野菜畑の自然生態系
野菜に産み付けられる害虫の卵は、普通数百個くらいです。
その卵が全部親になって、また卵を産んでいくと、第5世代目には、1対の害虫が数億に増える勘定になります。
すると、たちまち畑は害虫だらけになってしう計算ですが、現実はそんなことはありません。
どうしてでしょう? 気候などの生きていく環境の変化や、天敵がなどによって、実際は親と同じくらいの数に自然淘汰されています。

私たちが作っている野菜は自然界からみれば、人工的に品種を改良し、人工的な環境のもとに作っています。その野菜を守るために、化学肥料や、農薬を使っています。

害虫を駆除するために殺虫剤を使いますと、その害虫の天敵も殺してしまいますので、結果的に害虫を更に増やすことになり、また農薬を使うという悪循環になっています。
また、土の中には多くの土中動物や微生物がいて、それらの排泄物、死体、枯葉を浄化しています。この作用は土に住む小動物や微生物などが、土の各階層でそれぞれの働きをしていますが、例えば畑を耕すことも、この土中の生態系を破壊していることになるわけです。

野菜の栽培は、人工的な環境が必要であり、止むを得ず自然の生態系を破壊することになりますが、最小限に止める努力が必要です。そのために、自然の営みを意識し、自然農薬を考え、天敵を活かす手段を模索することが大切です。

ブラウザの閉じるボタンで戻ってください