「言葉遣い」について・・・・・
  2〜3才を過ぎる頃になると、急に悪い言葉遣いが耳につくようになるものです。
  よちよち歩いていたころには、
     「まさか、こんな乱暴な言葉づかいをするようになるとは!」
  と、誰しも想像できなかったことでしょう。
  保育園に入ってからお友達の影響を受けたり、上に兄弟がいる子は、上の子の悪い
  言葉遣いを好んで使うようになります。
  こんな時期を、どう受けとめたらよいのでしょうか?

▼言葉遣いが悪い

2〜3才の子どもなら、誰でも経験があるはず!
「ばか」「てめえ」など乱暴な言葉を言われた時の対応は、どうしたらよいの?

かわいい我が子がそんな言葉を口にするとびっくりしますね。
「なんで・・・?」 「いつ覚えたの?」 と、母の気持ちは穏やかではいられません。
つい子どもに、「どこでそんなこと覚えてきたの?」 「またそんなこと言って!」 などと言ってしまいます。
しかし、そう言われた時の子どもの顔をよく見てください。何だか、”かまってもらえて、ちょっとうれしい”ような顔をしていませんか?
子どもは、「なんだ」「かんだ」と言って、お母さんの気を引きたいものです。
ですから、この様な乱暴な言葉も、「子どもが親との関わりを求めるサインなんだ・・・。」と理解して、決して否定的に反応せず、肯定的に受けとめましょう。
子どもは過剰に反応してくれない親を見ているうちに、知らず知らずに乱暴な言葉を使わなくなっていきます。
「”言っちゃダメ!”って言ったでしょう!」 「そんな言葉は遣っちゃダメ!」 などと言ったり、口をつねったり、たたいたりしないよう気をつけてくださいね。

 

上の子の言葉をそのまま真似しているが、どこまでで止めればいいのか?

止めることは出来ないでしょう。
「上の子の真似をしたい。」 「新しい言葉を使ってみたい。」 というだけなのです。こういう場合は、しばらくすれば飽きてやめていきます。後は前述と同様です。

どうして、この様な乱暴な言葉を使うようになるの?

今までに耳にしなかった珍しい言葉の響きが、魅力的に感じるからだと思います。
言葉の意味の善し悪しは分からずに、目新しい言葉を使ってみたいだけ・・・。その言葉を遣うと大人が反応するから、わざと言ってみる!・・・・ということもあると思います。
子どもが、そのような言葉を言ったあと、ゲラゲラと楽しそうに笑っているシーンを見かけることがありますよね。

レストランなどで、大きな声で「うんち」 「おしっこ」 などと言われたとき、どうしたら良いのでしょう?

親子関係がしっかりできていれば、
 「みんながおいしいものを食べている所で、”うんち”なんて言ったら、おいしく食べられなくて
  イヤだよねぇ。」などと大人の気持ちを伝えてみてはどうでしょうか?

子どもは、自分の好きな人がいやがっていると分かれば、言わなくなるのではないでしょうか。
やめて欲しいときには、ふざけた言い方ではなく真剣に伝えましょう。

▼家族との折り合い

同居の祖父母にも理解を・・・・
同居の姑などに「言葉遣いのしつけができていない」と言われて、肩身が狭いのですが・・・

あいさつや、「ありがとう」などの言って欲しい言葉は、子どもに「言いなさい!」と命令するのではなく、子の模範として親が言う姿を見せていきましょう
言って欲しくない言葉は前述の理由からですので、おじいちゃんおばあちゃんにも理解を求めましょう。
「自分の肩身が狭い・・・」ということは、もしかしたら、おじいちゃんおばあちゃんと自分との関係がぎくしゃくしているのかもしれませんね。自分も子どもも、ありのままの姿で家族とつきあえる関係づくりも大切です。

 

私は、県外からこの土地に嫁いだのですが、同居の祖父母などの言葉遣いが、荒っぽくてびっくりすることが
   あります。子どもに悪い影響はないのでしょうか?

家族の言葉遣いを、子どもがみんな真似してしまうのか?と心配ですよね。
お年寄りは、長年使ってきた土地の方言をよく使います。県外から来た方には、その微妙なニュアンスが理解しづらいことでしょう。方言は、暖かみのある言葉もあれば、乱暴に聞こえてしまうものもあります
もしも可能ならば、おじいちゃんやおばあちゃんに乱暴に聞こえてしまう言葉遣いだけでも、なおしてもらうようお願いしてみましょう。
しかし、長年話している言葉を変えてもらうのは難しいですね。それではどうするか?

まず、一番身近なパパやママが子どもに遣って欲しい言葉で話しかけましょう。子どもは自分を大切にしてくれる人や自分が好きな人の真似をしながら育っていくものです。
小さいうちは善し悪しがわからず、目新しい物、おもしろい物に飛びつきますが、大きくなるうちには自分で選ぶようになります。
あまり神経質にならずに、気長に見守っていきましょう。

また、他県から嫁いだお母さん方も、この地方の方言に興味を持ち、方言の良いところも見直してみても、おもしろいかもしれませんよ。



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