あった!kcy家庭菜園>トマト栽培・連作2年目

≪雨避け1年目≫ ≪連作2年目≫ ≪連作3年目≫ ≪連作4年目≫ ≪連作5年目≫ ≪連作6年目≫ ≪連作7年目≫
  トマト栽培≪連作2年目≫      本文中の画像は拡大表示します         
雨避けハウスでトマト栽培をしています。ハウスは毎年移動できませんので、連作になります。
今年は連作2年目のトマト栽培行いました。
連作障害を避けるため、耐病性のある品種選び、EM利用なども取り入れています。連作していない露地で一般種も同時栽培し、播種から収穫までを比較しています。
【今年の栽培は2種類】
雨避け栽培種の桃太郎ファイトと、露地栽培種の大型福寿の2種類を栽培します。桃太郎ファイトは青枯病など各種耐病性に優れているので連作対策として採用しました。大型福寿は一般的トマトの代表として比較のため採用。種代は約8倍の違いがあります。播種前に、ビニール袋に少量の水と種を入れ、布に包んで24時間保温しながら充分吸水させました。3月7日種を50個のビニールポットに播種。
【種土】ピートモス2、クン炭1の割合で種土を作った。
【保温箱】
トマトっちや、EMで育てるトマトでは、ガラス張り温室を使用しましたが、今年は自家製の簡易保温箱を使ってみます。トロ箱に電気あんかを入れ、育苗箱に角-40のペーパーポットを入れる。ミニ温室といったもので、手軽で温度管理効率がよい。
小さくても48本の苗が取れるので結構実用になります。
播種】3月7日 1回目の播種をしました。2種類。
温度管理】
日中陽が当ると発芽の適温の30度を超えるのでビニール袋の口を開けて温度調節する。
夜間は室内に入れ、電気あんかをONにして、古毛布を掛ける。夜間でも25度以上は欲しい。
【畝の準備3月8日 雨避けハウス
今年が連作2年目。播種と並行して、定植畝の準備に取り掛かりました。
500倍のEM活性液をたっぷり撒いて、充分土に滲み込ませます。
土の乾燥防止と、土の表層に土壌微生物を増やすため、落葉を分厚く敷き詰めて、その上に風で飛ばされないように、完熟堆肥で押さえ、落葉マルチにしておく。
【落葉・堆肥マルチ】 雨避けハウス
畝の脇にも、ワラや落葉を敷き詰め、雨避けハウスの中は通路以外は土が露出しないように覆っておく。
所々に見える緑は、自然倒伏による自動マルチを目指して、昨年秋に撒いたナギナタガヤですが、乾燥状態だったのか、少ししか生育しなかった。
ハウスの中は不耕起で、昨年使った支柱はそのまま使用します。
【育苗9日目3月16日 保温箱
3日目に発芽し、1週間で双葉が出揃ったので、ミニ温室の保温性は良かったようです。
ピートモスとクン炭の種土は、油断すると水切れになるほど通気性がいいので、湿り具合をみながら、日に2度は水遣りをしました。
1週間目にはじめて、500倍の液肥を与えました。
【育苗17日目】3月24日 本葉が出始めました。草丈は4cmくらいでしょうか。2度目の500倍液肥を与えました。

【育苗22日目】
3月29日 葉が触れ合うほどになってきまし た。「大型福寿」は「桃太郎ファイト」に比べて生育が早く一回り大きい。
【畝の準備】4月3日 雨避けハウス
トマトを植える場所に、市販EMボカシ3握りほど入れ、深さ30cm位まで掘った土と混ぜ込み埋め戻しました。その植え穴に500倍のEM活性液をたっぷり注ぎ、再び落葉と堆肥で覆っておきました。 元肥はこれだけです。
1ヶ月半後に控えた定植予定地に、EM菌が充分繁殖定着するための処置です。トマトの連作には、土中の青枯病菌対策として欠かせない準備です。
【育苗29日目】4月5日 ビニール温室
今年は4cm角のペーパーポットに播種だったので、少し早めでしたが、本葉3枚で混んできたので、4号ポットに移植しました。
ペーパーポットはそのまま移植できるので、根痛みがなく、作業は簡単でした。
【育苗48日目】4月24日 ビニール温室
苗高約18cm、葉巾約24cm、葉は平均第4葉が出てきました。
第7葉あたりに付くはずの一番花が定植目標ですが、昨年は播種後53日で草丈40cmとなり、蕾がつきましたが、今年は少し遅いようです。
【育苗61日目】5月7日 ビニール温室
苗高平均30cm〜35cm程度。
第7葉あたりに蕾が付いていますが、まだ小さく固いです。
昨年の苗は播種後60日で苗高60cmだったのに比べると、今年の苗はかなりずんぐり型になりました。たぶん育苗環境の違いだろうと思われます。
【定植】5月11日 左:桃太郎ファイト 右:大型福寿
播種後65日目で苗高は約40cm
写真左側は連作2年目の雨避けハウスで桃太郎ファイトを、
右側の露地には大型福寿をそれぞれ定植しました。
【定植後19日】5月29日 雨避けハウス
背丈70cmは昨年とほぼ同じ。
第7葉と第8葉の間に第1花房が、第10葉の上に2段花房がつく。
露地の大型福寿は背丈平均60cmでやや成育が遅く、葉の色が浅いので若干追肥をしました。
【定植後33日】6月12日 雨避けハウス
背丈約1メートル。2段目まで実が付いています。
第3と第4花房が開花しています。
連作2年目の雨避けハウスの方は障害順調です。
標準よりやや太めなので、実がついても追肥はまだ必要ないようです。定植後水遣りは1回だけ。
【定植後41日】6月20日 雨避けハウス
茎の太さが上から10cmあたりで1cmとほぼ標準になってきたので、摘果と追肥を行いました。
摘果は1段目が3個、2段目から4、5個にし、粒状肥料で一株当り一握り程度の追肥。

露地の大型福寿は生育がやや遅れている。
【定植後49日】6月28日 雨避けハウス
小さな実がついてから、ちょうど1ヶ月目になって一段目が色づき始めました。
鳥の被害から守るため、一房ごとに台所で使う水切りネットをかけました。
【定植後53日】7月2日 雨避けハウス
一段目の半数が急速に熟しはじめました。
完全完熟にはもう少しなのですが、試食用に収穫しました。
果肉がギッシリ詰まっていて、昨年に比べて食味もよく、今年のトマトの収穫に期待が持てる感じです。
露地の大型福寿はやや味が淡白に感じました。
【定植後60日】7月9日
雨避けハウス・桃太郎ファイト
実は6段目まで。花は8段目まで。背丈は約1.7m。
*冷夏だった昨年より成長が1週間早まっています。
病害虫の被害は軽微で、ウドンコの葉と尻腐れが僅かにあるだけで大きな生理障害は出ていません。
【定植後60日】7月9日 露地栽培・大型福寿
実は4段目まで。花は6段目まで。背丈は約1.5m。
木の成長、葉の勢いが雨避けハウス栽培に比べて、全体的に弱い感じがします。品種の違いか、露地栽培のためかはわかりません。
病気は実に小さな穴が空いて、そこから腐ってくる(黒斑病)ものがありますが、消毒はしないで見つけ次第取っています。
【定植後71日】7月26日
雨避けハウス・桃太郎ファイト
冷夏だった昨年に比べて、猛暑の今年は枯れの始まりが10日ほど早い。
実は6段目を収穫中で、良品率は50%程度に下がってきた。果実は糖度、酸度のバランスもよく、例年にない良いできだった。
【定植後104日】8月22日  雨避けハウス・桃太郎ファイト
収穫がおわり、今年のトマトは終了しました。茎の付け根部分で切り、その部分に500倍のEM活性液をたっぷり注いでおきました。
検査のため1本根を抜いてみると、素直な根がしっかり伸びていて、瘤などはなく、病気に冒されている様子はみられません。連作2年目の栽培は不耕起、EMボカシが効を奏したように思われます。
                   今年の栽培は終了しました。≫