野菜に合わせて土壌酸度をコントロールしましょう
 日本は火山国ですから、火山性の土壌すなわち酸性に傾いているそうです。
野菜は一般的に5.5〜6.5の弱酸性で良く生育するといわれていますが、実際に菜園のPhがどのくらいになっているのかは、なかなかわかりません。

野菜によって好む酸度があり、肥料を施すめやすになる大切なことですが、家庭菜園では「適当」にしていることが多いように思います。
最近では畑の酸度を、簡単に測定する道具が販売されているので、どのくらい役に立つのか試してみました。

酸性のを石灰などで中和するときは、1平方メートル当たり石灰100gから200gを施すとPHが1上がるというめやすで行います。

尖っている先を土に差し込み、1分く
らいすると針が安定するので、頭部
分の計器でP・H値を読見取る。

電池も不要で、形もシンプルで使い
やすい。

 測定結果
測定の方法
測定はとても簡単で、酸度計の先端を土中に差し込むだけでOKです。
ただ、土が乾いているときと、濡れているときでは、かなり違いがでるので、乾いているときは水を撒いて測定するときの湿り具合を一定にして測定する必要があります。

測定の経過
最初の測定では酸性に傾いていましたので、石灰でで中和し1週間後のP・H値の変化を測定しました。
例えば、ネギの畝では5.0でかなりの酸性になっていたので、6.5にするためにどのくらい石灰を散布すればよいのか難しく、計算通りにはなかなかならなかったが、確実に改善はされた。酸度計で計りながら散布量を覚えていく必要があると感じました。
土が濡れていると乾いているとでは、1.0程度の違いがあった。乾いている時は、水を撒いて時間をおき、湿気を同じ状態にして測定しました。


石灰で中和前と後の比較
ネギの畝=5.0→6.3 インゲン=5.5→6.3 キュウリの畝=4.3→6.0 ナスの畝=4.8→6.0 トウモロコシの畝=5.2→6.2 カボチャの畝=5.5→6.8 サツマイモの畝=5.4→5.5 トマトの畝=5.8→6.8 野積みの牛糞堆肥=6.3

ph値が酸性に傾いている場合は石灰で中和します。
ph値がアルカリ性に傾いている場合は、酸性値の高い土、例えばピートモスなどを混和する方法もあります。

目標にするPH値は次の通りです。
目標PH値 野菜の種類
5.0〜6.0 ジャガイモ、サツマイモ、スイカ
5.5〜6.5 ナス、トウモロコシ、インゲン、トマト、メロン、パセリ、ダイコン、カブ類、ニンジン、カボチャ、イチゴ、キュウリ
5.5〜7.0 エンドウ、エダマメ、イチゴ、キャベツ、ツケナ類、タマネギ、セルリー
6.0〜7.0 カリフラワー、ブロッコリー、チコリー、フダンソウ、ミツバ、ネギ、アスパラカス、レタス類、ビート
6.5〜8.0 ホウレンソウ
 肥料の総量を見るのにEC値を見ます。野菜の生育に適しているのは、0.2〜0.4です。
 HP7が中性、7より大きくなるとアルカリ性、小さくなると酸性が強くなります。

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