涙液分泌機能検査

 
 コンタクトレンズ(特にソフトレンズ)を装用される方や眼精疲労を訴える方の場合、必ずしないといけないのが涙液分泌検査です。この検査をしないと、涙の状態がよくわかりません。ですから、八丁堀眼科では、最初にまず下記検査を必ず行っています。

(1)綿糸法
 特別の糸を下瞼(したまぶた)にかけて、15秒おきます。
 10mm以下で涙液分泌減少を疑います。
 この検査行ったのち、涙液減少症を強く疑う場合はシルマーテストという詳しい検査をも行うこともあります。


(2)涙液層破壊時間・Break up time(略してBUT)
フルオレスセイン液で涙液を染めて、数回瞬きをして角膜表面全体に拡がようにした後に、患者さまに瞬きをやめてもらって、細隙灯をブルーの光の照明にかえて、一度張った涙の層が一部破けてdry spotが生じる時間をみるという、一般に行われている方法です。10秒以下が異常とされています。
もちろん、この検査も大切です。

どちらの検査も3割負担の保険で120円くらいのものです。

 涙の量や成分が心配な方は、いつでも検査いたします。