徒 然 猫 日 記

私的には・・・。 不覚にも。 私の見解。 猫はあけぼの
秘密の出来事 猫所法度 理想 猫語
遺伝 枕詞 馬鹿 反応
自覚 密度 観察 序列


序列  みぃーは我が家の娘達より上だと思っているふしがある。
つまり「ぱぱ・まま・みぃー・娘1・娘2・こま」の順である。

 こんなことがあった。それはみぃーが娘の椅子をお気に入りにしていた頃の時である。

 娘が珍しく机に向かっていた。するとみぃーは娘の背後から猫パンチを繰り出し、噛みつかんばかりの勢いで攻撃し、彼はお気に入りの場所を奪い取ったのだ。娘は涙目になりながらキーボードの椅子を部屋へと運んでいた。怖くて椅子からみぃーを下ろすことが出来なかった。実は私も・・・。

 またある時は、娘のベッドをお気に入りにしていた頃、娘は寝る時にべッドを直そうとみぃーを下ろす。みぃーがまだ寝ぼけているうちにテキパキと直し、みぃーを元に戻す。その間「ごめんね、ごめんね。」と言い続けるのだと言う。「なんで私があやまるんだぁ?」と憤慨しつつもしばらくそんな日が続いた。らしい。

 
みぃー君、きみは間違っている!
とある日々
観察  こまは一日中家でぐーたら寝ている様に思う。
ちょっと観察。

全く、寝てばかりのこまである。みんな口を揃えて
言います。
「あ〜ぁ、猫になりたいっ!」
AM  5:50 起床
        ママを起こしに来る。(まだ10分あるのにぃ〜)

     6:00 朝食・外出(すぐ戻る)
        
寝る

     8:00  水を飲む。
寝る。

    10:00 掃除機の音に目覚めるが、また
寝る。

    11:00 ママ外出

PM 12:00 ママ帰宅
         甘えまくって昼食。その後
寝る。

     2:00 目覚めて部屋をウロウロする。
         その後
寝る。

     5:30 食事の後外出

     5:40 帰宅。
寝る。

    10:00 目覚める。ウロウロする。
         水を飲む。
寝る
                         
密度  ここのところの暖かな陽気に誘われてか、我が家の庭の猫密度は高い。
 一触即発状態の緊張高まる一瞬があるかと思えば、濃厚なラブコールがあったりする。ふられてしょんぼりする猫の姿は、人間のそれと同じにも見える。
 そしてそれを興味津々で覗き込むように見つめる猫もいる。また、高見の見物を決め込んでいる猫もいる。
 ああ、ここに猫の社会性をみた・・・。(ほんまかいな?)

 私?ん・ん・デジカメ持ってフライデーよ。

★ 「ねこ・にゃんフォトギャラリー」もご覧下さい。
4月13日
自覚  最近よくあちこちの猫のサイトにお邪魔しに行っている。そこで思うことなんだが、HPの作成の技術はもちろん高く、「へ〜、こんな事出来るんだ〜」と感心しきり。
 それにも増して強く感じるのは、皆さんホントに「猫好き」という事だ。そして猫に対して惜しみなく自分の時間を割いていると思う。半端じゃないぞ!という力のこもった愛し方である。
 そう思うと自分は何て中途半端な猫好きなんだろう。

発見、そして自覚


 ねこは好きだけど流血を見る入浴は避けたいし、朝、めざましが鳴る前に起こしに来るねこには「バカモノ!」と言いたくなる。外に出る、と要求しサッシを開けさせたのに出るのをためらうねこには躊躇無く蹴りを入れる。(軽くね、軽く)ねこの嘔吐物を掃除する時は「ばかねこーーー!」と叫びたい。

 「猫好き」なんて威張れない、と思った。「猫好き」改め「ムラのある猫好き」と言う事にしよう。
4月5日
反応  みぃは前述の通り刺身が好きだ。みぃばかりに刺身をやってこまにあげないと言うのは可哀相なのでこまにもちょっぴりやったことがある。
 だが、こまはじーっと見つめるばかりで動かない。するとチョイチョイと手をかけ、遊びの姿勢をとった。が、反応がないのですぅっとその場を離れお気に入りの場所で丸くなって寝た。
 
なんというねこさんだ!前代未聞。ねこが魚に反応しないとは??猫殺しのシーチキンにも反応しない。カリカリご飯(キャットフード)だけに反応するこまである。【こまよ、おまえはもう野生では生きてはいけない】
<ずいぶん前>
馬鹿 その1 猫が視界に入ると寝ていようが、起きていようがとり あえずちょっと触る。

その2 外を歩いていて猫が目に入るととりあえず行方を目で追う。それが家の猫だと名前を呼ぶ。

その3 猫だけ置いて家を空ける時は「猫の通り道」を作っておく。       

その4 猫がコタツの中にいる時は遠慮して足を入れる。猫のいない所は足で混み合っている。
 
その5 猫に話しかける時はつい幼児に話すようになる。そして「にゃ」を入れて話す。
枕詞  うちのパパは猫に話しかける時必ず「ほーか、ほーか(そうか、そうかの方言)」と言ってから話しかける。
「ほーか、ほーか」がないと次の言葉が出て来ないらしい。一体なにが「そうか」なのか?ねことの一体感を味わっているのか? しかしその姿は「おじいちゃん」である。孫が出来たらそうなるのね、きっと。
 かくいう私もねこに話す時は何故か幼児語になっている。「おっきなおめめして、ん〜、どーちたの?」
全くバカである。二人とも。
某月某日
(春)
遺伝  こまは「サビ猫」というらしい。ぶち(白黒)と○○の猫が掛け合わさったものらしい。娘1が遺伝の事を良く知っていて、「¥&’$#%?>?<」と説明してくれた。「ふんふん、あっ、そーなの」と相槌は打ったもののサッパリわからない。
 どうやら、劣勢遺伝で稀なパターンであることだけはわかった。いわゆる「希少」な猫らしい。いや〜ん、こまちゃん、そんなに珍しいねこさんだったのね。珍しい割には貰い手の少ないねこである。だって・・・、冷静に判断すると「ぶさいく」。
でもいいんだ、私にとってはかわいいーーいねこさんである。
某月某日
(春)
猫語  うちのねこは「にゃー・にゃー」と鳴きながらお散歩から帰ってくる。すると家人は「おかえりにゃ!」と言う。
 ねこが「にゃーにゃー」いうと「にゃんにゃの〜?(なんなの)ごはんかにゃ?(ごはんなの)」と語尾に『にゃ』をつけたり、『にゃ』を入れてねこ語で話す。これでねこと意思の疎通が図れると思っているらしい。
 大体ねこ(こまの場合)の要求はエサか抱っこか外に出せである。「ごはんかにゃ?」と言えば3分の1の確率で当たるのである。
  「だっこかにゃ?」と聞いて返事の「にゃー」を理解したつもりでだっこするとねこキックの抵抗にあう。
 ねこ語のリスニングとスピーキングは難しいのである。
某月某日
(冬)
理想   私は猫が大好きだ。
子猫が懐に入って遊んでいるのもいいし、大猫が鎮座しているのを見るのも好きだ。
 猫がいるというだけで嬉しいのだ。だから猫に囲まれて、どこを見ても猫がいるというのがいい。そんな暮らしがしてみたい・・・。(「猫」という字を「金」にかえても一部OK!)
某月某日
(冬)
私的には。  冬の猫は毛がふわぁふわぁして顔をくっつけると,とっても気持ちがいい。
だっこして撫ぜていると、う〜んもう、シ・ア・ワ・セ・・・!どんな高価なぬいぐるみよりもどんな高価な毛皮の襟巻きよりも私的には500円とタダの猫の方が断然いいのです。
欠点と言えば、ずーっとだっこさせてくれないし、ずーっと襟巻きにならない。「動く」と言うのが欠点かな?
 余談ですが、私のお気に入りのブランドはヴィトンやプラダではなくウェアーはミズノ、靴下はアシックス、パンツはデサント、靴はミズノかアシックスです。
某月某日
(冬)
不覚にも・・・。  パパは刺身で日本酒をキュッとやるのが好きだ。みーも刺身が好きだ。だから晩酌の時はパパの周りをウロウロ、「にゃー、にゃー」うるさい。取られてなるものかと、知らん顔しガードしつつ食べていると、みーは頭突きをしておねだりする。(おねだりというよりは脅迫に近いものがある)仕方なくみーに少しやる。しかしみーは味わうことを知らないので食べるのが早い。
 とどまる事がない催促に自然と箸の動きは早くなり、つまみは10分足らずでなくなるのである。

 食べた気がしない・・・。

 そこで、みーが他の部屋で寝ていることを確認してそぉ〜っと冷蔵庫を開けそぉ〜っと晩酌の支度をする。さあ、飲もうか。居るじゃぁないか!ショボショボの目をして。「くっ!察しのいい奴!」そして戦いが始まりつまみは10分足らずでなくなった。

食べた気がしない・・・。

 そんな日を幾度となく繰り返した結果、ある結論に達した。「どうやらみーは『刺身』という言葉がわかるらしい。」聞いて居るのである。私達の「今日のおつまみは刺身だよ〜ん」「おっ!いいねぇ〜」と言う会話を。
 
 とあるつまみが刺身の日、今日はみーがいない!「やったー!」いや、そんなはずはない。来るぞ、油断はならない。わずかな物音にもビクビクしあいつが来るんじゃないかと不安に駆られ、つまみは10分足らずでなくなった。

 そんな夜もたまにはある。みーが(不覚にも)熟睡した夜。
某月某日
(冬)
私の見解  よく猫が何かを捕まえてきたら(蝶、とかげ、蛇、蝉など)見せに来るのだから褒めてやらないといけない。などと言ったりする。そうだろうか?見せに来るのではなく自分の巣でゆっくりといたぶってから味わおうと思っているのではないか?

 飼い猫の場合「巣」はその家そのものだ。昔はねずみ対策として猫を飼っていたのだから、猫がねずみを取って来ればそれはお仕事をしたことになる。「よーやった、よーやった!」てなこと言えば、猫だって気を良くして「また捕っちゃおかなぁ〜。」と思うかもしれない、と考えてねずみ捕り倍増計画として褒めたのではないか。しかし、猫たちはただ、ただ生命維持の本能に任せてねずみを捕り、トカゲを捕り、蝉を捕っていただけである。

 以上のように理解している私は獲物つきの猫は家には入れない。これも人間の勝手なんだが。
でも、私の見解は合ってる?
某月某日
(冬)
猫はあけぼの・・・  猫はあけぼの・・・まで活動する。出たり入ったり、2匹がするものだからお世話する方はもう大変。

まず彼らは戸が開けられない。よしんば開けても閉めていかない。冬は寒いし夏は蚊が入ってくる。否が応でもドアマンになるしかないのである。誰が?それは夜更かし大好きのパパである。彼曰く「ったく、夜は忙しい。出て行く時に『すみませんねぇ。今から小一時間程出てまいりますので、帰りました際にはまたよろしくお願いします。』ぐらい言っていけよぉ〜。そしたら『おう、気をつけてな!』なんて言ってやるのにぃ〜。」

 私はといったら、そんな忙しい夜があることなどつゆ知らず、ぬくぬくとお布団の中で睡眠をむさぼっていたのであった。パパありがとうね!
某月某日
(冬)
秘密の出来事  春も間近なとある冬の日。暖かな日差しを浴びている縁側を掃除していた私。んっ?わずかにカーペットが一部盛り上がっている。ティシュでも入り込んだかぁ?めくって見るとなんと、トカゲのミイラが・・・。そしてその姿はせんべいのようになり、トカゲの押し花状態である。

 今は冬。トカゲの活動時期は夏。そういえば夏にはよくトカゲを捕まえてきたものだった。しっぽのないヤツが家の中でよく逃げ回っていた。その度にわりばしで捕獲して安全なところに逃がしてやった。

 ということは、あの夏からずーっと、ずーっとそこに居たのね。そんな姿で・・・。では、お前の存在は秘密にしておこう。めくったカーペットをそっと元に戻した私でした。

 こうして私と猫の秘密が出来たのであった。(猫は忘れてるって!!)
某月某日
(冬)
猫諸法度        我が家における「猫諸法度」

1,猫が膝にいる時は如何なる頼まれ事も拒否できる。また如何なる頼み事もできる。

2,猫がエサを欲しがったときは何人も速やかに動くべし。

3,猫が外に出たがった時、または外から帰って来る時はそれを拒んではならない。

4,猫がお布団の上に来たときは嫌でも一緒に寝なければならない。


補足 : 猫が膝にいる人は特権を手にしているので、不用意に用を頼もうなら「これが目に入らぬかっ!」とばかりに猫を指差すのである。しかし、長時間猫が膝にいると体が痛くなってくる。やむなくこの特権を放棄すると、「かわいそーなこまちゃん!!」と猫のほうに同情が集まる。なんでぇ〜?!(こういった特権は猫好きの家庭ではよくあることらしい。)
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