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| NZの鳥(その2) |
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| このページでは、ケア・シャグ・オイスターキャッチャー・ブルーペンギンを紹介しています。 →NZの鳥(その1)のページはこちら |
| ■Kea(ケア) | |
![]() いたずら大好き! 山小屋の外でくつろいでいると、この子が背後から忍び寄ってきては隙をうかがっていました。 | この鳥は世界で唯一、高山地帯に住むオウムで、「ケア」や「キーア」などと呼ばれています。 好奇心旺盛な性格からか、しばしば人の近くまで寄ってきます。そのため、1000〜5000羽といわれている生存数よりも実際は多くのケアがいるように感じます。特にミルフォードサウンドへ行く途中にあるホーマートンネル周辺や、ワナカのロブロイ氷河付近では必ずといっていいほど彼らに出会うことでしょう。 主食は植物なのですが、人間が興味本位でやった食べ物の味を覚えるとまた人の周りの寄ってくるようになります。しかし人間の食べ物が彼らに与える影響は大きいので、餌を与えるのは厳禁です!! さらに、彼らはゴム製品に異様な執着を見せます。くちばしで噛んだ時の感触がお気に入りなんでしょうか?さらに革製品もお気に入りなのでトレッキングブーツなども格好の標的になりますのでご注意を。 彼らは人の真似をするのが得意(?)で、誰かが山小屋のトイレに入ったときに外からカギをかけて閉じ込めてしまった、という話も聞いたことがあります。あなたも知らないうちにケアに狙われているかも!? |
| ■Shag(シャグ) | |
![]() スチュワートアイランドで出会ったシャグ。(これはPied Shagかな?) 遠くから見るとペンギンかと思ってしまうんです(笑) | シャグとは鵜の仲間で、Cormorant(同じく「鵜」という意味)とも呼ばれます。遠くから見ると一瞬「ペンギン!?」と見間違えてしまうその姿はなんともユーモラス。ニュージーランドには現在5種(さらに亜種を含むと7種)のシャグが生息するといわれており、国内の沿岸部、特にカイコウラやバンクス半島、オタゴ半島などの比較的穏やかな湾や入り江の岩場にコロニー(集団)を作って生活しています。 《ニュージーランドで見られるシャグ(5種)》 ・Black Shag(ブラックシャグ)…少数だが国内全土で見られます。身体が大きく(高さ約70cm)かつては漁師と魚を取り合うほどだったそうです。 ・Pied Shag(パイドシャグ)…ブラックシャグと同じ大きさ。黒と白で色分けされた身体が特徴的。 ・Little Shag(リトルシャグ)…最も小さく上記2種の半分ほどで、見た目もミニチュア版といったところ。 ・Stewart Island Shag(スチュワートアイランドシャグ)…国内で最大の種類。身体と比べて相対的に翼が短いため、飛行する時には時速70キロ以上ものスピードが必要なんだそうです。 ・Spotted Shag(スポティッドシャグ)…NZのみに生息し、主に南島沿岸で見られる種類。繁殖期には顔と頭に特別な羽根が生えるのが特徴的。 一般的に海鳥の羽根は水をはじくようにできているのに対し、海中に潜って餌となる魚介類を採るシャグの羽根は水を吸収するようにできています(身体の大きなシャグではなんと最深20メートルもの深さまで潜ることができるそうです)。彼らが岩場で翼を大きく広げて座っているのは、海水で濡れた羽根を乾かしながら日光浴をしている姿なんですね。 |
| ■Variable Oystercatcher(オイスターキャッチャー) | |
![]() ケトリンズの海岸にて。いつも一緒の仲良しカップルです。とても警戒心が強いのですが、あるていど距離を保っていれば逃げません。 ![]() 拡大してみました。赤い目とくちばしが黒い身体によく映えます。 | 一度聞いたら忘れない(?)ユニークな名前の鳥。黒い羽根に覆われた丸みのある身体と、赤みがかった鮮やかなオレンジ色のくちばし、目が印象的です。オイスターキャッチャーの仲間は世界中の温帯地域に生息しています。彼らは種族間の交配が進んでいるためその細かな分類が難しく、現在では「11種」という説が有力なようです。 このバリアブルオイスターキャッチャーはニュージーランド沿岸にのみ生息する種類で、体長は約50cm、羽根の色は真っ黒なものから一部に白が混じったものまで実にさまざまです(このあたりがバリアブルという名の由来だそうです)。主に軟体動物、カニ、ミミズのような虫などを食べていますが、その名前からもわかるように、オイスターなどの二枚貝も細長いくちばしを上手に使って食べることができます。 彼らは主に海岸の岩場や砂浜を住処とし、ちょうど満潮になっても海水が届かないあたりに巣を作ります。そのため人間がむやみに海岸へ車を乗り入れたり歩きまわったりすると、知らないうちに巣を壊していることも多いそうです。最近では絶滅危惧種とされるほど、その数は少なくなっています。 繁殖時期は9〜2月で、3歳を過ぎた頃にはパートナーを見つけて卵を産みます。微笑ましいことに彼らはいつもカップルで行動し、卵も2羽で暖めます。とても警戒心の強い鳥で、特に子供を守ることに関してはかなり神経質なようです。両親はたとえ雛が飛べるようになっていても、あらゆる手を駆使して外敵から我が子を守るそうです。 鳴き声はかん高いうえに騒がしく決してかわいいとは言えないのですが、カップルでのんびり歩いている様子をみると、なんともほのぼのした気持ちになります。 |
| ■Blue Penguin(ブルーペンギン) | ||
![]() *この写真はオアマルブルーペンギンコロニーのパンフレットに紹介されているものです。 親鳥がコロニーに戻るのは日暮れの後。もちろんフラッシュ撮影は禁止です。 | ニュージーランドとオーストラリア南部の沿岸に生息している、世界で最も小さい種類のペンギン(6種類の亜種がいると言われています)。そのかわいらしい体型からリトルペンギン、リトルブルーペンギン、フェアリーペンギンなどとも呼ばれます(マオリ名はコロラ、和名はコダカペンギン)。 体長は成鳥でも25〜30cm、体重はたったの1kg程度です。その分、寿命もやや短く7〜8年程度です。名前の通り背中の羽は青く、くちばしは黒に近い灰色をしています。 ブルーペンギンは2、3歳になると繁殖を始めます。ニュージーランドに生息するものは一般的に9〜11月頃に1個の卵を温めますが、オタゴ地方にいるブルーペンギンの場合、一度に2個の卵を暖めることも珍しくなく5月頃から翌年の3月頃までという長い間にわたって産卵、抱卵期があります。 ヒナが生まれると親鳥は交互に海へ出かけ、夜明けから日暮れまで20kmもの沖合いで小魚やイカを食べて戻ります。お腹を空かせた子供に自分が食べたものを吐き出して与えるためです。親たちは日が落ちた頃に集団でコロニーへ戻るのですが、ヒナはその頃になると巣の中から鳴き声をあげたり、少し大きくなると巣から出て帰りを待っています(一度にたくさんのペンギンが上陸した後よちよち歩くかわいい姿を観察できるのが、オアマルのブルーペンギンコロニーやオーストラリアのフィリップ島ペンギンパレードです)。 産卵後約3ヶ月でヒナは巣立ちをし、初めての冬は海岸から遠く数百キロも離れた海上に出たまま、そこでエサを獲ったり休んだりして陸に戻らず過ごします。 | |
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