「赤ちゃん返り」について・・・・・
  下に赤ちゃんが産まれると、上の子との関わりと赤ちゃんの面倒で、ママはもうヘトヘトに
  なって来てしまいます。
  でも、「それまで、上の子とママの関係がうまく行っていれば、いるほど嫉妬する」
  
ってご存知でしょうか?それは、一体どう言うことなのでしょうか・・・。
  「これから第2子を!」と考えているお父さんお母さん。
  今現在、上の子の「赤ちゃん返り」に付き合っているお父さんお母さん。
  子どもの心の中を見てあげましょう。

▼上の子の赤ちゃん返り・・・

上の子と過ごす時間を作りましょう!
上の子も気になるけれど、どうしても赤ちゃんの方に手がかかります。どうしたらいいの?

そうですね。どうしても赤ちゃんの面倒に追われてしまいますね。
なかなか難しいのですが、たとえわずかな時間でもよいので、上の子とふたりだけの時間をつくり、その時間だけは、上の子だけと、たっぷりと相手になってあげることが大切です。
そうしてあげると上の子は、赤ちゃんが生まれる前と同じように、お母さんを独り占めでき、自分が親に大切にされていることが分かって来るのです。

 

でも、どうやって、二人だけの時間って作れるのでしょうか?
  • 赤ちゃんが寝たあとで、しっかり抱きしめてあげる。本を読んであげる。
  • パパに赤ちゃんの面倒をお願いして上の子とお出かけ。買い物などもいいですね。
  • 上の子とふたりでゆっくりお風呂に入る。これはかなりオススメです。
    「スキンシップ」と「ママの独占」と一石何鳥もの効果があります。

日頃、パパの帰宅が遅かったりして実現できない時は、おばあちゃん家などでも実践してみましょう。

どうしてそんなに、上の子と二人の時間が大切なの?

考えてみてください・・・。
赤ちゃんが生まれる前は、上の子ひとりに、パパ、ママ、おばあちゃんなどの愛情が100%注がれていたのです。
なのに、下に赤ちゃんが生まれた日を境に、「お兄ちゃんなんだから」 「お姉ちゃんでしょう!」と言われてしまうのです。
でも、上の子の言い分は・・・と言うと
  「別になりたくてなったわけじゃあない」
  「きのうまでは僕が中心だったじゃあないか。今日から急に、『ちょっと待ってて!』 は、ないよ!」
・・・きっと、こんな感じではないでしょうか?

とにかく上の子は愛情100%でないと満足できません
赤ちゃんが生まれてからは、一日中じゃなくていいけれど、でも、一日に何回かは、お母さんが本気で自分と向き合って100%の愛情をくれた。・・・こう実感できることにより、上の子は満足していきます。
でも、ただ一緒に時間を過ごせばいい・・・何て思わないようにしましょう。
向き合う時は子どもと本気で関わってください。お母さんの気持ちが「そこ」にないと、子どもはすぐに見抜いてしまいます。
そんな時間を幾ら過ごしても何にもなりません。返って、子どもがストレスを抱えるだけなのです。

上の子との時間の過ごし方で、何かオススメはありますか?

第2子が生まれたころを、とても微笑ましく描画している絵本があります。
上の子に読み聞かせてあげては、いかがでしょう・・・。以下にご紹介します。

「ぼくんちのかいじゅう」 
   文:リチャード・グラハム 絵:スーザンバーレイ  ほるぷ出版

「わすれられないおくりもの」で知られている、スーザンバーレイのやさしいタッチの絵本です。
「かいじゅ」とはまさしく産まれたばかりの赤ちゃんのことです。お兄ちゃんになった主人公が、ある日突然やってきた「かいじゅ」と格闘している姿が、とてもうまく描かれています。
かいじゅうが来たー」 「 かいじゅうが、ご飯をこぼしたー」 などと、その時期の大変さをも、楽しみに変えて過ごしてみては、いかがでしょうか・・・。

尚、ここでご紹介している絵本は、諏訪広域図書館で貸し出し可能です。
是非、ご利用ください。

▼兄弟の兼ね合い

上の子ばかり重要視していいの?
「上の子との関わりを重要視した方が良い。」と言いますが、子どもには平等に100%の愛情をあげる
   べきなのでは・・・?

そうですよね。それが理想です。
しかし、お母さんに余裕があったり、お母さんをサポートしてくれる人がたくさんいれば可能ですが、なかなかそうは行かないのが現状なのではないでしょうか?
「生まれて来てくれた子ども全員に、100%の愛情」を与え続けていては、お母さんの方がつぶれてしまいかねません。では、どうしたらいいでしょう・・・。
当たり前のことですが、下の子は上の子がいる所に生まれてきましたね。一人目の子と比べてみても、お母さんは思うように赤ちゃんに手をかけてはあげられません。
お母さんにしてみれば「上の子の半分しか手をかけてあげていない・・・」と、後ろめたい気持ちになりがちですが、そんな事はありません。自信を持ってください。
下の子に費やすことができる時間が、上の子の半分だったとしても、その子にとっては、「自分は、お母さんから100%愛情をもらっている。」という満足感になっているはずです。

 

上の子ばかりを優先していていいのですか?返って、ワガママになってしまうのではないか・・・と心配です。

上の子優先でいいのです。
「ママが僕を見ていてくれる。」 「ママは僕を分かってくれる。」という満足感で、上の子は精神的に安定できます。
そして、上の子が何か頼みに来たときなどは、
   「あとでね。」 「ちょっと待っててね。」 「赤ちゃんが泣いているでしょう。」
という応対は、できるだけ少なくしたいですね。

上の子が安定すれば、ママが赤ちゃんにかまっていても、そんなに嫉妬しなくなるでしょう。むしろ上の子も、赤ちゃんを大切に思い、いつの間にか自分の家族の一員として思ってくれるようになります。
理屈では分かっていても、なかなか実践できないのが「子育て」ですよね。
子どもの気持ちをママの心にとめて、できる限りで良いので、やってみてください。
「子育て」に無理は続きません。自分のできる範囲であせらずやっていきましょう。



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