坂東二十番札所 西明寺 
独鈷山 西明寺 ( とっこさん さいみょうじ )
ご本尊十一面観世音菩薩


室町文化を今に伝えるこの寺は、益子駅から七井駅に至る「焼き物としいの木のみち」118キロメートルのほぼ3分の1にある。

参道の石段を登ると室町時代に建立された楼門が目に飛び込んでくる。大きくがっしりした造りと精巧を極めた優美な細工がすばらしい。
更に進むと左に三重塔が見える。説明版によれば頂上の水煙は独特の形をしていて、関東甲信越大古塔の一つとのこと。

左奥に優美な形の鐘楼、右に古き良き時代を想わせる閻魔堂があり、中央に風格のある本堂が位置している。
寺全体を樹林が取り囲み、本堂、三重塔以外は、納経所や休憩所に至るまですべて萱葺き屋根の当山は、さながら室町時代の文化を感じさせてくれる。

所在地 : 栃木県芳賀郡益子町大字益子4469 拝観料 : 無料
交   通 : JR真岡線益子駅から益子行きバス終点下車 駐車場 : あり
車    :宇都宮方面から国道123号線で約40分 電  話 : 0285−72−2957

参道の石段 楼門。明応元年の建立。純粋な本邦唯一の唐様式。 楼門。室町時代の建築で特に背面の彫刻が精巧優美である。
石段の左右に周囲2m以上の天然記念物の照葉樹林がある。 精巧な彫刻が施してある本堂 和洋、折衷、唐様の三様式の三間三層造り。関東四大古塔のひとつ
優美な姿の鐘楼 素朴な佇まいの閻魔堂 休憩所「無想庵」
天然記念物「楠」夫婦石仏が安置してある とちぎ名木百選に選定されている、樹齢750年の「こうやまき」 萱葺き屋根の納経所も自然に溶け込んでいる。

坂東三十三霊場巡拝の旅