| ＦＭ世田谷「あの頃青春グラフィティ」天野さん生出演 ２００４年（平成１６年） ３月２７日（土） １４：１２〜１４：５２ サテライトスタジオ 「スタジオキャロット」 にて （キャロットタワー２６階 展望ロビー） 写真をクリックしていただくと、大きい画像でご覧になれます。 【 戻る場合は、ブラウザの「戻る」ボタンを押下して下さい 】 |
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「あの頃青春グラフィティ」 ピック・アップ・アーティストのコーナー 「司」は、ＤＪの安藤マリ子さん、 「天」は、ゲストの天野さんです。 司：皆さん、お待たせしました！ 本日のゲストは、叙情派フォークの代表格、ＮＳＰのリーダー 天野滋さん です！ 天：こんにちは！ 司：凄い人ですね！ 天：凄いですね！ ３〜４００人位（笑）。 司：では、まず１曲です。 ここで、『夕暮れ時はさびしそう』がオンエアー 司：今のＮＳＰはどのような状況ですか？ 天：来週からのツアーのリハーサルを行っています。あと２回。仕上がりは早いですよ。 司：盛岡いくよさんから、「今回のツアーのテーマは、ズバリ何ですか？」という質問がありますが．．． 天：テーマは明日考えようと思っています（笑）。曲順は昨日決めました。まだ、中村と平賀には言っていないです。 明日のリハーサルで提案するつもり。その流れでＭＣも決めようと思います。 司：何か、気負いがなくていいですね〜（笑） 天：あとは、もう蓋を開けてみてから．．．ということですね。 司：ライブの構成はどんな感じですか？ 天：今回はアコースティック中心ですが、１７本のツアーを行っていく間に、少しづつ変えていくつもりです。 最後の渋公の頃には、ちょっとバンドっぽくなっているかも知れない。どうなるか、判らないですけどね（笑）。 司：仙台市のピーちゃんからは、「１７会場の内の９会場に聴きに行こうと思っています。ステージを観ている時は、 心は少女です。」というコメントを頂戴しています。 天：う〜、たった９会場？（笑） そういう方が多いですね。ボクもステージに立っている時、心はもう少年ですよ！（笑） 司：ライブも間近ですが、体調の方は大丈夫ですか？ 天：体調はだいぶ回復しまして、何とか、行けるかな．．．と。 司：今日のファションは、ブラウンが基調ですか？ 天：つい、普段着で来てしまいました。今日、こんなに大勢のファンの方が来てくれるなら、ちゃんとステージ衣装を 着てくればよかった（笑）。 ここで、神戸の8びーとさん、仙台のピーちゃん、たー坊さんからのリクエスト 『弥生つめたい風』がオンエアー 司：いい歌ですね〜 天：これ、今思い出したんですけど、ボク、岩手県の一関中学校の出身なのです。この学校は坂道を登って校門まで 辿り着くのですが、そこが桜並木で桜が咲くと凄く綺麗なんですよ！ そのイメージを詩の中に取り入れた曲なので、 今の時期にピッタリですね。 この辺にも深沢というところに、凄く桜が綺麗な場所がありますよ。 司：これからのＮＳＰの新曲はどのような曲になるのか、という質問も数多くいただいていますが．．． 天：新曲はだいぶ作っていますが、レコーディングが延びてしまっています。また、なんか新曲を皆さんに聴いてもらうのが 怖い感じもあって．．． なのでライブでは小出しにしています（笑）。 司：来週の水曜日には「あまのしげる」がＣＤ化され、発売になりますね。 ここで、実際のＣＤジャケットがスタッフより手渡される 司：このＣＤ化のため、ファンの方が署名活動をされた、というお話も伺っています。 天：署名を大量に事務所の方に送り付ける人が居まして．．．（笑） レコード会社の人にその署名の事を話したら、 「じゃ、出そうか！」という運びとなり、ＣＤ化されました。 本当は普通のＣＤのようにプラスティックのケースに入れて発売する予定だったのですが、直前にボクがわがままを 言って、昔のレコードのようなジャケットに仕上げてみました。 司：昔のレコードのように、紙と紙の間にＣＤを入れるタイプなのですね。 今、このＣＤを聴いてどうですか？ 天：ホント、恥ずかしいのですよ。これ、ＮＳＰが凄く忙しい時期にプロになって初めての夏休みをもらい、一気に作り上げた アルバムなのです。曲作りも１ヶ月しかなくて。自分なりのいろいろなトライもあったのですが、気負い過ぎちゃって、 自分的に恥ずかしいところがあるんですよ。 だから、「（ＣＤ化されたモノを）出さなくてもいいかな〜」と思っていたのです。でも、出てみると、「いいんじゃない〜」 （笑）。 また、ソロ・コンサートの事も思い出し、テープを捜しましたよ。ウチのマネージャー、その大事なテープをとんでもない 所にしまっていたのですよ、掃除機とか、ゴミがあるところに（笑）。埃だらけでした。。。 それを聴いたらちゃんと音になっていたので、ボーナストラックに入れたのです。 司：ゴミからお宝ですね！ 天：その時のコンサートは全部新曲でやる、という事で、これも無理しちゃいました。リハーサルも直前までやったし、 コンサートの前日に作った曲もあるんですよ（笑）。 アンコールだけは、ソロアルバムから２曲やりました。だから、聴いている人は退屈というか、知らない曲ばかり だったので、盛り上がりのないコンサートだったのですよ。 その後、手直しして、ＮＳＰのアルバムに入れた曲もあるんですけど、半分位はそのままでした。で、今、それを 聴いたら「いい曲もあるな」ということで、ボーナス・トラックにしました。 司：本当に「蘇った新曲」ですね。１９８２年の収録ですが、天野さんの声は変わらない方ですか？ 天：２０才〜３４、３５才の間、ＮＳＰをやりましたが、その中では変わりました。その後は余り変わっていないと思います。 「ちりめんビブラート」（細かいビブラート）だったんですよ。さださんも「精霊流し」の頃はそのビブラートでしたね。 デビュー曲「さようなら」もそうでしたけど、今ではそれがなくなりました。 ここで、その中のボーナス・トラックから 『優しさがわかりかけて』をオンエアー （アコギ１本から始まる、バラード調の曲でした） 司：では、ここでまた質問です。岩手県の乱魔さんから「自転車に乗ってますか？」 天：一昨年、買ったんですよ。家の中に置いている位大事にしていますが、今は洋服が掛かっています（笑）。 今年は乗りますよ〜 たまに空気も入れています。 司：elfinさんから「来月、高知でコンサートがありますが、『ハルウララ』の馬券は買いますか？」 天：ボク、『ハルウララ』のことは随分前から知ってたんですよ。ウチの事務所に、高知県出身のスタッフがいるので、 今年のお正月に帰省した際、『ハルウララ』のＴシャツとか、頼んだのです。当時はまだしっかり買えたのですよ。 けど、馬券は買わないかな〜 予想をするのが好きで、今朝もやったんですよ。 司：続いては、岩手県2さんから「ギターの弦なのですが、天野さんは弾き終わったら弦を緩める派でしょうか？ 緩めない派ですか？」 天：普段は緩めないですね。ツアーが終わったら緩めます。ボクの持っているギターはYAMAHA製なのですが、 丈夫なんですよ。YAMAHAのギターは雨にも風にも強くて（笑）。 高いギターなのですが、結構ホッタラカシで、 キズだらけになってます。 司：（ギターが）可哀想じゃないですか．．．？ 天：ギターって、そういう楽器なんですよね。中途半端といか、結構乱暴に扱っても平気なんです。乱暴に扱わない ギターも持っていますけど、それはお家に置いてあります（笑）。 司：（天野さんって）そういう人なんだ〜（笑） 天：猫を３匹飼っていますが、その中にも一番カワイイのと一番憎らしいのが居るじゃないですか．．． それと一緒ですね。 司：今日集まっていただいた皆さん、そして全国で聴いていの皆さんに、何かメッセージをお願いします。 天：今回のツアーは１７本で、北は北海道から南は沖縄まで行きます。お近くの方は是非コンサートに来て下さい！ 司：では、最後の曲を天野さんから紹介して下さい。 天：もう直ぐ４月なので、「八月の空へ翔べ」！ 司：ありがとうございました！ 天：どうも！ さようなら！ 『八月の空へ翔べ』がオンエアーされ、このコーナーは終了しました |
