NZの鳥(その1)
このページでは、キウイ・ロビン・ロイヤルアルバトロス・カカポ・タカヘを紹介しています。
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■Kiwi(キウイ)
キウイのおしり
わかりにくいですが、実はキウイのお尻。
ラブリ〜(^o^)


ニュージーランドの国鳥でもある飛べない鳥キウイ。そのほとんどは夜行性です(スチュワートアイランドに住んでいるキウイのように昼間も活動しているものもいます。運が良ければ明るいところで出会えるかも!?)。もともとはニュージーランドのいたるところにいたのですが、ポッサムやイタチなどに襲われて数が激減し、現在ではDOCの保護により約75,000羽のキウイがいると言われています。
体の大きさは種類によって大小はあるものの、だいたい鶏と同じくらいの大きさ。なかには40年ほど生きるものもいるそうです。
キウイの産卵は1年間を通して行われますが、7月から2月に産むキウイが多いようです。卵はなんと体の4分の1もの大きさがあり、全体重のうちの15%にもなります。

キウイは
・North Island Brown Kiwi(35,000羽)
└Okarito Brown Kiwi(140羽)
・Great Spotted Kiwi(20,000羽)
・Little Spotted Kiwi(1,000羽)
・Southern Tokoeka Kiwi(27,000羽)
└Haast Tokoeka Kiwi(200-300羽)
の4種族-6種類に分類されています。種族としてはLittle Spotted Kiwiが一番少なく、本島ではすでに絶滅しています。

その昔マオリ人はキウイのことを「Te Manu Huna a Tane」と呼んでいました。これを直訳すると「タネの隠した鳥」となり、「タネ」というのはマオリ伝説に出てくる森の神様(=木のこと?)です。この神様とキウイにまつわるお話もあるようです。
マオリ人はキウイを食料として獲っていました。またその羽を使って作られた外套(コートのようなもの)は非常に重宝されました。ちなみに外套のことはマオリ語で「Kahu-Kiwi」といいます。現在はニュージーランド各地の博物館でそれらの外套を見ることができます。


■Robin(ロビン)
スチュワートアイランドロビン
写真はスチュワートアイランドロビン。足に識別のための輪っかが付いてます。

ロビン
よく見かけるロビン。
とても人懐こい鳥で、森の中を歩いているとまるで警戒心もなく足元まで寄ってきます。とくに南島でトランピングをしていると良く出会います。ロビンは片足ずつふみふみ(?)してダンスを踊っているように見えますが、実はあれはエサとなる虫を探すための行動らしいです。その姿がとってもかわいいですよ。
スチュワートアイランドにはスチュワートアイランドロビンがいます。見かけは普通のロビンと同じですが、体の大きさは1.5倍ほどもあります。実際に出会ったときはちょっとびっくりしました。

チャサムアイランドブラックロビンという全身が真っ黒のとても珍しいロビンをご存知でしょうか?1980年には世界中でたった5羽しかいなかったのですが、保護、繁殖の甲斐あって現在は約250羽になっているそうです。名前が示すとおりチャサムアイランド(Chatham Island)にしか住んでいないため、簡単には会うことができません。
ブラックロビンは体長15cmほどで、寿命は6-13年。子育てが苦手なため雛鳥が育たず、一時は絶滅寸前になってしまいました。そこで子育て上手のトムティト(ロビンの親戚?)に育児をまかせたところその計画は見事に成功し、危機一髪で絶滅をのがれました。


■Royal Albatross(ロイヤルアルバトロス)
ロイヤルアルバトロス
オタゴ半島にあるアルバトロスコロニーの近くで撮影。

さらにアップ!
生で見ると大迫力です!
世界最大の鳥。日本では「アホウドリ」として知られています。寿命が長く30-40年ほども生きるそうです。翼を広げるとなんと3mにもなり、その大きな翼をかっこよく広げて悠々と滑空する姿はまさに空の王者。そんなアルバトロスでも地上に降り立てば、ずんぐりむっくりとした体型でよちよち歩く様子がとても愛らしいです。

アルバトロスを見るベストスポットはオタゴ半島のタイアロアヘッド。ダニーデンを訪れた際にはぜひともその雄姿を見に行きましょう!ただしアルバトロスはその巨体のせいか、十分な風(かなり強風)が吹かないと飛ぶことができません。とはいってもダニーデン周辺は風が強い町として有名で、アルバトロスがこの地をコロニーに選んだのもうなずけます。

彼らは大空の滑空は得意ですが、地上に着陸するのは苦手です。勢いよく下降してきたと思ったら、ほとんど体から突っ込む感じでつんのめりながらの着地。おせじにもかっこいいとは言えません(^_^;)空中と地上の動きのギャップに思わず笑ってしまいます。

アルバトロスの主食となるのはヤリイカ、タコ、魚など。しかしエサをとる際に不幸にも漁船の網にかかってしまうものもいるらしく、毎年44000羽ものアルバトロスが命を落としていると言われています。


■Kakapo(カカポ)
カカポの剥製
おっ!カカポ?と思いきや、ワナカのDOCにあるカカポの剥製でした〜(^-^)

カカポは絶滅の危機に瀕しているオウムで、現在野生のカカポを見ることはできません。彼らはすべてDOCの管理下で保護、繁殖されています。

カカポは寿命が長く、約60年も生きます。体長64cmと体も大きい鳥です。体の色がきれいな緑色をしているため森の中に隠れやすいのですが、強い体臭をもつために敵に発見されやすいという欠点もあります。

ほかにもカカポにはユニークな特徴があります。
・世界で一番重いオウム。平均体重約3.6kg(なかには4kgになるものもいるとか)
・唯一の飛べないオウム(ただし滑空は可能)
・さらに唯一の夜行性のオウム

DOCの報告によるとカカポの繁殖に成功しているとのこと。以前までは60羽ほどだったのが今では約80羽に増えたそうです(2002年7月現在)。近い将来「生カカポ」とご対面できるようになるかも!


■Takahe(タカヘ)
お食事中のタカヘ
テアナウワイルドライフセンターで撮影。ちょうど朝のお食事中。

タカヘのヒナ
黒いのが雛鳥。わかります???
絶滅の危機に瀕しているクイナの仲間。キウイと同じようにタカヘも飛べない鳥です。実はつい最近まで絶滅したと思われていましたが、森の中で再びその存在が確認されました。力強く生きていたんですね!DOCの保護・繁殖活動により、徐々に数が増えているそうです。テアナウ近くのマーチソンマウンテンではタカヘの繁殖活動が行われているので、そのあたり一帯を立ち入り禁止区域として保護しています。

体長50cm、体重3kg。ずんぐりむっくりとしたその体型と、鮮やかな色のくちばしと体毛が特徴です。タカヘの親戚にあたるプケコという同じクイナの仲間がいるのですが、見た感じちょっと(かなり?)似ています。初めて見る人は間違えるかも…。しかしプケコは飛ぶこともできるし、足が長くてスリムな体型なのでちゃんと見ればわかるはずです。

とても珍しいタカヘですが、テアナウのワイルドライフセンターや北島のティリティリマタンギ島などでその姿を見ることができます。一番手軽に見ることができるのはテアナウではないでしょうか?山の中にも野生のタカヘがいるそうですが、出会うのはかなり難しいでしょう。
半野生のタカヘに会えるということで私たちがティリティリマタンギ島に向かったのが11月半ば。実はちょうどタカヘの繁殖時期でした。普段は比較的人の集まるところに顔を出してくれるそうなのですが、この時は親鳥がかなり警戒してどこかに隠れてしまった様子。必死の思いで探していると、草むらに雛鳥を連れたタカヘを発見しました!雛鳥の体色は黒でウェカの子供と似ています(というよりそっくり)。

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