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| 高校再編をやめ、老朽化校舎の建替えを求める申し入れ | |
| 2004年10月12日 「高校再編」と切り離し、緊急を要する老朽化した校舎の建て替えを求めます 日本共産党山梨県議団 団長 中岡晴江 山梨県教育委員会委員長 金丸 康信 殿 1、県教育委員会は、「第二次、新しい高校づくり課題研究協議会」の提言をもとに、峡東、峡西南地域に、既存高校の統廃合を行って、総合学科高校を設立するとして、昨年から地域説明会を開催しています。しかし、いずれの地域でも高校の統廃合・総合学科高校の設置については、PTAや教師など地元関係者から「普通科が減れば、他地域への通学が強いられる」、「総合学科は急ぐべきでない」、「小規模校だけを再編の対象とするのはおかしい」など、異論や反発の声が相次いで出されています。 また、峡東地域の石和町、御坂町、八代町、境川村の議会では、高校統廃合に反対の「意見書」が採択され、県教育委員会に提出されています。 さらに、県教委が行った2003年度の「高校改革アンケート」(対象、中二、三、高一とその保護者)の結果では、「進学を希望している(希望した)学科は」の質問に、「総合学科」と回答したのは、6・2%にすぎず、すでに、県内に設置された総合学科高校3校の定員720名で十分希望に応えることができるものです。また、「総合学科高校設置」の質問にも、「すぐ設置した方が良い」は、中学生では、生徒16%、保護者20%となっており、全体として「将来的に設置」、「どちらともいえない」が多数を占めています。 これらの経過や結果は、峡東、峡西南地域の「高校再編」は行うべきでなく、十分な住民の議論が必要だということです。 2、中央高校は、これまで中高一貫教育高校の設置校とし検討されてきました。しかし、県教育委員会の庁内検討委員会は、今年5月に、中高一貫教育高校の設置校を「甲府市と同市に隣接する町の普通科高校」と変更し、中央高校を除外しました。このことは、中央高校の再編はなくなり、今後も県内最大の定時制・通信制高校として、その役割を担っていくことになります。 ところが、中央高校の校舎は、これまでも生徒増に見合った増築が行われず、普通教室を二分割してクラス増に対応してきました。二分割された教室は狭く、教育条件は劣悪の状況です。 3、県教育委員会は、従来から、高校再編が明確になってから校舎の建て替えを行うとして、老朽化した市川、石和、中央高校の建て替えを先送りしてきました。しかし、押し付け高校再編に対する地域住民からの反対の意向が強い現在では、高校再編は困難であり、建て替えの見通しは立たない状況です。 日本共産党県議団は、10月8日、石和、市川、中央高校の校舎をあらためて視察してきました。いずれも県内で最も老朽化した校舎で、外壁、内壁にヒビが入り、応急的改修は行われているものの、地震などで安全確保が危ぶまれています。また、市川高校体育館は、雨水の流入で外壁が落ちる危険がある、石和高校体育館にはトイレの設置がないなど放置は許されないものです。 現在国、地方自治体は、東海地震、南関東地震などへの対応を重要課題と位置づけ、公共施設の耐震化を進めています。「生徒の安全」を最優先すべき教育行政において、高校再編を理由に、老朽化校舎の建て替えを後回しにすることはもはや許されません。 高校再編とは切り離し、早急に市川、石和、中央高校の校舎及び体育館など教育施設の建て替えを求めます。 また、わが党は、従来から「高校統廃合・総合学科高校設置」はやめるよう求めてきましたが、あらためて強く要望するものです。 |
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