秋葉山古墳群
海老名市の北側市街地に位置し、6個の古墳群がそのままの形で保存されている貴重な遺跡である。 発見順に1号墳から6号墳と呼ばれているが、4号墳の後、これも古墳ではないかと調査の結果、5号墳が確認されたので、順序が逆になっている。 6号墳は上今泉配水場を挟んで座間市よりに位置し、発掘調査はほとんど手がついていない。 海老名市では、この一帯の秋葉山古墳群を中心に、古墳公園として保存・整備をする計画で、近く国の遺跡に指定されることが予定されている。 いろはかるたになぞられた、石柱があり、「今泉 古墳群のある秋葉山」と記されている。 |
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| 1号墳 | 2号墳 | 3号墳 |
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墳丘は関東ローム層とその上に堆積する黒土を削りだして成形されている。出土遺物の量は少なく、くびれ部の付近から小型丸底坩などが出ている。
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土製品が意図的に非常に細かく破砕された状態で出土された。また、くびれ部では、祭祀には火を使用されていたことが濃厚である。
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墳頂部での土器祭祀を行い、墳丘を壷形土器で囲繞した可能性がある。秋葉山古墳群のなかで最も古く、重要な古墳である。
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| 4号墳 | 5号墳 | 6号墳 |
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上今泉自然公園に整備されている。年代的に群のなかでは後期の建造とされる。
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規模は小さく年代などはほとんど4号墳と同じ。
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4号墳の北側にあたる上今泉配水場の向こう側。出土品はほとんど出ていない。
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| 第2号墳で確認されたくびれの部分 | 第3号墳からの出土品 |
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高塚古墳
秋葉山6号墳の僅か数十メートル北側に小さな古墳らしきものがある。位置関係から秋葉山古墳群の一部とも見られるが、小さな道を挟んで座間市に位置するため、秋葉山古墳群を管理する海老名市では、関与していない。 またこれが古墳なのかどうかについて、昭和29年に行われた樋口清之博士による調査記録が、座間市教育委員会発行の文献「蟹が沢・鈴鹿遺跡」に記述が残っている。 『座間市の南端、海老名町との境界座間市入谷2036番地所在、通称野際の塚は高さ約2m、径約14mで従来高塚古墳と称されてきたが、調査の結果古墳とは認め難かった』とある。 すなわち、座間市は高塚古墳の一部かもしれないとしながらも、古墳としての保存対象にはなっておらず、両側面から住宅開発が迫ってきていて、消滅する日は遠くないかもしれない。 |
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相模川水系の古墳、古墳群 相模川両岸にある10余の古墳群は、この地域の首長達を核とした相模国と呼ばれる連合体が形成され、大和政権の一翼を担った人たちの墓であろう。 東岸側 : 秋葉山古墳群、上浜田古墳群、大神塚古墳 西岸側 : 吾妻坂古墳、ホウダイヤマ1号墳、地頭山古墳、愛甲大塚古墳、小金塚古墳、御所塚古墳、塚越古墳、真土大塚山古墳 |
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海老名市教育委員会より一部資料の提供をいただいています |
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