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クロムウェル(Cromwell)
巨大フルーツ地図クィーンズタウンから東へ60km、クルーサ川とカワラウ川が合流するところにあるクロムウェルは果樹生産、畜産、園芸業を中心とした小さな町です。宿泊施設、スーパー、ショッピングモールなどが揃っているので、クィーンズタウンは賑やかすぎるなぁという人にはちょうどいい滞在地でしょう(ただし観光地ではないので日曜日にオープンしている店はほとんどありません)。

このあたりはもともとは川の合流地点(ジャンクション)として知られていたのですが、1862年に2人の鉱夫によって金が発見されたことをきっかけにゴールドラッシュが起こり、数千人の鉱夫がこの地域に集まりました。その後、金が採れなくなってからは放牧と果樹栽培が盛んになり、クィーンズタウン地区とセントラルオタゴ地区を結ぶ中心地として重要な役割を果たしています。

現在町の南側にあるクライドダムの建設が決まったことで、クロムウェルは大きな転機を迎えます。水位の上昇によって昔のタウンセンター街は水没することになり、現在「モール」と呼ばれている場所へと移動、新しい町として生まれ変わりました。
町には小さいながらもインフォメーション&博物館があり、町周辺の模型やこの町に大きな影響を与えたダム建設についての資料が展示されています。

見どころ&アクティビティ
Kawarau Gorge
クィーンズタウンとクロムウェルを結ぶ国道6号線沿いにある峡谷。谷底にはカワラウ川が流れています。カーブの多い狭い道ですが、おもしろい景観が楽しめる絶好のドライブコースです。道の途中にはバンジージャンプ発祥の地であるKawarau Bridgeがあります。
Goldfields Mining Centre
カワラウ峡谷にある金鉱跡。ここでは19世紀に戻って鉱夫たちの生活や仕事ぶりを実感することができます。敷地面積は25ヘクタールと広大で、1860年代に金が発見されてからなんと100年以上も採掘され続けたそうです。センター内には当時の採取方法の説明や使われていた機械が展示されています。センターの入場料にはゴールドパニング(砂金探し)の料金も含まれているそうですので、がんばって大きな金塊を探してみましょう。一攫千金も夢じゃない!?
Cromwell Fruit Bowl
国道8B号線沿いにある大きな果物のオブジェ。おいしそうな果物をバックに記念撮影はいかが?クロムウェルは果樹栽培が盛んなので、南島の『果物カゴ』と呼ばれています。ちなみにオブジェになっている果物はこの地域の代表果樹であるリンゴ、洋ナシ、アプリコット、そしてモモです。
Lookout
町から8号線を少し南下したところにあるルックアウト。クライドダム建設により水中に没した昔の町を見ることができるポイントで、説明書きの看板があります。しかし実際に行ってみると風が強くて水面が波立ち、ほとんど(全然??)見えませんでした…。

【ショップ】
「おいしいFish'n'Chips」の店
タウンセンターで発見したレストラン。なぜかはわかりませんが、店のウィンドウには大量に貼られた日本人学生の写真と日本語の感想文が…。読んでみると、どれも「ニュージーランドで一番おいしい!」というようなコメントばっかりです。それほど言うんならよっしゃ食べたろう!と思いきや、その日はあいにく定休日。こうなったら食べずにはいられません。

日を改めて2度目のチャレンジ!今日は大丈夫だろうと思いきや、な、なんとまたもや店はお休み…。手ごわいぞフィッシャンチップス!こうなったらなんとしても食べてやる。

そして3回目のチャレンジにしてようやく念願の「おいしいフィッシャンチップス」にありつくことができました。店員さんは日本人かと思いきや、普通のニュージーランダーのおじさん。ちょっと期待していた日本語の会話はありませんでした。残念…。さっそく注文したフィッシャンチップスはかなりのボリューム!17.5ドルとリッチなランチとなりましたが、お腹は大満足でした。お味のほうはニュージーランドで1番?…かどうかはわかりませんが、おいしくいただけました。

『夏』はどこへ?
例の「おいしいフィッシャンチップス」の店に行こうと歩いていたら、道ばたでかわいいワンちゃんがご主人の帰りを待っていました。犬好きな私が思わず「かわい〜!」とよしよししていると、飼い主のおばさんが買い物から帰ってきて「まあ、この子の相手をしてくれてたの?ありがとう。あなたたち、日本から来たの?」と話しかけられました。

感じのいいおばさんと犬の話を少ししたあと、ニュージーランド人の挨拶代わりともいえる(?)天気の話になりました。「今日は本当に寒いわね。」思わずこんな言葉が出るなんてまるで冬みたいですが、今は夏真っ只中。この日の天気はさほど悪くもなかったのに、長袖を着ていてもかなり寒かったのです。おばさんが「実はね、ここ(クロムウェル)には夏がないのよ!!」と力説していたので「そうなんや〜!知らんかったわぁ。」と納得してあげると、満足げに笑いながらワンちゃんと帰って行きました。

確かに南島の山間部(特に南部)ともなると、夏といっても湿度が低いのでかなり涼しく感じます(日が落ちたら寒いくらいです)。日本の灼熱地獄のような夏を考えればうらやましい限りですが、やっぱり夏は暑くないと、という気も…。それにしてもおばさん、「No summer here!」なんてうまいこと言うなぁ。こんなに寒ければビールの売れ行きもさぞかし悪いことでしょうね。

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