ペナン島旅行記
常夏の島で,楽しく、安心してしかも年金で充実した生活が送れるという、今注目のペナン島へ行ってきました。マレーシア政府も日本のこの企画を推進しようと大いに力が入っていました。
私たちがその第一回目のツアーだったため、ペナン空港でマレーシア観光大臣等の歓迎レセプションを受け、新聞社などの報道陣に囲まれました。以下はその報道された記事「光華日報」の和訳です。


16日本楽齢者抵檳  紀碧真・・首批銀髪計劃遊客(新聞の見出し)
地上の楽園”ペナン”で第二の人生を夢見、16名の熟年日本人第一陣が、ペナン国際空港に到着。政府の観光、文化、芸術、女性支援代表のダクキハイク チェン及びペナン国際空港総支配人ダウス ホスラン他スタッフによる歓迎を受ける。
この企画は、政府の日本人定年退職者長期滞在推進計画によるもので、現地PJL及び観光業者と日本の4観光業者の協力によるもので、200名の観光下見ツアーの参加が見込まれ、将来共、日本から500名程の参加者が考えられるとの良い手ごたえを得ている。
現在、既に3名のシニアがコンドミニアムを購入しており、将来、定年後ペナンに永住するかどうか、決定する前に3、6、9ヶ月の間滞在体験することができる。
この計画は、他のプランとは異なり、主な目的はいかに定年後の人生をここ”ペナン”で楽しむかにある。(訳 K.Furukawa氏)


ペナン島北部に500室クラスの大型5つ星リゾートホテルがずらりと並んでいる。客室はリゾートホテルらしく広さに余裕があり、ホテル内には各種のレストランがあり、気持ちよく滞在できる。
ホテルから少し行けば、雑貨を売る店や、屋台もあって楽しい。
ペナン島の日中の気温はかなり高く、耐えがたいが、海に面したホテルの広大な庭の木陰には気持ちのいい風が吹き抜ける。ここで一日をのんびり過ごす白人が多い。何も考えないでだだ快い風に吹かれて過ごす一日はまさに天国そのものである。
ここの海では泳ぐことはできないが、どこのホテルでもプールは完備している。青く澄み渡った空に、観光客を乗せたパラグライダーが、モーターボートに引かれて空を飛び、砂浜を乗馬を楽しむ人が通る。ここでは時間は実にゆっくりと時を刻んでいる。
島の中央部にある植物園には、大きな実をつけたキャノンボールや南国特有の珍しい花や木がいっぱい。やはり常夏の島では成長が早いのか、巨木が目立つ。園内から見える森林の間から珍しい野生の猿が見えた。
ペナン島はリゾートの条件が揃っているような気がします。気候、ロケーション、宿泊設備、どれをとってもすばらしいものです。その上物価が安くいので観光旅行にも、ロングステイにも向いていると思いました。

ロングスティ雑感
1週間くらいの観光旅行なら、珍しいところを見て廻り、美味しいものを食べ、お土産を買い、そして少しくつろげればいいわけですが、1ヶ月やそれ以上のロングスティともなれば、何が必要でしょうか。食べて寝るだけではすぐ飽きてしまうでしょうし、観光だってじき種が尽きるでしょう。
何をするかが大きな問題です。勿論観光ビザですから現地での就労はできません。ボランティア活動はどうでしょう。長く仕事をしてきた人には何か身についた技術や役立つ経験があるはず。自分には一体何ができるでしょうか。人それぞれ身に付けた能力のレベルによって、人に何かを教えることができるか、人に何かを教えて貰って勉強するか、自分だけで趣味を生かすか、と考え方はいろいろあると思います。
また自分の趣味をスティ現場で実行できる環境にあるかどうか、話し言葉の障害はどうだろうか。10日間以内位の観光旅行の場合は別として、ボランティア活動の場合、ある程度、継続性が大切でしょう。一年に数ヶ月単位の滞在できる人でないと中途半端になってしまいそうです。とすると、1ヶ月程度のスティはどのように過ごすのがいいでしょうか。あ〜結構難しいなあ。
とはいえ、人の価値観はさまざまで、極端な話、何もしないで、ただのんびりしているのがいい、と云う人もいらっしゃるでしょう。
ともあれ、ロングスティでは、「自分は何をするかが、大きな問題」で、自分なりに結論を出してから実行しないと、充実した海外生活は望めないような気がします。