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テアナウ(Teanau)
Te Anau Wildlife Centre
タカヘ
場所
DOC Visitor Information CentreからManapouri方面へ歩くこと10分(地図D)

Open Hours&入場料
なし。寄付は大歓迎!
ここでは1948年に再発見されるまで絶滅したと思われていた飛べない鳥「Takahe(タカヘ)」が飼育されています。ほかにも「Kaka(カカ)」や「Morepork(モアポーク)」などニュージーランド特有の珍しい鳥を見学することができます。こんなに内容が豊富なのに入場料は無料。もちろん寄付は大歓迎!です。

タカヘのゲージ(檻)は草原のようになっているので、いつ行ってもタカヘが見られるとは限りません。彼らを見学するのにいい時間帯は、ずばり朝食の時間。決して餌付けショーのように大々的にやっているわけではないのでその場に居合わせたらラッキーなんですが、だいたい9:30頃だったと思います。この時は間近で、しかもじっくりとタカヘを観察できますよ。

モアポークは夜行性なので昼間は巣の中で寝ています。どうしても見たいという人は、夜になってから訪れてみましょう。夜になるとモアポークの名前の由来ともなっている、『モアポ〜ク(More Pork)』という鳴き声を聞くことができます。ただし夜は道もパーク内も真っ暗なので注意が必要。いくら治安がいいからといって、女性のみでは行かない方が無難です。

だみ声???
ニュージーランドに来てモアポークを見たことはありましたが、実際に鳴き声を聞いたことはありませんでした。ですから、もしかしたら今回は生声を聞けるかも!?と、夜を待って喜びいさんでワイルドライフセンターへ出かけました。懐中電灯の灯りを頼りに真っ暗なパークへ入り、モアポークのいるゲージフェンスに近づいていくと何やら動くものの気配が…。懐中電灯を手で軽く覆いながら向けてみると、昼間は寝ていたモアポークが元気に活動していました。小さくてとてもかわいい!やはり夜行性、夜は起きてるんや〜。(当たり前か。)

しかし、期待に反し、全然鳴いてくれません。本当に「モアポーク」って言うんかな?ここまで来て聞けないのはくやしいので、しばらく待つことにしました。すると突然、だみ声で『モ、モ、モ…』という声が聞こえました。誰かが鳴き声を真似して驚かそうとしているのかな?と思いましたが、まわりに人の気配はありません。これがモアポークの鳴き声?イメージとずいぶん違うなぁ。もっとかわいいのを想像してたのに。

もう少し待っていると、まただみ声で『モ、モ…モアポ〜ク』という鳴き声。確かに「モアポーク」って聞こえる!でもやっぱりだみ声…?すると今度は別のモアポークが鳴き始めました。『モアポ〜ク』さっきと全然違う、イメージ通りの高いかわいい声。どうやらはじめのモアポークが特別だったようです。そのうちまた『モ、モ、モ…』とだみ声モアポーク。暗闇で思わず笑ってしまいました。風邪でもひいてたんかな?

Te Ana-au Caves
フェリー乗り場
Te Anau Visitor Information Centre:Real journeys(旧Fiordland Travel)横の桟橋から船が出ています。

所要時間
2hr30min
ツアーは昼と夜の1日2回。このツアーは大きなタカヘ像の近くにあるReal journeys(旧Fiordland Travel)が行っているので、直接そこのデスク(地図A)で申し込むといいです。夜のツアーなんてニュージーランドでは珍しいと思いましたが、船上からテアナウの夜景が見れるのかな?
湖の西側にあるこの洞窟は、マオリ伝説の中には登場していたものの実際に再発見されたのは1948年になってからでした。ここへは船でしか行くことができないので、洞窟ツアーはテアナウ湖を船で渡るところから始まります。

まずは桟橋から乗船し約30分のクルーズを楽しみます。岸に着いたら意外にも立派な建物があり、その中に通されます。ここはツアー客用の待合室兼ビデオ上映室で、まずはマーチソンマウンテンのタカヘの映像を鑑賞。なんと日本語とドイツ語の字幕付きなので、英語が苦手な人も大丈夫です。山の中を走り回っているタカヘの映像は大変貴重なので鳥マニアにはたまりません。

さて、メインの洞窟見学はボートの関係上、10人程度の少人数グループで行います。その順番待ちの間にはお茶を飲んだり展示物を見たりと、ぼーっとしなくてすむようになっています。順番は適当なので、急がず最後のグループで行くことにしました。

いよいよツアーの始まりです。洞窟の中はきちんとしたコンクリートの道ができていてちょっと驚き。そのすぐそばを水がどご〜っと流れていてなかなかの迫力。勢いよく流れる水によってどのように洞窟が彫刻されていくのかをじっくり観察できます。途中ボートで川を渡り、またしばらく歩いていくと今度は滝が現れました。鍾乳洞ではないのですが、こういった感じの洞窟もおもしろいです。

洞窟の奥まで行くともう一度ボートがあり、いよいよメインのグローワームのいる最奥部へ向かいます。この洞窟にはグローワームが多数生息していて、頭上を見上げると星屑をちりばめたように青白く光っているのが見えます。暗闇に浮かぶ青い光はとても神秘的。ガイドのお兄さんがグローワームのすぐそばまでボートを寄せてくれました。さらに懐中電灯でグローワームの糸を照らしてくれたので、キラキラと光を反射してすごくきれいでした(だけどお兄さん、グローワームに光を当てたらあかんって説明してなかった??)。同じくグローワームで有名な北島のワイトモ洞窟と比べると、洞窟自体はワイトモの方が立派だけどグローワームはテアナウの方が見ごたえがあって良かったと思います(懐中電灯で照らしてくれるし…?)。

このツアー方式だと始めのほうのグループで行く人は帰ってから待ち時間があります。湖沿いや洞窟周辺を散策できるので興味のある人はどうぞ。ただしあんまりうろうろしていると、船に放って帰られるのでご注意を。(という自分が放って帰られそうだったりする…。)

Murchison Mountainのタカヘ

タカヘとはニュージーランドにのみ存在する飛べない鳥です。1970年代初頭に、Wildlife Service(現在のDOC)はタカヘの数が急速に減少していることに気が付きます。いったいタカヘに何が起こったんでしょうか?

タカヘは飛べないので地面で卵やヒナを育てます。そのためテンなどに狙われる確率が高いのです。ところが意外なことに、タカヘ減少の主原因はシカでした。もちろん、シカがタカヘを取って食べるわけではありません。ではなぜ原因となったのでしょう?

1940年代から1950年代にかけてマーチソンマウンテンに野生のRed Deerが定着しました。シカが主食とする草は、実はタカヘにとっても大切な主食です。数の増えたシカが草を大量に食べ、そのうえシカに食べられた草は死んでしまい再生能力を失いました。こうして草の減少がタカヘの激減につながっていったのです。

そこでDOCはシカを狩って数を調整し、タカヘの減少を食い止める作戦に出ました。それ以来、DOCはマーチソンマウンテンに生息するシカの数を調整し続けています。

そしてさらにタカヘの数を増やすため、1983年から人工孵化やヒナの飼育に力を入れています。しかしできるだけ人間との接触を断つために、ヒナにエサを与える時はタカヘの人形を使うといった工夫も行っています。そして立派に育ったタカヘは、故郷のマーチソンマウンテンに再び放されています。

1度は絶滅したと思われていたタカヘも、こうした努力の甲斐あって現在は全国に約220羽ほどが存在しているといわれています。

Mavora Lakes
つり橋から
アクセス
テアナウから東に向かって94号線を約35km走ると、左手にマボラレイクス方面に向かうグラベルロードがあります。このグラベルロードに入った後、さらに15kmほど進むと分岐があるので、そこを左折。そしてさらに25kmほど進むともう一度分岐があり、左に進むとサウスマボラレイクが見えてきます。グラベルロードに入ってから約30分の道のり。
マボラレイクスはNorth Mavora LakeとSouth Mavora Lakeの2つからなっており、緑色をした非常にきれいな湖です。澄んだ水の中にはたくさんの美しい水草が生えていて、思わず見とれてしまいます。

ここは訪れる人が少ないのか、とても静かな場所です。乗用車で入れるのはノースマボラレイクの南端までで、そこから湖に沿って4WD専用の道があるので歩いて散策するのにちょうどいいです。のんびりするのには最適な場所です。このあたりはトラウトフィッシングで有名なだけあって、訪れた日も2組の夫婦がボートで優雅に釣りを楽しんでいました。

サウスマボラレイク湖に沿って北上していけば、道はやがてMavora-Greenstone Walkwayへと続いていきます。ノースマボラレイクの北の端あたりがスタート地点です。ウォークウェイという名前からしても平坦な道が続くと思われますが、距離が長いので山小屋に泊まることになります。トランピングというよりはフィッシング目的で行く人が多いんじゃないでしょうか。

ニュージーランドで映画『ロード・オブ・ザ・リング(指輪物語)』の撮影が行われたのは有名な話だと思いますが、このマボラレイクスも使われているようです。他にはルートバーントラックなどフィヨルドランドナショナルパーク周辺でも撮影されています。

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