日本共産党山梨県議団
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2006年12月議会初日、中岡議員が「公営企業会計決算」について反対討論に立ちました。
討論する中岡議員 日本共産党を代表して、2005年度山梨県公営企業会計決算に反対致します。理由は県立中央病院の決算に、元職員による公金横領によって損害額が発生していることです。
 2005年度の公金横領による損害額は、806万円で、2003年度からの3年間では1746万円余にも及ぶものです。公金横領は重罪であり、県民への背信行為で許されませんが、とりわけ問題なのは、この事件が外部から招へいしている医師の指摘によってはじめて明らかになったことです。
 招へい医師への報酬が年々増えていながら、勤務実績を証明する書類も、領収書の添付もない清算書が3年間にわたって決裁されていたことは、経理業務のズサンさを証明するものです。また、監査委員の監査でそれをチェックできなかったことは、県行政への県民の信頼を大きく失墜させました。さらに言えば、日夜生命の現場で身を削って働いている病院職員のやりきれない怒りをかうものです。
 県職員による公金横領事件は、昨年2月、県酪農試験場の総務課長が、約800万円横領していたことが判明し、県の公金支出のズサンな管理体制が浮き彫りになり、会計処理システムの改善を図ったとされていたところです。しかし、今回の事件は、実際は改善の徹底が十分されていなかったことを示すものです。
 また、県立病院の経営は、一般会計から収益的収入に26億4400万円、中央病院にはさらに企業債償還のための11億円が繰り入れられています。多額の繰入にもかかわらず、病院会計は21億6000万円もの経常損失が生じるという厳しい状況です。
討論を聞く知事ら 確かに、県立の使命から救急や周産期、高度医療など、採算のとれない医療を行なうため、それにともなう繰入金は当然だと考えますが、繰入を行なっても大幅な赤字経営の状況は、早期に改善しなければなりません。県立中央病院は、入院、外来の患者増や人件費、材料費の削減による経営改善計画を策定し、努力がはじまったところです。今回の公金横領事件はこのような努力に水をさすものです。
 この事件を通じ、再発防止策が講じられましたが、「モグラたたき」の感はぬぐえません。法令、規則を遵守した会計処理が行なわれているかどうかを、県庁、出先機関すべての部署で一斉点検など徹底したチェックを行なうよう求めます。また、昨日も県職員の飲酒運転が発生しました。後を絶たない飲酒運転、公金横領、粗雑工事など、公務員倫理の欠如は目に余るものがあります。法を遵守し、県民に奉仕するとの公務員倫理の徹底を求め、討論を終わります。
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