最終更新日:2005.7.01
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神津島 天上山登山

 神津島の天上山は、山に興味のない人にも登ってもらいたい伊豆七島イチオシの山です。
 港からダイレクトに1時間たらずで600メートル近く標高をかせげるダイナミックな登山は、
さほどの困難もなく手軽に風光明媚な神津の絶景を手にできる超楽しいトレッキングコース。これを味わわなくては絶対損!
 ここでは一押しルート 白島登山道を登り、黒島登山道を降りるノーマルルートを紹介します。

■白島登山道 (白島登山道→天上山山頂 所要時間約1時間)

▲登山道入口。登る人の大半が黒島登山道を登るが
、実は勾配がゆるいこちらがオススメ


▲勾配がゆるく黒島道より疲れない。頂上にも近く結果的に早く頂上に着くことができる


▲山林を抜けると急に眺めがよくなる。
ここから山頂直下の不入りが池はもう目の前だ


▲その昔、伊豆七島の神様たちが集まった場所といわれる不入が池。誰もが無意識のうちに立ち入りを避ける神聖な場所です


▲不入りが池から山頂までは、神津の街が一望できる断崖横を通る。危険はないけどかなりスリルを感じます。


▲不入りが池から約10分で頂上へ。ここで体力や時間の余裕を見て頂上ハイキングのコースを決めよう。


■天上山ハイキングコース
(山頂→天空の丘→展望地→表砂漠→黒島登山道 所要約1時間)

天上山は頂上周辺が広大なハイキングコースになっていて、さまざまな高山植物が咲き乱れている。そのため日本花の百名山にも数えられているほどだ。頂上に着いたら適当なところで弁当を広げゆっくり散策を楽しんでみるのもありだろう。


▲頂上から15分ほどの場所にある天空の丘。見渡す限り水平線。地球の丸さが実感できる


▲天空の丘近くにある不動が池。天上山には3つの池があるが、
たいてい水は涸れている


▲展望地から式根島を望む。
ここは新東京百景に選定された場所。なかなか雄大な景色です


▲展望地から少し行くと東側には裏砂漠というマイナールートも。このコースは60分はかかる。天気が悪くなるとこの方面は霧が出て見通しが悪くなることもあるので多少の注意が必要


▲表砂漠。砂漠と名がついてるがくぼ地なので風もなくなごめる。休憩をとるのにいい場所です


▲表砂漠から下山口である黒島登山道は15分ほど。道の途中に千代池へ続く分岐点がある。この日も水はありません(笑)


▲黒島登山道への途中にはオロシャの石塁と呼ばれる遺跡もある。江戸末期の異国船の監視地。ここからの眺めもい


■黒島登山道 (登山道入口→10合目 所要時間約1時間弱)

▲せっかくなので黒島登山道もご紹介。頂上をダイレクトに登るので楽そうだが究極の階段が待ってます(笑)


▲6合目。景色はいいが、勾配がきつく、直射もきつい。このルートはずっと階段状の道が続く。数えたことはないがゆうに1000段以上ある。白島道なら前半は林道なので楽なのですが


▲10合目。やった到着、と誰もが思ったここから山頂まで30分以上あるく。ここから先はゆるやかな上りとはいえけっこう長く感じる。だからこの道はオススメしません(笑)

※天上山登山の良さは、車がまったく入れない場所を登ることができる点につきる。大島、御蔵、八丈など、トレッキングの楽しめる島はいくつもあるが、いずれも車道を歩くような場所が多く、トレッキング中に何度も車に抜かれるという悲しさがある。まあ、好きで歩いてるのだから平気とはいえあまり気分がよくないことも確かなのだ。だが天上山は文字どおり、車もバイクも入れないような場所を自分の足だけで分け入り、みるみるうちに高度をかせぐことができるルート。自然の美しさとともに、人間自身のもつ能力の凄さと素晴らしさ、そして健康であることのありがたみが実感できるのが、この天上山登山なのだ。

※天上山ガイドとして秀逸なのが90年代後半に作られたと思われる「天上山植物ガイド」。天上山のハイキングマップや植物を紹介したカラーマップだ。以前は簡単に入手できたが、最近は数が少なくなったためか目的をもった登山者のみに配られている模様。役場などに問い合わせを


▲カシミール3Dを使って作成した天上山登山工程表。これを見ると所要推定時間は80分となっている。確かに全速力でぶっとばせば可能だろうが、実際には、休憩したり、写真をとったり、直射や風がきついなどの悪条件もあるので、まあ、2時間は絶対かかるだろう。裏砂漠&天空の丘は+1時間といったところか
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