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| 【もっとも近い町】 | |
| Te Anau テアナウ湖のほとりにあるDOCでは山小屋の予約やハットパスの発券などを行っています。ここにはフィヨルドランド周辺のトラックに関する書籍やグッズもあるので、見ているだけでも楽しいですし、出発前の情報収集にも役立ちます。 町のスポーツ用品店にはトランピンググッズも揃っていますので、何か不足しているものがあればここで買うことができます。スーパーマーケットでは食料はもちろん、ちょっとした小物を揃えることもできるので便利です。テアナウは観光地ですが特に物価が高いということはありませんでした。テイクアウェイの店やレストランがいくつかあるので、トランピング帰りでもすぐ食事にありつけます。 宿泊施設 下記ホリデーパークにはキャビン、テントサイトがたくさんあり、キッチンなどの施設も充実しています。 ■Mountain View Holiday Park ■Te Anau Holiday Park ■Fiordland Holiday Park *ホリデーパークの詳細はテアナウのページで紹介しています。 | トランスポート 特に手配をしなくても、トラックのスタート地点までは町から歩いていける距離にあります。途中にはワイルドライフセンターもあるので、のんびり歩いていってもいいかもしれません。もしコントロールゲートまでの送迎を希望するなら、各宿で行っているようなのでオフィスで尋ねてみるといいです。私たちはFiordland Holiday Parkに泊まっていましたが、無料で送迎してくれました。ただし時間は指定されます。またはMoturau Hutの先にあるRainbow Reachからテアナウまでのシャトルバスが運行されているので、そこから帰る人も多いようです。シャトルの予約、時刻表などはDOCで事前に確認して下さい。 |
| 【トラックまでのアクセス】 | |
| まず徒歩で行く場合は、DOCからワイルドライフセンターに向かって歩きます。湖に沿って遊歩道のようになっているのでわかりやすいでしょう。そこからさらにテアナウ湖の西岸沿いの道を歩いて行くと、やがて大きな水門が見えてきます。水門の上にかかる橋の入り口にフェンスがありますが、そこがスタート地点のコントロールゲートです。ここまで町の中心から1時間弱。フェンスがあるので次にどこへ行けばいいのか一瞬迷いますが、実はその入り口を開けて橋を渡るとトラックが現れます。 徒歩以外の方法としては、町から出ているシャトルバスやボートを利用する方法があります。特にボートを使えば湖沿いのトラックをとばしていきなり山を登るトラックから歩けるので、日帰り歩きの人には時間短縮ができてとても便利です。ちなみにラクスモアハットにはヘリポートがあり、ヘリコプターを使うというリッチな手もありますが…トランピングとは言えませんよね。 ケプラーはループトラックなのでどちら回りで歩いてもいいのですが、大半の人は反時計回りに歩いているようです。そのほうが上り部分が緩やかとなるからです。そしてコース3日目にあるRainbow Reachからシャトルバスに乗って町まで戻るのが一般的。私たちは宿の送迎バスを利用して「コントロールゲート発着の一周完歩コース」としました。 | 時計回りに歩く 今回、時計回りで歩いている人はほとんどいませんでした。トランピング中、4日間で10人も会わなかったと思います。やはり最初の上りがきついし、見どころのマウントラクスモア付近へ着くのが2日以降になるので天気が読めないという欠点があるからでしょうか。ケプラーには何回も行ったよ、という人にはまた違った印象が持てていいかもしれません。圧倒的に反時計回りの人が多いので、すれ違うたびに挨拶が大変ですね。 ![]() |
| 【シーズン&天気】 | |
| 一般的なトランピングシーズンは10月下旬から4月下旬で、この期間はグレートウォークトラックとして扱われます。グレートウォークの期間はバックカントリーのハットパスでは泊まれないので、事前にテアナウDOCへ行ってグレートウォークパスを購入します。グレートウォーク期間前半は特に予約が必要ないので、歩き始める日に買ってから出発すればOKですが(1泊20ドル)、後半(12月中旬)以降は事前予約が必要となりました(1泊25ドル)。トラック上には3つの山小屋がありますが、どこに泊まるかは自由です(ただし同じハットに3泊以上はできません)。一般的にはMt.Luxmore Hut、Iris Burn Hutに泊まる2泊3日の行程で歩く人がほとんどのようです。もしMoturau Hutを含めて3泊の行程にすると、ハット代が割り引きになるという特典があります(3泊目が半額になります)。 ケプラートラックはリッジ(稜線)を歩く区間があるので、たとえグレートウォーク期間内でも突然雪が降ったり道が凍ったりと、普通に歩くことができない場合があります。歩く前には必ずDOCでトラックコンディションを確認しましょう。途中の区間で風が強かったり霧が濃かったりすると、山小屋で足止めを食うこともあるようです。 | Mt. Luxmoreへの道![]() ラクスモアハットからしばらく登ったあたり。前方に見えるのがマウントラクスモアです。 |
| 【トラックについて】 | |
| トラックは全体的にとてもよく整備されていますので、歩きづらい箇所はありません。私たちが歩いた日も、若いワーデンが大きなスコップを持ってせっせと道の補修をしていました。トラックのほとんどの部分が幅広く、ふたり並んで歩いていても余裕があるくらいです。 反時計回りに歩くと、湖沿いの平坦な遊歩道→山をのぼるブッシュウォーク→一気に視界が開けてリッジ(稜線)へ、といった感じでどんどん風景が変化します。その先しばらくリッジ歩きを楽しんだ後は、またブッシュウォークとなり一気に下ってマナポウリ湖沿いへ出るといった感じです。 | 一日踏破 体力に相当自信がある人だけでしょうが、一日でコースを一周することも可能らしいです。実際にやっている人に会ったわけではないのでどれくらい大変かはわかりませんが、途中で走らないと無理でしょう。もちろんここを初めて歩く人には絶対おすすめしません。 |
| 【歩き方いろいろ】 | |
| ケプラートラックの最大の見どころである山岳区間を歩かないことには、このトラックを堪能したと言えません。3泊とは言いませんが、せめてラクスモアハットとアイリスバーンハットに2泊して山歩きを楽しむべきです。 しかしどうしても時間がなくて日帰りまたは1泊しかできないという人はマウントラクスモアまでの往復コースをおすすします。テアナウから往復9時間30分〜10時間30分程度かかる計算でかなり長い行程になりますが、荷物が軽いし、体力的にもその日だけがんばればいいので実際にはもっと短時間で歩くことができると思います。この場合、トラック途中のBrod Bayまでボートを使うと、1時間から1時間30分くらい(湖沿いに歩く部分)を短縮できます。ラクスモアハットに1泊できればもっと余裕をもって楽しむことができますね。 テアナウ周辺は地形や気候のせいか、午前中は低い雲がたちこめることが多いようです。ラクスモアハットに1泊したら、翌朝はがんばって早起きしてみましょう。雲海が朝日に染まっていくさまはすばらしいの一言です。ものすごく高い所にいる気分が味わえます。 | 朝日と雲海![]() テアナウの町にかかる雲海(ラクスモアハットからラクスモアケーブ方面へ少し行ったところから撮影)。朝日によって空が赤く染まりかけた頃です。ちなみに写真を撮ったのは3月18日です。 |
| 【実際に歩いた感想】 | |
ニュージーランドには素晴らしいトラックがたくさんありますが、私はこのケプラーがお気に入りです。トラックの一番高い地点でも1471mしかありませんが、ラクスモアハットからアイリスバーンハットにかけての山岳コースは視界の開けたリッジ沿いを歩くので実際の標高以上の高度感を味わうことができます。リッジを歩いているときはとても楽しいので、あっという間に終わってしまったような気になります。せめてもう少し長かったらいいのになぁ。ラクスモアハットはすごく立派で、リッジ上にど〜んと建っています。近くに大きな鍾乳洞があるので中に入って探検できるし、朝焼けはきれいだし、なかなかいい感じの山小屋です。 ほとんどの人が通り過ぎてしまうモトゥラウハットはマナポウリ湖のすぐ前に建っていて、夜になると星空がとてもきれいでした。ここのワーデンはむかし学校の先生だったらしく、夜のハットトークはまるで学校の授業のようでした(1時間はあったと思います)。他の2つの山小屋と違ってとても静かだったし、なんか大人の山小屋って感じの雰囲気で良かったです(前日まであまりにも騒々しい雰囲気だったので…)。時間に余裕のある人はぜひ泊まって帰ってください。3泊目の割引があるから宿に帰るより安いですし。 | ケプラートラックを走る人たち そういえば、歩いている途中にどう見てもマラソン(ジョギング?)姿の人たちとすれ違いました。「これがニュージーで流行のマウンテンランニングってやつか〜、すごいなぁ。」と感心しつつ、彼らに道を譲っていました。後日知ったところによると、このトラックをマラソンコースにした『ケプラーチャレンジ』というちゃんとした大会があるんだそうで、きっとその練習だったんですね。バックパックのかわりにリュック型水筒を背負って、チューブから水分を補給しながら走ってました。ちょっとかっこいいけど、私はトランピングの方が好きなので遠慮させていただきます(-_-)。 |
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