日本共産党山梨県議団
〒400-0858 山梨県甲府市相生2-4-2 TEL055-235-2437 FAX055-232-2092
| top | 県議団紹介 | 質問・答弁 | 活動紹介 | 申し入れ・声明 | リンク | 市町村議員紹介 |
旧下部の民間産業廃棄物建設許可に抗議
            抗 議 声 明
 山梨県知事
  山本栄彦 殿
                                           日本共産党山梨県議団
                                                       中岡 晴江
                                                       石原 秀文
 山本知事は昨日(2月2日)、廃棄物処理会社「山の都」が申請していた身延町下部北川地区への産業廃棄物最終処分場建設を許可した。
 7500名余の「建設反対」の署名が知事に提出されるなど、圧倒的多数の地元住民が反対している建設計画を許可したことは、住民の意思を無視する暴挙で、強く抗議する。
 建設地の下部北川地区花柄沢は、県が指定する土石流危険渓流であり、国の砂防指定地域である。また処分場の排水が流入する常葉川の下流には、常葉川の伏流水を水源とする町営水道(簡易水道)の取水場がある。
 この処分場は、埋め立て廃棄物93万トンのうち72%67万トンがダイオキシン類を含む「燃え殻」「煤塵」で占める計画である。危険な地形のうえに、現在使用している水道水源涵養地にこのような処分場の建設を許可することは、住民の「安全を保持する」「水道水源を保全する」という自治体の最も重要な責務を放棄するものである。
 廃棄物処理会社「山の都」は、県が定めている最終処分場建設の事前協議要領の「住民の合意」「地権者同意」について、これが不可能と見るや県の指導に従わず事前協議を拒否し、建設許可の本申請を行った。このような県行政の規則にも指導にも従わない業者に対し、建設許可を出すことは行政の自殺行為であり、事前協議という自ら定めたシステムを自ら否定する恥ずべき行為である。
 「山の都」の石丸社長が、実質的に経営している「中部クリエート事業団」の岐阜県瑞浪市の管理型産業廃棄物最終処分場(現在も廃棄物を埋め立てている)の直下を流れている土岐川の水は、薄褐色をていし、悪臭がある。排水管から流れている水はわずかで、雨水の多くは遮断シートから漏れ、無処理のまま直接河川に流れ出していると予測できる。処分場下の竹林の竹は真っ黒になり、何10本も倒れている。また、処分場から出る汚水処理の施設の不備も指摘されている。
 このような処分場を経営している廃棄物処理業者が建設する処分場が、「安全なものをつくる」としても信用できるものではない。充分な調査も行わず、建設許可を出した知事に強く抗議する。

                                                           2006年2月3日
【ページの頭へ】
Copyright (C) 日本共産党山梨県議団, All Rights Reseved.