☆☆☆闘病記【平成16年08月から09月】☆☆☆

平成16年8月 葉月
16.08.01(日):今日からいよいよ8月です、腹部の重ぐるしさは少ないですが、昨日あたりから髪の毛が抜け始めました。
       :頭をかくと相当抜けます、1ヶ月もするとツルツルになるかも。正常な細胞に副作用が出てきた。

16.08.02(月):本日の血液検査は白血球3000が、赤血球267が、ヘモグロビン8.9、血小板4.2万で白血球と血小板は徐々に
       :上がってきた。血小板が15万を超えたら2クールに入るとのこと。
       :最近、食後、みぞおちから右わき腹にかけての胃のあたりがもたれるが今日は特にもたれがひどい。

16.08.04(水):本日また血液検査、白血球5100、赤血球284、ヘモグロビン9.5、血小板5.9万で徐々に上がってきた。
       :だいぶ毛が抜け始めたので昨日、院内のトコヤで坊主にしました。頭の形が良い方なのでよかった。

16.08.05(木):入院前から胃のあたりが(肝臓かもしれない)もたれていたので本日、胃カメラ検査をした。
       :潰瘍は出来て無かったが出血痕が数箇所あり、ホルホン剤(ステロイド)の影響みたいです。

16.08.06(金):3日のMRIは脳の腫瘍が半分位に縮小している、普通は脳幹というのがあり、あまり抗がん剤の効果は
       :無いのだがまれに効く人もいる。ガンマーナイフ治療は当面延期するとのこと。
       :右肺の腫瘍は消えかかっている、脳と同じく薬が良く効いているようだ。
       :肝臓も効いていると思うがCT検査で見てみないとわからない、2クール中にCT検査をしたい。
       :2クール目は1クール目で使用したカルボプラチンは血小板減少がかなりきつく、輸血寸前までいったので
       :シスプラチンを使う予定、シスプラチンは腎臓への負担がかなりあるので一度に使用せず、1週目は
       :シスプラ半分とトポテシン、2週目は残りのシスプラとトポテシン、3週目は骨髄抑制をみながら
       :トポテシンで治療予定である。

16.08.10(火):またまた、厄介な問題が出てきた。今月に入り、37度全般の体温が多くなったが先週の土曜の夜に
       :38度近くの熱が出て、毎夜、続いている、昼間は37度全般で微熱、体がだるく、食欲が低下している。
       :昨日の血液検査で炎症係数のCRPが11.4かなり高い、熱が下がらないのをみると3月の時の
       :放射性肺炎が疑われる、また、ステロイドでは元気が無くなってしまう、先週の木曜から、やっと1錠
       :5mgになって、後2ヶ月くらいでステロイドともおさらばできるわけだったのだが免疫も極端に低下し
       :副作用は経験したもので無ければわからない。細菌性肺炎も疑われるので抗生物質も飲んでいるのだが
       :いずれにしても後1週間以内には結論がでるだろうけど。今日もだるい、夜眠れない。

16.08.13(金):今日は欧米では13日の金曜日は縁起が悪いと嫌われている、私の好きな映画「ジェイソン」も今日の深夜に
       :地獄の池から甦るのだ。私も今日から、心気一転、ジェイソンから英気をもらい、しつこい「がん」を治すのだ。

       :闘病記に戻ります。8月に入って続いていた朝からの微熱は昨日あたりから引いてきたようだ。20時前後に
       :毎日、出ていた38度位の熱も出てない。治らなければ中止であつた本日の大腸検査は予定どおり実施する
       :ことになり、昨夜夕食はスープ1杯とジュース1杯のみ、寝る前に下剤を服用。
       :朝から2Lの下剤を飲み始め約5回位に分けて、トイレはもっと多い、お昼ごろには口から肛門まで空になる。

       :あれほど出ていた胃や他の臓器の不快感、もたれ感、圧迫感や重苦しさ等が全て消えた、歩いても、階段を
       :降りても、まるで無い、こんなすっきりとした腹部の感じは何年ぶりか? ず〜〜〜とこのままでいたい感じ。

       :大腸カメラは15時頃に終了、ポリープが1ヶあったが来週から、2クールで抗がん剤投与のためと貧血であり
       :ヘモグロビンが8.7と急低下したため切除せず。他は白血球5100、赤血球265、血小板26万である。

       :9日にCRPが11.39となり、11日も11.1で下がらなかったが本日は5.23と半分位になった。
       :どこかが炎症しているか細菌感染とのことで検査中であるがとりあえず熱も下がった。(安心は禁物)
       :また、レントゲン写真は炎症は無いが右肺の腫瘍の陰は消えていたのがぶり返してきたようだ。

       :8月17日(火)の抗がん剤はトポテシン(通称イリノテカン)とシスプラチンと点滴予定。
       :シスプラチンは腎臓の機能低下を考慮して、17日と24日の2回に分けて投与予定。

16.08.16(月):本日、CT検査を実施した、 肝臓の腫瘍は入院時に5cm代〜視認出来る1mm代まで約10ヶ位あったが
       :3cm以下と縮小し、半数以下になっていた 、トポテシンが効いているようだ、腎臓等の他の臓器には無し。
       :私の余命は治療しなければ何ヶ月と主治医に聴いてみた、冗談か本当か遠廻しにいろいろと付け加えながら
       :???ヶ月位かな? と言っていた、知りたいかたは なおさんの Black Hospital を参照して下さい。
       :右肺の腫瘍は1クールで縮小したが発熱のため2クールが遅れたせいか、またぶり返してきたようだ。
       :まあ、2週間後あたりのレントゲン検査で縮小状況等は解るだろう。(最近は素人の私にもある程度わかる)
       :本日の血液検査は白血球5600で正常、赤血球266が、ヘモグロビン8.7で貧血ぎみ、血小板38.6万で正常、
       :炎症係数のCRPは2.79で下がってきた、詳しくはメニュー画面の 血液検査の記録 をご覧下さい。

16.08.17(火):本日より第2クールの工程開始、予定は17日はシスプラチンとトポテシン、19日までブドウ糖等の点滴。
       :2回目は24日より17日と同様にシスプラチンとトポテシン、26日までブドウ糖等の点滴。
       :シスプラチンは腎機能の急低下を防ぐため、投与量を半分(30mg)ずつにした。
       :3回目は骨髄抑制が無ければ31日にトポテシンのみ投与予定。これで2クール目は終了(1ヶ月パターン)。

16.08.19(木):毎日点滴、明日まで、副作用は便秘2日目、夜に長時間シャクリ。アテネオリンピック観戦で毎晩午前様。
       :日本の活躍が目覚ましいのでついつい見る、昼のハイライトは結果が判っているのでつまらん。

16.08.22(日):便秘は金曜にかなりいけばって3日ぶりの宿便が出た、すっきりとしないのでまだかなり残っているのだろ。
       :金曜に久しぶりに中国針の治療に行ってきた、夕刻、瞑眩(めいげん)現象のため、2時間位ウトウト。
       :昨夜、腹痛でかなりの便が出た、これで便秘解消だろう、次は下痢の順番だが? 来週点滴までに治らないと
       :セキは毎日時々でる、胸がチクチクもタマにある、腫瘍が苦しがって暴れているのだろう。
       :シャックリは治ったようだ、点滴後3日位か? 7月の1クールから1月半、トポテシンの副作用の一種で
       :ある抹消神経炎が軽く出てきたようだ、これは指先の間隔が薄れたり、触ると違和感を感じたり。 

16.08.23(月):本日の血液検査は白血球5500で正常、赤血球276、ヘモグロビン9.0で貧血ぎみ、血小板40.8万、異常値は
       :尿酸10.0、γーGTP85、尿酸は薬服用再開、CRP定量は0.19で正常値になった、原因は不明。
       :また、8月11にに採血した 腫瘍マーカー はNSE4.6、Pro-GRP42.6で一応正常値だがこれは抗がん剤の効果だ。

16.08.24(火):第2クールの2日目、本日はシスプラチンとトポテシン、27日まで点滴で第1回目とまるで同じ治療工程。

16.08.25(水):夕食後、急に腹痛、すぐ浣腸したら大量の便がでた、整腸剤飲んだら落ち着いた。

16.08.26(木):昨日からシャックリが夜になると長時間続く。両隣の一晩中のテレビのせいか、連日ウトウトで寝不足。

16.08.27(金):本日の血液検査は白血球5700で正常、赤血球266、ヘモグロビン8.6で貧血、血小板28.6万、異常値は
       :尿素窒素22.6、γーGTP75、抗がん剤の影響で腎機能がやや低下。白血球がよいので外泊許可になる

16.08.28(土):25日に浣腸で大量の便が出て以来、3日間の便秘が続き、腹が張っていいたが今日の昼飯後、久しぶりに、
       :待望の便が大量に出て、久しぶりにすっきりとした。来週の治療が始まるまで正常に戻ってもらいたいものだ。

16.08.30(月):本日の血液検査は白血球6600で正常、赤血球271、ヘモグロビン8.8で貧血、血小板19.1万、尿酸7.4、
       :LDH136、異常値はγーGTP72。昨夜は眠れず、なんとなく体がだるく、頭が軽く痛い。
       :みぞ落ちから右肋骨にかけて(背中側も同様)、仰向けで体を動かすとすごく痛い、水飲むとみぞ落ちが痛い。

16.08.31(火):第2クールの3日目、本日はトポテシンのみ点滴3本、明日は点滴1本。
       :昨日同様、みぞ落ちから右脇腹にかけてすごく痛い、体を動かすと激痛に近い、反対側の背中も同様に痛い。
       :午後になって、みぞ落ちや背中の痛みは緩和してきた。明日朝はまた痛くなるのか? 憂鬱である。


平成16年9月 長月
16.09.01(水):2日間に出ていた症状、太ももや腹部の湿疹、体のだるさ、目がかすむ、鼻水が出る、激痛に近い痛み、
       :などが嘘のように今朝はなかった、続いていた腹部のもたれや不快感もだいぶ緩和されてきたようだ。

つらく、長〜〜〜い、1週間の始まり

16.09.04(土):夜、熱が出てきた、体が凄くだるい、頭痛、関節の痛み、食欲不振、声が出ない。腹部、太もも、背中
       :の広範囲に湿疹。頭痛もする、あんまりだるくて動く気がしない。

16.09.07(火):ず〜と38度位の熱が続き、症状も同じ、湿疹がまた拡がってきた。本日から抗生物質の点滴開始。白血球
       :も低下のため、ノイアップ注射開始。白血球2700、赤血球216、ヘモグロビン7.2で完全な貧血状態。
       :また、炎症係数のCRPが24.5と異常値、抗生物質で下がればよいのだが。

16.09.10(金):8日、9日と熱は少し下がったようだが頭痛、節々が痛い、体を動かすのが億劫、体がだるく、自分の
       :体で無いみたい、8日は真夜中の2時に約40分の胸痛で心電図とったが不整脈がわかった程度。
       :こんな状態が続き、つら〜い、苦しい1週間が過ぎた。今日は朝方、日曜の下痢以来溜まっていた便が
       :結構多く出た、ほとんど食べてなかったが5日分たまると多い。
       :1週間寝ていると自動販売機まで歩くのが相当つらい、立っているだけで肩や腕が疲れる。
       :極度の貧血症状のため、400CCを輸血した。
       :白血球3600、赤血球187、ヘモグロビン6.1、血小板7.0、クレアチニン0.83、CRP14.9は下がってきた。

16.09.12(日):ここのところ、セキが多くなった。熱はないようだが体は痛い、あさ、寝汗をかくのはまだ本物でない。

16.09.13(月):今朝はかなりの寝汗をかいた、まだ体が痛い、食欲もまだあまり無い。左首筋がかなり痛い。
       :本日の血液検査は白血球5900で正常、赤血球244、ヘモグロビン7.9で貧血、血小板9.6万、AL−P246、
       :LDH143、異常値はγーGTP58、尿素窒素13.8、クレアチニン0.89、相変わらずの貧血状況。

16.09.14(火):左首筋が痛い、食欲が無い、今日あたりから舌が黄色くなってきた。熱は下がってきた。
       :本日のMRIで新たな影が2つある、ガンマーナイフ治療痕は黒く壊死の痕がある、ここが問題となる。

16.09.15(水):左首筋は相変わらず痛い、食欲が無い、本日のCTでは肺炎の方はまだだが肺の腫瘍は消えている。
       :肝臓の方は3cm位を筆頭にまだ少し残っている。CRPが4.84と高くなる。
       :ヘモグロビン7.4、赤血球229と低下、400ccを輸血する。寒気と頭痛は相変わらず。

16.09.16(木):朝起きたら左首筋は痛みは治っていた、食欲が少し戻った。プレゾニドロンがやっと0錠になる。
       :ホルモン剤0錠の喜びもつかのま、左首筋の痛み、頭の痛み、食欲減退等が午後から戻ってしまった。

16.09.17(金)〜16.09.21(火):左首筋の痛みはズキズキ、頭痛もズキズキ、食欲はほぼ0、18日より痛み止めを。
       :飲み始める、本日でメロペンの点滴をやめる、首筋が特に痛く、後頭部が朦朧としてきた。

頭が朦朧として良く覚えていないが記述する。

16.09.22(水)〜16.09.25(土):左首筋の痛みはズキズキで整形外科で首筋のレントゲン異常なし1日にMRI?、
       :どうも言語障害と字がよく書けなくなってしまったようだ、23日に奥さんと看護婦さんに手伝って、
       :もらってシャワーしたがその後から1人では動けなくなってしまった、水飲んでもあげてしまう、
       :頭が朦朧として自分の体では無いようだ、こんなつらいのなら、死んで楽になりたいと何度も
       :思った。こんな辛い症状が24日のお昼すぎまで続いた。
       :なぜかといえば11時の臨時MRIで原因らしきものが判明したからだ。MRI画像を脳外科の
       :先生に診てもらうと「ガンマーナイフの後遺症の浮腫により、脳圧が高まってきたためではとのこと
       :早速、ステロイドのデカドロンを含んだグレノールの点滴を開始したところ、楽になってきた。
       :24日の15時過ぎから25日にかけて、頭は痛いが朦朧感はとれてきた。

16.09.26(日):後頭部の軽い痛みと重ぐるしさ、食欲は少し戻ってきたようだ。看護婦さんの援助で洗顔とトイレは
       :車イスでいけるようになった。

16.09.27(月):後頭部の軽い痛みと重ぐるしさは続く、1ケ月も続いたのがそんな簡単に治るはずが無い、浮腫は
       :そんな簡単にはとれないと思う。私自身も1人で行動できるようリハビリを開始した。


16.09.28(火):後頭部の軽い痛みと重ぐるしさは続く、食欲はだいぶ戻ってきたようだ、朝と昼は概ね食えた。
       :本日の血液検査は白血球10000で異常、赤血球261、ヘモグロビン8.5で貧血、異常値は血小板45.9万
       :アルブミン(栄養不良)は低い、γーGTP66、CRP定量は0.76で異常だが下がってきた。
       :正常値はクレアチニン0.77、AL−P216,LDH148,GOTとGPTは正常。
       :いずれにしても痛み止めは服用中ですが症状はだいぶ緩和されてきました。パソコンやれるくらい。

16.09.30(木):後頭部の軽い痛みと重ぐるしさは続く、食欲はだいぶ戻ってきて、1人歩きをヨチヨチだが出来る
       :ようになってきた。まだ、字が良く書けない。言語障害少し。痛み止めは昨日から飲んでない。
       :本日で9月も終わり、最近、チョット遅くまでテレビを見てられる。(23時頃)