坂東二十一番札所 日輪寺 

八溝山 日輪寺 ( やみぞさん にちりんじ )
ご本尊十一面観世音菩薩


袋田の瀧に程近い奥久慈温泉方面から、車で信仰の山とされる八溝山方面へ向う。標高1022メートルの信仰の山といわれるこのあたりの3月中旬は、まだ残雪は多いが、林道は除雪してあり車の走行に触りない。県道から山道に入り5分ほどで日輪寺の駐車場に到着する。
広い駐車場のわきに、山門はなく落葉樹の雑木林の中にひっそりと建っている。
本堂左手には、展望台付き休憩所があり、好天のときは富士山も望めるという。
日輪寺から更に車で5分ほど登ると日本武尊が創建したとされる八溝嶺神社がある。

所在地 : 茨城県久慈郡大子町大字上野宮字真名板倉2134 拝観料 : 無料
交   通 : JR水郡線常陸大子駅からタクシー約40分 駐車場 : あり
車 : 常陸大子駅から国道118号線で八溝方向へ約40分 電   話 : 02957−7−0552

境内の立て案内板
茨城栃木福島県にまたがる八溝山の霊場日輪寺は、いまから千三百年前に開山され、大同三年弘法大師現世浄土の大理想をもってみづから十一面観世音の冷蔵を刻み本尊となし、朝に祖国の隆昌と安民豊楽の護摩修行、夕べに有無両縁の冥福を祈願し、茲に北関東と南奥州の大道場として信者を広め永延三年坂東二十一番の霊場となりました。
爾来徳川期に至り光圀公及び家光公は、常陸依上郷四十二村、奥州白川北郷八十六ヶ村、白河南部五十八ヶ村、下野那須郡二百六十ヶ村に寄付を配与し、春秋二期齋供を納めつつ寺門維持の法をたてたのであります。
明治十三年山火事のため堂塔を焼失しましたが、霊場の加護により尊仏は難を免れ、大正四年四月旧観音堂跡に日輪寺が再建され現在にいたりましたが、堂舎破損甚だしく且つ狭隘であるため地元の有志と相詢り「日輪寺観音堂休憩所再建」を協議の結果、茨城・栃木・福島並びに全国の信者有志の御支援ご協力を得て、昭和四十八年現在のような堂宇が建設されたのであります。

建て替え前の旧本堂 観音堂 八溝嶺神社

坂東三十三霊場巡拝の旅