ればどういう人が泊まっているのか想像がつきますよ)。 もしそんな日に当たったら、運が悪かったとあきらめるしかありません。ベッドがない場合を想定して、念のためテントを持って行くのもひとつの方法でしょう。むしろ、そのほうが快適かもしれません。 島の天気はとても変わりやすく、基本的に雨が多いようです。一日のうちで天気がころころ変わるので、雨具と防寒具は必携です。トラックはボードウォーク(木道)も含めて全体的に滑りやすいので、傘ではなく両手の空くカッパを持っていきましょう。いくら暖かいと言っても雨の日は寒いし、時には雹(ヒョウ)が降ることもあります。 | 朝もやが立ち込める森![]() いくら暖かい島といえど、5月にもなると朝夕の冷え込みはかなりのものです。特に雨が降ると気温が下がるので、山小屋用の着替えと防寒具(フリースがおすすめ)は必ず持参。 写真の日は朝から天気が良かったのですが、気温が上がるまではなかなか霧が晴れませんでした。 |
| とにかくどこへ行っても、泥・泥・泥!!!「まさしく泥まみれ!」という印象の強いトラックです。 泥地帯を迂回するためのボードウォーク(木道)は無いに等しいですし、川を渡る橋もほとんどありません。特にポートウイリアムハットからクリスマスビレッジハットまでの区間は一番ぬかるみがひどく、思ったより時間がかかりました。 ところが島の北側に行くにつれ、泥の程度は徐々にましになってきます。 「これで泥は終わり!?」 …なんて喜んだのもつかの間、西側に行くとまた同じようにぬかるみがひどくなってくるのでした。 また、このトラックの特徴は名物の泥だけでなく、長くて柔らかい(?)砂浜歩き、岩場歩き、丸太渡り、川渡りと変化に富んだ内容であること。長旅ですが、きっと飽きることはないでしょう。(…たぶん) 適度なマーキングはあるものの、途中で道が少しわかりにくい所もありますので注意が必要です。特に、川を渡る時とビーチから内陸に入る時はわかりにくいので、しっかりマークを確認したほうが無難です。 | 何か考えごと?![]() 広いビーチにはいろいろな生き物が姿を見せます。この子は遠くからみると一見「ペンギン!?」と思ってしまうのですが、実は鵜の仲間です。(ちゃんと飛べます。) この島では私たち人間のほうが珍しい存在なのかもしれませんね。 |
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