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オーバン(Oban)
Kiwi Spotting
この島に住んでいる野生のキウイを見に行こうというツアー。スチュワートアイランドは本島に比べると野生のキウイに出会えるチャンスが多いと言えますが、さすがに人が住んでいる町付近では見ることができません。「野生のキウイは見たいけど、何日もかけて山の中を歩く時間はない!」という人は、このツアーに参加するのがお手軽です。

と言っても実際には参加していないのでどういう感じで見れるのかはわかりませんが、キウイが活発に動き始める頃にあわせて夕方(または夜)に出発し、かなりの高確率で出会えるようです。ちなみにスチュワートアイランドのキウイは本島に比べると身体がやや大きめで、しかも必ずしも夜行性ではないので朝や日中でも会える可能性があります。

同じ宿に泊まっていた日本人のお兄さんが「今晩はキウイを見に行くんですよ(^-^)」と言っていたので、帰ってきたらぜひ感想を聞かせてもらおうと思っていました。ところが、夕方になりもう出かけたはずの時間になのに、まだ宿にいるお兄さん。「いやそれがね、約束の時間になってもお迎えが来ないんですよ…」え〜?なんちゅういい加減な…。

結局待てど暮らせどお迎えは来ずじまいで、とうとう彼もあっさり諦めちゃいました。お金は払ってなかったから良かったものの、一体どういうことだったんでしょう???お兄さんいわく「いや〜、僕も英語に自信ないから、もしかしたら今晩は行けないかもって言われたのかな…。それに普通は前払いだし、なんかおかしいとは思ってたんですけどね〜。ま、仕方ないか!」…ってお兄さん、あなたもかなり、のほほんとしてますねぇ(^-^;)

ということで、彼はキウイを見ないまま翌日のセスナに乗って本島へ帰っていったのでした。残念!

Ulva Island
ウルバ島はパターソンインレットに浮かぶ小さな島で、野鳥がたくさん住んでいることで有名です。ニュージーランドでしか見られない鳥がいるので、バードウォッチングに興味のある人はぜひどうぞ。この島で見られるのは、飛べない鳥ウェカ、大きなオウムのカカ、色鮮やかなインコのカカリキ(イエローパラキート)、ニュージーランドの鳩ケレル、美しい声のベルバードやトゥイなどなど。島の周辺の海には、小さくてかわいらしいリトルブルーペンギンが泳いでいることもあるそうです。

また島にはウォーキングコースがあり、半日もあればぐるっとまわれるそうです。ただし途中でぬかるんでいるところもあるそうなので、歩く人は汚れても平気な靴のほうがいいかも。

これらの鳥たちを外敵から守るためにも、島へ上陸する人には「ネズミやイタチなどの小動物を持ち込まないこと!」という注意が促されています。連れて行くつもりはなくても、荷物の中に紛れこんでいることもあるので要注意です。

ウルバ島へ行くにはウォータータクシーというボートに乗って行きます。同じ宿にいた日本人の女の子はお客さんが自分だけだったそうで、「帰りに運転手のおじさんがパウア(アワビ)をくれたの(^-^)」とうれしそうでした。私たちもちゃっかりおすそわけをいただきましたけど、とてもおいしかったです。


カヌーの錨 〜マオリに伝わる神話〜

スチュワートアイランド、という呼び名はあとから付いた英名で、島の南海岸の海図を詳細に描いたWilliam Stewart氏にちなんでつけられました。しかしもともとは先住民であるマオリの人たちの言葉で「Te Punga o Te Waka a Maui」という名前があり、この言葉を訳すと「マウイが乗っているカヌーの錨」となるそうです。

マウイというのはマオリの人たちに伝わる神話の登場人物で、その神話によるとニュージーランドの大地はその昔、「南島はマウイの乗っていたカヌー、北島はマウイが捕まえた魚、そしてスチュワートアイランドはカヌーの錨」だったそうなんです。カヌーの錨、つまりしっかりカヌーを固定する役割であるこの島は、マオリ神話において重要な土地と考えられているんでしょうね。

日本にも各地でいろいろな神話が残っていますが、こうしてみると日本人とマオリ人には何か共通するものを感じずにはいられません。マオリ語だって、意味はわからずとも発音はローマ字読みに非常に近いんですよ。なんだか不思議ですね(^-^)

ニュージーランドには古くからこのマオリの人たちが暮らしていて、もちろんこの島もずっと昔から、彼らの生活の場として土地を所有してきました。しかしイギリスからやってきた人たちが島とその周辺の島々を買い上げたため、現在では一部の土地がマオリ人の私有地として残っているだけとなっています(一般者の立ち入りは禁止)。

移民がやってきた当時は主にオットセイ猟や製材業が行われたり、わずかな金が見つかって賑わっていた時期もあったようですが、すぐに今日のようなおだやかな島に戻ったそうです。現在では漁業や観光業が主な産業で、静かなリゾート地としてニュージーランド人に人気があるようです。

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